あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

春を満喫

2019-03-30 10:05:18 | 野菜・果物・料理など
 ぽかぽかと春らしい陽気の日、ヨウコを連れてつくし採りに行きました。もう頭が開いてしまってだめだろうと思っていたのですが、よく見ると案外まだまだ食べられるのがありそうでしたので。
 
 わたしだけの秘密の場所ーではないけど、ここでつくし採りをするのはわたしくらいかな。
 犬の散歩コース 除草剤や農薬散布をする田畑 勝手に入ったら叱られそうなところ 草ぼうぼうでどろぼう草がひっつくところ すべてをクリアしたよいところ



 なんと菜の花だらけになっていました。

 肝心のツクシはーいっぱいありましたけど、頭の開いてない若いのは探さないとありませんでした。ヨウコは頭が開いているのと開いてないのとの区別がまだつきません。
「いいよ、どれでも採って。」料理するとき頭を取り除いたら大丈夫でしょ。

  いいツクシを探してどんどん端っこを歩いて行くと


 これ、いいね。こんないい場所にヨモギがあったなんて。今晩の献立は春の野草の天ぷらにしましょう。

 なおも行くと



 きゃあ、もうこんなに出ているのか。
 イタドリの新芽がたくさん見つかりました。これはおいしいの。採って帰りましょう。

 さらにさらに


 芹。母の好物でした。

 一方ヨウコは
 ツクシは飽きて菜の花を採るのに夢中です。
「いいよ、はしっこならね」中の方はよその畑なので、放置されているとはわかっていても遠慮しました。

「ハチがおる!」
「知らんふりしてたら刺さないから大丈夫。」
「ちょうちょがおった! まってまってちょうちょさん」
「あ、ミノムシ。」「ははは、それはねえ、カラスウリの干からびたの。」

 近くでキジがキーキーと鳴きました。
 頭上ではヒバリ。
 菜の花に集まるミツバチの羽音。

 もうすっかり春ですねえ。

 袋を二つしか持っていませんでしたので、一つには菜の花をいっぱい。これもつぼみをとったら漬け物とかおひたしにできたんだけど、それはやめました。
 足元にはノビルも。
 とにかく春の味覚の宝庫だったのです。もう一つの袋になにもかもごちゃ混ぜに放り込んで帰りました。



 洗いながら丁寧に仕分けして、ヨウコにはイタドリの皮を剥いてもらいました。その間にわたしはツクシの袴取り。といっても、わたしは袴の部分をちぎって捨てるだけ。ツクシは袴から袴までの節々で短くちぎられるんですが、どうせゆがいたあと短く切るんだからね、はじめっから短くしてたっていいんじゃない?というのがわたしの考え。(こういう所の現れる奇妙な合理主義。)いつか弟も同じことを言って、さすが兄弟だなあと妙に感心したことがあります。
 袴取りはさっさと終わってその日のうちに天ぷらにしました。



 上から、地物の海老と芹の掻き揚げ 右 ツクシの天ぷら 下 ヨモギの天ぷら 左 たけのこの天ぷら
たけのこは買ってきました。

 意外においしいのはヨモギ。にがみも独特の匂いもほんのわずかに感じる程度で、みんな大好きです。たけのこは地元産をゆがいたのを買ってきました。だしと醤油とみりんで薄味をつけてから揚げるととてもおいしいです。小エビは多分今日水揚げされたもので、生きがよくてもちろんおいしいです。ただ、せりが・・・・めちゃくちゃ苦かった。やっぱり湯がかないとあくが強いようです。
 そしてツクシは?
 水分が多くてからっと揚がりません。頭の部分にちょっぴり苦みがあって、大人は春の香りだなあと思いますが、ヨウコは
 両手で大きく「ばつ」を作りました。はあ、やっぱりね。
 考えてみたら、ツクシってあまり美味しい物じゃないです。春の野で、春の空気や気配を楽しみながら摘んで、いっぱい採れたと喜んで(後の苦労も考えないで)、そんな春の雰囲気や行為、丸ごと食べるからおいしいのではないかと思います。

 残っていたツクシと芹で卵とじを作りました。
 それから皮を剥いたイタドリは熱湯をかけて2,3分おき、小さく切って1日水を替えながらさらして酸味を抜き、砂糖や醤油、削り節と一緒に甘辛く煮付けました。



 これがおいしいの。

 母は大量に採ったつくしを冷凍してわたしにくれていました。イタドリも米袋いっぱいくらい処理してわけてくれていました。ヨモギはよもぎ餅になってわたしの所に届きました。春の味覚は母の思い出とともにあります。
 わたしもいつか孫たちにヨモギ団子を作ってやりましょう。残ったヨモギを湯がいて冷凍しておきました。





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さくらの日

2019-03-27 23:40:28 | 植物
 みんなが書いているからわたしも書いちゃお。
「リニューアルって、どうよくなったんだろう。」なんだか画面が広々として返って見づらいのよね。

 では今日の記事
 今日は「さくらの日」だそうです。ぽかぽか陽気で開花もすすみそうですね。桜三里は山なのでまだつぼみは堅いようでしたが、きのう孫たち4人を引き連れて行った公園では、

 え?もうこんなに?



 ソメイヨシノですよね?



 しかもこんなにたくさん桜が植えてあったなんて気がつかなかった・・・・


 
 帰りにその辺のさくらの名所を回ってみましたが、まだちらほらと開いているだけでした。

 今きれいに咲いているのはソメイヨシノより少し早く咲く「陽光桜」
 色が濃く、数本植わっているだけで華やかです。道ばたに密集して植えてあるところがあって



 ぱっと目立ちます。



 松山市へ行く途中、去年見つけた陽光桜の道へ行ってみました。

 車1台やっと通れる細い道を上っていくと



 いきなり出迎えてくれます。
 登り切ると整備された道に出て、花に囲まれた墓地が



 その先には何本もの陽光桜が植えられています。


 今、満開






 この陽光桜、地元の高岡昌明さんという方が、世界平和を願ってたくさんの国に苗木を送ったことで有名です。映画化もされました。外国人にはソメイヨシノよりもっと鮮やかなピンクの方が好まれるということでこの苗木をひろめたんだとか。
 確かにきれいですがー個人的にはもう少し淡い色、八重桜くらいのほわほわしたピンクの方が好きかな。

 ここへ来るまでの道沿い、トンネルを出て急な坂を下るところに、ソメイヨシノに混じって陽光桜が植えられているのですが、今年はちょっと元気がないみたいで気になりました。まだ咲いている花がすくなかっただけ?
 
 もう一つ気になったこと。
 
 最近、柿畑の中に太陽光発電の装置が増えて、こんなにたくさんの農地をつぶしてしまっていいものだろうかと心配してるんですが、なかには、発電装置の下に農作物を植えられるように、土台を高く作ってあるところがあります。だけど装置が邪魔して日陰になるんじゃないだろうかとか、いらぬ心配をしていましたが、装置の隙間から挿す日差しと、太陽の傾きで挿す日差しとでまあまあ日当たりはよさそうでした。
 で、そこに何を植えるんだろうと相変わらず気になるわたしでした。



 まさかまさかの

 さくら!


 花が咲いて初めてわかりました。周囲には短い苗がたくさん植えられていまして、もしかしたらこれもさくら?
 この木が発電設備より大きくなったらどうするんだろう。日当たりが悪くなって発電効率が悪くなるのに。そしてこのたくさんの苗をどう活用するんだろう。等々

 次々にわき起こる疑問。いや、わたしには関係ないことなんだけど、気になる・・・・

 



 





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ちょうどいいとき

2019-03-25 23:05:27 | 植物
花の季節は移り変わりが早い。油断するとあっという間に見頃を過ぎてしまいます。
 我が家の木蓮



 白木蓮はもう散り始めて
 紫木蓮が開き始めました。



 今日の新聞に、わたしの大好きな大きな木蓮の写真が載っていました。個人のおうちですが、ファンが多いようです。でも、この木蓮、うっかりするときれいな盛りを過ぎてしまうのです。ちょうどいいときに写真を撮るのはほんと難しい。
 今年は


 ちょっと寂しい気がする。まだ満開ではなさそうです。ただ、隣に植えてあるこれも大きなこぶしの花がまだきれいで、まあまあいい時期に訪問できました。





 ちょうどご主人が農作業をしておられて、「どうぞ」と手招きしてくださいましたので、木蓮を見上げることのできる畑から撮りました。

 太い幹です。







 上手く写せていませんが、「花の天蓋」とでも言いましょうか、上から覆い被さるように枝が垂れ下がり、花でびっしり覆われています。
 よかった、きれいなときに来ることができて。

 ここへ来る途中に出会った花々

 大きなユキヤナギ



 サンシュユ


 遠くに海が見えます。



 小さなお堂の脇にあった寒緋桜。まさにちょうどいいときでした。






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これなあに

2019-03-23 10:54:02 | 植物
 2週間前、そう合唱団のコンサートのあった日、何か花に添えるグリーンの葉っぱはないかなと庭をあちこち見て回っていました。そして、こんなものを見つけました。



 緑の葉っぱの上に血赤のサンゴ。

 うわぁ~、やったぁ、初めて見た。

 これはフラワーアレンジメント似よく使われるルスカスの仲間で、ルスカスなんとかなんとか・・・長ったらしい名前がついています。ははは・・・覚えられません。

 花がね、こんな所に咲くんです。




 以前仕事を通しておつきあいのあったお茶の先生が、高齢なのでお庭も整理したいとおっしゃって、たくさんの植物をいただいたその一つです。先生は「はないかだ」と言われましたが、どうも「はないかだ」は別にあるようです。
 根をつけたままほんの一握り植えただけなのですが、今では



 そしてようやく実がなったのです。うれしい~。

 ほかにもないかと探してみましたが、これ一つだけでした。しかも、2,3日後にはなくなっていました。忙しいと思いつつ写真に撮っておいてよかった。

 つぎはお彼岸前に墓掃除に行ったとき見つけたもの。

 これ、なあに?
 これも初めましての実でした。



 もう放置された梅の木に覆い被さっていたんです。梅の木がかわいそうと思いつつ、この実に興味津々で見ていたんですが、

 覆い被さっていた蔓の葉っぱは


 ツタなんですね。だけど実がついている蔓についている葉っぱはちょっと形が違う。
 だけどやっぱりツタの実でしょうか。

 義父が亡くなって30年、毎年来ていますが、昔はきれいな梅畑でした。それがここ数年世話をされなくなって花も年々咲かなくなって・・・・
 でも、こんなにツタに覆われていたことに気づきませんでした。よそ様の梅畑の奥までは入っていきませんでしたから。ついに道ばたの梅まで滅ぼされようとしているのです。このツタの勢いを見たら、とてもかなわないなあと、納得。しかもこの実!付き方が半端ないと思いませんか?
 こうなると花の咲いたのを見てみたい。

 最後に、
 ヨウコをのせてうちに帰る途中、運転しながらも目についてしまった、これ。


 枯れ草の色とちょっと違うのですぐにわかりましたけど、ヨウコにとっては「これなあに?」ですね。



 ものすごいツクシの群れ。もう頭が開ききっています。それにここは犬がお散歩するんじゃないかしら。採るのはやめておきました。






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ゆったりとした日曜日

2019-03-19 22:44:22 | ランチ・カフェなど
 日曜日、朝から雨。
 ヨウコの家族と、とあるイベントに行く計画だったのだけど、雨の中歩くこともあるまいと行くのをやめました。お医者さんからおとなしくしてないと肺炎になる、と脅かされていたし・・・

 予定外の時間が生まれたので、前々から気になっていた柚子をようやく、「なんとか」しました。が、このことについてはまた次の機会に。

 昼前、雨も止んでぽかぽかのいい天気になりました。娘からの電話で、やっぱり行く、という。行ってももう遅いと思うんだけどなあ。
 でも、出かけました。そしてやっぱり遅かった。

 西条市と今治市とを結ぶ峠に「周越トンネル」という隧道が通っています。その手前に「Cプランツ」という外構全般を扱う業者さんのオフィスがあって、前々からカフェを建てているのは知っていたのですが、「開店祝いの花輪がある。」ことを見つけました。で帰り道そこに寄ろうということになりました。なにか軽い食事でもできたらいいなあ、そんな期待をもって車を停めたわけですが・・・

 「ちょっと見てくるね」と、カフェらしき建物に行ってみると男性が戸を開けてくれて、やっているけど食べるものはシフォンケーキしかないと言います。あら、残念!
 でも飲み物だけでもいいから入ってみたい。
 実は建物が相当凝った造りになっていたのです。



 左の茶色いカーブしたものが入り口に続く鉄板の道。緩やかなスロープです。
 そこへ行くまでに数段の階段を上がるのですが、



 小さい石や大きな一枚の石、コンクリートを組み合わせた階段。コンクリートには大小のビー玉が埋められています。これを見てヨウコもケイタも大喜び。

 どうやらオフィスとカフェとはコの字型につながっているらしく中庭は広い池になっていました。


 池の水は向こうのこんもりした岩の上から落ちてきて、あふれた水がカフェ入り口の小さな川に流れる仕組み。



 向こうに広々とした窓のオフィスが見えます。 

 そして中に入ると・・・

 池が真横に見える位置にテーブル席。そしてー

 遠く周桑平野が見渡せるカウンター席



 ヨウコはすぐさま「ここにする」と、ど真ん中の席に座ってしまいました。

 

 「これだけの机があったら作業するのにいいですね。」と、ヨウコパパ。自分がパソコン開いている傍らでヨウコとケイタがお絵かきしたり工作したりーそんな光景を思い描いていたようです。疲れたら遠くを見て目を休め・・・ああ、いいなあ。わたしだってこんなアトリエほしい。

 真正面には大きな桜の木が枝を広げています。
 


 手前の白木のマス目は下のウッドテラスの日差しを遮るためなのかな?



 柔らかい日差しが降り注ぎそうですね。2階の上に広いひさしがありますので、雨は落ちてきません。こんな場所があったら雨の日でも子どもが遊べる。

 天井とひさしとは細かい格子になっていて、横桟が透けて見えます。



 この開放感。木のぬくもり。

 肝心のカフェメニューは、本当に飲み物としかなくて



 しかもセルフサービス、上等の紙コップ。だけど、地下の深いところからくみ上げた水で入れたおいしいコーヒー。300円。 シフォンケーキは「北海道産石臼挽きの全粒100% 平飼い地鶏の新鮮な卵 きび糖 グレープシードオイル。パン工房『全粒粉と愉快な仲間』につくって頂いている」とのこと。ヨウコに一口ちょうだいとお願いしたけどくれませんでした。大人も頼めばよかった。
 こだわりは建物だけではないようです。
 そのうち食事が提供できるようにがんばります、とのことでした。
 
  
 そのあと外へ出て、桜の木にロープで吊されたブランコで一遊び。社長さんが出てこられてしばらくお話をしました。
「ここにある木は、ほとんど山に生えている木です。」ハナミズキかと思ったらヤマボウシだったり、ガマズミかと思ったらハクウンボクだったり。あまり園芸種の木は植えてないようです。緑が芽吹いた頃はもっと素敵になっていると思います。
 
 外のテーブル


 自然の石を脚代わりにしています。

 こちらも


 
 天板は


 格子状になったアクリルの板。これだけは人工的なものでした。

 そうそう、ピザ釜もありましたよ。



 自然の中で自然を楽しむ暮らし。あるいは暮らしの中に自然を取り込む庭、そんなことを提案しようとしているように思えました。

 木々が織りなす光と影。ブランコ以外子どものおもちゃは何にもないのに、ケイタがもっともっと遊びたがって車に乗ってくれないので困りしました。
 
 
 ※ ※ ※

 夕方、ぐずっていたケイタは、ソファにすわったばあちゃんのおなかの上で大の字になって寝ています(広くて柔らかいからね、お気に入りなんです)こうなると何にもできない、晩ご飯はもう適当でいいかぁ。開きなおってわたしもうとうとしてしまいました。こんなのんびりした日曜日、しょっちゅうあるとたまにはいいものです。

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葉っぱもきれいよ

2019-03-16 09:14:28 | 植物
 春になって花の美しさにばかり目が行きますが、葉っぱだけでもきれいなのがあります。



 湯谷口温泉近くの広場で、わりと新しい公園(何もない広場)なんですが、桜がたくさん植えられています。木が大きくなって新しい桜名所となりそうな所です。国道へ出る大きな道を避けてわざと広場の横の旧道を通ります。そこに四季折々花が植えられているのです。

 赤紫と白の対比もきれい


 薄紫へとグラデーションもきれい


 夫はわたしがいつも狭い道ばかり通ると怒りますが、わたしは道ばたで思いもかけない物を発見するのが好きなの。

 これは数年前に見つけた石垣なんですが


 今年もきれいに紅葉していました。


 なんだか生き物みたいです。





 それから、雑草の中にも



 秋頃からずっと赤かったこの草は?





 アカザかしらん? 

 秋頃と言えば、とってもきれいな葉を見つけたのに紹介する機会を逃しましたので、ここで見て頂きましょうかね。

 柿の葉



 こんなに全体が赤くなることはなかなかないと思います。

 ハゼ? ウルシ? ヌルデ? わからないけど






 この紅葉の仕方、凄いと思いません?
 どぎついかなと思われるこの彩りも、自然の中にあるとただただ美しいとしか思えません。いつかこの色を染めてみたい。「配色に困ったら自然に学べ」です。 
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ヒヨがやって来た

2019-03-14 09:46:24 | 生き物
 3月初め頃だったかしら、朝、窓の外がやかましいんです。

 ピヨ ピヨ ピーヨ ピイ ピイ ピイー ピヨ ピヨ

 ああ、ヒヨドリが来た。ぼんやりした頭でそう思ったのですが・・・

 ぱっと目が覚めました。
 このやかましさは尋常ではない、相当の数がいるに違いない。 ヒヨドリの群れはやっかいです。さくらんぼの花や咲き始めた木蓮の花に集まるメジロも追っ払って我が物顔。
 ヒヨドリは近づくとすぐ逃げてしまいますので、遠くの木をうつしました。



 近くの木に集まったのをしばらく見ていると、何羽かが下に下りては木に舞い戻ってくる・・・・
あそこにはキャベツが植えてあるんですよ。

 見に行くと、やっぱりい~





 爪痕らしきひっかき傷とつついてぎざぎざになった葉っぱの縁。
 これは何らかの対策をすべきか、たとえばよその畑に待っている猛禽の凧とか、ネットとか。
 でも、キャベツの中の方は無傷なので、あまり被害は大きくないだろうと、しばらく様子を見ることにしました。
 ふと気がつくと、ここ2,3日朝が静かです。ヒヨドリの群れは、我が家のピラカンサの実を食い尽くしてどこかへ行ったようです。もちろん、単独でやっては来ますが、1,2羽ですので問題なし。こんなのも共存というんでしょうかねえ。

 ヒヨを見ていたら鳩までやってきた(^0^)


 別件ですが

 昨年秋から、人家の集まったけっこう賑やかなところで猿の目撃情報あり。どうも迷子の小猿だったみたいで、地域のあちこち(土地が開けて家の多いところ)を移動していたみたいです。その猿が堂々と車の通る道を歩いているところに遭遇。道路脇の壊れたハウスに入っていきました。



 このお猿さん、山へ行かず人家のあるところばかりを徘徊していたのは、寂しかったのかもしれませんね。

 この間見たのは山のふもとでした。同じ猿かどうかはわかりません。


 川の向こうにいましたので、小さい。わかりますか? 画面の下の方にいますよ。
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19年目のプチコンサート

2019-03-11 22:17:11 | 少年少女合唱団
 3月9日、少年少女合唱団の今年の練習成果をきいて頂くプチコンサートの日でした。

 実は今我が家はヨウコが入院したり3家族の中に嘔吐下痢が流行ったり、怪我をしたりして、無傷なのはわたしとトラオだけという非常事態。いつもゲストへの花束を注文し、会場の花を活けるのはわたしなのですが、前もっていろいろ考える暇もなく、コンサートの前日と当日、2日間の短期決戦で乗り切りました。

 ゲストへの花束



 お値段以上にサービスしてくれています。


 毎年違った団体さんをゲストにお招きしていますが、今年は?


 丹原文化会館のギター教室の先生と生徒さん。


 かわいらしい女の子は小学年生ですって。

 ギターってなじみの深い楽器ではありますが、改まって演奏を聴くのは初めての気がします。もともとギターのための曲ではない曲もギター用にアレンジして演奏してくれました。舞台袖の倉庫で花を活けながらリハーサルをきいていたら「情熱大陸」のテーマが流れてきたのにはびっくり。バイオリンのような華やかな音色ではありませんが、深い響きのギターも素敵でした。

 わたしが用意した今年のお花はピンク系。ここ数日桜ばかり見てきたものですから、なんだか桜を使ってみたくて。桜色のユキヤナギと、山形産のケイオウザクラを使いました。時間にして1時間少々。忙しい・・・・



 う、う~ん、真ん中へんの空間が・・・・ちょっと気に入らないけどもう手直しも何もなし。
 たくさんのガーベラはコンサートが終わったら子どもたちにあげます。
 しかし、子どもたちの歌声がちょっとさえないけど大丈夫かな?

 この日は卒業前の地域の行事と重なっていたりして何人か欠席者がいました。それでも最近では一番多い。



 ここ一,二年で団員数はV字回復をしております。小ホールぎりぎり後ろまでイスを並べましたがほぼ満員。シルバーコーラス「福寿草」の皆さんや、男声合唱団「我夢」のOさん(お菓子のお土産を持って)それから団員の受け持ちの先生など、応援してくださる方がずいぶん増えました。なんといってもわたしたちこれで19回目のプチコンサートなのです。来年度はいよいよ20周年を迎えます。

 最後は、いつもコンサートに参加してくれる保育園の皆さんと


  
 そして、練習の時??と思った歌声は?
 うちの子たちってほんとに本番に強いわあ~ つくづくそう思いました。がんばりました。

 予定より遅れて12時過ぎに終了、解散をしてロビーに出るとウマオが待っていました。これからわたしはばあちゃん業で、お留守番のウマオと運動公園に行くのです。
 4時前、娘からSOSの電話。親が二人とも具合が悪いので子どもたちを預かってほしいと。遊びを切り上げてヨウコとケイタとを迎えに行き、ウマオも一緒に我が家で大騒ぎして遊んで、晩ご飯を食べさせて、夜7時半頃送っていきました。
 朝の7時半頃から花を活ける下準備をしてから12時間、ほぼ動きっぱなしでくたくたに疲れました。そして最後の砦だったばあちゃんは風邪をひきました。

 話は変わりますが、今日は3月11日、東日本大震災から8年目を迎えました。わたくし、今日は税務署で黙祷を捧げてきました。
 あの日わたしは東京にいて、帰宅難民であふれる東京を見てきたわけですが、あのときのバスガイドさん、宮城県北部の出身といっていました。ふるさとの家族を心配しつつ夜遅くまでツアー客のわたしたちのお世話をしてくれた姿を忘れることはできません。 ご家族は無事だったのか、今どうしているのか、・・・忘れてはいけないことだけど、当事者ではなかった者にはどうしてもあの悲惨な記憶は薄れがちですが、あのように直接関わった人への思いは消えません。3月が来るたびに思い出します。どうか幸せに暮らしていますように。
 今日新聞で、福島から避難してきたN君の記事を読みました。実はN君とは一度会ったことがあって、福島から西条に引っ越してきたということをきいていました。礼儀正しくて素直な好青年でした。そのときわたしは「こちらへ来てつらいことはなかった?(いじめられることはなかったの?)」と聞いてみたかったのですが、時間がなくて聞けませんでした。
 そのN君、充実した高校生活を送り、立派な賞までもらって西条で就農することに決めたそうです。若い人の前途にエールを送ります。
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鉄工所のさくら

2019-03-07 01:04:29 | 植物
 もう早咲きの桜が咲いているということはー
 ツバキカンザクラが咲く頃に工場内を開放してくれる宮田鉄工所はどうなのかな? 様子を見に行ってみました。すると、どこかのデイサービスの事業所でしょうか、ベンチを持ち出したり、車いすを出したりして、お年寄りが見物する準備をしているところに出くわしました。ラッキー、もう入れるんだ。

 工場の敷地の橋に沿って植えられているツバキカンザクラ。外から見ただけで十分きれいなのですが





 門をくぐると左手にまだ植えてから年の浅い河津桜の一角があって、これはまだ小さくて外からはあまり見えません。


 こちらのほうがすこ~し咲くのが早かったようです。

 ぜんぶ河津桜なのか、向こうに見えるやや白いピンクは別の桜なのかわかりませんが。
 

 河津桜アップ



 白っぽいのアップ


 う~ん、同じ河津桜なのかなあ。

 門の右手には、お稲荷さんがあります。


 赤い鳥居の前にアーチがあって、つるバラが這わせてありました。

 中に入ると、短い距離だけどゆったりと散策できるのがいいですね。



 思い出せばここへはいつも誰かと一緒に来ていました。両親を連れて来たこともあったし、父とトラオと来たこともありました。あの頃父はまだ自分の足で歩けて、トラオは広い敷地を駆け回っていました。イチゴパフェで釣ってトラオとウマオを連れて来たこともありました。花よりパフェの男の子たち、芝生で子犬のように転げ回っていました。
 去年は父が入院、これを見せてあげることはできませんでした。初めてたった一人で見に来ました。
 桜だけでなく、花にまつわる思い出は、ちょっぴり寂しさと懐かしさが混じります。

 今年のお供はケイタ。車の中で熟睡しています。なので車から離れず近くの景色だけ。


 

 今年は花にボリュームがあります。河津桜に比べるとぼってり、ふわふわとクリームのよう。

 下の方まで枝が垂れ下がっているので、裏から見ることもできます。



 萼が赤く、着物の模様みたいできれい。

 平日でしたがいろいろな施設からの車が次々やってきて、お年寄りが花を楽しんでいました。

 

 
 



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いつのまにか

2019-03-04 01:10:35 | 植物
 しばらくパソコンを開く間がありませんでした。気がつけば、はや3月。
 いつの間にか温泉入り口の桜が咲いていました。



 多分ヒガンザクラなんでしょうが、大きな枝振りのいい木でとても綺麗なんです。
 ところが、国道から見るとその桜の真ん前に看板が立ちふさがっています。その両端からほんのちょっと櫻の枝がー 
 残念なさくらです。もうちょっと看板の位置をずらしてくれたらねえ。

 この間ちらほらとピンクが見えてたのにあっという間に開きました。



 写真を撮ろうと車をおりて近づいてみたら



 ありゃ~ 下の方はもう葉っぱが・・・


 ここしばらく忙しくてゆっくり季節を楽しむどころではなかったのですが、人の事情にはおかまいなく植物は春を告げています。

 こちらも花盛り



 これがどうも個人のおうちらしくて、庭に何本も植わっているのです。毎年注目はしていたのですが、こんなに早い時期だっけ?

 それから、道後公園


 こちらもヒガンザクラが満開でした。

 家の周りを歩けば



 

 もう何年も植えっぱなしのクロッカスと、あちこちに増えてほぼ野草化したムスカリとがいつの間にか咲いていました。

 さくらんぼの花も咲きかけています。


 散歩をすれば沈丁花のいい匂いが漂ってくるし・・・春になるの早すぎない?

 最後に、これもいつの間にか、なんですけど、
 ちょっとうれしい発見



 他の山野草を買ったときにくっついてきた三つ葉が枯れずに芽を出しました。知らずに草を引いたら、いい匂いがしてきてびっくり。

 もう一つ



 初めて見ました。吉祥草の実です。なんか、おめでたい気がします。

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