男声合唱団「我夢」さんからふれあいコンサートの招待状を頂きました。
年末の忙しいときですが、我夢さんは我が少年少女合唱団のコンサートのゲストとして来ていただいたこともあり・・・・まあ、おつきあいで行ってみるかーくらいの気持ちででかけたのですが、
これが意外とよくて、途中で出るつもりが(そういう人が何人もいましたね。)最後まで楽しく聞かせていただきました。
主催は愛媛県では大手地方銀行の伊予銀行合唱団。 我夢さんはゲスト出演でした。
すみませ~ん、こっそり撮らせていただきました。 もちろんフラッシュなしでね。
メンバーの方のソプラノ独唱で幕開け。 これだけでも、趣味のサークルとはいえ、かなりの実力とお見受けしました。
選曲もよかったですね~。 デフレだ、不況だと何かと暗い話題の多い今日この頃、心豊かに、望みをもって生きていこうというメッセージをもらったような気がしました。
「雨ニモマケズ」ー宮沢賢治
「灯火をたかくかかげて」ー岩谷時子
「手のひらはだまっている」「鳥の歌」ー五木寛之
「秋の歌」ーポール・フォーレ 堀口大学訳 (秋の日のヴィオロンのためいきの・・・ていうの)
最後に合同で歌ったのがホルストのJupiter(ジュピター)で
女声が男声の分の一しかいないのに、とてもきれいに響いていました。 感動的でした。
合同演奏の伴奏をしたのは、伊予銀行合唱団の指揮者、杉野喜伊一先生の高校時代の教え子なんだそうです。 立派に成長され、現在高校の音楽の先生で、全国大会出場の経験もあるのだとか。 そんな紹介をされる間、高校生のようにはずかしそうに小さくなっていたのがほほえましかったです。
こんなにいい演奏会なのに、客席がけっこう空いていて、残念だなあと思いました。
コンサートの後、文化会館のお向かいにある図書館に行ってみました。
今年完成したばかりの新しい建物で、まだ一度も行ったことがありません。 誰かが、すばらしい施設だと新聞に投稿していましたね。
同じこと考えてる人がいた~ わたしの前の車もコンサート会場から図書館へと入っていきました。
これは裏から見たところ。
裏は広々とした芝生になっていて、剥こうには東屋も見えます。 子どもが数人、サッカーに興じていました。
芝生の周りはぐるっと遊歩道になっていて、 きれいな水の川が流れています。 このあたり一帯は以前から親水地域として散策ができるようになっていたのです。 めったに歩いたことはありませんが、気持ちのよい場所です。
ぐるっと回ってきたところに人工の池があって、親子連れが写真を撮っていました。
この人たち、わたしと同じ時にやってきて、(もしかして、前の車の人かな?) わたしが館内を見物して、外を一周する間ずっとこの辺りにいたみたいです。 外でのんびりするのが目的だったのかもしれません。そして、本当に、そんな過ごし方ができる環境でした。
わたしは中へも入ってみましたよ。
本がいっぱい 当たり前か。
相当広いスペースに本棚が斜めに並んでいて、所々に置かれたテーブルで本を読む人がちらほらいて、学習ルームは満員みたいでした。 小さな子どもが借りたい本をカウンターに持って行ったりして、かわいかったです。
人はたくさんいるのに静かでゆったりと落ち着いた空気が流れていて、ついついわたしも本棚をのぞいてしまいました。 すぐに帰るつもりだったのに、気がついたら40分もここにいました。
もう一つうれしかったこと。 マスクをしたカウンターの職員さんがわたしを見て頭を下げてくれて、え? 誰、誰とあわてていたら、なんと、以前勤めていた学校で一緒に教えたことのある若い先生でした。今はここで働いているんだとか。
懐かしさでいっぱいでした。 彼女の最初の夢は叶えられなかったけれど、ここで元気に働いてほしいです。
歌と図書館と、しばし師走の忙しさを忘れた日でした。
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