ゴーヤ談義のつづき
黄色うなったんは捨てよんじゃけど、もったいのうてなあ。
あれ、ジャムになるらしいよ~。
わたしもきいたことがある。 どなにして作るんじゃろかねえ。 何回か茹でこぼして砂糖で煮たらええんじゃろか。
どんな味なんじゃろか、苦ないんじゃろかねえ。
それがね、黄色なったゴーヤの種の赤いとこがあるでしょ。あれをなめてみたんよ。そしたら、甘かったですよ。
ふんふんと聞きながら、心はすでにゴーヤジャムを作る気になっておりました。
会話に出てきた、黄色くなったゴーヤ。
全部集めました。 どころが、黄色いゴーヤは触るとすぐ崩れてしまいます。 そして中からは真っ赤な種が出てきます。 恐る恐るなめてみたら・・・・・
あらら~、甘いわ。
ネットで調べたところでは、緑のゴーヤを使う方が多かったのですが、わたしは敢えて黄色いゴーヤで。 ・・・・と、こういうところで「もったいない精神」をアピールしておく
崩れかけたゴーヤは切るまでもなく、手で割ったので十分でした。 そして苦みも少ないようでした。
作り方は自己流です。
まず細かくしたゴーヤに砂糖をまぶしておきます。 しばらく置くと水分が出るので、それから火にかけます。 煮るとさらに水分がでてきます。 それを自分で気に入るまで煮詰めるだけです。 砂糖もちょくちょく味見しながら気に入るまで入れます。 完璧自分好みの味になりますよ。
ゴーヤの場合、びっくりするほどたくさんの水分が出ました。 もうざぶざぶと。 まるでたっぷりのお湯でゴーヤを湯がいているみたいでした。 これだけの水分が煮詰まるまで台所にはいられませんから、洗い物をするついで、料理をするついで、と何回も火にかけて煮詰めました。 最後の方はこがさないために鍋から目を離せません。
最後にレモン1個分の汁を入れました。 かなり迷いながら。
かなりに詰まってきた鍋の中
こがさないように鍋をかきまぜながら自分に聞いてみる・・・・
あた子さん、単にブログネタのためだけにこれを作ってない?
う、、、、、 返答に詰まる
甘みと苦みがドッキングした味のジャムなんて、食べる気ある?
あまり食欲わかないような
いや、 チョコだって甘くて苦い! 砂糖を入れたコーヒーだって!
その上に酸味まで加えたらどんな味になるかしら。 さすがにこんな食べ物ないでしょ。
わからないけど、なんとなく酸味があった方が良いように思う・・・・・ええい、入れちゃえ。
できあがりです。 ヨーグルトにかけてさらに複雑な味になりました。
結果は?
意外とおいしい。 パンにつけてもおいしいです。
さっそくぶじおくんに食べさせましたら、カツサンドくらい大量にパンに挟み込んで食べていました。 おお、どんな味かも分からないのに大胆な!
そして一言 「うん、ゴーヤですね。 おいしい。」