あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

思い出のアルバムーベルギーアルデンヌ地方の旅2

2008-02-29 23:57:52 | 旅行

 モダーヴ城を出たツアーの一行は、デュルビュイの近くのレストランで食事をしました。 メニューは、名物ワーテルゾーイ。 





  うぉー、でかい鶏肉。 みんなお腹いっぱい食べたのにまだこんなに残っています。 この時点で脳裏にちらっと後悔の念が浮かびました。 A社のツアーは、魚のクリーム煮もあったのになあ。 前から読んでくださっている皆さんはご存じのとおり、わたしは鶏肉が苦手。 わたしは一緒に煮込まれているじゃがいもやにんじんをちょこっといただきました。



 向こうに見えるグラスは、地ビールです。 ワインのようにフルーティーな味でおいしかったです。 以後、ベルギー滞在中毎回違った種類のビールをいただきました。 



 デュリュビュイは、ガイドブックによれば世界一小さな村だそうです。 三つの尖塔を持つお城がすてきでした。 今もなんとか伯爵がすんでおられるそうで、外からみるだけ。
 デュルビュイでは、珍しいタンポポのジャムを買いました。 





 珍しいヨーロッパの町並みに、ついつい時間を忘れ、集合時間に遅れてしまいました。 いくら小さくても、30分で回れというのはねぇ。



 次に行ったのは、要塞の町ディナン。
 これは要塞のふもとにある教会です。





 ロープウェイで要塞まで上がることができます。 この要塞は、昔からのものではなく、観光のために復元されたものなんだそうです。 きっと見晴らしがいいんだろうなあと思いつつ、時間が無くて下から眺めるだけ。





 早春のディナンの町にで見た、雨にも散らず、風にも散らない、「ゲント桜」。 日本の八重桜に似た華やかな桜です。 





 ディナンでは数10分、町を散策し、教会の中を見学して、ブリュッセルに引き返しました。



 車窓から見たベルギーの農村。





 手前の黄色い花はタンポポ。 後ろに見えるのは菜の花です。





 安野光正の「旅の絵本」を思いだしました。 ヨーロッパの町や農村を細密な絵で描いた文字がひとつもない絵本ですが、 絵の中に、赤ずきんちゃんや、長靴をはいた猫などおとぎ話の主人公がかくれていて、見ていて飽きないのです。 あの絵本そのままの風景が目の前に広がっていました。



 これからわたしたちは、ブリュッセルにかえって世界遺産のグランプラスに行く予定です。 これで旅行第2日目が終わります!! 



/P>

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出のアルバムーベルギーアルデンヌ地方の旅

2008-02-29 00:42:14 | 旅行

 初めてのヨーロッパ旅行。 


 旅行をするとき、わたしはガイドブックで見所を研究し、各社のツアー内容をかなり綿密に比較するほうです。そして、だいたい自分の選択に満足して帰ってくるのでしたが・・・・。


 今回も、パンフレットをありったけ集めて、詳しく検討しました。 そしてA社のツアーが気に入ったですが、ちょっとだけ難点がありました。 
 まず関空発でなかったこと。 成田までの運賃と、前後の宿泊を考えると、日数も増え、旅行費用もかなり高くなります。
 ツアー内容はかなり魅力的。 特にオランダのアールスメア花市場の見学と、アムステルダムの運河クルーズが入っています。 これはどこにもないプラン。 ホテルはあちこち見物するのに便利な市街地にある。 だけど自由時間がとても多くて、その分食事がついてない。 旅行代金はやや高め。 オプショナルツアーを選べば、さらに費用がかさむし、 食事するところを探すのはとっても苦手。 わたし、台湾まで行ってマクドナルドのフィッシュバーガーを食べたことがあります。 


 そんなわけで迷っていたところに、手に入れたB社のパンフレット。 なんと、ガイドブックで調べたとき、行きたいなと思っていた場所がほとんど網羅されている上に、全行程食事付き、費用はかなり安い。 関空発。 これに飛びつきました。
 その選択がよかったか悪かったか、後で振り返ってみるとかなりビミョーですね。 そのわけはおいおい書いていくことにしてー


 4月22日、わたしと母は、関西空港からアリタリア航空でまずイタリアのミラノへ向かいました。 添乗員付きのツアーです。 ミラノで乗り換えはちょっとよかった。 空港からは出られませんが、売店などでイタリアの空気を吸ってきました。


 


 ミラノから、まずベルギーのブリュッセルへ。 ここで2連泊します。 着いた日はもう夜でしたのでホテルで寝るだけです。


 翌日、バスでアルデンヌ地方の古城へと向かいました。 この地方にはいくつかの中世の古城があるそうですが、わたしたちが行ったのはモダーヴ城という、当時の貴族の生活が窺える城。 
 


 うれしいな、初めて中世のお城を見ます。 


 お城は、思っていたよりも小さかったです。 石造りの堅牢な城でした。



 最初の部屋には、壁や天井に、当家の歴史が描かれていました。(よくわからないけど)



 お城の晩餐会そのものの豪華なテーブルセッティング。



 


 当主が休む寝室、 部屋全体が豪華な絵画のように見えて、初めはベッドがどれかわかりませんでした。
中央の天蓋のかかったところがベッドです。




 
城の中には小さくてかわいい礼拝堂もありました。 今でもここで結婚式をあげることができるんだそうです。



 


 驚いたことに、明日、日本人カップルが結婚式をあげるので、 さっきのテーブルセッティングは結婚式の披露宴のために用意されたんですって。 ほお~!! そんな人もいるんだね。 


 ふたりはこの並木道を馬車かオープンカーで走っていくのかしら。 そうだったらすてき。 新芽がコーヒー色の楡の木? (だったと思う、確か)


 


  モダーヴ城を後にして、わたしたちは世界で一番小さな村へ向かいます。 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

思い出のアルバム

2008-02-28 00:19:24 | レザークラフト

 できました。


 


  革のアルバムカバーです。 これを作るために大型のバケツ型バッグができるくらいの革をつかってしまいました。 母が、「アルバムなんかにもったいない。」と言っています。 はい、ごもっとも。 アルバムが2冊あるので二つ作ろうかと思いましたが、ひとつでやめます。
 


 なぜこんなものを作ることになったかというと・・・・・


 以前作った40号の作品「たそがれ」の、試作品があるからなんです。 それも2枚。
 わたしは、大きな作品を作る前には必ず小さな革で試作品を作ることにしています。 今回は色を迷って、ふたとおり作ってしまいました。 それはいいのですが、問題なのはそれの使い道。 試作とはいえ捨てるにはもったいないし、何か有効活用をーというわけで今回はアルバムカバーにしてみました。


 革の真ん中をくりぬいて、試作品のろうけつ染めを額に入れたようなデザインにしています。 周りを彩る花は、建物の暗さをカバーするように派手目に。 ろうけつ染めではなく、カービング(革に切り目を入れ、周りを工具でたたいて浮き彫りにするやりかた)で作っています。


 片方はベルトに差し込むようにして、アルバムが厚くなっても調節できるようにしています。



 裏はちょっと失敗。 えらく計算違いをして、 模様が真ん中にきてしまうし、 寸法は足りなくなるし・・・・。 でも苦肉の策でステッチでつなげた部分がちょっといい感じかも。 このつぎはぎ、バッグなどにも応用できそうです。



 このカバーを、オランダ・ベルギー旅行のアルバムにつけるつもりです。 表紙がデュリュビュイの街角なので中身にぴったりでしょう?


 わたしがオランダのチューリップ目当てにでかけてからもうすぐ1年がたとうとしています。 記憶がこれ以上薄れないうちに思い出を綴っておこうと思います。 というわけで、明日からしばらくは、オランダ・ベルギー旅行記ですよ。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開の梅畑

2008-02-26 22:10:30 | 植物

 道ばたの梅畑。 どこの梅畑も白い花が満開でした。

 梅林でもなく梅園でもなく梅畑です。 なぜならこの梅は、鑑賞するためではなく実を採るために植えてあるからです。 実は、このあたりでは柿だけでなく梅もたくさん採れてしかも品質がいいらしいです。 地元産の梅で作った梅干しは園芸組合の目玉商品になっています。

 地面に近いところにパイプを渡らせているのがわかるでしょうか。 このパイプは広いシートを張るためのものだと思います。 シートの上に落ちた梅を収穫するらしいです。 

 たくさんのメジロが集まっていました。 近頃干し柿に寄りつかなくなったと思ったら、こんなところに・・・・。 梅の蜜は甘くてよいにおいがして、メジロにとってはごちそうなんでしょうね。 今ならたっぷり梅の蜜が味わえます。なので、うちの干し柿は食べ散らかしたままです 

 梅畑の隣は柿畑。 梅とは対照的に、黒い枝と幹だけがごつごつとして無骨な感じがします。  

 こんなふうに、黒っぽい柿畑と、白い花の梅畑と、やや薄い茶色のキーウイ畑と、緑のみかん畑とがモザイクのように入り交じっています

 そして、梅の花が散る頃には、柿の木に柔らかな緑の芽が芽吹いて、このあたり一帯のモザイク模様は、日一日と色を変えていくのです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての・・・・

2008-02-26 00:17:46 | お出かけ

 さて、次はどこへ行こう。 野球がだめだったときのために、ぶじお君はいくつかの候補を調べてくれてました。


西武ライオンズもキャンプしてますけど、2軍なんですよね。   う~ん、知らない人ばっかりかあ。
どこかのサッカーチームもキャンプしてます。    サッカーねえ。 
美術館でシャガール展がありますよ。   それ、いいねえ。
なんとかという植物園もあります。   牧野植物園ね。 温室があったかなあ。 
桂浜で、闘犬とふれあえるそうです。    闘犬てけんかするから体が傷だらけなんだよ。 もう、見たくない、 と娘。


 そしてふと思い出したのが、道の駅で見つけたパンフレット。


 これ、これ、これ行ってみたい。

 わたしたちが向かったのは、2,3年前、引退するまで負け続けた馬が人気を集めた場所。 そう、高知競馬場です。


  テレビでは見たことがあるけれどまだ行ったことのない競馬場。 どんなところかわくわくー。


 100円の入場料を払って中へ入りました。 


 売店の入り口近くに例の馬の写真がありました。 中には小さなハルウララギャラリーも。




 子どももいました。 パチンコだったら18歳未満おことわりなのに、競馬ならいいのかなあ。 子どもが遊べる遊具まであるんですよ。



 まずは走る馬のお披露目。 狭いのですぐ近くで馬を見ることができます。 筋肉がすごい。


 


とりあえずレースを見ることに。


 


 広々としたレースコース。 



 観覧席の4階はガラス張りになっています。 あそこはどんな人が入れるのでしょうか。 残念ながら観客はまばらですね。 地方競馬はどこも運営が大変だと聞いたことがあります。 最近は若い女性も競馬場に行けるような明るい雰囲気になっているとか言うけれど、やっぱりおじさんたちが多いです。 なかには馬券に生活がかかっているような雰囲気のおじさんたちも。



 いよいよレースが始まりました。 目の前を駆け抜ける馬たち。 馬の走る姿は本当に美しいです。思っていたほど上下動はなく、すべるように、飛ぶように、軽やかに走っていきます。


 


 


 


 次のレースでは馬券を買ってみました。 馬券といっても、ロト6のようなマークシート式。 枠連とか馬連とかさっぱりわからないわたし。 適当に数字をマークして(宝くじと同じ、全くの運まかせ)、100円単位の安いお金で買って・・・・当然のことながら全く当たりませんでした。


 でも、わたしたちは十分満足して帰路についたのでした。 ただ、とっても寒い日で、なんでこんな日にわざわざ? という気がしないでもありませんでしたが。 野球見てたらどんなに寒かったことか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高知へドライブに

2008-02-25 01:15:12 | お出かけ

 2,3日前、娘婿のぶじお君から電話がありました。 
 「今度の日曜日、高知へ行きませんか?」


 え、なんで?


 高知に阪神とオリックスがキャンプに来ているんだそうです。 う~ん、野球かあ~。 まあ、見たことないし、行ってもいいか。 
 金曜日に調べたところ、日曜日は、阪神とオリックスのオープン戦があるようでした。 まだだいじょうぶじゃない?というわたしに、地方でプロ野球を見ることはめったにないので、むしろ都会よりもチケットは売れているはずだとぶじお君は言います。 そしてやっぱりチケットは完売していました。
 とりあえず球場へ行ってみようか、 当日券があるかもしれないし。


 というわけで、高知へ行ってきました。 ぶじこは仕事なので、わたしとぶじお君と下の娘との3人旅。 かなり変なつれ。 ぶじお君、一人で行くのは淋しかったみたいなのです。


 高知へは寒風山を抜けて行きます。 
 道の両側には雪が残り、遠くの山の木々は樹氷になっているのが見えました。 雪景色とはまたちがった美しさです。



 岩からしみ出た水がつららになっているのを見つけて、わたしたちは大喜び。



 



 道の駅に寄ってもみたりー。 こんなに道草くってたら、球場に着くのはいつになることやら。


 試合開始30分前に高知球場近くまできたら、球場へ入る車で渋滞していました。 こりゃだめだ、とあっさりあきらめてとりあえず食事をするために日曜市近くにやってきました。


 王監督ほかたくさんの有名人(誰のサインだかわからないけど ) のサインがあるおすしやさんに入りました。


  わたしが食べたのは、花籠という名前のうどんとにぎりのセット。



 食べているうちに、かなり隔てた場所から大きな声が聞こえてきだしました。 
 「たばこはね、気管が弱いから吸わない。 お酒は子どもの頃から飲んでたけど・・・・」


 ええ~っ 


 わたしたちは、だんだん無口になってきました。 べつに盗み聞きしようとしたわけではありませんよ。 でも、いやおうなく耳に入ってくるそのお話が・・・・ 


 「主人は、お酒は飲まないんだけど胃ガンで死んじゃった。 50歳で。」
 「4人の子がいてね、わたしが働いたのよ。 子どもは反抗したよ。 なんでこんなに貧乏なんかってね。」
 「大企業の下請けの会社だったんだけど、機械で指挟んでね。 保証金もらったのよ。・・・・・」
 「指のないわたしをやくざのかみさんと間違えて悪口言う人もいて・・・・・」
 「膝をけがしたんだけどお金がないから病院へ行かなかった。縫ってないから、トイレでしゃがむと血が噴き出してね。 一月ぐらい立ち××したよ。 治ったけど40年間古傷が痛んでね。今でも寒いと痛いよ。」 

 ・・・・・・・


 わたしたちはごちそうを食べながら、テレビドラマを見ているような気分になってきました。 壮絶な人生をおくってこられたんだなあ。 淡々と語る声が、返って説得力を増して心に響きます。

 わたしたちはお腹も、胸もいっぱいになってお店を出ました。
  


 さて、次に行くところは・・・・

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は「ねこの日」

2008-02-22 23:39:38 | ペット

 2月22日、にゃん にゃん にゃんでねこの日だそうです。
 そこで、今日はねこの写真集。

 実家には2匹のねこがいます。 
 もう10歳くらいになる古株のねこ、「なな」 。 あまえんぼうで、散歩に出たじいちゃんを見つけてついてきました。 


 くんくん、お花がいい匂い。



 ななは、下の娘が高校生の頃拾ってきた猫です。 
 ある日、娘から電話が。 駅まで迎えにこいというのです。それもうちの近くの駅ではなくて、学校の近くの駅だという。 なにごとがおこったのかと、あわてて車で30分かかるその駅まで迎えに行ったら、駅の前で小さなねこを抱いて座り込んでいる娘の姿が。 ねこを拾ったもののスカートにおしっこをかけられて電車に乗れなくなった・・・・・・ というわけでした。


 当時うちには「ノラ」というねこがいて、彼女が新入りを受け付けなかったため、実家に押しつけたのです。 


 川のそばでごろんごろんするなな。 これぞ川っぷちねこ。 じいちゃんが、「こらこら、あぶなかろがね。おちるぞね。」とのんびり話しかけています。 母のいない家で、ねこたちは父のよい話し相手になっているみたい。





 


こちらは、「えり」と言います。 「なな」に「えり」、ついでに犬の「ゆい」。 飼い主の趣味がうかがえますねえ。 



 えりは甥っ子がもらってきたものです。 小さい頃はぬいぐるみのようにかわいかったんですよ。 とても無口なねこでえさが欲しいときも外に出たいときも無言で動作で表します。 たまに鳴く声は細くて高くてとてもきれいです。


 毛並みを見ると、なにやら高貴なうまれのようなー。 



 でも、今は眠くて眠くて・・・・。 



 いつもはじいちゃんのそばで丸くなるんだけど、きょうはじいちゃんがいないからー。



 ソファの上で、父の膝にもたれて寝るのが2匹のお気に入り。 でも困ったことに、ななとえりは仲が悪くて、この場所を占領できるのは早い者勝ちなのです。 この2匹は、ねこ鍋みたいにくっつくことはできないのかしら。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手作り餃子

2008-02-21 21:13:56 | くらし

 とある喫茶店のランチに行きました。 
 
 わたしは基本的に悪口は書かない方針なのですが、今日のランチだけは悪口を書きたくなりました。 なぜかって? ・・・・・ とてもまずかったからです。 味付けはともかく、素材がなってないです。 この田舎で、新鮮で安い野菜は簡単に手に入りそうなものなのに。 ネギは苦い、キャベツも苦い、白菜は味がない。 極めつけはブロッコリーのゆでたの。 他の食材の匂いがうつっているし、もさもさしているし。 娘が、「どうやったらこんなにまずいブロッコリーになるのか?」と、言いました。 ブロッコリーは今が旬。 本来は塩ゆでしただけでも甘みがあって十分おいしいのです。 


 「料理って結局素材よねえ。」という話から、我が家のぎょうざの話になりました。 うちではたいていは手作りぎょうざです。 ぎょうざを作るのに豚バラ肉のかたまりを使います。 そしてそれはミンチを使ったものより格段においしいのです。 まさに素材の力です。 「久しぶりにぎょうざが食べたいねえ。」ということで、材料を買ってきました。


 かたまり肉を使うのは、中国から来日した方に教えていただきました。 愛媛県産の豚肉です。



 バラ肉には脂身が多いので、わたしはかなり脂身をとってしまいます。



 細かく切るのは手間がかかります。 頑張って切りました。



 にらは地元産。



 うちでとれた白菜を細かく切って塩もみし、ぎゅっと汁気をしぼります。 それらを全部混ぜて、ごま油や塩、醤油などで味付けします。



 ちょっと野菜が多すぎたかな? かなり大粒の餡なのですが、歯ごたえが良いのがみんなのお気に入りです。 


 用意した皮は66枚。 皮は店で売っているのを使いました。 本当はこれも手作りするほうが包みやすくていいのですが、そこまではねえ。


 これは娘が包んだぎょうざ。 こうして並べるときれいでしょう。



 半分はうちと実家の父のために冷凍し、残り半分を焼いてぶじこたちと食べました。 調味料を入れても生肉の味見はしたくないので、いつも目分量なのですが、 粗めのお肉のうまみがじわっと口の中に広がって、しっかりした歯ごたえがあって、今日のぎょうざもおいしかったです。


 地産地消の手作りぎょうざです。 
 


 最近のぎょうざ事件で、例の「てづくりぎょうざ」の工場の様子も報道されていましたが、それを見ると、従業員が大勢、手作業でぎょうざを包んでいましたね。 「手づくり」って、人の手で餡を包んだら手づくりになるの? なんかちがうでしょう。 手づくり品が安く大量生産できること自体おかしいんじゃないかな、と思いますがね。


 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふきのとう

2008-02-21 00:38:15 | 植物

 産直市場にふきのとうが売られていました。 


 これだけで100円。 天ぷらにして食べるには十分です。



 こんなに粒がそろっていると言うことは、栽培しているのでしょうか。 野生のふきのとうがでるのはもう少し後のように思うけど。 こんなに出始めのころは気がつかなくて、ああ、ふきのとうだ、と思う頃にはとうが伸びて白い花が咲いています。



 母はふきが好きで、よくとってきては料理してくれましたが、ふきのとうだけは食べたことがありません。 これが食べられるということは大人になってから知りました。 したがって料理方法も本で読んだだけ。 自己流でふきのとうの佃煮を作ってみたら、とてつもなく苦くて食べられませんでした 

 こんなにあくの強いものはてんぷらに限ります。 油で揚げるとなぜか苦みがなくなるのですね。 わたしはよもぎも天ぷらにします。 おいしいですよ。


 それで、これも天ぷらにして食べます。 中から花のつぼみがのぞいています。



  真ん中から二つに切って衣をつけるのですが、なんだかおもしろいですねえ。 ひとつ残しておいてスケッチすることにしました。



 てんぷらは、強いふきの香りと、ほんの少しだけ苦い味がしました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冠雪の石鎚

2008-02-20 00:54:06 | くらし

 立春がすぎたのに。 椿さんも終わったのに。 きのう、石鎚山が真っ白になっていました。


 東温市側から見た石鎚。



 場所を変えて撮してみました。 



 小学生の頃、図工の時間といえば、そのあたりの田んぼで写生。 冬の写生といえば、わらぐろか冠雪の石鎚と決まっていました。 そのころは家も少なく麦畑が広がるばかりで対象となるものがなかったのです。 先生もめったに回ってこず、これ幸いと遊び回る子もいましたが、何人かはあの雪の白さと格闘していました。(子どもなりに) わたしも子ども心にあの雪の美しさをどう表現したらよいか真剣に考えながら絵を描いていました。 先生に、こう描いたらいいよと教えてもらった記憶はありません。 忘れたのかな?  


 石鎚が雪をかけると風がとっても冷たいのです。 その寒さの中で2時間も3時間も田んぼの畦なんかに座り込んで・・・・。 昔の子どもは辛抱強かったんだなあ、と自分で感心したりして。


 犬の散歩に出て、日当たりのよい場所でオオイヌノフグリが咲いているのを見つけました。 44月ごろには一面星を振りまいたように咲くのですが、 寒い今は茎も短く、首をすくめるようにして咲いていました。 でも、そこから春が広がっていくような、ぬくもりを感じました。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする