1️⃣ 体のつくり
下半身だけでぶら下がることができる。そして、上半身はくねくねして方向も変えられる。
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珍しい、頭を伸ばした姿。先端の浅葱色の部分が頭
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普段、頭部は縮こまっています。牙のように見える茶色の部分は、カギのような足。は
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顔を正面から
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裏側
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顔を正面から
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裏側
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足のような物でしっかりと枝を掴んでいる。
この、べたっとした足?がかわいい😍
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体の先端は、足とも違う。体で包むという感じ。
いかがでしょう。顔を見なければめちゃくちゃかわいいのですよ。
2️⃣ どこまで行く?
孵化した幼虫は正確には数えられませんでしたが、20匹以上いました。とてもとても飼いきれないので、大半を空き家の大きなカシの木に放しました。娘の家にも、小学校の3年生の教室にも行きました。
ある日のこと、どんぐりから芽生えた小さな木にいるのを発見
4月21日
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大中小揃っている。大はうちのより一回り大きい。と、いうことは?
わたしが孵化に気づく前にすでに何匹か生まれていたと言うこと?そう言えば娘が飼っているのも、うちより一回り大きいのです。生まれた場所から5.6メートル、餌を求めて移動したのでしょうか?
なるほど、あまり動かずそこにいるのと、行動的なのとがいるのかな?
塀のそばに、どんぐりが落ちて生えて来たカシが、1メートルほどに育っていまして、そこにも4、5匹放しました。
ややこしい所ですがしばらくは(5月中旬)生きていることが確認できたのですが、やがて行方不明になりました。
4月30日
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大きい木に放したのも途中までは見られたのですが、多分上へ行ってしまったのでしょうね。鳥に食べられたのもいるかもしれませんが、これも自然の摂理でしかたないと思います。
4月30日
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大きい木に放したのも途中までは見られたのですが、多分上へ行ってしまったのでしょうね。鳥に食べられたのもいるかもしれませんが、これも自然の摂理でしかたないと思います。
4月24日
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こうしてうちには大きさの違う5匹が残りました。
ところが、
大風の吹いた日、花瓶が倒れ、幼虫が逃げ出しました。外用の流し台の上に花瓶を置いていたのですが、なんと地面を這っていました。あの体で相当の距離を移動することが分かりました。
3️⃣ 謎の死
ある日、水を替えようとして枝を抜いたらー
小さい弟分の幼虫が、枝にしがみついたまま水に浸かっていたのです。慌てて取り出しましたが動きません。しまった。隙間に落ちたのか? でも、枝にいるんだからどうしてもっと上に行かなかったの?
わたしはそのまま枯れ枝を入れるコンテナに入れておきました。
翌朝、
なんと復活していました!?
そして、新しい葉をモリモリと食べ出したのです。やれやれ😥
しかし、また事件が起きました。
大きめの兄貴分はあまり移動することなくじっとしているのですが、弟分の2匹が右往左往するばかりで落ち着きません。先日溺れかけたのと同じくらいの大きさの子です。
どうして下に降りてくるの?
5月16日
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上に誘導してもまた降りてくる。
今度こそ水に落ちないようにアルミで縁を覆い、葉っぱで隙間をふさぎ、どこへ行っても柔らかい葉にありつけるように、それこそ生花のように気を遣いながら餌をセットしました。これでなんとかー
一夜明けて、壺の水を替えようと挿していた枝を引き上げたら
水の中から2匹の幼虫が⁉️
ショックでした。悲しかったです。色々虫の死骸を見るのは田舎では当たり前だけど、土左衛門だけは見たくなかつた。不自然な死に方だからです。
それにしても、この2匹は、どうして水に入った? 頭から突っ込んだりしなければ溺れることはないはずです。別の枝に移ればいいのですから。自ら入水自殺したとしか思えないこの事件。
さらに翌日も、もう一匹。
やはり下にばかり降りてくるのがいて、花瓶の中で見つかりました。
たくさん葉っぱはあっても気に入らないのがあるらしいです。そんな時、いったん下に降りて別の枝に映るの習性があるのかも知れないけど'…
気を取り直してペットボトルにぎゅうぎゅうに枝を挿して水を変えいつも通り数を数えました。
5-3=3?
どうゆーこと? 2匹になったはずの幼虫は、3匹いたのです。もともと6匹いたのか。毎日数を数えていたのに気付かなかったなんて。
一回り大きかった娘の家の幼虫が真っ先に繭を作りました。
5月27日
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2週間遅れて、うちのが繭を作りました。
さらに次の日、4、5日後に最後の子が。
こうして3匹だけが無事に繭を作りました。兄貴分の隠れ家を半分食べた三男坊が一番葉の茂ったところにすっぽりと隠れました。
自由奔放じゃねえ、と、娘。天蚕はやっぱり野生児でした。
同じ頃に卵で生まれたはずが、こんなにも成長に違いがあったのも不思議でした。
コメント欄を元に戻しました。あれ?投稿したはずなのに、と戸惑われた方、すみませんでした。