あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

クンクンいい匂い Ⅱ センダンなど

2024-05-29 20:47:00 | 植物
 柑橘の花が終わったのにまだまだいい匂い。
 散歩の途中ほのかに甘い香りがただよってくるのです。それはセンダンの木辺りでした。
 地面に小さな花がいっぱい。


 
 ちょっと見ると、ニワゼキシヨウか何かのように見えますが、


 センダンの花が散らばっているのでした。


こちらは別のところで写したセンダン
写真では色がはつきりしないのですが、薄紫の雲のように見えます。





 びっしりと花




 話がそれますが
 実もたくさんなります。冬の間、鳥のご馳走です。そして、鳥のいくところ、どこにでも生えてくるのです。だから、電線に沿ってずらずらっと生えてくることもあります。
 これなんか、どうなるんでしょう。






 案外、センダンの幼苗を知らない人もいて



 この間学校で見つけました。本当はツツジの植え込みなのに。2本も。

 センダンは双葉より芳し
とか言われて、シンボルツリーにしている学校も多いです。大木になって木陰を作り、花の咲く頃にはいい匂いがして、素敵な木なんですが、小さな苗と大木とが結びつかないのでしょうね。
 
 ちなみに、ことわざで言われるセンダンは、白檀のことだそうです。センダンの葉には匂いはないと思います。

 今いい匂いのする花がもう一つ
 スイカズラ

 つぼみ


 咲きはじめは白く


 やがて黄色くなります。


 だから金銀花ともいうのかな?
 これも放っておくと、こんなになってしまうので、

 
 右の方にチラッとびわの葉が見えていますけど、この下には小さいびわの木があるのです。
 わたし、庭のスイカズラはなんとか取り除いたのですが、こうなるとお手上げです。
 
 スイカズラの近くに大きな木があって、その匂いでスイカズラの甘い香りも消えてしまうほどでした。
 白いヒモのような花。
 大木にこんなに咲くのですから。












 これは雄花ですよね。しみじみと見たことなかったです。



 この花の名は?
 栗🌰
 でした。



 


 
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初めて咲いた

2024-05-27 21:13:00 | 野菜・果物・料理など
 散歩の途中で気がつきました。あの紐のような花は!


 数年前に植えたくるみ。

 
 やつた!ついに花が咲いたのです。


 初めて咲いたにしては花数が多いのでは?


 これは雄花らしいです。
 
 同じ畑の端っこにオリーブの木があります。もともと庭に植えてありましたが、何年経っても花が咲かず、当然実もならず、ついに家からははるか離れた畑に追いやられたオリーブです。
 これは実ならない木、と思われて、期待もされなくなった木なのです。花が咲いているかなんて気にもとめなかったのですが、くるみを見たついでにしげしげと見てみました。
そうしたら



 こんなにも花が咲くものなの⁉️
 風に揺れて接写ができません。蜘蛛の巣に落ちた、花を写してみました。


 小さな目立たない花でした。実がなるかしら。ネットで調べてみると、違った木がもう一本あった方が実がつきやすいんだとか。
あらら、お店で花の咲いた木を買ってこなければ。
 それから20日後、ふれあいの里のオニグルミを見つけてから、うちのくるみを見に行きました。はなこが埋まってしまうくらいのぼうぼうの草を踏みつけながら近づくとー


 ありました!雄花に比べると実は少なかったですが、初めて実がついたのです。
 ワクワク
 自然落下しないといいのですが。

 ところで、
 初めて咲いた花ではないのですが、今年はさっぱり花が咲かなくて、諦めていた花が



 いきなり狂ったように咲きました。
 マンゴーの花です。


 ピンクの花とクリーム色の花があります。どちらかが実になるんですね。(実は確かめたことない)


 よかった。先日のこと、今年は諦めて、と甥っ子に宣言したばかり。甥っ子はうちのマンゴーを絶賛しています。今年も美味しいワンゴーが食べられそうです。

 おまけ
 うちの絶品パイナップル。


 やっと食べられるようになりました。
 上の写真より黄色くなっているでしょう?茎が折れる寸前を収穫してきました。


 危なかった。痛む寸前でした。今が一番美味しい時。



 木(茎)で完熟したパイナップルです。せっかくなので、これを植えたトラオパパにも食べてもらいました。

 うん、普通に美味しいですね。
 そんなこのないでしょ。店で買ったのはここまで甘くないよ。
 俺、生のパイナップル買って食べたことないから。缶詰しか。あ! あれって砂糖が入ってるんですか?
 あー、缶詰は、シロップづけよ。それと同じくらい甘いでしようが。
 そうそう、缶詰くらい甘いです。
 生で砂糖漬けくらい甘いって、普通食べられないんだよ。
 
 一度くらい生のパイナップル、食べたことがあるでしょうが、とツッコミたくなる、とぼけた会話でした。だって、これだって、生を食べた後の頭頂部を植えたものですよ。

 ちなみにパイナップルは、追熟しないそうで、緑のを置いていても外が黄色くなるだけ。味はそれ以上変わらないんですって。

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自然を満喫

2024-05-26 01:03:00 | いろいろ
 クロモジオイル抽出体験の昼休みのことです。お弁当を食べたあと、その辺を散策しました。
 川ベリに生えているオニグルミの木。


 小さい実がなっていました。

 おや? 誰かが葉っぱをかじっています。一体誰だ。


 テントウムシみたいな虫がいました。


 かじったのは君なの?


 一見、葉っぱを食べているように見えたのですが、


 移動した後にかじった跡はありませんでした。



 これがテントウムシの仲間なら、アブラムシがいるはずです。


 そこへ西条自然学校の男性スタッフ3人を連れて義妹が帰ってきました。誰か生き物に詳しい人を探しに行っていたのです。
 
 ああ、これはカメノコテントウですね。

 テントウムシによく似ていましたが、それにしても大きいです。ナナホシテントウの倍くらいはありました。

 これは、ハムシの幼虫を食べるんですよ。

 そういえばハムシの幼虫がいましたね。




 オニグルミによく見られるハムシだそうです。確かに、この図体では、小さなアブラムシでは物足りないでしょう。

 さて、帰り道でのこと。
 わたしは5月の間に3回も黒瀬ダムに添ったこの道を通ったのです。何度通っても楽しいこの道。
 朝来る時、とても素敵な景色を見つけていました。それは、堰堤を流れ落ちる水のように咲き誇るウツギ。
 今年、桜三里ではウツギが少ないように感じていました。まだ咲くには早いのかと思っていましたが、こんなに咲いているとは。二人で感嘆しながら来たのです。

 でも見る方向が逆だと、どこだったかわからなくて
 ここだった? 
 いや、こんなものじゃない。



 ここ? 



 これの倍くらいの幅
があったはず。

 これもすごいけど、もっと高さがあった。

 
 で、結局あのすごいウツギはみつかりませんでした。
 子どもの頃、川の土手に一株だけあって、自分だけの秘密の花のように、一人で見に行っていました。



 今だったら女の子一人で川の土手を歩くなんて、考えられませんね。この清楚な、それでいて華やかな…今でも大好きです。


 これはクモかな?


 虫も好きですが名前はなかなか覚えられません。下の丸いものは何だろう?


 しばらく写真を撮って楽しんで、車に乗り込み、ドアを閉めようとしたところで、何かがひらっと動いたのに気がつきました。
 ちょっと待って!



 あれ、多分イシガケチョウよ。
 二人でそっと近づいてはカシャ。近づいてはカシヤ。
 だるまさんが転んだ、みたいね。義妹が言いました。

 ここまでは近づけました。やはりイシガケチョウのようです。
 


 嬉しいなあ。この前見たのはいつだつたかしら。わたしにとってはレアなチョウなのです。

 と、こんなふうに道草を食いながらゆっくり帰ってきて、アウトドアショップのクロスポイントでお茶しました。

 お弁当を食べて2時間もたってないけど、ケーキは別腹^_^


 せつかく自然の中で遊んだので、飲み物も野草茶をチョイス。


 小さなやかんで煮出してからいただきました。色々ブレンドされているみたいで、その気になればわたしにも作れるかな?ズバリ、草の匂いのするお茶でした。
 たっぷりあったので、義妹にも飲んでもらいました。
 うちに帰って、義妹と畑でわらびとり。都会育ちの彼女は、わらびをとるのは生まれて初めてなんですって。この間はわたしがあくぬきして持って行ったので、今度はあくぬきにも挑戦してみるそうです。

 おまけ
 我が家のサラサウツギ
 山で花盛りだったから、もう終わっているかもしれないと気になって見に行ったら


 やはり、まばらにしか残っていませんでした。
 花の外側にピンクが混じるタイプです。





 これもかわいいでしょう?

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クロモジオイルの抽出体験

2024-05-24 00:35:00 | くらし
 和の香水と言われるクロモジオイルを抽出する体験をしてきました。
 もうすっかりおなじみになった石鎚ふれあいの里。行ってみると、去年、草木染めをした調理室の前に、葉っぱのついた枝がブルーシートいっぱいに積まれていました。



 天狗のうちわのような広がり方をしているクロモジです。


 正確に言うと、四国にはクロモジはほとんど自生しておらず、ここにあるのは石鎚山系に生えるケクロモジという、クロモジの仲間の木です。
 クロモジはツヤツヤですが、ケクロモジには、裏に毛が生えていて、触るとふわっとした感じがしました。



 高い木の下に生えるということで、少ない日の光を精一杯受け止めるために葉が重ならないように広がっています。
 人工林の下にも生えており、手入れのためにケクロモジを切るのだそうです。それを有効活用するために始まったのがアロマオイル作りなんだとか。
 辺りには早くも良い匂いが漂っていました。


 この葉っぱの形、広がりーシロモジによく似ています。シロモジは何度も見たことがありますが、比較的標高の低い場所に、ケクロモジは標高の高いところにあって、ちょうどロープウェイで上がった成就社あたりに両方が見られるそうです。

 まずは枝切り。剪定鋏で、葉っぱごと4.5センチの長さに切ります。細かいほど、オイルがたくさん取れるそうです。
 参加者は8人。わたしと義妹とは締め切り寸前に入れてもらえました。みんな黙々と、ハサミを動かしました。
 蟹食い状態ですねー、と講師の先生。
 
 これなんだかわかりますか?
 ぜつめ!
 え? 都会育ちの先生には意表をつく答えだったようです。
 なんでぜつめと言うんだろう?どんな字書くんだろう?しばらく頭から離れないようでした。



 押切と言うんですよね。子どもの頃、稲藁を切るのを見ていました。大人たちは「ぜつめ」と言っていました。
 何故と言われると⁇ 帰って調べましたが、それらしき言葉も漢字も見つかりませんでした。でも、確かに「ぜつめ」と言っていたのですよ。

 やつてみますか?と聞かれて、はい!と名乗りを上げたのは、わたしと義妹だけでした。
 手前の方に枝を差し込んで切ろうとしてもなかなか切れません。


 奥まで差し込んで、体重手をかけて押さえると
 このくらいの大きい枝でも切れます。それでも力がいるから、これは男性でないと。



 チョンチョンに切ったケクロモジ。



 これをぎゅうぎゅうと、釜に押し込みます。

 
 全体がわかりにくきですが、蒸留装置。
 張り切って詰め込んだら多すぎたようで、結局三分の一くらい出しました。ぎゅうぎゅうすぎると、蒸気が通らなくなるそうです。


 蒸気を冷やして、香り成分の強いエッセンシャルオイル(中段、雫💧を逆さにしたようなのビン)と、香りを含んだ水ーフローラウォーター(下の大きなビーカー)とに分けて受け止めます。




 これがエッセンシャルオイルを受け止めるビン。溜まっているの全部オイルではなくて、上数ミリ黄色がかっているのがオイルで、あとは水だそうです。


 抽出には時間がかかります。その間に、クロモジの葉でスカーフを染めました。
 私たちが行くまでに染液は煮出されて、スカーフもミョウバンち浸してくれていました。
 80度ほどの染液でかき混ぜながら煮たら


 
 取り出して水洗い。
 再びミョウバン液につけること20分、


 もう一度染液で煮て、ミョウバンにつけてしばらくおきます。
 その間に配られたお弁当を食べました。(食堂の山菜料理がよかったのになあ)

 午後、いよいよオイルを取り出します。参加者みんな中高年女性、つまりほとんどがおばあさん、固唾を飲んで見守る中、

 まず、オイルの入れ物の水を抜いてオイルだけを残します。




 取れたのはたったこれだけ。

左 フローラルウォーター 右 エッセンシャルオイル。ビーカーのそこに1センチほど。




 これを等分にビンに入れます。

 
 繊細な作業です。



 フローラルウォーターはスプレー瓶に



 お土産として持ち帰りました。販売もしていて、2mlビン一本3000円ですって!
 体験して納得のいく値段でした。クロモジIキロからたったImlしか取れないのですから。
 効能は色々あって、鎮静、強壮作用。抗菌抗ウィルス作用。お風呂に入れると血行がよくなるそうです。書ききれないので省略。
 作りたてより
しばらく時間がたつたほうが香りがまろやかになるそう。しばらく使わずに置いておきます。
 


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四葉のクローバー、探してみます?

2024-05-21 11:39:00 | 植物
 去年からいきなり生えてきたクローバー。これで庭を覆ってもいいんだけどー
 不思議なのは、この辺一体どこにもクローバーがないのに勝手に生えてきたことです。



 木があった頃はクローバーのクもなかった。なのにどこからきたの?

 散歩をしていてはっと気づいたことがあります。


 ながーくのびたクローバーの道。
車輪の通るところだけが土が見えています。もしかして、わたしやポチ(先代の犬)がここから種を持ち帰ったかもしれない。長く土の中で眠っていたけど、木がなくなって日当たりがよくなった途端、眠りから覚めて芽を出した、のではないかと。黒瀬ダムのレンゲとおなじです。

 子どもの頃はよく四葉をさがしましたが、探すときにはなかなかないものです。だから見つけるとうれしいし、幸運と言われるのだと思います。
 こんなにあっても、四葉は見つかりません。



 ところが

 我が家の庭に生えたクローバーの群に四葉のクローバーがあるのがわかりました。最初に気づいたのは娘です。

 立ち話してるだけでどうして四葉が見つかるん?と娘。
 へ?と、わたし。
 なるほどー もしかしたらもっとあるかもしれんよ。と、わたし。
 そしていい歳をした中高年女二人、四葉探しを始めました。

 四葉はどこでしよう? ここに一枚


 ヒント 葉っぱの白い筋が4本輪をかくように連続して見えるのが四葉です。

 ここも一枚


 ヒント右下

 これはわかりやすいのでヒントなしで。


 難問。


 ヒント ねじれた葉に注目

 ちっちゃいけどね、分かりやすいところにあります。


 
 難問。写す角度がわるかつたかな?


 わかりやすいのでノーヒント



 ここからは別の株です。
 ねじれてるけどわかりやすいのが一枚


 ここは2枚


 一枚。ヒントなし


 葉っぱので始めから四葉になっています。

 
 ここには3枚写っていると思うんだけどー
写真はわかりにくいです。


 四葉ってね、人に踏まれたりするところによくあるんよ。と娘に教えてやりました。

 なんだ、つまらん。

 幸せなんて案外身近に転がっている、ただそれに気づかないだけ。とも言えますが、それは、なんとか衣食住に困らない人だから言えることかもしれません。
 苦労して見つけたのだから、きっといいことがあるはず、と前向きに考えて生きることが現実の幸せをもたらすと言えるのかもしれないし、
 そんなことは全く信じないでクローバーを見ることすらしない人も多いだろうしー 
それはそれで、自分の力を信じて生きていくのだから立派。
 考え方は色々ですね。

 四葉はこんなにありました。アイロンで即席押し花にしました。


 言い伝えに振り回される必要はないのですが、わたしの庭ではちょっぴりいいことが見つかりました。



 ここまで大きくなったカマキリの赤ちゃん。この間ワイヤーブランツの中で見つけた赤ちゃんかしら。
 
 うれしいことは他にも。
 先日廃棄された苗の中から拾い上げてきたオダマキに花が咲きました。八重咲でした。


 もう一つ、なんだかわからなかった葉っぱ


 スルスルと茎が伸びて、てっぺんに花が咲きました。これは?!


 最近人気の出てきたラナンキュラス.ラックスか?一番外側の花びらはロウでてきたような感じでしたが、花自体はラナンキュラスとは違います。



 写真を義妹に送ったら、シナノキンバイに似ているとの返事。
 でも、葉っぱの切れ込みが違うような気がするーと、わたし。
 そしてむこうでは、仕入れた甥っ子とも検討した結果、
 ラックスに改良される前の、元の植物に先祖帰りしたのではないか。
 わたしもその説が一番納得いくのですが、これはこれでとても可愛い花なので気にいっています。来年も咲いてくれるといいなあ。

 おまけ
 あまり嬉しい虫ではないけれど


ジュウジナガカメムシあるいはヒメジュウジナガカメムシ。探さなくても目立ちます。




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グランドカバーにするかなあ

2024-05-19 21:30:00 | 植物
 雑草に占領された庭でも、それなりに楽しんでいます。
 いっとき、黄色い花がいっぱいでした。
 地を這うヘビイチゴ


 花も可愛いんです。もう、これでグランドカバーにしちゃってもいいかな?なんて。


 実になったらなったで可愛い。



 右端のはドクダミ

 一番綺麗な時期はすぎています。


 二度目の花みたいでしょう?



 それからカタバミ。背が高いからオッタチカタバミというのでしょうか。最近この大きなカタバミばかりです。昔のように地を這うタイプならいいのですけど。
 


 花だけ見るとヘビイチゴにそっくり。ですが実は全く違います。

 

 春の七草を探すときには見つけられなかったのに、今頃になって出てきました。ハハコグサ。


 これの園芸種があって、弟宅の一輪挿しに生けてありました。花がもっとふわふわで全体的に一回り大きくて、とても可愛かったです。
 これだってなかなか可愛いのです。
 



 こちらは、わざわざ植えた
 なんとかデージー。名前が覚えられない😂


 わたしには珍しく、色々な花を寄せ植えしてみました。青いのはデルフィニューム。お互いに引き立てあって、我ながらうまくできたなと、ほくそ笑んでいます。



 あまり広く写すとボロが出ますので、この辺で。











































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うれしい芽生え 

2024-05-17 13:22:00 | 植物
 義妹からライン。
 お義姉さんの庭にカラスビシャクがあったでしょう?
 あれね、一昨年掘り返して何もかも消滅したの。それでもめげずに生えてきたのを保護してるんだけど、カラスビシャクは出なかった気がする。  
 なんですと?!

 何となく野生味を残したわが家の庭ーといえば聞こえがいいけど、つまりは草だらけの庭だったのです(今も)
 ミツバ、ドクダミ、ユキノシタどれも、野草として食べられます。
 エビネ、ユキモチソウ、ウラシマソウ、ムサシアブミ… 山野草として愛好家も多い植物。みなさん、ちゃんと鉢植えして棚に並べて大事にされていますが、うちは全部地植えでした。高い木の下、木漏れ日と湿った土とでお手入れ知らずでも育っていたのに。
 
 その中で、去年無事芽を出したもの
 スズラン、ユキモチソウ一株、アマドコロ2、3株、シユウメイギク
 キチジヨウランと、ミズヒキソウーこれは土をかき混ぜたせいで、全体に広がってしまいました。こんなにもいらない。
 
 芽を出さなかったもの
 スモークツリー、クリスマスローズ、ハンゲシヨウ、ホタルブクロ、エビネ、クレマチス、カワラナデシコ、ムサシアブミ、ウラシマソウ、
 カラスビシャク? は、はて?
 義妹が、人からもらったのに生えてないので、あったら欲しいと言いましたが去年の記憶にありません。今探してもまだ生えてくる時期じゃないし。気をつけて見ておくね、と返事してから2、3日して、草引きをしていたら
 これ、そうじやないかな?
 


 そしていつも生えていた庭とは別の、一日中日の当たるところに




 すでに花が咲いているのを見つけました。カラスビシャクって日が好きなのかも。

 テンナンシヨウの仲間はどれも面白くて好き。
 去年無事だったユキモチソウは今年も生えました。
 


 ウラシマソウは今年も出ませんでしたから諦めました。
その代わり



 わたしが嘆いているのを見かねてか、娘がもらってきてくれたヒマウラシマソウに花が咲きました。よかった。


 そして、地植えしたユキモチソウのそばに


 これは何?去年は出なかった芽が大きく育っていたのです。
 記憶を辿っていくと、
 ここにはムサシアブミがあつたかな?
 から一年では諦められないのです。何にもなくなったかつての庭を、駐車場にしようかなと思いつつ、整備に踏み切れません。なので昔以上に草だらけになってしまった庭。

 ここには、お気に入りのアジサイが2本ありましたがそれも根こそぎ掘り起こされて、
慌てて別の場所に埋めました。
 そのアジサイにやっと芽が出ました。





 よかった。でも、今年は花は咲かないでしょう。
 花が咲かないといえば、
 百均で買ってきたジャカランタが3メートルくらいにもなって、鉢を移動させることもできず屋外に放置していたのですが、
 寒さに耐えて新芽が出ました。

 
 このまま、花を咲かせるようになるのかしら。そうだとうれしいけど、場所が場所だけに、また夫に切られるかも。


 寒さに弱い、フィンガーライムと、斑入りレモンのピンクレモネードは、寒さで枯れました。風除けやら、根元の保温やら対策はしてたんですけど。今年は例年になく寒さが厳しかった(最低温度が低かった)からかしら。残念。ハウスの中のフィンガーライムは無事でした。ピンクレモネードも、地植えせず鉢のままハウスに入れておいたらよかった。後悔先に立たず、です。
 
 最後に、
 


 去年咲いた、エキウムウィルドブレッティの芽が出ました。








 思ってもみなかった快挙に、これをわたしに売りつけた甥っ子が大喜びしています。
 そもそも、まだあまり一般的ではない花で、種ができるのかどうかさえわからなかったのですから。
 私流のズボラ方法で、枯れた花がらをこそげ取りまして、冬の間保管していました。それを買ってきた土の上に花殻ごとばっと広げて外に置いただけ。
 雨が降り続いた後、一斉に芽が出ました。勝負はこれから。

 高温多湿に弱く、水切れ寸前まで水やりもしないんだとか。全部ポットに移して、雨が当たらないようにすればいいかなあ。けど湿度の高さはどうにもなりません。自生地の写真を見たところ、高木の生えてない、ガンガン日が当たりそうな山地に突っ立っていました。わたしの予想としては、瓶ヶ森のような環境か?でも、赤道に近いから、高山であっても気温はそこそこ高いはず。
 そんな場所ー
 あるか💢
まあ、せっかくなので色々試してみます。

 甥っ子が言いました。おばちゃん、珍しい種取り寄せることできるけど、植えてみたら?
 あのね、わたしはレアなものを育てるのが趣味なわけではないの。せっかくだから手に入ればチャレンジするけどね。成功したら自慢もするけどね。

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はなこの宝物

2024-05-14 00:22:00 | ペット
 はなこがうちに来てから半年が過ぎました。

 うちに来てまだ日が浅かったころ



 結構貫禄のある表情です。9歳ですから。

 お散歩中。小柄でおとなしいはなこは、子どもたちの人気者になりました。



 はなこは誰にもほえません。飛びついてもいきません。
 おとなしいねえ
 かわいいねえ



 本当にそうかしら? 大人しいというよりよそよそしい感じがするんだけど。それに、結構自己主張もするんです。帰りたくなければ座り込みをするし。
 
 3ヶ月後、ワンと、一声。はなこが初めて、散歩を催促しました。


 早く早く。地団駄踏んでいます。


 で、わたしに飛びついてきました。


 でもね、あまり喜んでいるふうには見えません。ついつい甘えん坊だったポチと比較するからかしら。

 そのはなこに、百均でボールを買ってあげました。押すとキュッキュッというのです。はなこは散歩の時、摘果した柑橘の実を転がして遊んでいましたから、喜ぶと思いました。
 はなこにあげると、すぐに咥えて小屋の中に入りました。あれ?鼻で転がして遊ぶんじゃなかつたの?

 その日、はなこは散歩に行きたがりませんでした。なんだか小屋を振り向き振り向き、渋々とついてきました。そして、帰るとすぐに小屋の中を覗き込み、ボールを見つけると安心したように小屋に入りました。
 どうもはなこにとってボールはおもちゃじゃなかったみたい。

 ウマオが先にはなこを連れ出して、そのあとわたしがボールを小屋から持ち出して、いっしょに散歩に行きました。

 人も車も通らない畑の道でボールを投げると、一目散に走って行って咥えます。


 
 そのままボールを離しません。




 無理やり取り上げようとしたら、

 ガルルルル 怒ってわたしの指を噛んだのです。
 痛い!ほら、見てごらん、指が痛かったのよ。とわたしが叱ったら、ちょっと反省したような?

 その後、はなこはボールを追いかけて行くものの、咥えようとはしなくなりました。どうも、咥えてはいけないと勘違いしたみたい。私たちは、はなこがボールを取ってきて渡してくれるように教えようと思ったのですがー
 ボールを投げると全速力で走って行って

 ほら、ここにあるよ。


 今度はここだよ、取りに来て。


 緑のボールはケイタがあらぬ方向に投げてしまい、二個目のボールを買いました。今度

 おにいちゃん、ボール投げて。


 ねえ、早く投げてよ。



 さあいくぞ!


 それ!


 ボールを追いかけて広場を走るはなこ


 けど持って帰ってくれないから、人間が取りに行かなければなりません。はなこもウマオも結構な運動量で


 少しスマートになったかな? 顔が笑ってるし。しかし、2個目のボールも紛失。うっかり藪の中に入っても、はなこは取ってこないのですから。
 

というわけで、私たちはボールをおもちゃにすることをやめました。3個目のボールは、しっかりと自分の小屋にしまってあります。


 そして、誰もボールを取らないとわかったのか、はなこはすんなりと散歩に行くようになりました。以前よりずっと嬉しそうにくるくる回りながら。










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クンクンいい匂い

2024-05-12 10:45:00 | 植物
 今の季節、散歩をしていても良い香りが漂ってきます。柑橘類の花盛りなのです。レモン畑の草と格闘していてもあたりにはいい匂いが漂っています。



 うちのレモンは、甘夏柑に接木をしたものなので、甘夏の花盛り。


 ハナムグリがいました。


 そしてどこからかきこえてくる羽音。ミツバチの羽音はもっとうるさいほど聞こえてもいいようなものだが。ハチが少ないのではないか?
 最近の生き物の少なさに危機感を抱いているわたしです。

 たった一匹を追いかけて、やっと写せました。



 この花(ベニカナメモチ)なんかも、





 もっとハチがきてたと思うけど、



 
 あまりいませんね。
 
 今、柑橘の花だけでなく、白くていい匂いのする花が色々咲いています。
 レモン畑の端っこに咲いているノイバラ。切れば切るほど元気になるんですって。どうしましょう。もう、わたしの背丈ほどに伸びてるんですけど。




 ジャスミンは終わりかけ。




 この蕾が好きなんです。


 弟宅で立ち話してたらここでもいい匂い。


 風車みたいな面白い花


 テイカカズラにそっくりですが
 実はハツユキカズラ。花が咲くにはどうも年季がいるみたいですね。小さな蔓には咲かないようです。家庭見るのは案外珍しいかも。


 色のついた花にもいい匂いのものがあります。

 ニオイバンマツリ
 木全体が紫似なるほど咲きます、そしてあたり一面、遠くまでいい匂いが漂います。

 
 よそはもうだいぶ咲いていますが、うちはまだ咲き始め。匂いもさほどではありません。
 
 娘が、知っとる?ニオイバンマツリには宇宙人がおるんよ。



 今、インスタなんかで評判なんですって。分かります?


 言われてみれば、映画のETみたいなのが、みんなこっちを向いてる。




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シャクナゲの横峰寺

2024-05-10 17:58:29 | 神社 仏閣

 連休中、横峰寺のシャクナゲを見に行きました。

 
 横峰寺は高い山の中にあります。行き方は何通りかあります。遍路転がしと呼ばれる険しい山道を登って行ったのは3年前。参拝専用のバスで行くこともできます。今回はヨウコ一家と車で。狭い山道だけど有料道路です。
 
 駐車場に着きました。 思ったより広かったです。が車でいっぱい。
 
 
 ここから山道を下っていきます。新緑がすがすがしい道でした。

 
が、傾斜がすごい。 ジグザクに、3段に折れ曲がった道。
 
 
帰りはここを登らないといけないのよねえ、と早くもうんざりしながら下りていくと、おいなりさんがありました。
 
 
 ??? 
興味はあったけれど先へ行きました。連休の混雑を避けるため(車一台やっと通れるほどの狭い山道を走るので)敢えて午後に来たものですから帰りが遅くなるといけません。
 
 まっすぐに伸びた杉を見上げるとなんだかありがたい雰囲気。お寺が近いかも。駐車場からここまで約15分
 
 
 
 シャクナゲのピンクが見えてきました。
 

 
 太師堂に着きました。約20分で着きました。もっとかかるかと思っていましたが案外近かったです。
 

 
 その下は?
 
 山なので狭い敷地に建物が段差で建っています。
 素敵なお庭のようだけど、多分そばでは見られないと思います。

 肝心のシャクナゲは?


 残念、ちょっと遅かったみたい。 こんなきれいな花は少なかったのです。
 
 
 3年前来た時はいろいろな花が咲いていましたが今年は
 山シャクヤクは散ってしまっていました。
 
スズランはちょうどいいとき
 
 そばに行くととてもいい香りがしました。
 と、このあたりでトカゲがウロチョロ。
 
 この子は何でこんなに人のいるところに出てくるのかしら。普通は人の気配がするとさっと隠れてしまうものなのに。何度も何度も姿を現すのです。
 
 階段を下りるとオダマキがたくさんありました。ちょうどいい感じに咲いています。
 
 
斜面にへばりつくようにたくさん咲いていました。
 
 
 斜面の下にはクリンソウ
 
オダマキもクリンソウもなんだか前に来た時より増えているような気がします。
 
山門が見えてきました。実はこれ、裏側。
 
 
表は、山の中の遍路道を上がってきた人がくぐるようになっています。つまり、その山道が本当の参拝道なんです。
 
 私たちは山門を出て奥の院、星が森へと向かいました。
 
傾斜の緩やかな広々した道です。
 
途中で降りてくるトラオたちに会いました。彼らはふもとから遍路道を登ってきたのです。残念、ちょっと時間がずれました。あまり話すこともなく分かれて、さらに行くと
 
 
 多分弘法大師の座像
 お大師様はここで厄除けや開運を星に祈る「星供養」を行ったとされています。
 
 
 ここには鳥居があって、その向こうに石鎚山が見えます。これ、西から見えるお山の姿なんですって。 なんで石鎚が東に? 方向音痴の私には位置関係がさっぱり?
 
 
 実はこの鳥居、こんなに小さくて金属でできています。


 
 
鳥居の中にお山を入れてみました。大きい鳥居に見えるでしょう?
 
下に白く光っているのはお賽銭としておかれたコインです。
お金がある! 拾っていい?とケイタ
ダメダメ。慌てて大人たちが制止しました。
仏教と石鎚信仰が融合した、パワースポットだそうですよ。
 
 
 さて、三年前ここに来た時は、色々な植物がみられて楽しかった記憶があるのですが、今回はなぜか変わったものが見つかりませんでした。トラオ母が言うには、テンナンショウの仲間がいっぱいあったろ?と写真まで見せてくれたのですが、そんなものどこにあった?
 目立ったのは
 
 
ホウチャクソウ?
 
これは?
 


 帰りは登りばかりです。
 この階段あたりが一番きれいなところ
 
 
 階段を上ったところでまたまたトカゲに。お寺のトカゲは人を恐れないの? 



 真正面から見つめることができるなんて。
 
 帰り道は当然のことながら登りばかり。子どもたち、アイスを楽しみに頑張りました。
 
 
 
 
 
 
コメント (2)
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