あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

赤そば畑

2023-10-30 21:45:00 | 植物
 新聞に、東温市井内の赤そば畑の記事が載りました。一昨年行ったものの見つけられなかった所です。新聞に載ったからには絶対にあるはず。松山市からの帰り道、寄ってみました。
 ところが、

 今年も見当たりません。とりあえず、分かれ道の所で一昨年とは違う道を登ってみたのですが、どうも違うみたい。また、分かれ道まで戻ってきて案内地図を見ていたら、車が一台やってきて、もう一台やってきて、よく似た年頃のばあさんたちであれこれ考えてー
 結局、一昨年と同じ道を行くようなのです。ほんとかなぁ。でも行ってみようということになってそれぞれ車に乗り込んだところに今度はおじいさんの車がやってきて
 後からついて行っていいかとー

 結局、年寄りの車4台連なって山道を登っていきました。新聞効果はすごい。
 場所はすぐ見つかりました。駐車場ができていたのです。
 車では分からなかったはずです。道よりたかいところにあって棚田の高い畔に隠れていました。
 おお、きれい。




 もう一段上にも。


 地元の人の話によると、数日前はもっと鮮やかだったそうです。
 今でも十分綺麗です。


 高嶺ルビーという種類だそうです。



 向こうの大きな木はシイだったようです。誰かが食べられるとか食べ方は、とか話している声がきこえました。


 と、いうのは、わたしはソバ畑を離れて車道まできていたのです。
 美しい棚田が見えました。



 この道って?
 一昨年、赤ソバを訪ねて走った道じゃないの。あの時、そばの代わりに白い花を見つけたんだけど…

 ありました、これです。


 多分サクラタデ。


 近づいてもっと大きく写したいんだけど、
コセンダングサが邪魔をして近づけません。だって、いっぱいくっつかれそうだもの。
 
 ちょっと失礼して、取り入れの済んだ田んぼへ入らせてもらいました。

 


 ちゃんと米ができています。


 ここからは、田んぼや畔で見つけた植物。
 キユウリグサ? 今ごろ?


 ハナイバナだそうです。れんげさん、ありがとう。
 名前はわからないけど面白いイネ科の草。


 葉っぱが紅葉しています。

 
 ミゾソバ?わたしは白いのはあまり見たことがありません。


 なぜかピンクのが少ないです。


 白い方の花は群れて咲いているのに。


 シソ科のなんとか。わたし、何度も書きますが、シソ科の植物は苦手。




 野菊も判別困難。


 ゲンノシヨウコ

 
 棚田の小さな田んぼをぐるぐると歩いて、やっとサクラタデのところまで来ました。



 この花、大好き。


 ここではセイタカアワダチソウでさえ美しい風景に。


 懐かしい草も

 
 子供の頃田んぼの畔などでよく見た草。
 アゼムシロ


 乾燥したうちの周りでは見かけないのです。
 チカラシバも、散歩道に一箇所しかないけれどここにはたくさん。しかも、白と黒。

 
 これって、また、種が若いだけ?それとも別の種類?


 田んぼから再び車道に出て駐車場に向かっていたら


 ヤマイモの仲間と思うけど、葉っぱがヤマイモじゃない。
 調べてみるとカエデトコロににているのですがどうでしょう。


 最近平地の田んぼではヒレタゴボウなど外来種の植物が増えていますが、ここではまだ進出してないようでした。進出してほしくないです。



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秋のロングドライブ UFOラインから長沢ダムへ

2023-10-28 08:26:00 | お出かけ
 瓶ヶ森林道の続きです。

 吉野川源流の碑が、道から少し高いところに立っています。そこから太平洋が見える日があるのですがー


 今日はわかりにくかったかな。
 愛媛県と高知県の境にあって、太平洋を臨み、水は徳島県へと流れていく。自然の壮大さに比べて、人間の小さいこと。
 下の道が車道です。


 先へ進みます。






 あれが瓶ヶ森かな?
 瓶ヶ森にはササが広がっています。


 瓶ヶ森といえば白骨林


 次の写真は、瓶ヶ森の登山口を少し行った所。フラワーウォッチングではこの辺りまで来て引き返します。
 岩と白骨林と針葉樹。いつもいいなあと思って眺めています。今日は特に青空がきれい。


 なおも走ってシラサ峠まで来ました。ここには昔から山小屋がありました。そこが綺麗になってカフェになっています。



 なかなか人気があるとか。一度娘と行ってみたいねと話していた所です。車が多かったので入るのをやめました。
 その前の広場にはススキが広がっていました。向こうに見えるのは石鎚山。
 



 どこから帰るん? とウマオ
 よさこいあたりから とパパ
 スカイラインじゃなくて? とわたし
 土小屋までは行きません。

 よさこいって言うからには高知県よね。わたしには、どこがどうなのかさっぱり。地図で言うと


 赤点から水色の腸のように曲がりくねった道をよさこい峠まで行き、青い道をまた赤点のところまで帰ってくるのだそうです。同じ道を帰ったのではつまらないから、ですと。
 ちなみに、水色の道をそのまま行くと、土小屋を経由して石鎚スカイラインと繋がっています。
 
 方向オンチのわたしに比べてウマオは…

 長沢ダムへ寄って。

 え?そんなダムがあるの?どうして帰る途中にあるって知ってるの?

 本当に、長沢ダムはあったのですよ。
 管理事務所がすごい旧階段の上にありました。



 階段の左下にインターホンがあったのですが通じませんでした。そこで階段を上って事務所に行ってみることにしました。急な上に段差が大きく手すりを持たずには上がれません。やっとこさ上がったのに、階段の上には鍵がかかっていました。 
 下を見るとダム湖が輝いて見えました。日差しはもう夕方です。


 ウマオが熱心に写真を撮っていました。


 早明浦ダムのモダンな印象とは違って、古城のような風格のあるダムでした。


 


 せっかく来たのですがダムカードは別の場所で配布していると看板に書いてありました。
 しかしもう、そちらに回る時間はありません。


 深い渓谷を見ながら地図の赤点(道の駅木の香)まで帰り、そのまま青い道を西条市まて、帰ってきました。

 朝9時半出発、夕方5時45分帰宅。8時間以上に及ぶドライブでした。ウマオパパ、お疲れ様、そしてありがとう。

 翌日、NHKのローカル番組では、一週間前の紅葉の石鎚山を、アナウンサー自ら登ってレポートしていました。ご一緒していた「レジェンド」と言われるベテランさんは、この日534回目の登頂だったそうです😳
 そしてその2日後には石鎚スカイラインの紅葉写真が新聞に載っていました。もしかしたら私たちもスカイラインを通って帰ったらよかったんじゃないのとは思いましが、遠回りになりますからね。つづいて新聞に、県内の紅葉名所の特集が組まれました。
 紅葉がいよいよ山から降りてきます。もう11月だあ。

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秋のロングドライブ 早明浦ダムからUFOラインへ

2023-10-26 10:37:00 | ダム巡り
 秋晴れの日曜日、トラオと母はコンサートに、ウマオと父はドライブに出かけました。私はウマオについて一緒にドライブしてきました。これがー
一日を終わってみると、とんでもなく長いドライブになっていたのです。
 
 ウマちゃん、どこへ行きたい?
 早明浦ダム。即答。
 今頃なんで早明浦ダム?
 
 早明浦ダムは、渇水期には必ずニュースになる、四国の水瓶です。湖底が見え出すと、わざわざそれを見に行ったりしますが、まだ渇水もそこまでではなく、紅葉には早いし、すでにダムカードはもらっているし、ウマオの考えることは分からないなあ。が、希望通りに行くことにしました。

 参考までに地図を載せておきます。

 
 ウマオパパはわざわざ高速道路で行きました。地図の水色の道です。時間的には最速ですが距離的には青い道の倍はありそうです。赤い点はわたしがつけた、道の駅木の香あたり。
 早明浦ダムからは山の中の青い道を赤い点の所まで帰ってきました。もうこれだけで相当走っていますが、ドライブはこれだけではなかったのです。

 大豊のインターで高速を降りて山道を走っていますと、細い橋のようなものが見えました。ダムのようには見えません。が、ウマオはそこへ寄りたいといいます。すでに通り過ぎていたのを引き返してきました。
 古くて細い橋のように見えますが、これがダムでした。ウマちゃん、なんでこれがダムだと知ってたの?

山崎ダム




 早明浦ダムの下流にあって、下流の水量を調整するためのダムだそうです。
 こうしてみると古い橋にしか見えないけど



 横から見ると、赤いラインが緑に生えてなかなかいい姿です。



 水がきれい。






 なおも山道を行くと早明浦ダムが見えてきました。
 こちら側から見るのは初めてかもしれません。ダムの側に公園とクライミング施設がありました。


 そこの駐車場に車を止め橋の上からダムを眺めました。


 なんだかすっきりとしてかっこいいダムでした。

 しかし、左の方に足場が組まれ、クレーンが見えています。工事中で管理事務所まで行くことができませんでした。ダムカードをもらうためには、ダム湖の反対側に行って道の駅でもらわなければなりません。


 早明浦ダムは貯水湖が竜のような形をしているらしいです。上空から写したカードもあるようです。参考までに見てみますと確かに竜のような形です。



 湖岸がまるで竜の棘のギザギザになっています。それが白いのは、湖岸の岩が剥き出しになっているからだと思われます。
 実際湖の景色を見ると
 ちょうどいい場所で写真を撮れなかったのですが


 山がプリーツを折りたたむように入り組んでいるのがよくわかります。


 道の駅早明浦でダムカードを貰いました。 へぇーラッキー
 今ダムの1部を改修中で、特別仕様のダムカードでした。





 そのままダム湖に沿って走り、194号線の道の駅木の香まで走ってきました。
 木の香は先月も瓶ヶ森林道へ行くときに寄りました。馴染みの道の駅です。ここで昼ごはんを食べ、さらに寒風山登山口へと続く道に入ります。
 寒風山登山口に駐車場があります。車でいっぱいでした。瓶ヶ森林道、いわゆるUFO LINEはここから始まり、土小屋までを言うようです。ウマオパパは、瓶ヶ森付近の紅葉がいい感じになっているのではないかと言うことです。素敵、ドライブ大賛成。
 しかし、今日は車がとても多いとか。

 去年秋のフラワーウォッチングではまだ色付いてなくて、咲残った花などを観察したのです。瓶ヶ森の紅葉を見るのって初めて。
 道端の木がきれいなのを見て、期待が高まります。


 しかしー

 土小屋方面に向かう私たちに対し、反対から降りてくる車のすごかったこと。もう周囲の紅葉を見るどころではありません。午後3時近く、山を降りる車とおそらく100台近くすれ違いました。

 県外ナンバーばかりだねえ。
 僕らだって県外ですよ。
 あ! ここは高知県か。

 すれ違うといっても簡単ではありません。車のCMで一躍注目された、あの、素晴らしい眺めの道はほんの数キロ(2.3キロ?)あとは鬱蒼とした森のトンネル。軽の車同士ならへ何とかすれ違える場所もあれば、どうしてもどちらかがバックして譲らなければならないところもあります。サイドミラーを折りたたまなければすれ違えない時もありました。

 CMで流されたのはこんなところだけね。




 やってきた道はというと




 これがトンネルを抜けた所です。

 それでもこれだけ車が降りてしまったら、見晴らしのいい場所はきっと空いているに違いないと期待していきました。

 景色が良くて車を止めて写真撮影できる場所は限られています。なので、1番綺麗なところを写すと言うわけにはいきませんでした。

 私は結構きれいだなぁと思ったのですが、毎年山の紅葉を移しに来るウマオパパに言わせればいまいちなんだそうです。
 これでも?


 
 右下に工事用のショベルカーが見えました。偶然なのでしょうが、重機の色も紅葉の景色に溶け込む、赤と黄色。
 
 そう言われてみれば、道より下はもう少し後かな?という感じ。





 が道の上は、色づいているんじゃない?



 石鎚山連峰では紅葉は上から降りてきます。垂直に変化が見られるのが面白いと、去年のフラワーウォッチングでききました。



 本州の山々の壮大な紅葉に比べると、スケールはうんと小さい。そのかわり、針葉樹の緑と、多様な紅葉樹の木々の色が織りなす繊細な景色が魅力だと思います。



 向こうに見える烏帽形の山は、子持ち権現。


 道は、石鎚山登山口のある土小屋まで続きます。そして、中予側から土小屋に通じる石鎚スカイラインへとつながっています。


 所々で車を降りて写真を写しましたが、ウマオパパはカメラを出すこともせず、運転手に徹して走ってくれました。
              続く
















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松山城登城 県庁ルート

2023-10-22 00:30:00 | お出かけ
 秋は3回、美術館に通います。まず作品の搬入、次に一期作品の鑑賞(県展は二期に分けて展示)3回目に二期作品の鑑賞です。搬出は作品鑑賞と一緒にしてしまいます。
 一期作品を見た後、久しぶりに松山城に登ってみました

 松山城には、登城ルートが4つあります。そのうち3つは既に歩いたことがあるので、この日は最後のひとつ、県庁ルートを登ってみました。
 地図上では1番下の、カーブの少ない道です。


 城の麓にある松山城公園は桜が色づき始めていました


 歩き始めて、まもなく茎だけが残ったカラムシソウを見つけました。これはすごい。



 相当の数の虫がいたはずですが、残っているのはわずかでした


 何かな?

 少し上ると城山公園が見えます。今日は健康イベントがあって、大勢の人がエクササイズをしたり、ヨガをしたりするのが見えました。ここはお堀の内側です。


 県庁ルートは、昔からの道ではなく、戦後作られた車道のようです。なだらかで歩きやすい道でした。


 柵の上に、どんぐりが。


 上にも道があるのでしょうか。荒れているようなので登りませんでした。


 

 
 登り石垣とは、敵の侵入を防ぐため、山の中腹に築かれた石垣のようです。
 


 柵の柱に1つずつどんぐり。大きなクヌギのどんぐりを見つけると、なぜか子供のように遊んでみたくなるようです。


 ロープウェイと、リフトの駅がある長者原のところで東雲ルートと合流しました。ここからはいつも見慣れた石畳の道です。


 いつ見てもこの石垣は美しい。手前の建物は天守閣ではなく、奥のほうに見えるのが天守閣です。天守へ続く道が途切れているように見えます。天守にたどり着くには、何回か角を曲がり、幾つも門をくぐらなければなりません。




 戸無し門をくぐり、筒井門を横に見て




 今回は隠門(筒井門をくぐる敵を急襲するための門)から入りました。




 最後に太鼓を通って本丸広場に出ました。


 天守閣に登れば市内が360度が見渡せます。が、広場をぐるっと歩けば、ここからも見渡せます。


 山の木々が色づき始めていました。ひときわ赤いのはハゼでしょうか?




 市内海側の方だけ見てみました。

 
 広場は、外国の団体客で賑わってきました。
 帰りは黒門ルートを通って二の丸庭園のほうに降りることにしました


 降り始めてすぐに私は後悔しました。しまった、この道を下るのは苦しい。


 黒門ルートってこんなに険しかったっけ?
こちらから登って県庁ルートに降りればよかった。道はグネグネと折れ曲がり、


 二の丸庭園に着くまでずっとずっと石段が続きました。しかも結構な段差があるのです。以前はさほど苦にならなかったのになぁ。体力の衰えをつくづく感じました。昔のお侍さん達は毎日この道を歩いて上まで行ったのかしら。いやいや、普段はこの二の丸で仕事をしていたのかもしれません。
お殿様も、ここに住まわれていたそうですので。






 二の丸庭園の出口に、猫ちゃん。耳をカットしてありましたから、地域の方がお世話をしているのだと思います


 この時間帯、黒門ルートを上ってくる人は観光客ではなく、市民の皆さんのようでした。普通観光客は東雲ルートからロープウェーがリフトに乗って上がります。上り30分下り25分、気持ちの良い散策でした。




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祭りを過ぎて

2023-10-20 09:14:00 | 植物
 祭りが過ぎたのに、まだヒガンバナが咲いています。遠目にはけっこうきれいに見えました。


 
 18日、松山市でも見かけました。今年は咲くのも遅かったですが、枯れるのも遅い。一週間くらい気候がずれているように思います。

 そして、この花も。



 いつもなら10月になると、キンモクセイが香り始めて、祭り好きの西条市人がそわそわしだしますが、今年は祭りが近くなっても香りませんでした。わたしが初めて気づいたのは祭りの2日前。キンモクセイは気温が下がらないと咲かないとか。それだけ今年は暑かかったということでしょう。祭りが過ぎても夏日の日が続いています。
 
 文化会館にあるキンモクセイ


 キンモクセイって中国からやってきた植物らしいです。先日テレビ番組で知ったのですが、キンモクセイには雄木と雌木とがあって日本にあるのは雄木だけだそうです。なのでキンモクセイには実がなりません。
 すると、この花にはめしべがないと言うことなのかな


 
 もう少し大きくしてみます。

 うーん、ぼけてよく分かりませんが、おしべだけの花なのかしら

 通りがかりの民家のキンモクセイ


 右端にチラッと見えている家の屋根よりも高かったです。こんな大きな木は見たことがありませんけれど、大きな木にもかかわらず香りが少ないように思いました。

 文化会館にはハナミズキが色づいていました。けれど葉っぱの状態はあまりよくないです。



赤い実がなっています。


 赤い実って、どれもかわいい。


 そして今年の春娘がもらってきたフジバカマがやっと咲きました。


 白花でした。花だけ見るとヒヨドリバナそっくり。
 先日の瓶ヶ森フラワーウォッチングで、その話が出た時、フジバカマは園芸種なので、おうちの庭だけで楽しむようにと言われました。決して野外に植えてはいけないと。
 もちろん、庭に植えるだけです。アサギマダラが来てくれるといいなあ、と、密かに思っています。2、3年前、近くで目撃情報があるのですけど。

 その他、最近見られたものを紹介します
ハスノハカズラの実が赤くなりました。


 我が家の近くにもこれが生えていて、毎年この赤い実を楽しく見ていましたが、去年畑の持ち主さんがきれいに退治してしまいました。とても残念でした。


 でも、この家は、生垣に這わせていたのです。フェンスにいろいろなつる植物を這わせたら素敵だろうなぁ。わたしも普段は邪魔者扱いしていますが本当は私、蔓が好き、というより蔓の実が好きなんです。

 もう一つ、先日、松山城に登ったとき、頂上の広場で、ソメイヨシノの花が咲いているのを見つけました


 季節を間違えた桜です。やはり今年の天候はちょっとおかしいようです。


 おまけ
 一昨日の細い細い月。快晴の夕空でした。


 そろそろ一雨欲しいところです。雨が少なくて、ニュースでダムの貯水量が報じられるようになりました。



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夕暮れ

2023-10-17 11:01:00 | レザークラフト
 谷村新司さんが亡くなりましたね。一昨年、彼のコンサートの帰り、満ち足りた気持ちで眺めた夕日を思い出します。坂本龍一さん、谷村さん、共にわたしと同世代。もう、いつ何があってもおかしくない歳なんだなあ、としみじみ思つています。
 
美しい夕焼けを見ながら - あた子の柿畑日記

美しい夕焼けを見ながら - あた子の柿畑日記

何人もの人がUPされていましたが、昨日はとても空のきれいな日だったようです。わたしもきれいな夕焼けを見ながら家に帰りました。横に広がる雲が何層にも重なって、その上...

goo blog

 


 そう言えば
 今年、あまり夕日を見ていません。ポチがいなくなったから…秋の夕日の時間に散歩してないからです。

 今年の秋の空

9月1日


9月10日


9月12日


10月1日




10月15日



 二人とも、アーティストとしてまだまだ活躍して欲しかった。だったらわたしは?まだ創作活動をやめるには早い?

 しかし、70代になってからライフワークのはずのろうけつ染めに関して迷いが多くてー
 出来上がった時の達成感もありません。
 こんなんで世間に発表してもいいのかなあ、と迷いながら今年も大きな作品を染めました。ブログで披露するのもどうか…
結局去年の作品もブログには載せませんでしたしね。

 迷った挙句、わたしの記録として残しておくことにしました。

 今年やりたかったことーポチを作品に登場させること。そのためにわたしが選んだモチーフがヒガンバナと夕日でした。
 構図の段階から迷いに迷ってーつまりわたしの夏は悩みっぱなしの夏だったのです。その迷いの原因は出来上がってからわかりました。
 ヒガンバナも空もと、欲張ったのがいけなかったのね。

 


 わたしは何をしたかったのか? やっぱりポチやウマオと散歩した去年の秋の夕暮れを描きたかったんだー もっと空を広くしてもよかった。縦構図の下書きもしてはいたのですが。
 出来上がってから気づいてもねぇ。

 それに、色が気に入らなくて。
 写真を少しいじってみたら




 多少イメージには近づいたかな? もうちょっと赤く染まる田んぼと黒々とした山にしてもよかったです。

 そして、画面下の赤。





 もう、魔が刺したとしか言えません。やっと花のろうふせが終わって、ふっと気を抜いてしまったのでしょう。自分でもわからない。

 いつもならこの段階で紙に印刷して、もう一度背景を吟味したと思います。後悔先に立たず。


 とにかく花以上に真っかっかにしてしまった色味を抑えるのと、あかの分量を減らすのとに苦心惨憺しまして、わたしの乏しいアイデアでは、これが精一杯でした。

 で、一枚目の写真、これで提出しました。


 出来上がったのは搬入の1日前。

 それと、モデルにした空はこれです。





 おまけ

 ついでだから、去年の作品もお披露目しておきます。こちらはろうの温度が高すぎて、葉っぱに焼けこげを作ってしまい、締切10日程前に全部やり直したもの。

「夏の朝」

 
 今年はことさら暑くて仲間たちもろうの温度調整に苦労したようです。わたしはこの失敗があったから、今年は失敗しませんでした。

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瓶ヶ森フラワーウォッチング 秋

2023-10-14 23:24:17 | 山登り・里山歩き
 9月の終わり、秋の瓶が森フラワーウオッチングツアーに行ってきました。
 このツアー、今日もいい天気です。去年初めて参加した時、春、夏、秋どの会も天気が悪かったのに今日だけ良い天気だと言われました。 今年の春に参加した時も、春1回目は雨だったのに今日は良い天気だと言われました。そして夏の終わりに参加した友人によるとすごい強風でバスの外にあまり出られなかったとか。それを考えると私は行った会はすべていい天気。ついています。 
 
 
 
 道の駅木乃香で
 
 
 ここからこの道までは狭い道をくねくねと行きます。今回は道路の修復工事をしているとかで、大きなトラックと鉢合わせ。トラックはおそらく何十メートルもバックしてくれました。あの車1台しか通れない、山道を! 私たち遊びで来ているのに、お仕事の人にバックさせたりしてー なんだか申し訳なかったです。でも、バスがバックしても離合できる場所がないのだから仕方ありません。 そのあと、何台ものトラックやダンプに会いましたが、みんな離合できるところで止まってくれていました。最初のトラックから連絡がいったものと思われます。

 
 自念子の山が見えるあたりで撮影タイム。このあたりが一番眺めのいいところ。遠くに見える高知県の山並みはいつ見てもきれいです。
 
 
 ユーフォーラインと呼ばれるこの道、高知県伊野町が管理しています。壊れた道を修復するのも、道端の生い茂った草を刈るのも皆さんの税金で。しかもこんなに車が来ても伊野町に落ちるお金はないんですって。みんな通るだけ。トラオパパは、バスなんか来るなって思うそうです。離合もできないし、道が傷むって。
 でも、このツアーのコンセプトは、「山をあきらめた人のための山を楽しんでもらうツアー」ということで、足腰弱った人でも無理をせず自然と触れ合えるツアーになっています。たびたびこの恩恵にあずかっている私は申し訳ないようなありがたいような、ちょっぴり複雑な気持ちです。せめて通行料とか取ったらいいのに、と思います。
 
 降りた場所で一番に目についたのが木の実。青い実です。イシヅチミズキだったかな? すみません。メモが間に合わなくて、記憶が曖昧です。
 
 標高1700メートルあたり。この辺では一足早く秋が来ていました。
 木の実はほかにも
 
 フジイバラ
 
瓶が森のトイレ休憩所にあったナナカマド
 
 
 
 葉っぱの付き方の違いで見分けると言ってたけど・・・ガマズミ?
 
 
 なんだか忘れました。
 
 
 イシヅチミズキに限らず、名前に伊予、とか四国とかつく植物は多いです。四国特有の、あるいは最初に四国で発見された植物だそうです。
 
 イヨフウロ 四国フウロとも呼びます。けど、愛媛県人は伊予フウロと呼びましょう、ということで。


 
 イシヅチウスバアザミ 花の残っているのはわずかでした。


 
 その少ない花の蜜を求めて
 
 


   ※トラマルハナバチ
 
 シコクブシ
 
 きれいに咲いたのを見るのは初めて。
 
 リンドウの青もきれいでした。額のとがっているのがリンドウ。丸いのがアサマリンドウだそうです。
 これはアサマリンドウ?
 
 
 リンドウは日が当たると花開きます。5輪のうち、下の2輪はまだつぼんでいますが、日の当たり具合のわずかな違いがあるのだろうということでした。
 



 そんなにも厳密に日光に反応するのはー

 高地の、虫の少ない場所で精いっぱい効率的に受粉をする知恵なんだそうです。
 
 リンドウの場合、
 日が照る=気温が上がる=受粉を助ける虫たちが活発になる=花へ来る=受粉のチャンスが増える
 雨が降る=花粉が濡れる=大切な花粉を守るため花を閉じる
 
 そしてイヨフウロの花びらの濃いラインは、めしべのもとへ虫をいざなうためのものですって。
 アケボノソウの花びらの点々も同じ役目だそうです。

 

 そしてシコクブシの花は

 
 奥のほうにめしべと蜜があって、入り口にもじゃもじゃとおしべがあります。やってきたハチは絶対におしべに潜らなければ蜜にたどり着けません。なので花粉だらけになってめしべのところにやってくるというわけです。
 
 毎回ガイドの法橋先生が言われるのは、「生存競争は動物だけじゃない。植物もまた生存競争を繰り広げている。」ということです。花の名前を覚える以上に興味深いお話を聞けるのがこのツアーの魅力です。
 
 シロヨメナが花盛りでした。

 
 そして、そこに



 
 以前はこのあたりにヒヨドリバナがあって、アサギマダラがたくさんいたそうですが、ヒヨドリバナは見つからず(8月の終わりに石鎚では花盛りだったですからね。)アサギマダラは一匹だけでした。
 でも、薄暗い森の中で見るのと違って、明るい林道で見たアサギマダラの美しかったこと。あの浅黄色が日の光に透けていっそう軽やかに飛んでいるように見えました。
 
 その近くで見つけたバッタ。寒いのか動きは鈍かったです。
 
 
 足の縞模様が面白い。里のほうでは見たことがありません。



 ※ ツマグロバッタ
 
 そのほかのお花
 シラネセンキユウ
 









 
 シラネセンキュウかシシウドか。 わたしはこの手の花はシシウドとばかり思っていましたが、葉っぱを見なければなんともいえないのだとか。
 
 
 
 ノダケ

 
 シオガマギク

 
 葉のギザギザが特徴的ですが、花も真上から見ると面白いのです。 巴型に咲いています。




小さな小さな花

クサノオウバノギク
 
 

 
 白いのは綿毛なんですが、花のように見えます。



 
タニタデ
 





 
 そのほか、花が終わったのも含めてたくさんの植物を観察してきましたが、記憶の曖昧なものもあるのでこの辺にしておきます。今回も充実したフラワーウオッチングでした。 
 
 ※印の虫は ブンブンさんに教えていただきました。
 
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夏から秋 植物編

2023-10-11 21:26:00 | 植物



 夏休みの終わり。ヨウコの置き土産。 
 オシロイバナの花と実 まだ青いのと黒くなったの。
 サルスベリ白の花びら
 シロシキブ
 フウセンカズラの実も混じっているみたい。
 青い実は何かなあ。アメリカヅタ?
うちでは咲いている花もなっている実も自由に取っていいよと言ってあります。
 
 植物の夏から秋と言えば花から実への変化です。
 
 夏の間、オシロイバナがものすごくて


 窓を隠してしまうほどでした。


 フウセンカズラは
 花はとても小さいです。



 グリーンカーテンの役目ははたしてくれたけど

 
 種が下に散らばって


 来年は植えるどころか、間引きする羽目になりそう。

 バタフライピーも、目隠しで植えたけど、そしてその役目も立派に果たしたけど…
 こんなにたくさん実がなってどうしましょう。花を摘んで乾かせばブルーのお茶ができたのに。







 弟宅では
  蓮根の葉が青々。

 
 花は清々しい白です。


 若い実ができていました。


 もっと硬くて黒くなったのはよく見ましたが、こんな初々しい実を見るのは初めてかもしれません。

 いつも歩いていた散歩道には、至る所にカラスウリの花が咲いていて、間近に見ることができました。でも、ポチのいない今年は歩いていません。今年こそは日と時間を変えて開き方を観察しようと思ってたんだけどなあ。
 
 大体同じ時間に開くのです。





 開き切った花を写しそびれました。そしていつのまにか実が赤くなっていました。


 

 クサギも、魅力的な花。実は蕾も面白くて好きです。

 蕾は緑色


 花が咲くといい匂いがします。臭いのは葉っぱ、しかもちぎったり揉んだりした時だけです。それなのにこの名前は可哀想じゃないですか?







 実がまた素敵。


羽根つきの羽根のようです。


 実は草木染めに使えます。

 クサギの近くでは、高いマキの木にガガイモが絡みついていました。今までここにガガイモはなかったはず。どこかから種が飛んできたのでしょう。


 その蔓に青い実が。



 それが大きくなって、


 楽しみだなあと、通るたびに眺めていたのに、

 根本からぶつんと切られてしまいました。ここで種を飛ばされたらますます増えていくので割れる前に取ってしまおうとは思っていたのですが、残念、もう少し変化を見てみたかった。

 ところで、マキの木は雄木と雌木があって、この木は雄木のようでした。うちにあったのも雄木で、実がなりません。道端の生垣も雄木だと思っていたら、刈り込んだところに



 雌木だったのか。
 赤い部分は食べられます。おでんみたいでかわいい〜
 そう言えば雌木の花って?見たことないです。
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夏から秋へ 生き物編

2023-10-10 08:36:00 | 生き物
 夏から秋へ
 今回は生き物の小ネタを集めました。苦手な方もいらっしゃると思いますので目次をつけます。見られるところまでどうぞ。

1 サギ
2 カエル
3 爬虫類

1 サギの夏
 水に映った姿が美しい。群れでいる時もありますが、単独でいるのもよく見かけました。

 
 9月 早くも稲の取り入れが終わって田を耕耘しているところがありました。麦を撒く準備でしょうか。

 この辺で待っていよう



 来るぞ 来るぞ

 
 急げ

 
 一番乗り

 
 耕した後は虫やカエルがたくさんいるね

 
 ちなみに、獲物を狙っているのはサギだけではありません。
 白黒灰色茶色が勢揃い。
 白 多分ダイサギ
 黒 カラス
 灰色 アオサギ
 茶色 トビ


 夏にいたコサギやチュウサギ、アマサギは旅立ったようです。けど冬もとどまるのもいるそうです。しかもアマサギの茶色の毛は、繁殖期を過ぎると白くなるらしいし、くちばしの色の違いもありますが遠すぎてはっきりしません。
 

2 カエル

 ポポー畑のアマガエル
 カエルってなんとなく人間ぽくてかわいい






 最後のポポーをとりに行った時はカエルはいませんでした。黒いツチガエルはまだたくさんいます。




 ヌマガエルかツチガエルか分かりません。お腹を見ると違いがわかるというのですが、わたし、カエルも触るのは嫌なの。  
 毎年うるさく鳴いていたウシガエルの声が今年は聞こえなかった。冬にたくさんいたオタマジヤクシはみんなミズカマキリに食べられたのでしょうか。
 今年は水タンクの中をあまり覗かなかったからねー いうまでもなく京都旅行での怪我のためです。
 久々に覗いてみたら、ぽちゃんと潜り込んだものがいました。やっぱりカエルはいるみたい。
 タンクの中にミズカマキリは見えなくて、藻がいっぱい。花も咲いていました。





3 爬虫類

ポポー畑にいたカナヘビ?


 
 まだ気温が高かった9月始め、動きは素早かったです。
 
 道の駅で見つけたカメさん
 リクガメです。すでに10キロあるそうです。お散歩できるのは夏だけだからと、その辺を歩かせていました。冬は動かないんですって。




 おいおい


 飼い主さんを無視してどこかへ行っちゃう。なかなか足が速かったです。


3 ヘビ

 危ない危ない。危うく轢くところでした。道の真ん中で日向ぼっこしてました。




 こんなに真っ直ぐに伸びているなんて。
気温が下がるとこうして日向ぼっこをしている姿が見られます。わたしはまだヘビを轢いたことはありません。なんとなくヘビだと分かるので。でも、紐と間違えられてぺちゃんこになったヘビはよく見ます。
 このヘビはそばに車を停めても動きませんでした。ならばもっと近くで、と車から降りたら慌てて草むらに逃げていきました。鳥もですが、車の音では逃げないのに、足音には素早く反応するのが不思議です。急に寒くなりましたから、そろそろヘビも見られなくなりますね。

 


















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ヒガンバナ

2023-10-08 19:54:00 | 植物
、 キモい投稿が続いたので気分を変えて、

 今更なんですが、ヒガンバナ。

 広い空き地にヒガンバナだけが咲いています。ここを写したのは10月3日。









 去年は9月27日に写しています。





 ここのヒガンバナは毎年他より少し遅いのですが、今年はほぼ1週間遅い。

 他の場所ではもう花は終わっていました。

 9月27日 寒風山方面から帰る道で見かけて車を停めました。



 
 道がY字になっているその分離帯にヒガンバナが群生していたのです。

 
 よく見ると、人為的に植えられたもののようでした。



 


 背景が悪いですが、ヒガンバナとアゲハチヨウ。黒いちようもいたのですが、写せませんでした。ヒガンバナには大型の蝶がよくきますね。




 9月30日
 ここのもまだ綺麗



 10月1日 その辺の道端です。




 場所が同じだと咲く時期も同じくらいのようです。ヒガンバナは球根で増えるらしいので、同じDNAを持ってるのかな?

 遅かった今年のヒガンバナが終わり、ようやく本格的な秋になりましたね。



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