トルコの食べ物、まだまだあります。
最初は、「これは・・・」と思った今回の旅ですが、日を追うに従って簡素な昼食にも慣れてきました。 よく考えてみると、一応「スープ 前菜 メイン料理 デザート」と一通りのコースにのっとっており、ほどよくお腹いっぱいになる量でしたし、スープ一つでも決して同じ献立にならないように配慮されていたと思います。 おかげでたくさんのトルコ料理を楽しむことができました。
4日目 チョップシシ(ミニのシシケバブ) 肉は牛肉でした(ホッ) 味もよく完食
デザートはとってもおいしかったライスプディング。 ミルク味でした。
5日目 トルコ風ピザ
最後の夜
無発酵パンのユフカ 中が空洞で、ナンに似ています。 ここに野菜の煮込みを入れて食べてみました。
これにトルコ風ピザとハンバーグがついてボリューム満点。 メイン料理に必ずついてくるピラフもその都度味は違っていました。 これはトマト味
また、
また、食べた場所も、
6日目、7日目は洞窟レストランで
岩に掘られた細長い入り口を入っていくと、中は予想外に広く明るい雰囲気。 もちろん穴蔵です。ここで出された鱒のフライは丸まま1匹で大きかったです。
10人くらい座れる半円のテーブルを囲んで、煮込み料理。 石造りだからこそのテーブルの広さです。
オレンジ色の瓶は杏のジュースだったかな? 飲み物も、ザクロジュース、さくらんぼジュース、トルコのビール、トルコワイン、チャイ(トルコ風の紅茶)と毎回違ったものを注文してみました。
7日目の夜はアンカラ駅構内のレストランで
ギョズレメ(チーズや挽肉の入ったクレープ)
肉と野菜の煮込み
8日目朝はアンカラエキスプレスの食堂車で
食堂車はテーブルが限られているため、何人かずつ入れ替わりで食べます。 時間厳守、早く行き過ぎても遅くなってもいけません。
メニューは、ゆで卵、ソーセージ、トマト、キュウリ、塩漬けのオリーブ、チーズ。 ジャム、蜂蜜、バターのパックがついています。
ただね、いくら料理を出されてもごちそうといった感じがしないのは、盛りつけのせいではないかしら。
食べかけではありませんよ。 ウェイターがふざけて、グラスの上に置いていったばかりのインゲンの煮物。なんともデリカシーのない・・・・・ もちろん彩りよくなんては考えていないようです。
これはなんだかわかりますか?
デザートに出されたりんごなんですが、お皿に無造作に置いているだけなんです。 しかも剥き方が見事にいびつだしー ところが見かけによらずとてもおいしいりんごなんです。
こんな所でおやつも食べました。
バス移動の途中、トイレ休憩に立ち寄ったドライブインみたいなところ。 売店と喫茶店とを合わせたような施設で、ガソリンスタンドもあります。 日本のサービスエリアをうんと小さくしたような所。売店で売られているものも、コンビニのようなお菓子類もあれば、その土地の名産品もありました。
ここで食べたのは、ヨーグルトに蜂蜜を混ぜ、芥子の実をまぜた物。 まろやかなヨーグルトに芥子の実にぷつぷつとした食感がおもしろかったです。 さっそく芥子の実を買って帰りました。
わずか14,5分の間にトイレに行って、お土産を物色して、おやつを食べるという早技
海峡を渡る船の中ではチャイを
チャイは紅茶ですが、トルコのは入れ方が独特。 2段になった容器の下の方の入れ物に水を入れて湧かし、蒸気で上の茶葉を煮出すとか言っていました。
そしてカッパドキアの露店ではトルコ風アイス
粘りが強くなが~くのびるので有名です。 これはまだ伸ばし始めの短いとき。 この棒をあやつってコーンに入れてくれるのですが、娘がさっそくおちょくられていました。
コーンに入れて棒をつきだしてくれるから取ろうとしたら、さっと引っ込められたり、真っ逆さまにされたり・・・・・ それでも棒の先から落ちないのです。
味は、とっても甘いです。それというのも、トルコでは砂糖を使わず甘藷(砂糖大根)から甘みをとっているそうで、これはパンチの効いた甘さというか、後々まで口の中に甘さが残りました。
デザートのお菓子類はさらに甘いシロップに漬け込んだものが多く、どれもこれも甘かったです。
こうしてまとめて書いてみると、よく食べていますねえ。 ところが、わたしは乗り物の中ではほとんど食べられないのに、他の人たちはバスを降りる度になんやかやと買い込み、しょっちゅう口を動かしてる。 もう、どんだけ食べるのか・・・・ みなさんほんとに元気で、めいっぱい食べることを楽しんでいました。