3週間ぶりの更新です。その間・・・・・
風邪を引いておりました。パソコンと一緒にーというかなんというか、パソコンはなぜか機嫌を損ねて動かなくなりました。体調悪いのにパソコンの方はさっぱり訳わからなくて、面倒で放置していたら・・・・
なおりました!でも、めちゃくちゃ動きが遅い。
というわけで、もはや古いネタになってしまいましたが、とても楽しかったのでUPします。2回に分けてもなお長いですが、おつきあいください。
例によってぶじおくんが「炭焼き体験一緒に行きませんか?」というのでおつきあいすることにしました。孫も一緒なので、わたしは孫のお守りでもしていたらいいかと。
桜三里の途中にある鞍瀬地区。 もう小学校はなく、住民のほとんどが高齢者の、過疎の地域です。

でも、この神社は、正月地区民全員がお宮で大笑いをするという行事と、秋祭りに奴行列で毛槍を投げ合うという行事で結構有名なんですよ。この神社のそばに炭焼き小屋があって、二つの窯が作られていました。
この炭焼き体験教室は今年で8回目と言うことです。地域の方々の協力の下、公民館の主催していますが、口コミで人気が高まり、広報にも載らないのに40人を超える応募があったそうです。
はじめに炭焼きの手順の説明がありました。二つの窯は、一つは火が燃えており、一つは消えていました。本当は、私たちが準備した炭は一日でできるわけではなく、二,三日かかるのですが、その二つを上手に使って、材料を入れるところから焼けた炭を取り出すところまで全部見せてくれました。
まずは、火の消えた窯から炭を取り出すところから・・・・ですが、順序を変えて、炭焼きの最初から説明することにします。
今日作ったのは竹炭です。
数日前地元の皆さんが切り出しておいてくれた竹を40センチくらいに切っていきます。

これが慣れないものには一苦労で、一箇所切るのにふうふう息切れがしました。長さは切ったものを合わせながらきっちりと同じ長さにします。その方がいいことをあとで納得しました。
次に筒状の竹を縦に幅4センチくらいに割っていきます。

仕事は男も女も平等にやりましたよ。
割った竹をわらでまとめます。

つぎは、窯の用意です。窯はドラム缶を利用して作ってあります。すのこのように竹を敷いて、その上にびっしりと竹の束を詰めていきます。


詰め込んだらドラム缶をふさぎます。

さらに、ドラム缶の前方に、一斗缶を切った焚き口をつけ、周囲を煉瓦で覆います。
泥を練って

煉瓦をくっつけます。

これで五,六時間燃やします。

うしろの煙突部分からモクモクと出ているのは、煙ではなくて水蒸気だそうです。
水蒸気の出が少なくなったら(これは、すでに火を入れていたほうの窯で説明してもらいました)

火を落とします。そのまま二,三日蒸し焼きにします。
このタイミングは、こうすれば絶対成功するというマニュアルはなく、経験を積むしかないということでした。
いよいよ窯を開けてみます。(これは、二,三日前に火を落として蒸し焼きにしていた窯の方で説明です)
周りの泥を静かに落とし、

少しずつ煉瓦を取り除いていきます。
一斗缶の焚き口が見えてきました。

いよいよふたを開けます。
お!

真っ黒な棒が突っ立っていますね。
うまくできているらしいです。

きょうはこれをお持ち帰り用にいただきました。私たちが準備した竹は、この炭を出したあと、この窯に詰めて火をつけたのです。
すごい。準備といい、説明といい、大変だったと思いますが、合理的な手順で、数時間ですみやきの全貌を知ることができました。参加者の一人が、「竹炭が好きでよく買うんだけど、高いなあと思ってたけどこんなに大変なんだから高いのはあたりまえよね。」と言っていました。同感です。 つづく・・・
風邪を引いておりました。パソコンと一緒にーというかなんというか、パソコンはなぜか機嫌を損ねて動かなくなりました。体調悪いのにパソコンの方はさっぱり訳わからなくて、面倒で放置していたら・・・・
なおりました!でも、めちゃくちゃ動きが遅い。
というわけで、もはや古いネタになってしまいましたが、とても楽しかったのでUPします。2回に分けてもなお長いですが、おつきあいください。
例によってぶじおくんが「炭焼き体験一緒に行きませんか?」というのでおつきあいすることにしました。孫も一緒なので、わたしは孫のお守りでもしていたらいいかと。
桜三里の途中にある鞍瀬地区。 もう小学校はなく、住民のほとんどが高齢者の、過疎の地域です。

でも、この神社は、正月地区民全員がお宮で大笑いをするという行事と、秋祭りに奴行列で毛槍を投げ合うという行事で結構有名なんですよ。この神社のそばに炭焼き小屋があって、二つの窯が作られていました。
この炭焼き体験教室は今年で8回目と言うことです。地域の方々の協力の下、公民館の主催していますが、口コミで人気が高まり、広報にも載らないのに40人を超える応募があったそうです。
はじめに炭焼きの手順の説明がありました。二つの窯は、一つは火が燃えており、一つは消えていました。本当は、私たちが準備した炭は一日でできるわけではなく、二,三日かかるのですが、その二つを上手に使って、材料を入れるところから焼けた炭を取り出すところまで全部見せてくれました。
まずは、火の消えた窯から炭を取り出すところから・・・・ですが、順序を変えて、炭焼きの最初から説明することにします。
今日作ったのは竹炭です。
数日前地元の皆さんが切り出しておいてくれた竹を40センチくらいに切っていきます。

これが慣れないものには一苦労で、一箇所切るのにふうふう息切れがしました。長さは切ったものを合わせながらきっちりと同じ長さにします。その方がいいことをあとで納得しました。
次に筒状の竹を縦に幅4センチくらいに割っていきます。

仕事は男も女も平等にやりましたよ。
割った竹をわらでまとめます。

つぎは、窯の用意です。窯はドラム缶を利用して作ってあります。すのこのように竹を敷いて、その上にびっしりと竹の束を詰めていきます。


詰め込んだらドラム缶をふさぎます。

さらに、ドラム缶の前方に、一斗缶を切った焚き口をつけ、周囲を煉瓦で覆います。
泥を練って

煉瓦をくっつけます。

これで五,六時間燃やします。

うしろの煙突部分からモクモクと出ているのは、煙ではなくて水蒸気だそうです。
水蒸気の出が少なくなったら(これは、すでに火を入れていたほうの窯で説明してもらいました)

火を落とします。そのまま二,三日蒸し焼きにします。
このタイミングは、こうすれば絶対成功するというマニュアルはなく、経験を積むしかないということでした。
いよいよ窯を開けてみます。(これは、二,三日前に火を落として蒸し焼きにしていた窯の方で説明です)
周りの泥を静かに落とし、

少しずつ煉瓦を取り除いていきます。
一斗缶の焚き口が見えてきました。

いよいよふたを開けます。
お!

真っ黒な棒が突っ立っていますね。
うまくできているらしいです。

きょうはこれをお持ち帰り用にいただきました。私たちが準備した竹は、この炭を出したあと、この窯に詰めて火をつけたのです。
すごい。準備といい、説明といい、大変だったと思いますが、合理的な手順で、数時間ですみやきの全貌を知ることができました。参加者の一人が、「竹炭が好きでよく買うんだけど、高いなあと思ってたけどこんなに大変なんだから高いのはあたりまえよね。」と言っていました。同感です。 つづく・・・