あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

摘果は毎日

2020-06-28 19:42:11 | 野菜・果物・料理など

 位置関係で言いますと、ミニハウスを中心としたら、西の端に桃、桃の南隣にびわ、ハウスの南東にスモモ、それにくっつくようにナツメが植えてあるのがうちの畑。遊休地みたいなものです。勝手に生えている木もたくさんあるし。

 最近の夕方の日課は、びわ、スモモの収穫と、もも、マンゴーの摘果。その間にホースでハウスの木に水を流し、日が暮れるまでこのあたりの雑草と格闘しております。

 今年はマンゴーの花が狂ったように咲きました。

 接ぎ木苗のアーウィン種

 種から育てた何の品種か分からないの
 
 花の色が違うので、多分違う種類でしょう。今年こそは食べられる実がなるかな?
 
 少し大きくなって実の育ちに違いが出だした頃からぼつぼつと摘果をしています。
 
 ぼつぼつと青い実がついて
 
 
 びっしり実がなって
 
 勝手に落ちていくのもあるのですが、
 
 
 どれを残そうかと迷うのもあって
 
 
そういうのはしばらく置いて、一番大きいのとか、形のいいのとかを残して
 
今はこんな感じ
 
 
 
 まだ鶏の卵よりも小さいのに、一人前に良い匂いがするんですよ。
 
 
 今年は去年のような形の悪いのすくないようです。期待はふくらむ(^0^)
 
 マンゴーは、冬の温度さえ保てばわりと育てやすいと思うのです。(プロの人に叱られるかな?そんなもんじゃない、と)
桃に比べればねえ。
 
 
 びわを採りに行けば否が応でも目につく密集した実
 
 これは落とさんといかんでしょう。
 
 植えてから10年以上、ほったらかしだったのを、ここ数年、心を入れ替えて摘果をしていたのですが、もう一気にすることはやめて、びわを採るついで仕事でやってしまおうと、毎日少しずつ実を落としています。
 
 足元が青い桃だらけ
 


 だいたい混み合っているのはなくなったかなと思った頃には早色づき始めています。
 かわいいねえ。





 いかん、袋かけをしなくちゃ、と思ったのですが、毎年袋の中で腐っていくしー

少々カナブンに喰われても、色付いていくのを見えるようにした方がいいかな、と思って、今年は袋かけをやめました。

 そうしたら、分かってきたこと。

 ももが徐々に腐ってくるのがよくわかるのです。

  混み合っているのがいけないのか? 確かに、くっつきあったのはよく腐っているのですがそうとも言えません。おまけに穴から虫の幼虫が出てくるし。奥の方に黒い点のついたももが見えるでしょう?あれ、多分虫が入っています。

 最近では、毎日腐りかけた実を見つけては落とすのが日課です。

 以前、ルイコさんに「桃には防除が必要だ」と教えていただきました。そのとおりで、で、ほったらかしではうまくいかないと言うことがよくわかりました。果たしてどれだけの桃が口に入るやら?です。

 ですが、今年も防除はしておりません。別に無農薬主義というのではありません。ただ、これ一本のために高い木の上まで散布するというその作業が面倒くさいだけ。    

 手抜きしておいしい桃をたくさん食べたいというのは虫のいい話ですが、味だけはプロが育てた桃に引けを取らない我が家の桃なので、

 桃さんがんばれ

 の心境なのですよ。

 

 





 

 













 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やられた

2020-06-27 10:07:54 | 生き物

油断してました。いきなりやられました。

 



 前日までは異常はなかったと思います。わたし、日没近くまで蔓退治をしていて、畑の様子も見ていたのですから。ところがよく朝、夫が深刻そうに

「やられたかい」と言ってきたのです。

 



「たぬきじゃろか?」

「いや、ハクビシンだと思うよ。」

 この辺に、というよりもっと人家の密集したところも含めて広範囲に野生動物が住んでいることは分かっていたのですが・・・

 この間は、もっと街に近いところの道路をキツネが横切っていったし、ハクビシンのうわさはいろいろ聞いていました。西瓜はよく被害に遭っていたようです。夜中に遠くでしゃがれたような吠え声が聞こえることもありましたし、うちでも以前トウモロコシをやられました。けれど最近おいしい野菜や果物を作ってなかったので近くをうろうろしているのに気づかなかったのです。

 いや案外びわの木にもやってきたりして。他に気になることもあったのです。

 草を引いたら見えてきた穴とかー

 



 モグラにしては大きく自然にできたにしてはきれいな穴

 アトリエの窓に近い天井で物音がするとかー

 ネズミかなと思ったのですが、どうも家の中ではないらしい、かといって全くの屋外でもなさそう。もしかしてひさしの下のどこかにねぐらがあった?

 夜になるとポチが激しく吠えるとかー

 何に向かって吠えているんだろうと覗いてみたら畑の方を向いて吠えていました。野良猫もいるにはいるのですが、夜行性の野生動物がうろうろしていた可能性は十分あります。

 夫は西瓜が熟れるのをとても楽しみにしていて、小さな玉になってから40日ほどで採れるんだと、指折り数えていたんですが(ちゃんと勉強したらしい、今度こそ、収穫まで100点満点の栽培ができそう、と思ってたのに。)まだ20日そこそこで食べられてしまったわけです。それにしてもはやこんなに赤くなっていたんですね。動物はよく知ってるわ。

 



 こんなにかわいい実がやっと大きくなったのに。

 わたしはカラスの心配ばかりしていました。カラスは、とても利口で人間のすることをよく見ているらしいです。びわ農家さんが、そろそろ熟れたかな?と試しに袋を取りのけて見ていたら、翌日からカラスが袋の上からつついて食べ出したとか。だからカラスに見つからないようにネットをかけなくちゃ、と言っていたところです。夫も透明の鳥よけネットは買っていたらしいのですが、まさかハクビシンの先制攻撃を受けるとは。

 とにかく立派に育っていた西瓜を食べられたので、わたしも悔しい。

 まだ10日以上育てなければならないのに直径は30センチほど。バスケットボールよりも大きいです。

 



 
 
 こんなのがあと4個、もう少し小さいのやら、ようやく実になったのやら。

 この一番なりの大きいのだけは、なんとしても守らなければ。

 実家に用事があったついでに、弟にハクビシン対策はどうしているかと聞きましたら、ついに電気柵を買ったそうです。

 ハクビシンの嫌いな匂いのするテープはどう? 

 あれは高い。2メートル置きにつけるとしてもそうとう要るじゃろ。犬の毛を竹に挟んで置いてもいいんじゃないか。

 帰ってみると、早くも畑にネットが張られていました。だけどハクビシンはネットを上るのです。狸だと穴を掘って潜るし。あまり役に立たないかも。だからネットの上部に電気柵を張り巡らせるといいのだそうですが、費用が・・・・たかが家庭菜園の西瓜のために。

 その日のうちに、山の方の、しょっちゅう野生動物の被害に遭っているお友だちにも来てもらって、なにか捕獲作戦をたてたみたいでした。

 ハクビシンはオオカミの匂いがすると近寄らないそうです。

 娘は

「ポチを連れて来てここにう〇こをさしたらどう?」

 といいました。いやだあ。もちろん冗談です。

 わたしはホームセンターに行ってみました。(こんな時は夫婦揃って行動が早いのよねえ)

 なにかいいものはないかしら。そうしたら本物のオオカミの尿(アメリカ産)というのが売っていたんです。けど、これはいやだ。それで唐辛子の成分からつくったという忌避剤を買ってきました。

 



 それから、今ちょうど抜けかけているポチの冬毛をもらって、




 こんな物を作りました。

 ハクビシンの鼻の高さ15センチほどのところに匂いがするのがちょうどいいと言うことで、割り箸に挟んであります。

 これを一方の通路に2メートル置きくらいに地面に挿して、大きい西瓜のところにも挿して(写真に写っているふわふわした物がそれです)、もう一方の通路には忌避剤を蒔いてー

 様子見です。今のところは大丈夫。けど、カラス対策もしなければなりません。

 結局は大々的に西瓜作りを手伝うことになってしまいました。

 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔓退治6 カナブンに勝った

2020-06-25 22:39:07 | 植物
ようやくスモモに絡みついた蔓退治に取りかかりました。
 
 
 何も見えないスモモの姿
 
 いろいろな種類の蔓植物が生えていました。
 
 
 野ブドウ イシミカワ カラスウリ
 
 
 
 
 だけど、大半は野ブドウかと思ったのですが
 
 こちらの草がほとんどでした。
 
 
 茎には細かいとげがあって触ると痛いです。手袋無しでは退治できません。多分夏頃だと思うのですが、ホップによく似た緑色の花が咲きます。だけど名前が分かりません。
 ただこれはあまり手強い蔓ではないのです。他の蔓のように木の幹のように太くなったりはしません。わたしはここを片付けるためにわざわざ柄の長い鎌を買ってきました。足元をすくえば一網打尽・・・・のはず。




 だんだんスモモの姿が見えてきました。

 反対側もすごいことになっていたのですが、


 
 
 ここを取り除くと、太い木の幹が見えてきました。

 
 根元近くで真っ二つに折れて、片方は立ったまま枯れ、片方は真横に倒れてはいるけれどかろうじ根元とつながっているようです。
 
 すごいねえ。この木が折れたとき、もうスモモが採れることはないなと思っていたのに、相変わらず実をつけて、しかも若い茎も、枝も伸びているみたいです。
 
 太い茎はなおも横へ伸びていって
 
 地面すれすれに実をつけています。
 
 
 
 茎が倒れているおかげで、すぐ手の届くところから実が採れるのだ分かりました。
 
 この場所は柔らかい草がほとんどだったこともあって夕方2時間ほどの作業で終わりました。作業中カナブンが2,3匹飛び立ちました。ああ、カナブンがくるのよねえ。だけど、まだ実を食べていません。
 毎年採りに行くのが遅く、熟し切っておいしくなった実にはカナブンが数匹ずつ固まってしがみついているのが普通でした。今年はまだカナブンは出始め、実はどれも傷がなくきれいです。
 やったね。今年はカナブンに勝ったぞ。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涼やかに

2020-06-24 09:35:25 | 植物

アガパンサスの花が咲き始めました。







 けしからん、早くもヘクソカズラが巻き付いています。

 

 梅雨空に清涼感をもたらすブルー。去年より花が増えていてうれしいです。このあたりをブルーの花咲くエリアにしたくて、シラーベルピアナとか、シラーカンパニュラとかを増やしているのですが、アガパンサスもその一つ。ほったらかしですが年々株が増えています。

 クロホオズキもたくさん咲きだしました。






 これもまた涼やかな花です。今の時期、華々しい色よりもこんな優しい色の方がほっとします。
 
 そうそう畑にはこんなヒャクニチソウもあります。
 

 これは昔ながらのヒャクニチソウのタイプで背が高くなります。なので4本だけうえたのですが、今はたった二株。二日続けて夜盗虫にやられました。3日目、隣の、背の低いジニアがやられたとき、やっと犯人を掘り出しました。

 もぉ~

 この淡いグリーン、真夏の光には負けそうだけど、今はとってもきれいです。

 そしてわたしの一番のお気に入りの場所

 最近になって気がついたのですが、全く日が射さない場所なんです。

 

 薄暗い場所に咲くブルーの花を見るといつも、深い海の底を連想するんですよ。中途半端な色ではなく、きっぱりと青いのがいいと思います。
 
 
 それと混じり合って薄いブルー。色としては弱いのですが、その大きさ、小さな花がぎっしりと集まった華やかさでボリュームたっぷり。これでバランスがとれているんですね。




 そして純白のアナベルがあることでブルーがいっそうあざやかに。

 日陰のあじさいはますます色濃く鮮やかに。だけど、梅雨だというのに1週間に1,2日しか雨が降らず、あとは かんかん照りの真夏の日差し。日なたの白いあじさいがしおれ始めました。

 今年の雨はまとめてどさっと降ってきます。去年のような大雨の被害が出ませんように。




 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

うめ びわ すもも

2020-06-22 22:59:09 | 野菜・果物・料理など

 毎年ほぼ同じ時期に熟れる梅、びわ、すもも

 あはっ。スモモが小さい。大きいびわがありますでしょ。

 



 

  びわは、毎年毎年ものすごくたくさんなるので大半は落ちて虫や鳥のごちそうに。その中からいいのを拾って食べていたのですが、それでも余るので冷凍したり、シロップ漬けも作り、びわゼリーも作り。

 でも今年はあまり成ってなくて、その分実が大きい。

 そして完熟したびわは黄色ではなくオレンジ色。いつも以上に甘くて酸味もあって濃厚な味です。ただ、落ちているのを拾うので、虫との競争になります。今年初めて人様に差し上げました。拾ったことを承知でもらってくれる人にね。

 今年は加工せずに生食だけでいいかなあ。いやいやそれでもたくさんあります。

 梅も実が少なくて、ぽつりぽつりと落ちてくるのを拾ってはいたのですが、量も少ないし、梅干しも梅酒も梅味噌も去年のが残っているので、今年はもう何も作るまいと決めました。気が楽だあ。

 ところが、あまりないと思っていた梅が・・・・

 しまった、いつもより大粒の立派なのが、大半を虫に食われてしまってました。 

 



 採れる割合としてはこんな物でしょうか。



 

 それでもまあまきれいなのを拾い集め、ちょっとだけ梅干しを漬けようかなと。

 去年つけたままになっていた梅酒の瓶を空けてそれにつけるつもりで取りだしてみたら

 なに? これ! 

 



 味見してみたら梅と違う。

 ああ、そうか、去年なりすぎたスモモを、もったいないなあと思って焼酎に漬けたんだったと思い出しました。

 そういえばスモモは、あまりにも実がつきすぎて重みで折れてしまったんだっけ。もう全然実が成ってないのかなあ。と見に行きましたら

 残っていた低い枝に結構成っているではないですか。しかも、あまり赤くなくてもおいしい。

 

 
 
 これくらいが採り頃? 去年はもう柔らかくなりすぎていました。

 
 低い枝の下から無理やり覗くと


 しばらくの間は続けて採れそうです。

 毎日少しずつ採りに行くのが日課になりました。少しなのでほとんど収穫できそうです。この間トラオとウマオに持っていったら、おぼつかない手つきで包丁を使って皮を剥きました。思わず包丁の使い方を指導する羽目になりました。

 今年はなにもかも楽勝。その代わりメロンの粕漬けでバタバタしましたけどね。

 ところで、とりだしたアルコール漬けのスモモですが、とてもおいしかったので、一つ二つとつまみ食いするうちに半分くらいに減ってしまいました。

 アルコールはきつくないといえども、匂いはしっかりお酒ですので子どもには食べさせられないなあ。結局はわたしがつまみ食いしてなくなってしまいそうです。

 梅は1キロを梅干しに

 残り1キロは梅サワーにしているところです。前にリンゴ酢で作ったり、らっきょ酢で漬けたり、してみたのですが、あのお酢のつんとした匂いがどうもしっくり来なかったので、今年は奄美大島のきび酢をカップ半分ほど入れてみました。エキスをしみ出す呼び水くらいに。うまくいくといいですが。

 残りの傷ついた物は大鍋で煮ました。とりあえず梅ジャムにしておきます。後で梅味噌にしましょう。

 なんだか今年は仕事が雑だったような・・・

 

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

泥水の中に

2020-06-21 10:19:32 | 生き物
田んぼに行きましたら、
 
 
 
 水路に、迷惑なやつがいっぱいいました。

 
 ジャンボタニシです。 すごいね。

 
 これが卵。卵自体はいつもより少なかったのですが、すでに孵化した後だったのでしょうか。

 
 水の中に見えているの全部ジャンボタニシです。
 
  卵のアップ。これ、さわるとすでに貝の殻見たいな感触なんですよ。



 
 いたのはジャンボタニシだけではなくて
 
 細長いカワニナも見えました。これがいるということはもしかしてホタルがいる? 結婚した当時は細々と光ってたんですが今はどうかな?寂しいところなので夜は来たくありません。
 
 そうそう、あの貝殻はどうなった?
 春先に、この近くの水の涸れた水路で見つけました。
 
 おびただしい数の貝の殻
 大きくしてみます。
 
 ジャンボタニシの貝殻なら分かるのですが、2枚貝が混じっているのが不思議です。ここはコンクリートの水路で、シジミが住むようなところではありません。が、シジミが大発生したとしか考えられないのですが。そして稲刈りが終わって水を流さなくなって死んでしまった・・・・
 今までシジミを見たことがなかったので本当に不思議。
 水路には今稲作用の水がたっぷりと流れていて水の中の様子は分かりませんでした。
 
 水の中つながりでもう一つ
 
 それこそ生き物など住んでなさそうな、水たまりくらいの池だったのですが、実は深かったのでしょうか。わき水でできた池なのでしょうか。人目につかない、誰も近寄った形跡のない池に
 

 
 亀がいました。人の気配を感じて潜ってしまったのですが、辛抱強く待っていると、浮かんできました。
 
 一匹 下の方に2匹目が潜っています。
 
 3匹いました。
 

 何亀でしょう。ミシシッピーアカミミガメではないようです。

「かみつきがめじゃないよねえ。」トラオが心配しています。かみつきがめでもなさそうです。在来種の亀かなあ。イシガメとか。でも色が・・・わたしは子どもの頃からイシガメは見慣れているのですが、こんな赤っぽい色の亀は初めて。
 
 わたしとトラオはしばらく池の畔で亀を見ていました。
「ばあちゃん、ここは秘密の池じゃねえ。」
「そうじゃねえ。」
 在来種の亀ならそっとしておかなければ。だけどこの小さな池に3匹もの亀が生きていけるほどのえさがあるのでしょうか。ほんとに不思議な秘密の池でした。
 
 帰ってから調べてみましたら、どうもくさがめではないかと思うのですが、写真が小さくて詳しいことが分かりませんので確かではないです。
 
 




 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すっぱい実

2020-06-20 10:06:17 | 植物

 田植えももう終盤です。

 忘れてた、ナワシロイチゴ、どうなったかな?

 雨の隙間を縫って見に行ったのですが、

 ありゃあ、全部刈り取られている。

 花の咲いた頃

 

 
その辺り一帯ナワシロイチゴで、これが全部実になったらどんなにすてきだろうと楽しみにしていたのです。



 花もかわいいけど、花びらが落ちてしまってからの方がピンクが濃くて、



 全体で見ると、いつまでも花が咲き続けているような感じです。

 ずっとそのままだったのにどうして今頃?

 仕方ないので写真を撮るだけのためにその辺を探しました。

 とびきりの美人さん。

 



 ビーズの指輪みたい。

 ナワシロイチゴは子どもの頃はうれしい見つけ物でした。食べると種が大きくて、実は汁だけでしかも酸っぱい。でも、その頃はすてきなおやつだったのです。

 酸っぱいといえば

 ユスラウメとシャシャブ。子どもの頃、この2本が並んで生えていて、雨上がりに採りに行くと枝の間からぬっとヘビが顔を出したりして・・・

 どちらも今となっては余りおいしくないのですが、鑑賞用としては好き。でも、もうどこにも見当たりません。もちろん実家にもありません。そのかわり、母が晩年になって植えた桑の木があります。

 この間行ったときふと思い出して見に行きました。

 

 
今年は実が少ないねえ。



 これはもう終わりかけなんだろうか、熟れ始めなんだろうか。

 黒いのを一粒食べてみましたら

 酸っぱ

 母の思い出話の中に桑の実はしょっちゅう出てきました。戦時中、桑の実はそれはそれはおいしいおやつで、口を真っ黒にして食べたんだとか。

 それを聞いていたわたしは鑑賞用で桑の木を植えたのですが、それが鑑賞どころではなく大きくなって、とてもおいしい実をつけて、やがて邪魔になるし、樹は古くなって良い実をつけなくなるしで切ってしまいました。母は、うちの桑の実を食べてとてもおいしいのでうらやましかったんだそうです。だけど、母が植えた桑の実はなぜか酸っぱいんだと言っていたのですが、その通りでした。

 思うに、うちの畑は多分土がいいのではないかと。桑の実に限らず何でも甘くておいしい。母はうちの果物を食べるのがとても楽しみのようでした。だから、我が家の生り物はなにもかも母の思い出とつながります。

 けど、これだけは余りおいしいのに出会いません。

 



 ブラックベリー

 本当に真っ黒にならないと甘くないし、ひっそりと植えてあるのではびこりもしません。なのでわたしの蔓退治からは免れています。なくてもいいような物ですが、花がかわいいのでね、そのままにしてあるんです。

 イチゴの花のかわいさは、この蕊の多さにあるような気がします。



 

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏野菜

2020-06-19 09:06:41 | 野菜・果物・料理など

 夏野菜が採れだしました。

 記念すべき初収穫がこれ。何でしょう?

 右側のを見るとわかります。ズッキーニです。

 夫は何でも植えたがるのですが、後のお世話を全くしません。姑が存命の時は姑がこまごまと尻ぬぐい後のお世話をして何とかなっていましたが、姑が亡くなると必然的にわたしにお鉢が回ってきました。

 でも、わたしは夫がしたいこと全部カバーできるほど暇ではないし、わたしの都合や意見も聞かず始めたことに振り回されるのは困るのです。そこで、夫が夏野菜を植えようかと言い出したとき、ついにこう言いました。

「わたしは野菜の世話はしません。」

 どうせ何十本も植えて、草だらけにして、大半を無駄にしてしまうんですから。うちで食べるくらい買ったので十分。産直市へ行けばその日の朝採れた新鮮な野菜が100円程度で手に入ります。

 それであきらめたのかと思ったら、

 別の助っ人を見つけたみたいです。

 トラオとウマオにお小遣いを上げたりお菓子を買ってやったりしてマルチを敷きました。(草対策はOK)

 二人を連れて近所の麦畑に行き、麦わらをかき集めてきました。

 それを西瓜の下に敷きました。

 植えた本数も、なす5本、ピーマン2種(ひとつはパプリカかもしれない)5本、シシトウ3本・・・とまあまあ適正かな?

 わたしが庭の散水用に用意した長いホースをちゃっかり使ってあの暑い日には水をやりました。(後始末してくれないのでちょっとめいわく)

 こうして、わたしがノータッチで野菜作りができたという、いわば「一人でできた記念日」

 だけど、「そろそろ食べられるから採ってきてくれ。」と最後の最後はわたし任せなんです。う~ん、まだまだ修行が足りん、85点くらいか。

 ピーマン なす あまとう美人

 なすはたった1本でしたがすでに大きくなりすぎでした。ほら

 レンジに入れると種がくっきり。このあと梅味噌をつけていただきました。味は上々です。

 ピーマンの肉詰めに夏野菜ごろごろカレー

 その他、いろいろ。

 その後も自分では採ってこようとしないのでうっかりするとなすがこんなに。

 



 



 苗5本は多すぎましたね。
 
 遅ればせながらかぼちゃも大きくなり出しました。

 ズッキーニ。



 たった一本しか植えてないのに場所をとること。そしてなぜか先が腐っていくのです。どうしてかな? もちろん普通に育ったのもあるのですが。
 




 そして、毎日見に行っては、数を数えて楽しみにしているすいか。
じいちゃんと孫の共同作業の成果です。
 
 
 そろそろカラス対策をしなければ、と言っておきました。結局わたしが口を出し、手伝いもしなければならなくなるのです。だけど収穫はやっぱり楽しみですから。











 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新しい花がー根付かないねえ

2020-06-18 09:08:21 | ガーデニング

 もう半月も前ですが、今年もこのお花に会えました。蔓が長く伸びていっぱい花が咲いていました。よそ様のクレマチスはどうしてこんなに元気なんでしょうねえ。

 めちゃくちゃかわいい~ 花が終わりかけでもかわいい。

 実はポチのフィラリアのお薬をもらいに行った、動物病院の玄関に咲いていたのです。去年この花を見つけて、そのかわいさに一目惚れ。わたしも欲しいから探してと甥っ子にお願いしていたところ、似ている花があったからと、手に入れてくれました。

 去年の写真


 花心の部分がやや地味だけど、これも好き。

 その苗を他のクレマチスと同じエリアに植えたんですが・・・


 今年、この花だけが咲きました。

 4月頃には順調に蔓を伸ばしていたので期待したのですが、突然枯れ始めて、今は根元だけが残っています。一縷の望みを繋いで残してあるのですが、どうなんだろう?今蔓が元気なのは赤紫のマダムコレボンとかいう花なのですが、蔓だけで花は咲いていません。

 皆さんのブログでいろいろなクレマチスを見るたび、うらやましくてなりません。どうしてうちではクレマチスが弱っていくのか?2,3年は花が咲くのですがいつの間にか消えてしまいます。わたし、アトリエの窓にクレマチスが咲くのが夢だったのに、うまくいかないものだから、今の場所に植えることにしたのですが、ここもお気に召さないらしい。

 弟が花屋だけに珍しい花を手に入れるのはわりと簡単なのですが、定着させるのはむずかしいです。 

 あじさいも

これは消えました。

 きれいな花なのにねえ。

 今年もらったこれは

「アースブルー」って名前がついていたかな? 花をすべて切り落として、念のため環境の違う2箇所に植えてはありますが。どうも葉っぱが病気っぽくて、大丈夫かなあと心配しています。

「新しい品種は弱いんよ。」と友人に言われました。

 ペチュニアなんかはそうでもないと思うんだけど。

 明日は雨だというのでもらってきたペチュニアを植えました。

 本来、鉢植えに適している(雨に当たると花が傷む)のではないかと思いますが、最近のわたしはもっぱら地植えです。

 なんだか高級そうなラベルがついています。

 マキアージュですって。化粧品の名前みたい。多分、株が元気なら花がいっぱいつくタイプ。

 この間トラオがもらってきたペチュニアが元気に咲いていますので、きっとここなら気に入るのではないかと。ただ、ペチュニアは今シーズン限りですね。クレマチスとあじさいが長く根付いてくれる場所はないものでしょうか。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔓退治5 会いたくなかった

2020-06-17 00:06:26 | いろいろ

 蔓退治もの残すところ2箇所。

 一つは去年大かがりに取り除いたムラサキシキブ。

 
 去年は覆っている蔓しか見えなかったけど、今年は花が咲いているところが見えるようになりました。

 
 だけどまだまだね。
 
 
 

 それから通り道をはさんで向かい側のアケビ。

 このアケビをどうするかなあと思案していたとき、近くで、チチチチチと、ホオジロの鳴き声がしました。そのとたんわたしは二つのことを思い出しました。

 一つは、去年ここで空の巣を見つけたこと。

 もう一つは、今年実家に行ったときモッコウバラの茂みにあった巣。知らずに枝を整理したら卵があって、あれ以来親鳥が帰って来た気配がないのだと。

 まずい、ことしホオジロがここで巣を作っていたらーそう思うと蔓をバリバリと引きはがせなくなりました。

 そっと根元を切ってしまうかなあ。枯れ葉でも残っていたら巣の目隠しになるかもしれない。それより、本当に巣はあるのだろうか。いて欲しくないなあ。どうぞありませんように。

 わたしは蔓の隙間からそっと覗いてみました。

 見えたのは・・・・毛虫かぁ

 いや

 木に登ったムカデ? ムカデも木に登る? 家の中にも入ってくるくらいだからあり得ないことではないけど。そうか、夕べの大雨で木の上に避難したのかな?

 ヘビはまあいいとして、ムカデにだけは会いたくなかった。

 ムカデに罪はありません。ムカデも人をあやめたくはないと思う。わたし何回かムカデに這い上られたことはありますが、刺激しないようにそっと降りてもらっています。

 だけど偶然出会って、怖い思いをさせたら噛みつきます。毒を注入します。そうなったが最後、人間は、噛まれた周辺をぱんぱんに腫れ上がらせて激痛と高熱でうなされることになります。

 わたしも一度だけ噛まれて、水道で傷口を絞り出すようにして洗い流し、年休をとって即病院に駆け込みました。ムカデが小さかったからか、処置がよかったからか、わたしは軽傷で済みました。それでも一晩軽く熱が出ました。

 その経験があるので、ムカデだけは殺します。いつ何時不幸な出会いをするか分からないから。

 キンチョールを吹きかけました。ムカデには余り効きません。息の根を止めるには相当かけ続けなければいけません。これがいやなの。

 ムカデは遂に地面に落ちました。それでもまだ元気なので、地面にも吹きかけました。やっと動かなくなった。だけど、地面からミミズがくねくねと・・・ああ~ミミズまで巻き添えにしてしまった。

 このあいだ見つけたムカデは

 



 ビニールの隙間にいます。とても大きかったです。

 殺虫剤がなかったので、持っていた鍬で真っ二つに。

 わたし、出会って即殺すのは家の中のゴキブリとわたしの行動エリアのムカデくらいなんですが・・・後味が悪いです。

 一番会いたくなかった鳥の巣はなさそうなので(あっても枯れ葉でかくれるように)根元の蔓だけ切ることにしました。

 ことしは何かマメ科の蔓がいっぱいです。

 これが、線香より細い蔓なのに意外としぶとくて、根っこからは抜けません。

 それから、ヘクソカズラのボスを見つけました。

 これは根っこごとやっつけたいなあ。

 芋掘りのように周囲を掘り起こし、やっと引き抜きました。

 全長1メートルくらい。先の方にはたくさんの蔓が伸びています。やったあ、大元をやっつけました。

 午前中いっぱいこの蔓退治をして、夕方畑の草を引こうと道を歩いて行ったら、向こうになにやらごそごそと歩く物が・・・

 黒っぽい体に長いしっぽ。ドブネズミか?それにしては動きが鈍かったです。しかもそいつはうちの畑のブルーベリーの木の下に入って行ってしまいました。

 なんという運の悪い日。ネズミも見たくはなかったです。反対方向の空き地へ行ってくれたのならまだよかったけれど、あのよたよたは? 夕べの雨がひどかったので弱っていたのかもしれません。うちの畑で死なれたりしたら・・・どうぞ生きてどこかへ行ってくれますように。

 こうしていやな思いもしつつ退治したつもりの蔓ですが、次の日見てみたら、まだ青々とした蔓がはんぶんくらい覆っていました。

 で、仕方なく今日の夕方も蔓退治です。鳥の巣はなかったので、上の方の蔓を手当たり次第切って、遠慮なく引きはがしました。

はやアオツヅラフジの実がなっています。これがかわいいのよねえ。

 どうもわたしは丸い実に甘くてー

 だけど切って捨てましたよ。

 朝から蔓との綱引きで腕の筋肉がぷるぷるです。疲れました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする