あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

巨大なきのこ

2017-09-28 23:35:52 | きのこ

 今日の新聞に、とある喫茶店の植え込みに、20センチを越えるオニフスベが生えてきたとの記事が載っていました。そんなものならわたし、とっくに見つけてましたわよ。なので対抗心を燃やしてアップします。

 同じくオニフスベです。見つけて1週間後くらいに採って帰ったもの。



 比べるものがなかったので煉瓦を置いてみたのですが、煉瓦よりはずっと大きいです。

 これがあった場所は



 山の中の道ばたです。ははは・・・数ではこちらが勝ってるぞ。(どうでもいいけど)
 こんなに目立つのに誰も車を停めない。わざわざ引き返して写真を撮る人間なんてわたし一人かも。
 ちょっとさわったらころんとひっくり返ってしまいました。



 意外と頼りないものでした。さわった感触は、マシュマロそっくり。白い肌がうらやましいくらいきれい。



 それが1週間たつとひびわれて無残な肌に。


 ひび割れた皮がかさぶたのようにはげて中に袋が見えます。



 この袋が破れると胞子が飛び散るんでしょうね。

 そういえばこのきのこ、我が家の庭にもあったような気がします。

 もう一つ別のところで見つけたオニフスベ



 ヘルメットが落ちているのかと思ってしまいました。 近くに咲いていた彼岸花と



 これも大きいです。

 それから、



 敷わらを持ち上げて顔を出したきのこ。そっとあたりを伺っているようであやしい~
 古くなるとこんなになるみたいです。




 これも手のひらサイズのがあちこちに生えていました。近くで観察できなかったのでよくわからないのですが、オオシロカラカサタケに似ています。

 もう一箇所

 

 これもオオシロカサタケかな? 20センチ近くありますね。
 こちらが最大だったもの


 大きくて肉厚で白くて、見るからにおいしそう。でも、怖いから食べません。オニフスベは若くて白いときなら食べられるそうですが、さすがのわたしもこれだけは試してみる勇気がありません。



  

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白い彼岸花

2017-09-24 22:41:39 | 植物
 今彼岸花が真っ盛りです。今年はちょうど彼岸の頃に盛りになりました。彼岸花は年々増えているようで、どこを見てもきれいです。

 

 もっとたくさん咲いている場所もあるんですが、カーブした赤のラインがおもしろいでしょ?
広場では彼岸花の林が



 こんな、どこにでも生えている彼岸花の球根が売られているのをネットで見てびっくり。しかも1球50円くらいするの。

 中にはピンクのもあります。



 一つの球根から毎年この花が咲くのならお金になりそうね。でも、以前うちで植えたときは、翌年から真っ赤な花が咲きました。 どうも環境の変化が関係しているのでしょうか。

 そして、我が家の白い彼岸花が3年ぶりに咲きました。



 5球植えたはずですが咲いたのは一輪。

 淡いピンクと黄色の混じった、繊細な花でした。



 ところで、この白い彼岸花、もともとは赤い彼岸花とショウキランが交配してできたものだそうです。リコリスという名で球根が売られていますね。華やかな上に清々しいので愛好家は多いと思います。今年はあちこちのお庭で咲いているのを見ました。我が家の白花彼岸花もとあるおうちで分けて頂いたもの。
 だから白花は田んぼの畦などでは滅多に見ません。あったとしたら誰かが植えたものでしょう。
 
 でも、たまたま通りがかった場所で

 

 白花だけが草の中にさいていたんですよ。しかも遠くからだと純白に見えました。



 どういうわけでこんなに点々と咲いているのか・・・不思議。

 そして今日お墓参りに行ったとき実家に立ち寄ったら、日陰にひっそりと白い彼岸花が咲いていました。今まで気がつきませんでした。多分母が植えたんだと思います。
 母は2年前のお彼岸に亡くなりました。これからは白い彼岸花は、母を思い出す花になることでしょう。


  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タラの木の花

2017-09-21 01:22:32 | 植物
 春先の、新芽ばかりが注目されるタラの木ですが、今、花盛り。あちこちで見かけます。母はタラの芽が大好きで、そのおいしさをさんざん聞かされましたがあまり口にする機会はありませんでした。しかし最近では栽培されたタラの芽が大量に出回るようになり、手軽に食べられるようになりました。
 花はけっこう目立ちます。草よりも背丈が高く、花も大きいですから。わざわざ買わなくてもけっこう身近にあるんじゃない?
 その中でもこれは最大級のものかしら。ゆうに3メートルは超えているでしょう。それに枝の広がりようもすばらしい。


 花もいっぱい咲いています。



 

 一つ一つの花はこんなの


 ほんとに小さな花が集まっているんですね。ミツバチが喜びそう。

 山での暮らしが長かった友人に「タラの芽って簡単に栽培できるらしいよ。最近いっぱい直売所で売ってるよ。」と話したら、友人は
「おいしいの?」
「わからない。食べ比べたことないもの。」
 野生のタラの芽しかたべたことのない友人と、売っている物しか食べたことのないわたし。確かに比べようがないです。
 あはははは・・・ 二人で納得。 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

留守の間に

2017-09-15 23:31:14 | 植物
 まるまる4日、愛媛を離れていました。旅行の前日、家にこもりっきりでしたので、たんぼ道を走るのは5日ぶりかな。

 あらあら、いつの間にかススキの原っぱが拡大してる。



 秋の風情になりましたね。
 そして、



 彼岸花が咲いていました。4,5日の間に一気に秋が来たような・・・



 咲き始めの彼岸花って、赤色をみずみずしいって言うのは変な言い方だけど、何というか新鮮で初々しいですね。

  
 このところ、私のブログはこうしたタイムリーな話題から遠ざかっていました。たまぁにしか書かないから、ついついあれもこれも書き込んで、更新に時間をとられるし・・・もっと日々の小さな発見をこまめに書くのがいいかなあ、と思いだしました。初心に返ってね。もちろん、自分にとって心に残ったことは相変わらずぐだぐだと書くでしょうけど。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の思い出2 星空観察会

2017-09-05 10:22:20 | いろいろ
 東京では20何日とやら雨が続いているというころ、石鎚ピクニック広場で行われた星空観察会に参加しました。



 ぶじおくんとトラオとわたしの3人で行きました。

 ピクニック広場まではロープウェイで上がります。
 駐車場に車を停めて・・・・
 あれ?こんなところに温泉が?



 でも、使われていないようでもあるし。こちらは古い建物だったのかもしれません。
 
 見覚えのある、ロープウェイ乗り場の庭。


 コンデジで写すにはこれが限界かな。あたりはだいぶ暗いです。

 普段はロープウエイは6時くらいが最終なのですが今日は特別に夜間に運行してくれます。講師の西条自然の学校の山本先生が出迎えてくれました。
 降りてから広場までの道も明かりで照らしてくれています。



 着きました。冬はスキーができる場所です。



 何年ぶり、いや何十年ぶりでしょうね。子どもたちとスキーに来て以来かな?
 向こうに望遠鏡がセットしてありました。どこにでも自由に、と言うことで、望遠鏡の近くにレジャーシートを敷いて、まずはおにぎりで腹ごしらえ。
 ここまで来るとさすがに涼しいを通り越して肌寒いです。持ってきたジャケットを着込み、ライトが消えるのを待ちました。それと夜露がすごかったです。トラオが
 「見えない雨がふるん?」と言いましたが、まさにそのとおり。何度もタオルでシートを拭かなければなりませんでした。

 西の空にひときわ明るく輝く星が見えました。宵の明星? 金星かな?
 しかし、それは木星でした。今の時期、金星は明け方に見えるんですね。おはずかしい~
 木星を望遠鏡で見ましたが、想像より遙かにちっちゃく見えました。トラオが、「いろんな色に見える」と言っていました。よく見ていたね。

 
 それから、雲の晴れ間に現れた星を次々と解説してくれました。
 夏の大三角ーこれほどはっきり見えたのは初めてです。
 北斗七星ーこれも形がくっきり。
 さそりざーその毒でオリオンを倒しましたが、天に昇っても二人は仲が悪く、さそり座が見えるときはオリオンは見えず、オリオン座が見えるときはさそりは見えないんだとか。なるほど。
 その他肉眼で見える限りの星を教えてもらいました。わたしは双眼鏡を持って行きましたので、銀河にある無数の星も見ることができました。

 そして望遠鏡で土星を見ました。なんだか楕円に見えたんだけどあれが土星の輪だったんだろうか。
 
 その後はレジャーシートに寝転んで、ただぼぉ~っと星空を。参加していた子どもたち、誰一人騒ぐ子はいません。美しい星空を眺めて誰もが心洗われる思いだったにちがいありません。
 トラオはいつのまにか私の膝にもたれかかって、そのうちすーすーと寝息をたてはじめました。

 遠くに西条の街の光が見えました。さびしい街のようですが、コンデジの限界ですね。肉眼ではもっとたくさんの明かりが見えました。そしてこちらの方角のそれはうっすらと明るく星も見えづらかったです。



 星は、月が出てもよく見えないそうで、この観察会は月の出ない日を選んでいると言うことでした。そして冬は、ここで雪の上に寝転んで見るんだそうです 
 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の思い出1 夜の虫の観察会

2017-09-04 23:35:51 | お出かけ
 孫のお供で出かけたイベント二つ。ばあちゃん業+自分の楽しみ

 
 西条市の東の果ての飯岡公民館で行われました。山は近いし、カブトムシとか大型の蛾なんかがよってきたらいいなあ、なんて期待をしながら・・・
 外が暗くなるまでの間、室内で予備のお勉強。



 でも、講師の先生は、「期待するような虫はいません。じみ~な虫ばかりです。」と。
 途中、ウマオが騒ぎ出したので外に連れ出しました。夕焼けのきれいな日でした。



 これはかなり時間がたってから。もっと燃えるような夕焼けでした。誰もいない会場で思う存分走らせておきました。そして薄暗くなって一番星が見える頃、みんなが出てきました。

 

 けっこう子どもがたくさん参加していましたね。中には懐中電灯を持って熱心に観察する子も。夏休みの自由研究にもってこいのイベントだったかも。
 みんなが出てきた頃コウモリが飛んでいたのですが、参加者はようやく見つけた星に注目。気がついた人は少なそうでした。コウモリは街灯に集まる虫を食べに来るんだそうです。

 虫を集めるには、白い布を広げ、そこに青色、白色、黄色ライトを設置します。

 一番虫が集まったのは青色でした。


 これこれ、網戸の目をくぐって入ってくるやつね。こんなに小さくてもちゃんと名前があるんですが、レクチャーを聴いてないのでわかりません。

 時間がたつとコオロギやツマグロヨコバイ、ヒシバッタなども来ました。



 糸トンボも来ました。



 それからカナブンも。う~ん、確かに地味。そして田んぼ系の虫が多いね。
 昔、近くに山があり田んぼや畑もある学校では、学校の防犯灯にカブトムシや蛾が飛んできてました。カブトムシは朝になると地面に潜ってしまうので、虫好きの子らが木の根っこを掘り返して採っていましたね。今でも心に残っているのは「オオミズアオ」という蛾。あの白い羽の美しさは忘れられません。
 しかし、ここは隣に大型のホームセンターがあって煌々と明かりがついているし、駐車場の街灯も明るいし、隣の小学校のナイター設備に灯がつくしで、観察条件としては不利でした。虫もより明るい方へ行ってしまったことでしょう。けれど子どもたちは、涼しい夏の夜をしっかりと楽しんでいました。

 わたし、帰るとすぐ家の近くの街灯を見に行きました。でも、やっぱり地味な虫ばっかりでした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月になって

2017-09-03 22:49:51 | くらし
 9月になりましたね。今、庭の方ではスズムシ(野生です)の声が盛んに聞こえています。うちではなぜかコオロギよりもスズムシの方がよく鳴いているんですよ。涼やかな声を聞いていると、早くもこの夏の暑さを忘れそうになります。
 実はわたしにとって4人目の孫が生まれまして、この夏はばあちゃん業に勤しんでおりました。しかし、夏やせするどころが体重は増える一方で困ったものです。

 9月になったら・・・夏の間から楽しみにしていたことが二つ。
 その一つ、写真展に行ってきました。

 今から2ヶ月くらい前のこと、長い待ち時間の暇つぶしにと買い求めた雑誌「風景写真」をめくっていたところ、何か懐かしい風景を見つけました。そして撮影者を見たところ、なんと「田舎の優歩道」というブログを書いておられるみっちゃんさんだったのです。フォトコンテスト組写真の部優秀賞ですって。すごい| 腕前は全国区だったんですね。そしてお元気で何よりでした。しばらく更新されてないのでちょっと気になっていたのです。

 そして8月になって公民館で偶然見つけたこの案内はがき。



 出品者の中にみっちゃんさんのお名前を見つけました。なんと2回も偶然が重なって・・・・これは行くしかないでしょう。

 2日目の朝、出かけました。みっちゃんさんとは、私が個展を開いたときに来て頂きました。お会いしたいなあ、と思いながら会場へ入ると、受付に女性が立っていて、一回しかお目にかかったことはないけれどみっちゃんさんだとすぐにわかりました。みっちゃんさんも私のことを覚えていてくれて、本当に楽しい一時を過ごしました。

 お花が好きで、撮っているうちにコンデジでは物足りなくなって一眼レフで撮るようになったんだとか。写真一枚一枚場所やらテクニックやら苦労話やらを話してくれました。
 写真は構図がいいだけでもだめ、きれいなだけでもだめ。印象深い作品にするには光と影も大事。それは天候、時刻によってちがうので、思うような写真を撮るために同じ場所に足繁く通うんだとか。
 お仲間同士で撮影旅行にもでかけるそうで、同じ場所で撮った写真が何枚かありましたが、撮る人によって切り取り方が違うんですね。とても興味深かったです。
 みっちゃんさんの作品は優しく心が和むような雰囲気がありました。他の方たちの作品には、はっとするような迫力のある鳥や、私だったら多分撮らないであろう工場風景など、個性があふれるすばらしい作品ばかりでした。なかにはドローンで撮った作品も多数あって楽しかったです。
 染色の作品を作るうえで、写真家の皆さんの目の付け所や光や影のとらえ方はとても勉強になります。なので写真展は好きなんです。いろいろお話を聞いていたら時間があっという間に過ぎてしまいました。
 写真をとってもいいですよ、と言ってくださったのですが、後の予定が押しており、撮る時間がありませんでした。ご紹介できないのが残念です。お近くの方は是非行ってみてくださいね。
 案内状にもあるとおり、会場の佐伯記念館は西条市役所丹原総合支所の隣にあります。広い駐車場があります。

 そして・・・・お友だちと旅行に出かけます(国内)。わたしもいろいろありましたから、まあ、自分へのごほうびですね。募集型のツアーではないので、二人でめいっぱい遊ぶ計画を立てました。チケットもホテルもすべて手配できて、あとは出発するのみ。それまで風邪を引かないように、怪我をしないように、お天気はーうん、二人とも晴れ女を宣言していい天気であると信じよう・・・けっこう楽天的な二人です。

 そうそう9月は運動会もありますね。トラオは初めての小学校の運動会。そしてウマオとヨウコは別々の日に別々の保育園で運動会があります。愛媛国体もある!
 楽しみがいっぱいの9月です。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする