あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

体力が・・・・

2013-01-27 00:24:28 | 旅行
 東京上野、不忍池


 こんなに蓮池が広がっていたなんて・・・・

 鴨がくちばしで水をすくうように泳いでいました。



 池に沿って歩いて行くと、



 水鳥がわらわらと。マガモ、カルガモ、オナガガモ、ここには写ってないけど、キンクロハジロ

 そしてこれはオオバンではないかな?



 この鳥、うちのほうにもいるのですが、なかなか写真を撮らせてくれないんですよ。警戒心の強い鳥だと思っていましたが、こんなに近くにやってくるなんて。それにカモだって手を伸ばせば届きそうな所にいる。わたしは興奮して写真を撮りまくりました。

 で、あんたはわざわざ野鳥の写真を撮りに東京へ来たの?
 
 もちろん違います!
 
 そもそも東京へ行った第一の目的は、日本革工芸展を見ること。あの3.11の大震災の日、せっかく東京におりながらついに見ることのできなかった革工芸展です。
 革工芸だけを集めた作品展は見たことがなかったので、とても楽しかったです。革の持つ表現の可能性を改めて感じました。一つ一つの作品をほんとうにじっくりと見ました。
 そのあと、上野へ行って、旧岩崎邸庭園を見て、時間があれば西洋美術館へでも行って・・・・と頭の中では計画してたんだけど・・・ なんせ普段「玄関から玄関まで車で」といった生活をしているものですから、すでに体の方が歩くのを拒否しています。予定変更して先にホテルへチェックインしよう。荷物を置いて身軽になって歩けばいいや。
 でも部屋に入ったらしばらく動く気がしませんでした。ぐずぐずしてたら夜のはとバスの出発時刻が近づいきて、上野はあきらめました。

 はとバスが出発するまでの30分ほど、東京駅をぶらつきました。


 駅前の広場が狭いので全貌が写りません。
 中の天井のドームもすてき

 
 私と同じようなおのぼりさんがたくさんいるので平気。人混みの中でも堂々と写真を撮りました。

 おもしろかったのはトイレです。ふつう、入り口近くにかがみと手洗いが並んでいるものですが、ここは、入り口は全身が映る鏡だけ。



 手洗いは個室の真ん前にずらっと並んでいます。


 これはいい考えだと思いました。これだと、メイクを直す人が鏡の前に陣取って洗面台を占領するということがありません。人の流れがよりスムーズになると思いました。

 さて、夜のはとバスは、お台場のホテルで食事をして、スカイツリーの展望台から夜景を眺めるというコースです。

 とーっても早いエレベーターであっという間に展望台に着きました。わやわやとエレベーターを降りていった集団の前の方で
「うわ~、きれい~」と声が上がりました。



 例の有名なガラス張りの床はー



 とってもせまかった。
 夜で人が少なかったからこうして写真も撮れたけど、昼間(日曜日でした)はすごい人だったんでしょうね。張り巡らされた整理用のロープを見て、ここに人が埋まってるのを想像してげんなりしました。夜、はとバスで来て正解だったかも。



 そして翌日、お土産も何もかも宅配便で送ってしまい身軽になって再び歩き回りました。まずは浅草橋へ。 この駅の周辺はガード下に商店が連なっていて、革のお店が何軒もあって、人形店がたくさんあって、ビーズやさんやバッグの金具やさんなどもあって・・・たいへんおもしろいところです。ここで、愛媛では手に入らないおもしろい革や道具を買いました。

 それから昨日行けなかった上野へ行ったのですが・・・・ この日があいにく月曜日で。
 美術館も動物園も休館日だったんです。それは承知で来たんだけど、旧岩崎邸には入りたかった。ところがそこは4時半で入館終わりで間に合わず。5時には上野をでないと飛行機にも間に合わないのでアメ横をぶらつくこともできず、不忍池周辺の散策になってしまったというわけです。
 ああ~、浅草橋で長居しすぎたなあ。

 考えてみたら、おしゃれなエリアには一つも行ってませんでした。ほんとうはウインドウショッピングでいいから(買ってたらお金がいくらあっても足りないから)センスのいい服やバッグは見ておきたいところでしたが、まあいいの。お台場も六本木も東京ミッドタウンも一度は行ったことがあるから。渋谷ヒカリエにはちょっと行きたかったけど、何年か先のお楽しみにしておきます。

 二日間で歩いた歩数は3万歩。都会を気ままに歩き回るには体力がいるわ~。 

 

 
 
 
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すっぱいキーウィ

2013-01-19 00:29:39 | 野菜・果物・料理など
 大量のキーウィをいただきました。というか、物々交換をしたというか、詳しいことはわからないのですがー



 コンテナに2杯! 全部ゴールデンキーウィです。グリーンのより甘くてお値段も高いやつ。



 ただし、良いものを出荷した後の残り物。 大きさも全体的に小さめです。中には、売られているものの半分くらいの大きさのも。



 ほら、中に混じってるでしょ? 
 こんなに小さなのは、夏までに摘果しておけば、もっと良い実がたくさん採れたと思うんだけど・・・・どうせ秋には採ってしまわなければならないのですから。
 と、こんなにグチグチ書いたのは、小さいくずの実は、それなりに味も良くないからなんです。もっとも、立派なキーウィをただ同然でくれるはずもなく、そこはがまんをしなければなりません。
 ただ、このたくさんのキーウィの名誉のために言っておきますが、ゴールデンキーウィはやはりおいしいのですよ。甘みが強いです。ただ酸味も強い。

 大きくておいしそうなのから生で食べていきました。 また、方々にお裾分けしたりして、だいぶなくなりました。そして今では



 こんなにしわしわに。 でもあまり腐っていません。ということはやはり酸味が強いと言うことですね。
 酸っぱいキーウィはどうしよう。砂糖をいれてジャムにするしかないかな。



 少し粒を残したジャムです。 火を通すとアプリコットジャムのようなあめ色になりました。 
 これが、大量の砂糖を放り込んだにもかかわらず酸っぱい。いや甘酸っぱい。酸味は砂糖で多少はカバーできるけれど、消えるわけではないと納得しました。でも、このくらい酸味のきいたさわやかなジャムは好きな人も多いと思います。わたしはヨーグルトにかけて食べたいので、もう少し酸っぱくない方がいいなあ。

 で、次に考えたのが、いつかテレビで見たキーウイドレッシングです。キーウィをすり下ろし、サラダオイルと、塩と、たしか蜂蜜を少々まぜていたっけ・・・胡椒はちょっと合わないかもしれないのでなしにして



 ブロッコリーやカリフラワーなど、あまり癖のない野菜にかけてみました。お酢を全く使わないにもかかわらず、フレンチドレッシングのような酸味のきいたさっぱりした味でした。
 娘に「どう?この味は」
と、聞いたら、
 「ふつう。だけど、キーウィはキーウィで食べる方がいい」
ですと

 さて、ここ数日厳しい寒さが続いています。今年はいつもより野鳥の姿が多いように思います。ふと思いついて、小さくてより酸っぱそうなキーウィを半分に切って梅の枝に刺しておきました。そうしたら、3日もたたないうちに完食してくれました。
 うん、これはなかなかいい考えよ
 うまくいけば、かわいい小鳥の写真が撮れるかもしれません。   
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水清く

2013-01-13 21:44:40 | お出かけ
 実は、去年の写真なのですが、清らかな水辺の風景が新春にふさわしいと思います。

 昨年の暮れ、わたしは西条市の総合文化会館へでかけました。会合にはまだ少し時間が合ったので、周辺を歩いてみることにしました。
 西条市には、日本の名水100選に選ばれたこともある、おいしい水が自噴している場所があります。その水を利用して親水地域が整備されているのですが、ゆっくり歩いてみるとそれが実に魅力的なところでー

 こんなきれいな川が街中を流れているのですよ。
 
 
 



 クレソンの群生

 
 クレソンて、水に潜っていても平気なんですね。わたしは、茎から上は地上にないといけないのかと思っていました。
 自生しているクレソンはよく見かけるのですが、たいていはゴミだらけの場所だったり、水が汚かったり・・・採って食べる気にはなりませんが、ここのクレソンなら食べてみたいなあと思いました。

 
 川の片側は遊歩道、もう一方は民家で、民家側の岸辺には一面にヒメツルソバ



 せり出している南天の赤い実がきれいです



 アロエの花も咲いています



 図書館のあたりまできました。

 


 ところがー



 美しい緑には似つかわしくないゴミ袋でした。
 
 きれいな水が身近すぎて、その値打ちに気づかない人もいるのかもしれません。
 その一方、ゴミ袋を持って歩いている女性も見かけました。どうも、自主的にゴミを拾い集めているようでした。この美しい水辺の景色は、こうした市民の努力によって守られているのだなあと、感心しました。
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七草がゆ

2013-01-08 23:54:07 | 野菜・果物・料理など
 1月7日
 今日は七草がゆの日だった、と気づいたのはお昼前。しまった、七草のセットを買うのを忘れてた。買いに行くよりそこらで探した方が早いか。というわけで春の七草を探しに行きました。
 
 買うより探す方が早いって・・・ 実はド田舎なんだなあと、こんなときに気づかされるのです。そんな田舎で草を買うというのもおかしな話ですが、寒さの中、枯れ草をかき分けて五種類の野草(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ)をそろえるのはなかなか大変なんです。(残り二種類は大根と蕪ですからこれはいつでも手に入ります)なので最近はもっぱら市販の七草セットを利用しています。JA西条がハウス栽培している七草セットは、今や大人気なんだそうですよ。

 まず、家の周り、どこにでも生えているのがはこべ


 日陰にやわらかくておいしそうなのが生えていました。もう、小さな白い花が咲いていました。

 つぎにごぎょう(ハハコグサ)
 これは、夏の間に生えている場所を見つけておきました。今ではチチコグサかなんだか、よく似た葉っぱの草がはびこっていますので、間違えないようにしなくては。

 ありました。 でも、ちっちゃい。



 芹は田んぼに行かなくてはなりません。ついでにナズナも手に入るはず。

 ナズナは、キャベツ畑にありました。
 まあ!



 キャベツがナズナに埋もれていました。真冬だというのに花盛りです。


 次は芹。 これは田んぼのそばに流れる小さな小川に生えているはず・・・・が、
 ない! 1本も見当たりません。仕方なく小川に沿って、よそ様の田んぼのあぜ道を歩いて行ったらようやく見つかりました。



 みずみずしくておいしそうだけど、たった一株を採っていいものかと迷いました。そのあたりには少しだけ生えていたので小さいのを採ってきました。

 芹には苦労しましたが、今年はホトケノザが簡単に見つかりました。



 たまにこちらのホトケノザと間違える人がいますが


 春の七草でいうホトケノザは今のコオニタビラコという草です。これが、オニのタビラコやらニガナやらよく似たのがあって、わたしはなかなか区別がつかなかったのですが、ようやく葉を見ただけでそれとわかるようになりました 

 さあ、これで野草の五草が勢揃い。ほんのお印程度しかありませんけど。

 左から、せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ です。

   
  
 これに蕪と大根の葉を加えてさっと茹で、細かく刻んで炊きあがったおかゆに混ぜました。
 う~ん、いつものことだけど、真っ白なおかゆに緑の葉が美しい~。食欲をそそられます。
写真を撮る前に完食です。(単に忘れてただけ)

 半分ぶじこの家に持って行きました。 ぶじおJr.も「おいしい」と言ったそう。でも、残したんだって。なんだ、口だけだったのか  

 
 
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大きな門松

2013-01-03 21:03:30 | くらし
あけましておめでとうございます
 
 
 お正月花の下を、ぶじこの作ったヘビが這っています。
 ことしもゆっくりのんびりの更新になろうかと思いますが、よろしくお願いいたします。

 さて、桜三里の途中、国道から山手に入ると鞍瀬地区という集落があります。そこの住民の皆さんが大きな門松を作ったそうです。
 先日それがテレビで紹介されていましたので、実家へ行く途中、ちょっと寄り道をしてみました。

 

 二階建ての民家の屋根に届きそうなほど背の高い門松でした。集落の入り口から少し入ったところ、郵便局のそばにたてられていました。



 交通安全の旗やら、標語やらが飾り付けられています。過疎化がすすみ、子どもの姿も見られなくなったこの集落では、住民の皆さんが地域を盛り上げようと、夏には魔除けの大わらじを作っています。まだまだ元気だぞ、そんな気概が伝わる門松でした。

 特大の門松がもう一つ。



 二つの門松の置かれている距離が長いため、一対では写せません。ここは公立高校の正門。まあ珍しい、と一瞬思ったのですが、考えてみたら、ここには園芸科があったんですね。多分生徒さんたちが練習のために作ったのではないかしら。



 美しい南天が飾られていました。ほかには松、梅、葉ボタン。中程にウラジロで飾られたしめ縄。そして・・・・・
 あらら? これは橙ではなくレモンじゃないでしょうかねぇ。 
 園芸科の農園には橙の木がなかったものと思われます。橙とはちょっとばかり意味が違うと思うけど・・・・多分お金をかけずに作ったのでしょうから、まあいいんでしょうね。橙のように大きくりっぱなレモンでした。さすが園芸科です。

 
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