あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

10月の花

2021-10-31 10:00:11 | 植物
 10月も終わりですね。10月と言えば金木犀と祭り。この二つはセットになって10月の暮らしに欠かせないものでしたが、今年は祭りは縮小、金木犀は香らず・・・
 
 しかし、ようやく咲き始めました。例年より2週間も3週間も遅いです。石鎚の紅葉は2週間くらい早かったとというのに。
 
 
 運動公園のキンモクセイ。
 
 
 家にも小さな木がありますが、花付が悪く匂っても来ません。
 
 もう一つ秋の花と言えば
 
 東温市見奈良のコスモス畑。早くから咲いていたことを知っていたのに、いつも寄るのを忘れていました。やっと行ったときにはもう見頃を過ぎていました。残念。
 
 
 
 種が多かったです。
 
 うちではマリーゴールドは秋の花です。 毎年こぼれ種で咲きますが、種ができるのが遅いので芽生えも遅く花も遅い。そんな循環になっています。
 
 
 夏に切り込んだなんとかセージ(名前を覚えられない;)
 切ったところから枝分かれして、手がつけられないほどはびこってしまいました。通路が埋まっているんですよ。
 
 
 どこもかしこも草だらけなんです。やっと大きな草刈りが終わりましたから、今度は花畑の草取りをして、春の花を植える準備をしなければなりません。
 
 これも草の中で咲いていたので気づきませんでした。救い出したときには大夫虫にかじられていました。 
 


 マユハケオモト。その名の通り、本来は化粧パフみたいにふわふわの花なんですけどね。

 それからー
 この色が好きで、職場の後輩からもらったのですが、「すごいはびこりますよ」と忠告つきでした。そのとおりで、毎年間引くのですがやはり広がっていきます。 その方が9月になくなりまして、思い出の花になってしまいました。友禅菊と聞いたんですが・・・
 


 野の花でにも澄み切った秋の空のようなのがありますね。 子どもの頃家の周りにはヨメナがあって、春になると母は若葉を摘んで菜めしにしてくれていました。それがこんな花だったのですが、よく似た花にノコンギクがあるそうで、これはどっちかな? 
 


 もう一つ、秋の七草のフジバカマ。これが思いがけないところに植えてあって、アサギマダラが来るのだそうです。地元の方のブログでそれを知って急いで見に行きましたが
 
 
 ちょっとおそかったですね。やはり地元ブログはこまめにチェックしなければ。
 
 
 けれど、この規模のフジバカマがあればアサギマダラがやってくると言うことが分かりました。私も植えてみようかな。
 
 フジバカマのそばにはボタンクサギがまだ咲いていました。これも野の花にしては美しい。一緒に植えておくのもいいなあ。土地はあるけど、問題はどこで手に入れるかですね。野草であっても、よそ様の土地を掘り起こすわけにもいかないし。
 
 
 
 そして、秋と言えばこの景色。セイタカアワダチソウ。 山の上の耕作してない田んぼです。






 セイタカアワダチソウも、若いうちはきれいなんですけどね。
 
 








 そしてこの田んぼの隅っこで私の大好きな花を見つけました。続きは明日に。
 






 
 
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬を迎える虫たち

2021-10-30 14:48:00 | 生き物

 

  石鎚山に登った翌日、土小屋付近は猛烈な風が吹き荒れたそうです。そして翌々日には山頂に霧氷のニュース。あの日を境に一気に冬になったようなお天気でした。
 
 今、冬に向かって虫たちはー
 
 お茶の木のそばを通ると小さな羽音が聞こえました。冬を前にして少なくなった花を求めて、お茶の花に蜂たちが群がっているのでした。
 
 
 ミツバチは忙しく動いてなかなか写真を撮らせてくれませんでしたが、こちらのハチはわりとおっとりしています。
 
 オオマルハナバチーハエの仲間だそうです。(himesijimiさんありがとうございました。)
 
 ハチと言えば、例のアシナガバチですが、上の方は空になったみたいで、下の方だけに集まっていました。数も減ったのかな?

 
 巣を揺らさないように、そうっと、そうっと、絡んだ蔓を切っていると、いくつものカマキリの卵を見つけました。
 
 木の幹に生むのはいいとして、不安定な蔓に産み付けるのはどうなんでしょう。わたし、何個も蔓ごと切り落としてしまいました。卵のついたのだけまた木の枝に引っかけておきましたが、来年までもつかどうか。
 
 
 
 
 
 
 カマキリってこんなに早く卵を産むんだったかなあ? どうも同じ種類の卵のように見えます。オオカマキリと思われる卵はまだ見つけていません。
 そして成虫もまだ生きています。
 先週は、キャベツ畑でコカマキリを見つけました。
 
 娘が「金色のカマキリ!」って喜んでいましたが、金色に見えるかしら? 梨地の塗り物みたいなすてきなもようでした。こういう模様のついたのを見るのは初めてです。
 
 それから1週間、大夫寒くなりましたが、また成虫をみつけました。 枯れ草の上で弱々しくうごいていましたのでハウスに入れておきました。
 
 
 少し動くようになって、しっかりと葉っぱに止まりました。 ハラビロカマキリだと思います。
 
 
 ハウスのでも毎年カマキリの卵を見つけます。今年も
 
 
 
 ただ、ハウスで見つけるのは小さくて固い卵だけです。 よわっていたカマキリもハウスの中で卵を産んでくれるといいなあ。カマキリはハウスの中の悪い虫を食べてくれますから。
 
 たとえばこんなのね。
 
 
 
 
 きらきらとビーズみたいに光ってきれい。だけど、これはマンゴーの汁を吸う、カメムシの卵なんです。この夏カマキリの手を逃れたカメムシが産み付けたみたいです。 葉っぱ3枚分も。これは葉っぱをちぎって外へ放置しておきました。
 
 そして、密になりすぎたストレリチアの葉っぱを切っていたら、こんなものを見つけました。
 
 すてき、本物を見たのは初めて。
 
 優曇華(ウドンゲ)・・・クサカゲロウの卵です。本で知ってはいたけど
 
 
 
 
 おもしろい。





 接写したのがきれいに撮れてないので写し直そうと探したのですが・・・・
 
 ありません。 どこにくっついていたか分からないのです(涙)昨日、写真を写した後めぼしい葉っぱを切ってしまいましたから、もしかしてウドンゲのついた葉っぱも切っちゃったのかしら。ならばますます情けない。このウドンゲは幼虫になったら害虫を食べてくれるそうなので、農薬を撒かないハウスの中では大切な生き物なんです。まだ他にもひっそりとくっついていてくれますように。
 
  もう一つおもしろいものを。
   


 この中には多分ドロバチの幼虫がはいっていると思うんです。
 これは意外なところで見つかりました。 ウマオが作った手作りの竹筒の下、私が動かさなければ誰にも知られずに成虫になって飛んで行ったのでしょうが。このような巣は、以前墓石に彫り込んだ墓碑銘のくぼみに見かけたことがあります。思ったより丈夫で、壊れにくいのです。そして長く使わなかった自転車の前かごにあったことも。そしてことしは草刈り中にも見つけました。
 


 これを見つけると、弥生時代の壺を、完全な姿で発掘した気分です。(したことないけど)本当に、意外な場所に作っているんですもの。それに、少々のゆがみはありますが、形が同じ、大きさもほぼ同じ、芸術品です。

 おまけ
 
 芸術品のような巣をもう一つ
 クモの巣も今はほとんどなくなりました。これは2週間くらい前に見つけたのですが、あまりにも大きくて立派だったので紹介しますね。
 
 直径1メートル以上あったと思います。しかも高い。手の届かないところにありました。 
 
 
 対照的に小さくて,レース編みのように繊細なクモの巣。 これは大きいものでも直径2,3㎝。 白猪の滝に登る階段、一段ごとに巣をかけていました。
 


 1週間ほど前からジョウビタキがやってくるようになりました。ヒンヒンという鳴き声を聞くと、いよいよ冬だなあと、ちょっと悲しい気分になります。
 
 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

草花のたね

2021-10-29 11:22:05 | 植物
 芋掘りをしていてこんなものを見つけました。
 
 これって・・・地中花ですよね。すごい! サツマイモにも地中花があったなんて。大発見だ。
 
 
 けど、念のために調べたら、どこにもサツマイモの地中花なんてかいてありません。で、よくよく写真を見たら、どうもマルバツユクサの地中花に似ています。それにー
 ちゃんとツユクサの茎らしいものも写っているじゃない。 
 サツマイモの茎に絡んだマルバツユクサだったようです。

 
 
 サツマイモの上で撮影。
すで種が黒く熟していました。

 このマルバツユクサ、地上でも種ができています。
 


 地面の上と地面の下、両方から種を蒔くんですからかないません。あっという間に大繁殖するのも納得です。
 
 役目を終えようとしている花殻もまた秋の風情があっていいものです。
 
 ニラ。 ガラス細工のように繊細です。
 


 アヤメかな? 花を見ていませんのではっきりしませんが。
 


 



 クロホオズキ
 
 実が似ていると言うだけで、赤いほおずきとは全くちがうものです。でも、この形、おもしろい。一度植えてからこぼれ種で毎年芽が出てきます。それもかなり離れた場所に。どうやって飛んで行ったのかな?
 
 そうそう、夏の終わりに咲いていたタチドコロはどうなったかな? 見てきましたよ。
 
 
 
 
 これ、おもしろいです。 蔓になっているのがまたすてき。 このまま種が散って鞘だけ残ったら、ドライフラワーとして使えそう。
 わたしは、生きた花を、わざわざ乾かしてドライフラワーにするのはあまり好きではないです。が、役目を終えようとしている花をドライにして飾るのは好きです。これは運動公園にありましたから、すでに刈り取られているかもしれませんが、もし残っていたら少しもらってきましょう。
 
 
 同じ蔓植物でも
 この夏苦労して退治したクズ。自然のままのクズは蔓もすごいですが、実のつきようもすごいです。
 
 




 これ、全部地面に落ちて生えてくるんですから。ドライにしようという気にもなりません。
 
 最後に、草花ではないですが

 家の庭。 先日の大雨のよく朝です。
 


 小さい子はドングリが大好きですが、これは大変。なぜなら、
 


 小さなシクラメンがピンチです。これ、全部カシの木の苗。 ここはほうきで掃けない場所なので、落ちたドングリをそのままにしていました。 孫たちが結構拾ってくれたんですが、一年たったらこのとおり。しかし、すごい発芽率だと感心してしまいます。ドングリいる人いないかなあ。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トロピカルフルーツゼリー二つ

2021-10-28 00:13:56 | 野菜・果物・料理など
  今年、マンゴーは上々の収穫だったと言えるのではないでしょうか。大きくておいしいのが15個も採れました。ただし、それは大きめのネットをかけたものだけです。 小さい枝豆用のネットをかけたのは失敗でした。
 

 
 袋がパンぱんになるほど大きくなったものは、 ネットの外からカメムシに喰われて傷だらけ。完熟して枝から落ちても分からず、こんなになってやっと気がつく始末。なので小さい物はほとんどネットの中で干からびて、食べることにはなりませんでした。 来年はもっと思い切って摘果しましょう。
 
 けれど、この程度なら、皮を剥けばなんとか食べられます。綺麗なところだけをとってマンゴーソースにしてみました。
 
 マンゴーを火にかけてつぶしただけのソースは、
 
 
 あらら、まるでめだまやき。
 濃すぎてジャムみたいになりました。
 そこで水を入れて3倍くらいに伸ばし、砂糖とレモン汁を入れて、ゼラチンを混ぜ、ゼリーにしてみました。
 
 
  容器から出しても見かけは大して変わりませんが、マンゴーの粒も残したゼリー。家族全員に行き渡るように10個作ったら、一人分はほんのちょっとになってしまいました。でも、これ以上薄めるとマンゴーの味がなくなりそうでしたから。
 

 
 いかにもおいしそうなゼリー。マンゴー大好きのトラオは母親の分まで食べてしまったそうです。でも、あまりおいしくなかったの。水っぽくて。マンゴーの匂いはしましたが、砂糖もレモン汁も足りませんでした。やはりマンゴーは生で食べるのが1番。
 
 
 一方、生では酸っぱすぎたパッションフルーツは、はじめからゼリーにするつもりでした。種をとるとジュースは少ししかなくて、これも水と砂糖とを足しました。
 
 
 こちらは10個分。 なので容器の半分くらいしか入ってませんが、
 


 こちらはぷるんぷるんでなかなかおいしかったです。
 
 ところで、まだ青々としたマンゴーがあるんですけど。
 


 これは私が種から育てたマンゴーす。去年も実がなりましたが、結局、大きくもならず色づかず、固いまま腐ってしまいました。今年は、一個だけは売り物のように大きくなりました。でも、やはり色づかず柔らかくもならず・・・
まだ木にぶら下がっていますが食べられるんでしょうかねえ。
 
 9月頃、青いまま柔らかくなったのが一つあって、それは皮を剥くとこんな感じになっていました。下のがその青いマンゴー
 
 
 上のは接ぎ木したアップルマンゴーで、美味しかった物。
 なんだか黒い固い部分があるのです。まるで渋柿みたい。もちろん黒い部分は固くてまずくて、なんとかマンゴーらしい果肉の部分ー手前の方だけが食べることができました。たった一口。
 その味は?
 
 おいしい! 
 
 酸味は強いのですが、甘みも強くて濃厚な味。甘みが強いだけのマンゴーよりずっとおいしかったです。食べられるところが一口しかないなんて、残念。
 
 どうも謎の木です。勢いがよくて青々と茂っています。おいしく食べたあとの種から育ったのに、どうしておいしくならないのか、あと少し、2,3年待ったらまともな実になるのか、ずっとこのままなのか。
 
 
 
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

くっつきむし

2021-10-26 13:17:05 | 植物
 コセンダングサが・・・・
 
 この間まで花が咲いてちょうちょが飛び交っていたのに、はやくも種になろうとしています。
 
 
 このあんばいではまだくっつき虫にはならないと思うけど

 
 いやいや、すでに種が開いているのがありました。
 
 しまった、ちょっと油断してました。


 
 まだ大丈夫だと思っていたけど、草刈り作業が終わってみればこの通り


 
 束になってくっついていました。



 こちらはアメリカセンダングサ。こう言うからにはこちらが外来種だと思うのですが、なぜかアメリカセンダングサはあまり見かけません。私の印象としては、田んぼなど少し水気の多い土地にあるように思います。
 
 


 秋はくっつき虫がたくさんあって、油断がなりません。
 散歩道に生えているのは、チカラシバ。 私が知っている限り、ここにしか生えていません。そしてこの畑の持ち主は、なぜかこの株は切ってしまわないのです。
 
 




 
 子どもの頃、これを「どろぼう」と呼んでいましたが、東予のこのあたりでは上記のコセンダングサを「どろぼう」と呼んでいます。土手や畦でさんざん遊んで家に帰るとこれがくっついていました。
 けど、コセンダングサの威力に比べたら、チカラシバなんてくっつくんだっけ? と思ってしまいます。何気なくしごいてみたら、ごっそりと採れまして、トレーナーにくっつきました。けどコセンダングサよりはおちやすかったです。
 
 


 
 
 それから、草刈り中にこんなのを見つけたのですが
 



 オナモミ?
 私の記憶しているオナモミとちがうのです。まず葉っぱが小さくて、全体がひょろひょろで。
けど実はオナモミ。
 






 まだまだくっつき虫がありました。
 山歩きの時見つけたのですが
 これってヌスビトハギですよね。 ああ、これでどろぼうが3人に増えました。
 わたし、名前も姿も知っていましたが、実物はあまり見たことがなかったです。そして先日新聞の植物欄でヌスビトハギの花を見て、はっとしました。
 あれがヌスビトハギの花だったの?
 


 
 
 残念ながら全体を写した写真はすでに削除していましてお見せできませんが、私の記憶に間違いがないか確かめてきました。 こちらには全体の写真があります。
 
 やっぱり
 ヌスビトハギがわんさか生えていました。これも山裾のしめった場所です。どうもかんかん照りの田園地帯には生えてないのかなと思います。
 


 



 くっつき虫はまだ他にも
 




 イノコズチですね。これも散歩道に普通にあります。
 いったいドロボウは何人いるのでしょう。とにかく今から草むらを歩くときは用心、用心です。
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山へ持っていくさいふ

2021-10-25 13:47:35 | レザークラフト
 山へ持っていく財布を作りました。
 コインケースとほぼ同サイズの小さい財布です。軽いので、アウトドア用のズボンのファスナーつきのポケットに入れても邪魔になりません。
  
 
 風水的には・・・・カラフル財布はお金を使うのが楽しくなってだめ。お札を二つ折りするのはだめ。なんだそうですね。
 確かにそうかもしれません。今年のお正月、孫たちにお気に入りの模様で財布を作ってあげたら、ケイタは、それを使うのが楽しくて自分の財布からお金を出して支払いしたがるらしいです。お金を使うのが楽しくては・・・だけど、予算を決めて、使うだけのお金を入れる、そんなときに持つ財布なのでカラフルでもいいの。
 というのも、コインケースは小銭しか入らないし、どうしてもお札を入れようと思ったら二つ折りどころか四つ折りしなくてはなりません。山に持っていくために、少額のお札とカードとコインが入る財布があったらなあと思っていたのです。
 
 裏は
 
 
 少額のお札とカードも入るようになっています。カードをだめにしないように、マグネットは使いません。
 もう一つ、表の黄緑と水色の革の間にもポケットがあって、そこは紛失してもあまり影響のないポイントカードなどを入れることができます。
 
 
 
 先日の石鎚登山では、登山前に遙拝殿でお賽銭を出し、山頂で飴湯(おいしかった)を飲み、土小屋テラスでビールを買うつもり(閉店で買えなかったけど)でお札も持っていきました。なかなか使い勝手がよかったのです。それに、作るのが楽しくてー
 
 けど、作っている間にいろいろな問題が出てきました。
 
 見かけはいいんだけど
 
 
 振ったらコインが落ちてくる。サイドを突き合わせサイズで型紙を作ったら、革の厚みですきまができたらしいです。しかたなく
 
 革を継ぎ足しました。後から苦労して縫い付けたので不細工。
 それで、型紙を修正して作ったのがこれ。 
 
 
 
 革の組み合わせが楽しくてカラフル財布ももう一つ。
 
 
 2色使い
 
 
 
 プリント革や型押し革を使って
 


 こんなにたくさん作ってしまいました。財布を持たない主義の弟が、カード入れにもらってくれました。スマホ用のケースがどうも磁力が強すぎるようだと気になってカードを入れられないんですって。
 
 満足できるものを作るには考えなければならないことがたくさんありました。
 
 サイド用の革はあまり厚くなくしかも張りのあるものを。
 1番目立つ上蓋には見栄えのいい革を使いたいし、
 わずかしか残ってない革は使う場所が限られます。
 薄い革には裏を張って厚みをだし、厚めの革は端を削いで薄くし、
 色の組み合わせも、ちょこっと使う配色用の革も効果的に使いたいし、金具の色だってよく似合う色を使わなければ・・・
 
 作った型紙は3種類。いやあ、脳トレになりました。
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石鎚登山 3 下山

2021-10-23 08:47:40 | 山登り・里山歩き
 みんなが帰り支度している間にわたしはさっさと下山を始めました。少しでも先に行っとかないと。
 15:00 ちょうどに下山開始。
 
 急な階段は下りも怖い。
 すごいでしょう? 下の方は相変わらず霧で見えません。来るときと反対に左側通行で下りるとするとー
 
 この階段だけは山側をおりますが、後は谷側を下りていきます。そして
 
 谷側にはてすりがない!!
 
 
 もちろん右手は手すりを掴めますが、左側が何もないというのがどんなにこわいことか。バンジージャンプの飛び込み台を歩き続けているような感覚です。私はルール破りをして、お上りさん用の階段を通ることにしました。この時間、登ってくる人もいませんから。両手で手すりを掴めるようになってようやく安心して下りることができました。
 
 休憩所着 15:32 登りの半分ほどの時間で下りてこられました。 いつの間にか頭痛も治っていました。あれは、酸素の薄さから来る頭痛だったのでしょうか。とてつもなく体が重かったのも、多分酸欠のせいです。そういえば休憩所まで登ってくるのも去年よりしんどかったのですが(年のせいかなと思っていたけど)去年より速いペースで登ったため、体が高さに慣れてなかったのかもしれません。
 ちなみに、去年は 土小屋~休憩所 4時間15分
      今年  土小屋~休憩所 2時間35分 休憩所~山頂 登り57分 下り32分
 われながらすごいと思いました。
 
 休憩所ではウマオとパパが待ってくれていました。で、しばらくはおしゃべりしながら行ったのですが、次第に距離が離れて見えなくなりました。
 わたしは用心しいしい歩きました。足を痛めたら自力で下山できなくなります。転ばないように、足をひねらないようにー下山の方が足が堪えました。膝は笑いませんでしたが、太ももに疲労がたまってくるのがわかりました。
 
 休憩所出発 15:35
 
 来るときに写真を撮った場所
 
 


 
 
 ここは景色を見ながら休憩するのによいスペースがありました。以後写真は一枚もありません。なので来るときに写した植物の写真を載せます。
 
 オオカメノキ?
 
 
 道にはこの実がたくさん落ちていました。






 シコクフウロも花はなく葉が赤くなっていました。

 
 ヒヨドリバナも綿毛に
 


 たった一輪だけ咲いていたこの花
 
 
 シラヒゲソウ?
 
 
 

 
 ヤマアジサイは深い秋色に
 

 
 道のど真ん中に咲いていたリンドウ。ちょうど木の階段の真下で、人にふまれることなく咲いていました。足元に可憐な花ーすごくうれしかったです。

 
 登るとき撮っておいてよかった。下りは本当にひたすら下だけを見て歩いたのです。私以外人はいません。去年は山頂のお店の人とか、宮司さんとか、トイレの汚物を持って降りる人とか、登山客以外の人にも会いましたが、今年はそういう人にさえ会いません。用心しいしい歩いたためか、下り道にもずいぶん時間がかかってしまいました。
 ときどきウマオとパパが休憩がてら待っていてくれました。ありがたかったです。けれど、4時をまわった頃に出会ったとき、もう土小屋テラスが開いている時間には降りれそうもないということを聞いて(土小屋テラスは5時で閉店)わたしはあせりました。
 
 いやだあ、日没までには絶対下りたい。
 いや、暗くなるまでには下りれるでしょう。けど店は閉まってると思いますよ。ウマ君、ソフトクリームはあきらめよう。山を下りてから美味しい物を食べたらいいがね。
 え~~ とウマオ
 二人なら5時までに下りれるんじゃない? ご褒美がないの、かわいそう。もう私を待たずに急いで。
 いやいや、どうせ間に合わないから待ちますよ。
 これが最後の会話でした。もう、行けども行けども二人の姿は見えませんでした。
 
 
 
 来るとき30分くらい登ったところで見つけた、テンナンショウかその仲間の植物の実
 
 ということは、あと30分くらいで降りれるのかな? というか、30分も一人で歩くのか。
 
 途中お地蔵様がありました。一体は、鼻が高い天狗のお地蔵様でした。もう一体は普通のでしたが。わたしは財布を取り出してお賽銭を置く手間も惜しかったので、手だけ合わせて通り過ぎました。
 
 やっと土小屋から1,1kmの所まで帰って来ました。時刻は5時18分。5時半には土小屋に帰りたいと思ったけど無理か。12分で1kmー平地ならそのくらいでは歩くんだけど。
 
 あたりはますます薄暗くなって、鳥の声も虫の声も聞こえず、なんだか不気味。
 いやいや、ここは神の山、変なものが出るはずがない。出るとしたら、お山の天狗?
 天狗様は悪さはしないでしょう。この山の主だもの。本当に怖いのは人間よ。
 人間はもういないと思う。私が最後の下山者だから。
 ああ、山の日が暮れるのは早いこと。うちだったら街灯がつく暗さよねえ。
 自問自答しながら歩いているとなんだか怖くなります。
 
 何も考えずに歩いたらいいんだ。そうだ、歩くことに集中するため歩数を数えることにしました。普段の歩幅から推測して、多分1500歩くらい歩けば着くと思いました。ありがたいことに、石鎚山は登り始めは楽な道なのです。おまけに下り坂。私はポチに引っ張られたときのように大股で歩きました。そしてー
 
 1400歩で数えるのをやめました。山の出口はすぐそこ。
 と
 誰か来る! 後ろから人が追いついてちょっと会釈をしたまま追い抜いていったのです。
 私より遅い人がいたのか。
 その人は舗装道路に出ると全速力で走って行ってしまいました。
 
 土小屋テラスが見えてきました。なんと、まだ灯りがついています。オレンジ色の暖かな光でした。
 時刻は5時35分 1㎞あまりを17分で歩いたことになります。
 私はほっとして娘に電話しました。そうしたら土小屋テラスからぞろぞろとでてきました。閉店時間はとっくに過ぎているのに閉めないでいてくれたのだそうです。
 出てきたウマオのてにスムージーが握られているのを見て、ああ、間に合ったんだねと、私は心から安堵したのでした。
 
 その後
 石鎚スカイラインを通らずに瓶が森林道を通って帰りました。テレビのコマーシャルにも使われた美しい道ですが、真っ暗。疲れたけど、疲労困憊というほどではなく、けっこう体力ついて来たのかなと思いました。課題は、心肺機能ですね。訓練して何とかなるもの?
 
 どうでもいいことですが
 
 あの、急いでいた男性。もしかしてスカイラインのゲートが閉まる時刻なので急いでいたのかも。けど、なぜあんなぎりぎりに下りてきたんでしょう。車は土小屋テラスの前にありましたから、かなり早い時間にここに来ていたはず。9時過ぎに来たわたしたちはずいぶん遠いところにしか停められなかったのです。
 もしかして、道を間違えた? 成就社の方に下りてしまって引き返してきたとか。その可能性はあります。実は休憩所下の分かれ道のところで何人も道を間違えそうになって、ウマオパパがいちいち教えてあげていました。石鎚で気をつけるところはそこぐらいなものです。あとは1本道だし人は多いし。たった一人で歩いても無事だったしね。
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石鎚登山2 山頂へ

2021-10-22 09:26:33 | 山登り・里山歩き


  お弁当ーと言っても持っていったのはコンビニのおにぎり。ウマオパパはお湯を沸かしてカップ麺。ウマオもおにぎりを食べた上にカップ麺をほぼ完食・・・のところで異変が。
 
 大慌てでトイレに駆け込みました。
 そのトイレに上がるまでの十数段の石段が・・・・最後には足が持ち上がらないほどしんどくて。確かに最後の3段ほどは普通の階段2段分くらいの高さがあったのですが、それにしてもこのしんどさはどうなんだろう?
 
 すっきりしたウマオと眺めた下の景色
 





 下に鳥居があります。あのあたりでお昼を食べて、人が下りている石段を上って来ました。
 
 ここで、「ウマオをお願いしていいですか?」とパパにウマオを託されました。パパはここから鎖場を行きたいのだそうです。「ここからは手すりがあるから、多分楽になると思うんです、」
「いいよ。」
 
 多分、木の間に獣道のような隙間があるところが鎖場へのみち。石鎚には3箇所鎖を伝っありますがありますが休憩所の上が2の鎖になっています。右側にわずかに見えている屋根は、2階から出入りできるようになっている避難所です。(多分雪に閉じ込められたときの)
 
 去年よりはもう少し上に行くつもりではありましたが、山頂までは行くつもりはなく、体調と時間を見て引き返すつもりでした。でも、しかたない、覚悟を決めてのぼりましょう。 ウマオパパと別れて、わたしたちは迂回路を行きました。 
 
 
  休憩所出発  13:31
  土小屋から4.2km地点  13:57
 
  なんと!!
  200m登るのに27分もかかっていました。 ウマオは元気でしたが、とにかく私の体が動きません。なんだか頭痛がしてきました。
 
 
 
  むこうに鉄の階段らしきものが。 14:08
  すでに何人もの人が下りてきていました。
  もう少しですよ、がんばってください。と励ましてくれる人も。だけど、もう少しがきついのです。
 
 
 迂回路には鉄の階段と鉄の道が架けられていました。左側には、「おのぼりさん」右側には「お下りさん」の表示がしてあります。左側通行です。
 それにしても急すぎない? 幸い両側に手すりがありますから、両手ですがるようにして体を持ち上げました。

 
 何十年も前に登ったときはここまで整備されてなくて、本当に石ころだらけの道だったように思います。大自然の中にふさわしくない人工建造物。けど今のわたしはありがたく登らせていただきました。ウマオの姿はもう見えません。が、この先で待っていてくれるはず。
 手すりがなかったら下など見られなかったと思います。 いやあ、怖い怖い。
 

 階段を一つ登るたびに、ウマオは待っていてくれました。 下を見ながらじっとしているウマオの姿はなんだかかわいい犬のようで・・・
 
 話がさかのぼります。
 実は登り始めて少しした頃、犬連れに人たちに追いつかれて、道を譲りました。そのわんちゃん、私を追い抜いた後じっとこちらを見て動きません。
「どうしたの?」
飼い主さんも怪訝な顔。わたしが
「待ってくれてるん?じゃあ、行こう。」
と動き出すと、わんちゃんも歩き出しました。そしてまた止まってこちらを見るのです。
「さあ、行くよ。」
と声をかけるとまた動き出して、今度はそのまま上に行きました。
かわいかったあ。疲れを癒やされました。
今のウマオがまさにそれ。
 
 ただ先に行った子どもたちの一人が犬が怖くて、そこから動けなくなったんだそうです。犬を抱いて上の方に行ってもらいやっと上れるようになったんだとか。人一人やっと通れるほどの狭い道では、犬と一緒の登山も考え物だなあ、と後で聞いて思いました。
 
 ウマオパパはもう山頂かなあ。私の体力は限界に近づいていました。
 
 もうだめだ、迎えに来てもらおう。
 
 わたしはウマオを引き渡してそこから下山するつもりでパパに電話をしました。 出ません。ならば、と娘に電話しました。 娘とトラオは、わたしたちが食事していた頃すでに山頂で食事をしたのです。出ません。 (携帯は通じるんです)
 あきらめてまた上りだしたとき、パパから電話がありました。
「すみません、今行けません。」
 なんと、親子3人で天狗岳まで行っていると。
 
 石鎚山の高さは1982mと言いますが、それは山頂からさらに登った天狗岳の頂上で、山頂と言っているのは石鎚神社のある弥山の頂上なんです。
 
 仕方がない、山頂まで行くしかありません。
 
 着きました。 14:24 
 休憩所出発から53分 たった600mなのに! けれど登り始めの200mに26分、残り400mに27分かかっていますから、つらかった階段の方が速いペースだったのです。やはり手すりと歩きやすさに助けられていました。 
 

 
 まず石鎚神社の頂上社にお参りしました。 お賽銭は100円入れる、とウマオに金額指定されました。ここまで登ってこられたんだからねえ、はりこみましょ。
 
 神社の向かいに天狗岳はあります。
 辺り一面霧だらけ。なんだか安堵はしましたが、達成感は薄いなあ。自分の意志、というよりはウマオがいてくれたおかげで来られたんですから。
 


 ウマオはこの岩の端に行きたがりましたが、わたしは、それだけはやめて、と制止しました。
 
 少し霧が晴れて、ぼんやりと見え出しました。 多分十字架に見える辺りが三角点でしょう。
 

 
 しばらく山頂でうろうろしました。先週は、わりと広い山頂が人でいっぱいだったそうです。そして天狗岳へは時間制限があり、宮司さんが交通整理していたとか。でもこの日はすでに2時を過ぎていることもあってわりと少なかったです。
 みんなが待ち遠しいウマオは、ずっと天狗岳を見ていました。
 あ、見えた!
 ああ! カメラ。
 という間にまた霧で隠れ
 しばらくするとまた見えてくる。それの繰り返しです。なのでわたしも天狗岳から目が離せなくなりました。

 こちらは下の方の景色

 
 
 こちらも 見えたり隠れたり
 
 
 
 
 
 天狗岳の霧は晴れてきたようです。
 
 
 天狗岳から下りてきてこちらへ登ってくる人たちも見え出しました。



 手前の道は見えないほどの急な上り坂です。登ってくる人の姿は見えません。
 と、岩の陰からひょこっとトラオが顔を出しました。
 「あ、にいに」
 「なんじゃ」
 なんともつれない再会。 わたしも、ちょっと機嫌が悪い。だって、30分以上待ったのです。みんなより先に下りなければ帰りに待たせることになります。結局一緒に下りることになってしまったのですから。   
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅葉(のはず)の石鎚へ 1

2021-10-21 00:42:14 | 山登り・里山歩き

 

 娘たちが、仲間をつのって石鎚山に行く計画を立てていました。 まだ車に乗れるというので私も連れて行ってもらうことにしました。去年と同じく、車は一緒でも別行動します。私は私なりのペースで行けるところまで行って、土小屋で待つもり。でも、できれば去年よりもうちょっと上まで行きたいなあ。

 今年は山道に慣れない家族もいるということで、国道33号線から面河経由で行きました。 午前9時、大きな鳥居が見えてきました。 ああ、ここからが神の山なんだなあ、とちょっと厳かな気持ちになりました。

 



 

 前を走っているバスは登山ツアーのみなさんで、これから先々でお会いすることになります。 

 今年は石鎚山の紅葉が早かったそうで、10月一週目には新聞やテレビでその様子が報じられていました。第3週ともなれば、紅葉はかなり下まで下りているはずーでしたが

 まばらに赤い葉が見えているだけで、見えるはずの山頂は霧の中

 



 

 あんなによい天気の日が続いたのに、よりによってこんな日に。前日まで行くかどうするか迷って、無理ならば散策とか山岳博物館見学とかに変更するということでやってきたのです。

 ここまで来て、雨も降ってないときたら、登山決行です。

「雲にさわれるじゃん」一緒に来た男の子が目を輝かせて言いました。

 



 

 土小屋の遙拝殿は、工事を終えてきれいになっていました。先ずここで入山の挨拶をして出発です。子どもたちがまだぐずぐずしている間に一足先に上り始めました。すぐに追いつかれましたけどね。

 

 登山2回目となる今年は、あまり写真撮影で道草を食わず、一生懸命歩くことにしました。ただ、距離を書いた道しるべはきちんと写し、私の記録として残すことにしました。と言うわけで細々と書いておりますが、適当に読み飛ばしてください。

 遙拝殿             10:10発

 登山道の始まり   0 ㎞   10:04

 西日本最高峰への登山道とは思えないほど広々としてなだらかな道。去年、このあたりを散策するだけでもいいと思って孫たちについて来て、アサギマダラに惹かれてついつい上まで登ってしまったのでした。

   





 

 1.1㎞地点  10:20 16分/1km 

 平地と同じくらいの速さでここまで来ました。さすがに山らしくなって、クマザサの茂みが広がってきました。

 

 
 丸太を敷き詰めた道には、枯れ葉がいっぱい。ヒヨドリ花はすでに枯れており、アサギマダラの姿は1匹も見えませんでした。新聞によると今、南予のフジバカマ園で群れ飛んでいるそうです。
 セミの声も聞こえず、ウグイスの声も聞こえず、秋の山は案外寂しいものでした。
 
 
 深い谷。丸太は半分はみ出ているんです。怖い。 


 

 先週はすごい人だったそうですが、天候の崩れる予定だったこの日はさほどではありませんでした。 後から追いついた人に先に行ってもらい、自分のペースで歩きます。

 1.6㎞地点  10:39 19分/500m

 このあたりで、休憩している孫たちに追いつきました。また、ツアーの一行も休んでいました。私よりも先に出発したはずなので、かなりゆっくりしたペースだったようです。

 
 あまり写真を撮らないと決めてはいましたが、こういう木をみると、カメラを向けたくなります。
 
 霧もまたよし。幻想的な風景です。



 
 上ったり下ったりの道です。


 
 

 

 2.1㎞地点  11.03  26分/500m

 見覚えのある白骨林

 
 多分、この辺りから、正面に山頂が見えたと思うのですが、この日はまるで空へ続く階段のようでした。

 
 と、いきなり霧が晴れました。風が冷たく寒かったです。

 
 
 そして、この先のところにベンチがあったと思うのですが、先に行ったツアー客の2,3人が休んでいました。どうも体調を悪くされたらしいです。もう少し行くとまた一人。ガイドさんがいったり来たりしていましたが、結局下山することにしたらしいです。 
 
 
 下の方は何も見えません。

 
 綺麗な紅葉もありましたが、ほとんどは終わっていました。だけど、下の方が赤くなっていたかと言えばそうでもなくー。トラオパパがいうには今年の石鎚の紅葉はおかしいんだそうです。紅葉する前に枯れかかっていたとか。



 

 2.6㎞地点  11:30 27分/500m  半分近く来ました。

 赤い葉を探して写しました。というか、だんだん写真を撮るために立ち止まる回数が増えて・・・・写真を撮りながら息を整えつつ登るようになってきました。





 

 3㎞地点  11:42 ここからトイレ休憩所まで1㎞

 去年、ここから娘に電話したら、「ここからがきついよ」と言われ、とにかく休憩所までは行ってみようと決めてさらに登ったのでした。



 

 3.1㎞地点  11:44 14分/500m

 たしかに、ここまでは比較的楽だったのです。それが、急なアップダウンが繰り返し現れるようになりました。

 上りを見てはうんざりし、下りを見てもまたうんざり。下ったら登らなくてはなりませんから。

 
 
 知らずに歩いたら何ともないけれど、全貌を見てから歩くのはめちゃくちゃ怖いところ。この道を架けた先人の苦労はいかほどだったでしょう。

 
 
 このあたりで下界が見えたと思うんだけどー



 3.6㎞地点  12:09 25分/500m 頂上まで1㎞

 やはり500m登るのに25分もかかりました。

 去年よりも土砂崩れの箇所が増えていて、がれきが道をふさいでいました。



 霧の奥に高い山。けど、石鎚山だったかしら?

 
 これは山の岩肌が見えているところ。 比較的紅葉が綺麗だった場所です。

 
 霧が晴れて、成就社から登ってくる道が見え出しました。



 西条市成就社側から来る道と、土小屋から来る道とが出会ったところに新しいトイレ休憩所があります。

 4㎞地点  12:35 26分/400m 頂上まで0.6㎞ トイレ休憩所の下

 ますますペースが落ちて、400m登るのに26分もかかってしまいました。やはりここまで来るのはしんどかった。

  



 休憩所の下のわずかな平地は階段まで人て゛あふれていました。ツアーの皆さんが昼食を取っていたのです。そこへ上から下りてきた人の達成感あふれる声が加わってますますにぎやかになりました。どうやら、ここまでにした人と、山頂まで行った人とにわかれたようですね。自分の体力に合わせてコースは選べるようでしたけど、大変。私はまだまだツアーで登山する自信はありません。 

 うわあ、これは・・・・上へ行ってお昼にしたいけど、どうしよう。

 あれ? こんなところで何してるの?

 私が見つけたのは、大勢の人から離れて、なんとかお弁当を広げる場所を探している、ウマオとウマオパパでした。

 上の方が広いのに?

 上もいっぱいなんですよ。

 なんで二人だけなの? トラオは?

 みんな山頂に行ってます。ちょっとウマオの調子が悪かったもんで。

 はあはあ、また例の? わたしは事情を察しました。そして3人で敷物を敷く場所を見つけて一緒に食べることにしました。

 さあ、ここから登山はさらに苛酷な展開に

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

階段を上った先に

2021-10-18 23:58:09 | いろいろ
 4月に1日の総歩行数の目標を5000歩と決めて半年、徐々に歩行数を増やして笹倉湿原登山に臨みましたが、半年たった今は、普段の生活6500歩からなかなか増えません。私は同じ場所を日課に歩くことが苦手。ジムで同じ運動をするのも苦手。つまり、何かしら変かがあったり、目的があったりしないと歩く気にならないのです。そこで、せめて場所だけでも変化をつけようと。出かけたときのついでウォーキングをやってみることにしました。その際、山登りに備えて、平地ではなくできるだけ坂や階段道や階段を歩くことにしています。
 
 時間と体力の余裕のあるときに、あるだけの時間で。ぼちぼちでもやらないよりはましで、5月はじめ、たった10段上るだけではあはあ息を切らしていた私ですが、次は20段まで、次は30段まで、と目標を伸ばしていった結果、今は60~70段は一気に上がれるようになりました。
 
 運動公園の階段。 
 

 
 ひたすら下を向いて上っていたら
 


 なんとかわいい~
 
 そして初めて休み無しで上り切れた日、
 
 ご褒美を見つけました。
 
 
 
 
 噂に聞くキヌガサタケ
 
 生まれて初めて実物を見ました。

 
 まあ、なんておもしろいきのこなんでしょう。
 
 
 またある日は、白猪の滝へ。あるものを確認したくて行ってみました。歩きやすい道を使わず、階段を上ることにしました。 そこには滝への近道と看板が立っています。けど、これは、あまりにも急階段。 踏み板の1枚1枚が狭く、靴がやっと乗る広さ。う~ん、どうしよう。
 意を決して上ってみました。上を見てたら足を踏み外しそう。休むことすらこわくて、ひたすら足下を見て上りました。そうしたら・・・すごい! 一気に上れました。
 
 広い道に出て、やっと後ろを振り向いてみました。
 

 
 踏み板が壊れそうなところもありました。昔はここを下りていったこともあるのですが、なんでこんなに怖くなったのでしょう?
 
 
 階段を上ってちょっと歩くとー
 ありました。
 マタタビの実。。

 
 夏に来たとき、ここに白い葉があることは見つけていましたが、実を見たのは初めてです。うれしい。これもがんばったご褒美でした。こうしたご褒美が見つかる方法だと歩くのもがんばれるんです。
 
 青紫の色が爽やかな花。これも家の周りには咲いてない花

 
 シソ科の花はたくさんあって名前を覚えきれません。特に山の方でしか見られないものは。

 
 
 次の階段は、小松中央公園の第3駐車場から上へ上がる階段
 一気には上れませんで、途中1回は休みます。それでも、30段ごとに休んでいた頃から比べたらずいぶん強くなりました。ここは、いつも誰かかれかとすれ違います。皆さん鍛えるために使っているようです。
 
 
 上った先には

 
 高速道路からも一般道からも入れる、ハイウエイオアシスになっています。
 石鎚山を模した複合遊具と、多目的広場
 
 この遊具は鎖を伝って上れるようになっています。ちゃんと一の鎖から三の鎖まであるんですよ。

 
 そして広く西条市が見渡せます。
 
 



 ほぼ180度の景色が望めます。
 
 丸い建物は、アウトドアショップ モンベル。 元はレストランでした。建物の奥には滝が流れているという凝った作りで、そのままお店になっています。
 


 
 私の目的地はここ。そろそろ山登りにも防寒着が必要になりましたので。
 
 で、どこへ行くかって? 
 紅葉の石鎚山へ行きますよ~
 
 
 
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする