あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

シンジュサン羽化

2016-05-31 21:45:12 | 生き物
 5月も今日で終わりですね。今月はよく頑張って更新しました。目標の月五回達成。それで今日は更新の予定はなかったんだけど、とってもいいこと?があったのでリアルタイムでアップします。

 朝の7時過ぎ、トラオが電話をかけてきました。
 たったひとこと
「あのねえ、シンジュサンが羽化した。」
 おお!飛んでいかないうちに写真を撮らねば。
 よかった、去年の冬連れ帰ったシンジュサンの幼虫が変なところでさなぎになり、いっこうに変化がないものですから、無事に羽化するものだろうかと気をもんでいたところでした。

 以下、10枚の画像すべてシンジュサンです。かなり強烈です。苦手な方ごめんなさい。

 さて、ぶじこの家に行ってみると、家族みんなで観察会&撮影会。

 どれどれ 
  シンジュサンが増えてる。 どういうこと?



 「交尾しよるんよ。どうして仲間がここにいるのがわかったんじゃろね。」
 
 ほんとだ。



 
 「それに、このさなぎから羽化したのかどうかもわからん。」


 
  たしかに。破れた痕が見つかりません。
  とすると、ここに2匹もいるのがますます不思議。
  でも、夕方、ぶじこがさなぎを分解したのを見せてくれました。やはりここで生まれたものでした。

  これが抜け殻です。

  右下の大きいのがまゆ、左上のつつのようなものがさなぎの殻、その横の豆粒のようなものが、頭だったところだそうです。

 
 「頭を見て。もふもふでかわいいんよ。」ぶじこがぶじお君に見所を伝授しています。



 大きな目がかわいい。なんだかピカチューに似てる。さわったら気持ちよさそう。櫛を2枚貼り合わせたような触角が、蛾である証拠ですね。ちょうの触角は先が太くなったこん棒型だそうです。

 「羽の模様がへびなんよ。」


 これは写真で見るほうがすごい。立体感が半端ないです。うろこまでついてるし。



 鎌首をもたげているようでしょう。羽を動かす度に蛇も動くので・・・・



 自然の造形ってほんとにすばらしいと思います。この蛇模様で身を守るんでしょうね。

 2匹は長い間そこを動きませんでしたが、昼過ぎに見に行くと、1匹だけになっていました。



 蛇の模様にさえ注目しなければ、ビロードのようにすべすべして本当に美しい模様です。そしてでかい。私の手のひらよりちょっと小さいくらいですね。

 多分、これがここで羽化したもの。もう一匹より一回り小さかったので、多分これが雄だろうとぶじこが言っていましたが・・・かわいそうに飛べないらしいのです。
 プランターの枝の先にとまらせてやりましたが、強い風にあおられて必死でしがみついております。
 おなかを見ると、幼虫の時の面影がありますね。



 わたし、蛾のファンになりそうです。

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卯の花の咲くころ2 新しい発見

2016-05-29 23:40:57 | 植物
 前回をアップしてから、数年前にもウツギについて書いたことを思い出しました。そして何とか探し出して読んでみたのですが・・・・

 あまりにも同じことを書いているのに愕然

 ずっと前からおつきあいしてくださっている方々、ごめんなさい。同じ記事をまた読ませてしまいました。この数年間私にはなんの進歩もなかったのか
 いやいやちょっとだけは新しい発見がありました。たとえばホトトギスが近くで鳴いているとかね。昨日、今日と畑仕事をしていましたが、ずうっと鳴き続けていました。「鳴いて血を吐くホトトギス」とはよく言ったものです。
 そして、ウツギの花を撮ったこの日、植物にも新しい発見が。



 桜三里の国道沿いに咲くホウの花です。2,3年前に見つけてから、この花に出会うのが楽しみになりました。今年もちょうどよい時期に通りがかりました。車から降りて写真を撮っていたときのこと
 ふと、そばに白い花が咲いているのに気づきました。去年まで気づかなかったのに。だいたい、木の花って、まだ木が小さくてぽつぽつと花が咲いているときは気づかないのに、ある程度大きくなって一斉に花開くと突然現れたように見えますよね。これもそんな感じ。



 なんと、エゴノキでした。うれしい。これから毎年この花を見られるでしょう。そのうち木が大きくなって、花が空から降ってくるように咲くことでしょう。
 
 そして、道の反対側の山を見たとき、
 あの白く見えるのはもしかしてーホウの花ではないかしら



 拡大して見てみると、やっぱりホウの花でした。この山にはほかにもホウの木があったのです。

 この時期、白い花が多いですね。おっと、ウツギより少し大きな白の固まりが見えるなあ



 車を降りて見たら、ガクウツギ?ちょっと自信ないです。 

 ガクウツギだとしたら、前回アップすべきだったかな?

 しかし、ここからが私にとって本当の新発見、大発見。
 
 これ、なんでしょうね。


 近くで見ると



 いやあ、毛虫みたい。よくよく見ると焦げ茶、紫、オレンジなどの色が混ざってなかなかシックと言えばシックな色合いなんだけど。
 上を見ると

 

 まるで栽培でもしているかのようにずうっと向こうまで茂っているのです。

 帰って早速調べてみました。葉っぱがニセアカシアに似ているのでそれの仲間かなと当たりをつけて画像検索していたら、出てきました!まさしくこの花。
 さっそくそのサイトにお邪魔して記事を読んでみたら
 「名前がさっぱりわかりません。誰か教えて」
ですって。しかもだれも教えてくれてない。
 花は、色は違うけどトラノオかクガイソウに似ている気もするんだけど・・・誰か名前を教えてくださ~い。

 さらに、桜三里を抜けて我が家へ帰る途中、またまた突然に花の群れに出くわしました。



 思わずえ?って言いそうになりました。もう何十年もこの道を通って初めて見るこの色の群れ。即車を止めて見に行きました。

 

 クサフジの仲間でしょうね。



 なんか、野生の花じゃないみたいに豪華。


 これほどたくさん咲いているのに今までどうして気づかなかったのでしょうか。おまけに山芋までからんじゃって・・・と、そこまでしげしげと眺めてはた、と気づきました。
 これは山芋じゃない。この三角の変形したような形、葉脈の薄い柔らかそうなこの葉。



 これぞまさしくウマノスズクサ
 
 去年の夏から柿畑の中の草むらをずっと探し続けていたのに、まさかこんなに目立つ場所にあったなんて。
 これはぶじこを連れて来なければなりますまい。なんのためかって?もちろん、ジャコウアゲハの幼虫を見つけるためですよ。


追記
 毛虫のような花の名前
 慧竿さんが教えてくださいました。「イタチハギ」だそうです。花房がイタチのしっぽに見えるからでしょうかね。そういえば葉っぱがハギに似てますね。
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卯の花の咲く頃 1 ウツギの仲間

2016-05-27 23:59:30 | 植物
 最近所用で桜三里を越えることが多かったのですが、あの初々しい緑はきえてすっかり夏の葉が茂っていました。その中であちこちに見られる白い花の群れ。



 卯の花(ウツギ)ですね。卯の花と言えば「夏は来ぬ」

 卯の花の匂う垣根にほととぎす早も来鳴きて・・・

 はい、うちの近くでも確かにほととぎすも鳴いております。さらに続きでは山田に田植え、橘かおる中を蛍が飛び交い、クイナが鳴いて、今の時期をこんなに的確に表した歌はないんじゃないかと、卯の花を見る度に思うのです。

 途中に見られるお茶畑。周囲の木々の中に白く見えるのはウツギではないでしょうか。



 2番の歌詞のように、山の田んぼでは田植えが始まっていました。

 

 白いウツギの群れのそばに色の混じったハコネウツギ



 これはどなたかが植えたものでしょうか。我が家にも大きなハコネウツギがあって重たげに花を咲かせていたのですが、大きくなりすぎて邪魔になるからと切ってしまいました。そう、ウツギって放っておくとけっこう大きくなるものですね。

 道の左右には本当にたくさんのウツギが咲いているのですけれど、車を止めて近寄れる場所は少なく、なかなかいい写真が撮れません。猛スピードで走る車の風にあおられながらやっとこさ撮ることができました。

 

 花は枝に沿ってうつむいて咲いていますので、無理やり上を向いてもらいました。





 子どもの頃うちから少し離れた川の土手に1本だけこのウツギがありました。子ども心にも本当に綺麗だと思ったものです。まるで花嫁のかんざしのようだと。友達もさそわずたった一人でこの花を見に行っていました。野生ではありましたが、自分だけの宝物のように思っていたのです。  

 桜三里のウツギも昔はもっと少なかったのです。年々増えているような気がします。そして、



 こんなにどこででも見られるようになった今では、残念ながら子どもの頃のような希少価値はなくなりました。でも、大好きな花にはちがいありません。

 我が家のサラサウツギも大きくなってビニールハウスの屋根くらいに伸びてしまいました。
 今、満開です。



 サラサウツギは純白ではなくピンクが混じっています。そしてさらにゴージャスです。



 ああ、だけどやっぱり白いウツギがいいなあ。園芸店や花屋で小さなヒメウツギは売っていますが、ウツギにはお目にかかったことがありません。 



 
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いろいろなみどり

2016-05-22 00:35:47 | 植物
 4月終わりから5月初めにかけて桜三里はいろいろな緑にあふれて、ドライブしていても楽しいです。わたしは桜の季節よりも緑の季節のほうが好きかもしれません。その新緑の美しい季節もあっという間に過ぎていこうとしています。が、せっかく写真を撮りましたのでご紹介したいと思います。

 桜三里にて



 こんもりふんわり見えるのはシイの花でしょうか。



 

 志古河ダム

 国道からほんのちょっと山に入るとあります。



 小さなダムですが、道路は整備されており、静かでなかなかいい場所です。ここへは野いちごを探しに行ったのですが、茂みはあるものの実は見つかりませんでした。対岸に藤の花が滝のように流れ落ちていました。



 臼坂方面
 以前ぶじこらと冒険をした山です。あのとき里に向かって下ってきた広い道を逆に上っていくとどんどん山に近づきます。このあたりは植林されたところも多く杉や檜の濃い緑の中に、広葉樹の新芽がふわりと浮かび上がっています。





 ちょうどここは伐採の最中で、ずうっと機械音が響いていましたが、いきなり木が倒れたのが見えてびっくりしました。
 戦後、私の住んでいた集落の大人たちはこぞって檜や杉を植えました。父も私が高校生のころまで毎年下草刈りに行って手入れをしていたのです。相当の重労働だったと聞いています。こちらの地方でも同様で、子孫に財産を残すつもりで集落揚げて植林と手入れをしましたが、肝心の材木は安い外国産に押されて価格も低迷、大量の花粉の飛散というありがたくない財産が残りました。でも、てっぺんまで濃い緑の山は、父たちの世代の勤労意欲と勤勉さの証です。

 ケヤキの林かな?優しい緑ですね。



 藤の花は至る所に見られます。



 それだけ人間が山に手を入れなくなったと言うことでしょうか。

 最後に



 左の木はライオンに見えません? 右側の木も車に乗って遠くから見るとちょっと鼻の短いゾウに見えるのですが、全貌を写せなくて残念です。

 いろいろな緑がだんだん単調になっていくといよいよ夏に突入です。今年は例年にも増して暑いそうですね。はあ~

 
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すてきな出会いin牧野植物園

2016-05-14 23:47:20 | 植物
 スタンプラリーしてよかった。
 
 スタンプラリーの景品です(抽選ではなく、もれなく)



 スタンプ3つで植物園オリジナルグッズ・・・ポストカードでした。予想通りね。
 スタンプ帳をよく見てなかったので、どうせポストカードセットくらいだろうと思っていたらそれだけはなかったのです。
 9つで園内のショップやカフェで使えるギフト券300円分
 12個でギフト券500円分
 全部集めると来年3月まで使えるペア入場券お金にして1420円分
 これぜ~んぶいただきました。

 結果的に私に付き合ってほとんど全部まわった娘たちの悔しがること。ごめんね、けちけちせずに3人分買っておけばよかった。

 そしてスタンプラリーをしたからこそ出会えた植物たち。

 しなかったら多分こんなところは通らなかったと思う。



 初めて植物園に来たのは真夏、2回目は真冬。園内のごく中ほどをちょろっと歩いただけでした。でも、今回は美しい緑の中を、森林浴をしているような気持ちで歩きました。そしてこの先にあったのは



 ホウの花。桜三里に1本だけ見られるホウの木はあまりにも高くて、花も、ああ咲いているなってわかる程度。でもこの木はだいぶ下の方から生えている木でしたから、高いところにいる私の目の前に見ることができました。真横から見ると、素朴だけど凛として存在感の大きい花。ますますこの花が好きになりました。

 この植物園には、五台山の自然を生かして植物のために様々な環境が用意されており、その環境に適した植物が生育しています。もちろん雑草も。観光用に作られた華やかな花畑ではなく、田舎者の私にとっては近所の草むらを見ているような、そんな地味な植物園なんですが、そんな雑草でさえもはっとするようなすてきな顔を見せてくれたりもしました。



 コオニタビラコ? いや、葉っぱの形がニガナのような気がしますが、これほど群れて咲くと美しい。

 それから名前を忘れたのですが、この日の青空のようなブルーの花。



 スダジイの花もまっさかり。  



 
 連絡通路の崖の上に植えられていたクリスマスローズ。下を向いて咲くこの花はふつう花の中まで見ることはできませんが、下から見上げるとこのとおり



 なかなかおもしろい形をしています。ちょっと海のクラゲを連想してしまいました。

 そしてもうチョウが飛んでる、とみていたら


 おお!!ジャコウアゲハ! 



 腹の横にオレンジの模様があります。まちがいない。するとどこかにウマノスズクサがあるはず。

 ありました。これには名札がついていましたからたしかです。



 去年の夏ジャコウアゲハを見つけてから折にふれて探していたウマノスズクサ。やっと出会えました。

 しかし

 う~ん、悩ましいところですねえ。この形の葉っぱはよくみかけるんだけど、私が知っているのはこれほど優しい感じではなくてもっと肉厚でいかつい感じがするんですよ。多分ヒルガオではないかなあ。それと、自然薯もこんな葉っぱをしていたような。でも色が違う。ここで花の咲いたところを見てみたいです。もういっぺん来なくてはね。

 翌日、つい体調を忘れて歩き回ったつけがまわってきました。開店したばかりの今治のイオンモールへ行ったのはいいのですが、腰が痛くて歩くのもつらく、早々に帰ってきました。










 
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ボタニカルアドベンチャーin牧野植物園

2016-05-13 00:31:51 | お出かけ
 高知県立牧野植物園に行ってきました。写真が多いので2回に分けてアップしますね。
 高知へはうちからだと高速道路で2時間ほど。連休中なので道が混んでるかなと思いましたが、やや交通量が多いかなと思うくらいで、すいすいと高知県南国市へ着きました。そこで高速を降りて道の駅で昼食。ここも待たずに入れてほどよく込んでいるという感じでした。

 途中で見かけた鯉のぼり


 これ、武者幟ではなく大漁旗に見えますが、どうなんでしょう。こういう幟は初めて見ました。

 牧野植物園に着いたのは午後の1時半頃。正門からではなく南門から入ります。こちらからだと入ってすぐ熱帯植物園の温室があります。



 小さいながらも熱帯のジャングルのような雰囲気に、一気にテンション
 ブラジルの植物展が開かれているとのことで、うちにもあるミラクルフルーツやジャボチカバも展示されていました。



 南国の花ってほんと華やかですね。


 
 

 ところで、植物園では5月末までボタニカルアドベンチャーなるスタンプラリーがあって、集めたスタンプの数によってプレゼントがあるらしいのです。スタンプ帳は100円で買わなければならないのですけど、なんだかおもしろそう。娘たちは1歳のヨウコが一緒ですのでとてもスタンプどころではないだろうと、私一人が買ってきました。(後からこのことでずいぶん後悔しましたが)

 スタンプのある場所は13箇所。園内は広いですから、まあ、半分まわればいいかな。


 

 まずは温室の中で二つ押せました。



 右下の赤いはんこがパパイアトロピカーナです。赤い実1個だけのスタンプなので、パパイアの実がなっているように押す場所を考えながら5回押しました。つまりスタンプを押すと植物観察ができるというわけなのです。このスタンプ、特注でしょうかね。

 温室を出ると次のスタンプ、オンツツジの案内がありました。そこで何も考えずに矢印の方向へ歩いて行ったのですが・・・

 えらく急な坂を上らなければなりませんでした。スニーカーを履いてくればよかったなあ。登山道のようにきつい石段と坂道をあえぎながら上っていきながら、もうあきらめて引き返そうかと思ったとき、上から人が降りてきました。思わず
「まだ遠いですか?」と聞いてしまいました。
「もうすぐですよ。がんばってください。」
 あやうく足がもつれるところでしたが、若い人にそう励まされてもうひとがんばり。

 ありました!


 そしてがんばったご褒美が。
 オンツツジは終わりかけていましたが、すばらしい景色が広がっていたのです。



 ふたたび元来た道を下って次は林の中へ。そこは谷川のせせらぎが聞こえるような道。



 このあたりでトキワバイカツツジのスタンプを押して、さらに木立に囲まれた細い道を行くとエドヒガン(荘川三十一郎)の木の下へ。荘川三十一郎というのは、この木の名前でしょうか。エドヒガンは3月に咲きますから、当然花はなし。どんな花か見てみたいですね。

 地図で見るとエドヒガンはずいぶん端っこにあって引き返すのも遠いようなのですが、実際は案外近くて、すぐにヌマスギという、根っこが水の中に伸びている(呼吸根)杉のところまできました。

 池の周りのクリンソウ



 このあたりは大きな道からは一段と低く盆地のようになっています。なのでわりと急な坂道を上って・・・園内の施設を結ぶ連絡道に出ました。ここにはヒトツバタコのスタンプがありました。

 ヒトツバタコ、別名ナンジャモンジャの花。


 今花盛りでした。夜になるとライトアップもされるそうです。


 この連絡道にはあと二つ

 トビカズラ



 すごい。たしか日本では2箇所しか自生してない植物と書いてあったような。



 一つは熊本県にあって天然記念物に指定されているそうです。地震の中、無事でいるのでしょうか。めったに花が咲かないので、この花が咲くと世に異変が起きるといわれているそうです。でもここでは毎年開花しているそうです。

 つづいてケシ
 鉄条網の張り巡らされた小さな畑に、アヘンのとれる栽培禁止のケシが植えられていました。(もちろん、ここでは許可を得て栽培しています)

 そして牧野富太郎記念館の近くにバイカオウレンの、記念館の中にヨコグラノキのスタンプ。



 すてきな建物です。ここのカフェでトロピカルフルーツのジュースを飲んで一息つきました。

 この建物の裏手に二つスタンプがあったのですが、なぜか道を迷い本館まで行ってしまいました。ここまで来るとプレゼント交換が待っているだけ。しまった!どうせなら全部集めなきゃ。というわけで長い通路を引き返して芝生広場の方へ急ぎました。いい加減足が疲れてきました。ああ、スニーカーで来るんだった、と再び同じことを考えました。

 今までと違って、林の中の道が遠いように感じられました。

 ハンカチノキ。ちょうど開花を始めていました。



 更に林の奥へ
 
 ハクウンボク


 なるほど、雲みたいですね。これはエゴノキの仲間だそうです。そういえば下向きに付いた花がエゴノキに似ている。

 

 最後に薬用植物園に行ってタチバナのスタンプを押して終了です。



 いい加減疲れました。再び長い通路のエビネの群れを見ながら引き返して


 本館へ。ここのショップ「バイカオウレン」でプレゼントをもらいました。
 それがまあ、びっくり!

 つづく
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処理に追われる

2016-05-04 00:39:30 | 野菜・果物・料理など
 大量のたけのこが始まりでした。
 ある日、親子3人が同時にたけのこをもらってきたのです。



 私の友人は、湯がいてあく抜きしたものをくれましたので、写真に収まることなくおなかの中へ。上の写真は、夫とぶじこがもらったものです。ぶじこは当然のように我が家においていきます(つまりはゆでて調理してからくれ、と)

 直径35センチほどの大鍋で2回に分けてゆでました。そのあと一度に全部味付けです。



 鰹と昆布の出汁で薄味にしあげます。一緒に「松山揚げ」も煮込みました。こうしておいて、いろいろな料理に変化させるのがわたしのやりかた。(だって、忙しいんだもの、時短です)
 まず、穂先の柔らかいところはてんぷらに。根っこの固いところは短冊にきざんでみそあえに。それからたけのこご飯やたけのこずしに。残りはもうすこししっかり味をつけてわかめとにたりきのこと煮たりして煮物のおかずに。食べきれなかったのは冷凍しました。
 たけのこを冷凍するとき、砂糖をまぶして冷凍したらいいと聞いてそうしていたのですが、たけのこをくれた友人が、「味付けしてから冷凍したらすぐ食べられるよ。」と教えてくれたのでそうしてみました。しばらくして食べてみたのですが、ほんと、美味しく食べられました。こうやってたけのこは一件落着。

 このあと私は次々と頂く大量の海山の幸の処理に追われることになるのです。

 ほうれん草


 
 弟がつくっていたほうれん草がとても甘くて美味しいので、薹が立つ前に全部もらってきました。すでに芯が長く伸びていたのもありましたが丁寧に葉をよりわけ茹でました。2,3センチの長さに切って小分けにして、これも冷凍です。解凍すればすぐおひたしにできるし、凍ったまま炒めることもできて重宝しています。

 それから、これも、全部持って帰れと言われてもらってきたにんじん。


 夫婦二人だけでは食べきれなかったようです。
 肝心のにんじんは


 すでに薹がたって割れていたり固くなっていたり、そもそもはじめっから育ちが悪かったりしてあまりよくなかったのですが、乱切りにして茹でて冷凍しました。



 う~ん、にんじんがぷかぷか浮くか? 中身のない証拠ですね。
 それに比べて葉っぱの方は

 
 なんとみずみずしい。弟が言うには、鉢花の土を捨てているので土が肥えすぎているんだそう。葉っぱばかりが茂って根菜類はうまく育たないのだとか。そういえばゴボウも見事な葉がでていました。

 この葉っぱのてんぷらが家族には大好評で、たびたびリクエストがあります。大皿に山盛り揚げて、ぶじこたちも食べに来て、たらふく食べて・・・・材料費、ただ。

 残骸です。揚げるのに忙しくて写真撮る間がなかった。


 天ぷらにするとかなり固い葉っぱも食べられます。柔らかい部分は茹でてにんじんご飯にしたり冷凍したり。

 さすがに畑全部のにんじんを活用することはできませんでした。葉っぱの汚いのや固いのは捨ててしまいました。

 さらに大変なのは魚です。時々頂くのですが、量が半端ない。

 シタビラメ


 大きめのは煮付けやムニエルに、小さめのは片栗粉をまぶして唐揚げに。食べきれないのは冷凍にしました。へへ・・我が家には大きな冷凍庫があるのです。いくらでも入るのですが、どこに入っているが探すのに困ります。

 メバルをもらったことも。これも同じような処理をしました。

 しかし、私の力量を超える魚は困る。
 
 以前、夫がハモをもらってきまして、長くてぬるぬるしてるうえに小骨がぎっしり。ミリ単位で骨きりをしなくてはならないんですね。なんとか食べるようにできはしましたがー
「二度とハモはもらってこないように」と言い渡しました。ハモって最高に調理が難しいと思います。
 
 だけど、これも同じようなものだわ。



 コチです。私、生まれてからこのかた一度もさわったことがありません。どこかの料理屋でぶつ切りしたのがお吸い物に入っていたような気もするけど。ぶつ切りならできるかな?
ところがこれをくれた人は、さっきまで生きてたから刺身にするとおいしい、とおっしゃる。で、刺身に目のない夫は当然刺身を期待しますよね。

 はいはい、なんとかやってみましょう。
 まず包丁を研いで・・・・
 背骨の両側に包丁を入れるしかないでしょうね。
 一匹目


 いやあむずかしい。

 2匹目、少し慣れました。





 初めてにしては上出来。
 
 こうして3匹は刺身に取り、1匹は唐揚げ用に冷凍。実のたくさん付いた骨は焼いて身をほぐし、酢に漬けて寿司のだしに、頭の部分はアラ煮にしましたが、アラ煮は見た目がちょっとグロテスク。でもとても美味しかったそうです。というのは私の口には入らなかったの。魚好き3代、夫、ぶじこ、ウマオがいっぱい食べてくれました。

 こんなすてきな頂き物も



 これは生でもたっぷり食べて、残りは孫たちのために冷凍。スムージーにしたらいいと思います。

 頂き物だけで結構食費がたすかるわあ。けど、どれもこれも大量で、食べるようになるまでになかなか時間がかかるのです。

 そして、

 連休2日目、日帰りで高知へ行って帰ってきたら



 流し台の上にワラビが置いてありました。なんと炭の混じった灰も一緒に。 

 
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