あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

果物の旬て? マンゴー ポポー パイナップル

2024-11-16 11:32:24 | 野菜・果物・料理など

 11月ももう半ば、マンゴーがたった一つ枝にぶら下がって頑張っています。他の実はとっくに落ちてしまったというのに。

 



  

 7月終わりトマトに大量のカメムシが発生して、はたと気づきました。マンゴーが危ない! 早めにネットをかけよう。

 その後、そろそろかなと見に行った時には

 遅かった。すでにこんなにもたくさんネットに落ちていたのです。9月9日

 小さいのは干からび、大きいのは腐り,左のはカメムシに吸われた跡がありました。

 それから5日後

 まだ青い実がネットに落ちました。

 なぜこんな腐り方をする? 酷暑の夏、ハウスの温度が高すぎたのかもしれません。

 それからはぽつりぽつりとネットに落ち始めました。が、まとまって熟れることはなく、方々に配るために冷蔵庫に入れておいたのを娘にあげたら

「味がない」との報告。

 ええ~

 それから弟や甥っ子にも問い合わせまして、そちらは

 「去年よりは甘くなかったけど、おいしかったよ。」

 弟宅で梨と物々交換。梨のほうがずっと大きい。

 わたしはうんと小さいのとかちょっと痛んでいるのとかばかり食べていたのですが、それは十分甘かったのです。

 そのうちマンゴーはあまり赤くならないのにネットに落ちてくるようになりました。追熟のために(本来、うちでは追熟をしたことがない)ハウスにおいてから取り込むようになりました。

 10月も半ばすぎると全体にオレンジになるものの、リンゴのように赤くなることはなく、食べても? いまいち物足りない味だなあ、という風になってしまいました。11月初めにとれたのはシロップ漬けにしてしまいました。

 そもそも今年のマンゴーは花の咲き方からしていつもと違いました。私の記憶では、花の咲くのは冬から春ーだったと思うのに今年は6月近くになって咲きました。実はあきらめていたのです。それがちゃんと実がなったのはいいけれど、花から熟れるまでの期間が短かかったと思います。それに去年までは一気に熟れて、冷蔵庫で保管なんてことは一度もなかった。あれはいつ頃だったんだろう? 多分お彼岸ごろです。

 それからポポーですが、

 お盆のころ草を刈るために行ったのに早くも地面に落ちていて、それから大慌てでネットをかけました。泥縄式に通り道だけ草を刈りました。マンゴーと同じようにぐずぐずと熟れ続け10月初めまで残っていました。ちなみに去年の日記では、9月20日に収穫終わりでした。要するに熟れるのは早く、終わるのは2週間遅かったということです。

 今シーズン終わりかけにネットに落ちたポポー

 ほぼ完ぺきな姿で落ちていました。

 が~

 青いままで落ちること自体がおかしい。せっかくなので常温で追熟してみましたが(これも例年は追熟しない)、柔らかくなるまでに3,4日かかった上に甘くなかったのです。

 うちのポポーがおいしくなくなったころ、産直市で写真のように青いポポーを売っているのをみました。それも何パックもあったので、そこの農家では9月終わりがピークだったのでしょう。でもあの青さで、お味は? 他人事ながら気になりました。

 マンゴーとポポー、二つの果物の熟れ方で気づいたこと

 気温が下がってからはなかなか熟さない、そして見かけが良くてもおいしくない(きっぱり)追熟しても完全にはおいしくならない。いつまでも木に残っている実はあきらめた方がよさそうです。まだ木にはたくさん残っていたのですがどうも晩生種らしく実も大きくならないので落ちる前に採りました。案の定柔らかくなるまで室温に置いても9月初めころの「糖尿病が悪化しそう」なほどには甘くなりませんでした。

 パイナップルに至っては、いつが旬なのかさっぱりわかりません。そこで去年までの記事を読み返してみたら、だいたい10月か11月ころみたいです。今年はつい先日食べごろになりました。弟が来た時にとってきて数切れふるまいました。小さかったのでね。

 前回述べた柿の太天と同じくらい(笑)

 これはもうシロップ漬けの缶詰と同じくらい甘いのです。ベストタイミングでした。

 さて、今年はキーウィも2週間ばかり収穫が早かったそうです。逆に、温州ミカンは色づきが遅れているそうです。秋の温度が高いから。東京での初セリに出荷できたのは例年の半分以下?(詳しい数字は忘れました)だったとか。

 いずれにせよ、今年の酷暑からの秋の気温の高さにどの果物も影響されているということでしょうか。やはりメリハリの利いた気候でないと本当においしい果物は食べられない、と心配になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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実りの秋ー柿、みかん、キーウイ

2024-11-11 09:04:48 | 野菜・果物・料理など
 実りの秋、柿やミカンのおいしい季節になりました。
 
    
 写真の籠は先日オーダーして作ってもらったもの。冷蔵庫に入れないほうがいい野菜や果物を手近においておくために、PPバンドで作ってもらいました。風通しがよく、丸洗いもできて、浅型で、と考えたら、こうなりました。色柄をお任せしていたら、とてもかわいいのができ上ってきました。下の汚れには目をつぶってください。ステンレスなのになぜか錆が出やすくて・・・
 
 さて、今ここに入れてあるのは、柿、みかん、クルミ(地元産)ショウガ、サツマイモ、玉ねぎですが、他にも里芋、追熟前のマンゴーやキーウィ、バナナもこの籠に入れます。今までは、ガラスの大皿に入れていましたが、長方形にしたので空間もスッキリ。
 
 ミカンは10月の末、今治の産直市で買ってきたものです。青々とした早生みかんは9月終わりころから出回っていましたが、わたしは酸っぱいミカンは苦手で手を出しませんでした。1か月以上たってやっと買ったというわけです。
 今治の産直市は島みかんが多く瀬戸内の穏やかな気候の中で育ったみかんはとてもおいしいのです。ミカンに限って言えば、島みかん。もちろん南予のミカンもおいしいです。甘くて酸味が少ない。でもこちらの酸っぱめのミカンに慣れている私は酸味と甘みのバランスがとれた島みかんのほうが好みです。ちなみに西条産のみかんは酸味が強くその分日持ちするので、春ごろまで腐りません。そのころには酸味が和らぎ、濃厚なおいしいみかんになります。なので春になると地元のみかんを買います。
 初みかん。
 皮をむいたとたんぱっと広がる懐かしいかおり。まるで長い間あってなかった友人にばったり出会ったような、そんな気持ちになりました。ああ、またミカンの季節がやってきたんだなあと。そして予想以上においしかったです。
 
 そして柿
 上の写真の柿は、昔ながらの富有柿より大きい大秋(甘柿)です。でもこれは小さいほう。というのも市場には出回らない規格外品だから。道端の無人販売所で買ってきました。3個入りが200円。
 柿なんて、買って食べるものではなかったですけどね。どこの家にも富有柿と渋柿の2本くらいは植わっており、それこそ一度に何個も食べたものです。だから3個くらい、一人でペロリなんです。 富有柿でいいから毎日三個くらい食べたいものだけど・・・
 でもうちの富有柿は枯れてしまったし、柿農家でも今年は大変な不作だったと聞きました。夏のあまりにも強い日差しでやけどをし、カメムシにやられ、知り合いの畑では例年の三分の一しか採れなかったそうです。
 いや~ ひどいです。
 
 
  それに、果物は年々高級化して、柿も新しい品種に代わって行っているし、もっと大きな柿もあります。比較のためにいろいろ並べてみました。
 
 
 玉ねぎはやや大きめ、みかんは小ぶり、キーウィは、レッドキーウイなのでかなり小さめ、ヘイワードと呼ばれる緑種の半分くらいしかありません。それに比べてこの柿の大きさは!
 これは「太天」という最近出回り始めた渋柿です。傷物なので焼酎抜きはできません。こんなに丸いと干し柿にもできない。多分売れないのは捨てるしかないのでしょうがもったいない。私はこんな風にしてみました。
 
 
 
 薄くスライスして、干します。4,5日すると外が乾いて手にくっつかなくなり、中の渋が抜けてグミのような食感になるのです。もうできたかな? まだ渋いなあ、なんてつまんでいくうちに無くなってしまいます。
 
 
 おいしい果物の味は知ってる、でも、高級品をちょっとだけ食べるのではなく、ご飯代わりになるほどいっぱい食べたいーそんな矛盾した願望を持っている私は、どうするか。見栄えは悪くても味と値段重視で。産直市にもいわゆるB品は売られていますが、道端の無人販売などで手に入るのはとてもうれしい。
 
 このレッドキーウイはイベントで買ってきました。大きさはバラバラ。小さいのは一口で食べられるくらい。でも、レッドキーウイはおいしいのです。
 
 
 知らない人は多分見かけの悪さで手を出さないと思いますね。
 追熟のためにリンゴを買ってきました。
 
 


 普段あまりりんごは買いません。決して嫌いなわけではないのですが、この地の気候に合ったみかんなどの果物のほうが私には向いている気がするだけで。
 見せに並んでいるので当然のことですが、傷も何もないきれいなりんごでした。お値段178円。柿より安い。りんご農家さん、これで採算採れるんでしょうか? このお値段では?と味は期待していませんでした。なのに!?
 とってもおいしい。
酸味もあって甘みが強くて濃厚な味でした。また買います。

 
 
 
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自家製ジャム&フルーツソース

2024-06-06 23:50:00 | 野菜・果物・料理など
 そろそろ桑の実が売れている頃。松山市からの帰りに実家に寄ってみました。
 あら〜遅かったかしら。実は高いところにあるだけで手が届きません。


 去年はジャムやらジュースやら染め物までしたのに。
桑の実のジャム - あた子の柿畑日記

桑の実のジャム - あた子の柿畑日記

弟が、「桑の実がいっぱい熟れとるんでジャムなんか作れないだろうか、」と言います。「できるできる、今度採りに行くから、」と話したのですが、採りに行く前に娘が知り合...

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 今年、下の方を切ってしまったということです。

 仕方ないので手が届く枝の実をつまみつつ世間話をしました。
 
 話は、先日作って届けたルバーブのジャムのことになりました。ルバーブって、生はスイバかイタドリに似てるんだけど、それなんかジャムにできないかなあ。
 なんでも炊いたらトロトロになるじゃろが。と弟。
 そうか、トロトロにさえなったらいいんだったら茄子も大根もなるもんね。けどジャムとして食べようとは思いません。
 イタドリは火を通すとぐじゅグジュになるので、下処理は熱湯をかけるだけです。それでも先の柔らかいところは崩れがち。うん、ジャムになりそうな気がする。もうイタドリの新芽はないので試してみることはできませんが。

 さて、そのルバーブのジャムですが、たまたま道の駅で格安のを見つけて買ってきました。これなら失敗しても惜しくない。




 左は甘夏、右が緑のルバーブです。
 作り方の簡単なこと。2センチくらいにトントンと切ってしばらく水に晒し、それの半量くらいの砂糖をまぶして煮るだけ。
 水に晒している時、イタドリと同じように酸が抜けて水が濁るのがわかりました。
 火にかけると見る見るうちにとろけていって出来上がり。レシピにはレモン汁を加えるとありましたが、そんなことしなくても十分酢っぱかったのです。その分、砂糖もたくさん入れたので、甘すぎるし。
 水に晒す時間を長くしたら酸味が程よくなるんじゃあないだろうか?
 もう一度ためしたくて買いに行ったのですが、もう売ってなかったのです。もしかしてシーズン終わり?
 味は? ルバーブらしさってどこにあるんだろう?なにしろ匂いもない癖のない野菜でしたから。
 食べ比べのために甘夏のジャムと並べて塗ってみました。





 ルバーブの簡単さに匹敵するのはいちごでしようね。
 ヘタをとって砂糖をまぶし、


 水分が出たらレンジでチンするだけ。
 1パックでこれだけです。


 ヨーグルトソース2回分くらいかな。

 面倒なのはルバーブと一緒に写している甘夏のジャムなんです。
 甘夏は、酸っぱくて苦い。わたしは好みではありませんがお年寄りには根強い人気があるようです。我が家は、レモンの台木として残っていますが、実も取れます。それをジャムにしてみました。
 皮は苦味が強い上に、アブラムシの被害でとても利用できる状態ではありませんでしたので、実を丸ごと使うことにしました。


 これを半分に切って種を取り除き火にかけます。沸騰したら水を変え、何回か水を変えながら晒し、また火にかけてー
 これを何回繰り返したかしら。食べてみて我慢ができる苦さになるまで。
 袋がとろけませんので、ミキサーにかけました。
 それから砂糖を入れて好みの硬さになるまで煮詰めます。甘夏の味も香りもしないジャムですが、見た目は一番滑らかそうでジャムっぽいです。酸味を補うためにあらかじめ絞っておいた果汁を加えて出来上がり。それでも甘夏っぽくはないですが、食べやすいジャムではありました。
 もう一つ手間のかかる、
 伊予柑のマーマレード
 これは皮も使います。すると、苦味の他に、皮のピリピリ感が気になるので、やはり何度も晒さなければなりませんでした。

 大鍋に二杯。

 煮ていると伊予柑のいい匂いが漂ってきて幸せな気分にはなるのですが、苦みやピリピリ感をほとんど無くしてしまうと、やはり一体なんのマーマレード?となってしまいます。酸味も抜けるので、やはり絞っておいた果汁を足しました。

 出来上がり。色が濃くなっているのは、白砂糖ではなく、きび糖やてんさい糖など色のついた糖を使っているから。


 白砂糖よりは雑味があるように思いますがわたしはこちらの方が好き。
 
 地元産の材料を使った、添加物の少ないジャムが人気ですが、この手間を考えるとお値段高めは当然かな、という気もします。
 




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初めて咲いた

2024-05-27 21:13:00 | 野菜・果物・料理など
 散歩の途中で気がつきました。あの紐のような花は!


 数年前に植えたくるみ。

 
 やつた!ついに花が咲いたのです。


 初めて咲いたにしては花数が多いのでは?


 これは雄花らしいです。
 
 同じ畑の端っこにオリーブの木があります。もともと庭に植えてありましたが、何年経っても花が咲かず、当然実もならず、ついに家からははるか離れた畑に追いやられたオリーブです。
 これは実ならない木、と思われて、期待もされなくなった木なのです。花が咲いているかなんて気にもとめなかったのですが、くるみを見たついでにしげしげと見てみました。
そうしたら



 こんなにも花が咲くものなの⁉️
 風に揺れて接写ができません。蜘蛛の巣に落ちた、花を写してみました。


 小さな目立たない花でした。実がなるかしら。ネットで調べてみると、違った木がもう一本あった方が実がつきやすいんだとか。
あらら、お店で花の咲いた木を買ってこなければ。
 それから20日後、ふれあいの里のオニグルミを見つけてから、うちのくるみを見に行きました。はなこが埋まってしまうくらいのぼうぼうの草を踏みつけながら近づくとー


 ありました!雄花に比べると実は少なかったですが、初めて実がついたのです。
 ワクワク
 自然落下しないといいのですが。

 ところで、
 初めて咲いた花ではないのですが、今年はさっぱり花が咲かなくて、諦めていた花が



 いきなり狂ったように咲きました。
 マンゴーの花です。


 ピンクの花とクリーム色の花があります。どちらかが実になるんですね。(実は確かめたことない)


 よかった。先日のこと、今年は諦めて、と甥っ子に宣言したばかり。甥っ子はうちのマンゴーを絶賛しています。今年も美味しいワンゴーが食べられそうです。

 おまけ
 うちの絶品パイナップル。


 やっと食べられるようになりました。
 上の写真より黄色くなっているでしょう?茎が折れる寸前を収穫してきました。


 危なかった。痛む寸前でした。今が一番美味しい時。



 木(茎)で完熟したパイナップルです。せっかくなので、これを植えたトラオパパにも食べてもらいました。

 うん、普通に美味しいですね。
 そんなこのないでしょ。店で買ったのはここまで甘くないよ。
 俺、生のパイナップル買って食べたことないから。缶詰しか。あ! あれって砂糖が入ってるんですか?
 あー、缶詰は、シロップづけよ。それと同じくらい甘いでしようが。
 そうそう、缶詰くらい甘いです。
 生で砂糖漬けくらい甘いって、普通食べられないんだよ。
 
 一度くらい生のパイナップル、食べたことがあるでしょうが、とツッコミたくなる、とぼけた会話でした。だって、これだって、生を食べた後の頭頂部を植えたものですよ。

 ちなみにパイナップルは、追熟しないそうで、緑のを置いていても外が黄色くなるだけ。味はそれ以上変わらないんですって。

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ほぼ0円料理ー野菜編

2024-05-03 09:36:00 | 野菜・果物・料理など
 0円の野菜?つまり貰い物の野菜。
 
 友人が、わらび、たけのこといっしょに持ってきてくれたスナップエンドウ、とうが出る寸前のサニーレタス、とうのたった高菜
 サニーレタスは、葉っぱを一枚一枚ちぎって使うので、少々のとう立ちは問題なし。別のところから頂いたカリフラワーといっしょにサラダに。
 真っ白で立派なカリフラワーでした。ボール同じくらいあります。これでも娘と半分こしたものなんです。大きすぎて規格外だったのかも。


 高菜は、葉っぱは茹でてあくぬきをして、炒め煮に。硬くなりかけているというので長めにゆがきました。
 とうが立って花の咲きかけた茎は皮を剥いて刻んで塩漬け。
 上に載せているのはいりこ削り。カツオのような上品な味ではないけれど、良いお出汁が出ます。何より安いのが嬉しい。


 友人曰く
「こんなのは、誰ばりあげれんのよ。あなたくらいしか。」
 要するに、わたしは、捨てるようなものでも美味しいと知っていて喜んでもらってくれる人、なんです。

 一方、立派なのをくれる人も。
 アスパラ
 半分はベーコンと炒めて、半分はめんつゆにつけ込みました。


 以前うちにも植えていたのですが、畑でとったばかりのアスパラは、塩茹でしただけでも甘みがあって美味しいのです。これは栽培している人にしかわかりません。そうそう、スナップエンドウもそう。店に出回る頃にはだいぶ味が落ちています。
 わかっていながらすぐに食べなかったので、本当のおいしさでは、ありませんでした。
 それから、弟の蓮根畑で自分で掘ってきたレンコン。

ながい!


 とっても重労働なので、勝手に掘るのはいくらでもOKだけど、わざわざ掘ってはくれません。いくら兄弟でもね。だけど傷のついたレンコンはもらいます。
 いっしょに行ったヨウコとケイタはすぐに泥遊び。写真には、ケイタの作った犬の💩なるものが写っているのですが分かるかな?
 レンコンも色々使えて重宝します。
 店には出まわらない細いレンコンもレンコンチップスに、レンコンのきんぴらに。傷ついたのは刻んでハンバーグなどに。
 
 
 そうそう、野菜ではないけれど、春祭りで拾ったお餅はぜんざいにしました。


 小豆はー



 これもただ。きれいに選別した残りを弟にもらいました。まだ食べられるのがたくさんあるので。
 ただし、自分でもう一度選別しなくちゃいけないのです。床に座り込んで、手のひらに少しずつ乗せて



 いいのとダメなのとが半々?いや少しダメな方が多いか。
 小豆は大好きなので、少々の手間暇はいとわず選り分けました。
 色が厳選された商品よりは薄いけど、十分おいしかったです。あんこに近いくらいたくさんの小豆を入れたぜんざいは贅沢な味。
 今回は、赤飯3回分、ぜんざい4回分を小分けにして冷凍しました。

 野菜の0円料理、微々たるものですが、フードロス削減になってるかな?我が家の食費削減にも貢献。
 
 







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ほぼ0円料理 山菜編 追記しました

2024-05-01 18:01:00 | 野菜・果物・料理など
 娘と散歩していて気がつきました。
 遠目に見えるあの茂み。
 わらびじやない?



 今更驚くのもなんですが、うちの地所でして。数年前から少しずつわらびが生えていたのも知っていたのですが、まさかこんなになってるとは!



 まだ食べられるのもあるはず、と、探して見ました。
 葉っぱをかき分けて採ったわらび。


 鍋に入りきらないので、角形の洗い桶であくぬきしました。

 熱湯と炭酸をかけて冷ますだけ。
 あとは、透明な水になるまで何度か水を変えて晒しました。



さて、このころから、怒涛の「ほぼ0円料理」が続きます。
「ほぼ」
というのは、多少の買ったものが加わるからです。調味料などはもちろん市販のを使います。
 
 わらびのところにあったヨモギ
 





弟にもらった新玉ねぎ、
そして買った筍とで、春の天ぷら
別の日には、タラの芽もいただいて天ぷらにしました。
 よもぎの天ぷらって、カリカリに揚げると少し苦味があってよもぎの香りがして美味しいです。


 
 一回くらいたけのこも食べなきゃ、とわざわざ買ったのに…

 次の日、娘が知り合いのところで掘ってきたと、たけのこを持って現れ、

 次の次の日には友人からわらびとたけのこ要らない?とラインがあって、ありがたく頂くことにしました。
 というのも
 彼女のくれるわらびは、毎年、長さを揃えて、少しずつ束にし、あくぬきをしてくれているのです。全部ご主人がするんですって!
 もちろんたけのこもちゃんとゆがいてあります。



 無下に断れません。ちょうどうちのを配り終えたところだし、なんとか消費できるでしょう。

 その後、たけのこは3日おきに届いて、合計5回も食べました。もちろん二人の娘の家にもお裾分け。
色々使えるからいいものの
 多すぎた時は砂糖をまぶして冷凍
 食べきれなかったら、煮物のまま冷凍。
 少し残ったら短冊に切って他の山菜と一緒に混ぜご飯、山菜ずし、山菜おこわ
 
 孫たちに評判がよかった山菜ずし
 


 筍、わらび、イタドリ、買った人参、もらったえんどう
 三軒分を作るためにご飯を多めに炊いたら、

酢がちょっと足りない!

 そこで急遽、うちで採れた酢っぱめの伊予柑を絞って足しました。これがなかなか美味しいのです。ほんのり黄色味を帯びた、伊予柑のかおりのする寿司でした。ちなみに愛媛の学校の給食では、みかんジュースを使ったお寿司が出ることがありました。今は?当時はあけぼの寿司という名の献立でしたね。
 イタドリはー
寿司に入れたのは、忌々しくもうちの庭に生えて来たもの。2本しかなかったので寿司の具にしましたが、単独で食べてもとっても美味しいんです。これは溜池の土手でとってきました。(ワンちゃんの立ち入らないところ)



 手前に立っているのがイタドリ。
 
 いつのまにか生え出した我が家の庭は、抜いても抜いても生えてきます。


 食べるのはこんな状態の時。


 ほんの短い間しか食べられません。

 そして今日届いたのは?



 ウドでした。

               続く 


追記
 モコさんからご質問がありました、イタドリの食べ方。長くなるので本文に追記しました。興味のある方、トライしてみてください。ただ、うちの方では食べごろを終わっています。

 イタドリは、葉のないものを、手で折りとる。折れないものは筋張って不味い、というか食べたことないです。
1  皮を剥く
2  2.3センチにぶつ切り
 大きいものはさらに縦に切る(あまり細か
 く切るとくたくたになるので注意)
3  熱湯をかけ冷水で冷やす
4  かじってみて酸味がなくなるまで水を変えながら晒す(8時間以上)
5  軽く水気を切って油で削り節と一緒にさっと炒める
6  醤油、みりん砂糖で味付け。すぐ火から下ろす(煮込んじゃダメ)

 油との相性抜群です。シャキシャキした歯触りが美味しいので、短時間で調理します。
 水は必要なし。出し汁も使わずに、削り節で旨みを出す。ない時は顆粒の旨味調味料を使ってください。うちは顆粒のアゴだしを使います。
 削り節は、我が家ではいりこ削りです。
 味付けは各家庭の味でいいと思います。





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柿仕事

2023-12-23 09:31:00 | 野菜・果物・料理など
 寒いです。


 収穫の終わった柿畑。
 たった一つ、根本に置かれているのは、木守の柿でしょうか。本来は枝に残すものですが、この畑では、1本1本、根本に置かれてありました。



 先日、友人が、
 もう〜ものすごくいそがしい時に柿をもらってねぇ、必死で剥いだら肩が凝ってーしんどかった〜
  あれ! 柿なんかしばらく置いといてもいいのに。
 えー、知らなかった。

 うちの愛宕柿もとっくに収穫しました。たった1本の木でコンテナ4杯分。今年は剪定も摘果もしたので、数は少なかったのです。今年もトラオとウマオが手伝ってくれました。じいちゃんがお駄賃あげていたので、わたしは高所危険手当をトラオにあげておきました。
 
 そしてやっと最後の柿を剥きおえました。もう、収穫してから三週間も経っています。

 流石に3週間も放置しておくと



 
 しっかり色づいて、柔らかくなったのもあって、ここまで放置するのはまずい。干し柿を作りました。

 まずへたを丸く鋏で切って



 柿の肩の部分をぐるっと包丁で剥いて



 後はピーラーで縦向きに。



 柿が大きいので、柿をつかんでいる左手まで肩が凝ります。なので暇暇に少しずつ。


  
 一番はじめに剥いたのはもう食べごろ。もう少し水分が抜けたら冷凍します。 
 
 干し柿にもっとも条件のいい場所

=雨が当たらない、日当たりが良い、そして風通しが良い。冬に風通しが良い場所なんて、めちゃくちゃ寒くて、わたしは吊るす作業が一番嫌いかも。
 
 残り、というより最初に選り分けた傷のないのは焼酎で渋抜きをしました。


 今年も大成功。 



 あれ? 種がほとんどない? どうしてなんでしょう。食べやすいけど、自然界ではあまり良くない兆候かも。

 市販の愛宕柿は、大きくて、噛むと歯茎に突き刺さるような硬さで、甘さ控えめ、さっぱりした味わいです。お酒の後のデザートにぴったりらしく関西方面に多く出荷されているようです。
 甘柿大好きのわたしには物足りない甘さだったのですが、自分がさわし柿(渋の焼酎抜き)を作るようになってわかりました。

 愛宕柿って本来は甘いもの、硬くないもの。あのバリバリ感とさっぱり感は、収穫が早いからなんだと。

 さて、ここ2、3年、でわたしなりの渋抜き方法を確立したので、紹介しますね。
 ネットにもいろいろな方法が紹介されていますが、わたしのやり方はズボラさん向き。費用はお高い目。と言っても焼酎を多めに使うというだけで、どうせ1パック買わないとだめだから、出て行くお金は一緒です。

 


 袋は抜き柿用の分厚いのを書いました。これだけは穴が空いててはダメなので、使い回しはません。
 焼酎は、果実酒用の35度以上のもの。最近ではもっと強いのもあるそうです。


 今年、五合入りのパックが売られていたのでよかったです。いつもは一升買って余していたので。(なんだかんだと果物を漬け込んで使いきりはします。)

1 ヘタの枝の部分をできるだけ短く切る。
2 柿一個入るように、丼椀程度の大きさの容器に、2.3センチほど焼酎を入れる。
3 キッチンペーパーを3.4センチ角に切って焼酎に浸しておく。浸さなくてもいいかも?が、柿にペタッとくっつくので確実です。
4 柿のヘタの部分をどっぷりと焼酎に漬ける。
5 キッチンペーパーでヘタの部分を塞ぐ。

 こんな感じね。



6 ペーパーがはがれないように、上向きに袋に並べて、新聞紙で全体を覆い、さらに柿を並べる。
ドライアイスを新聞紙に包んで入れる。
8 掃除機で空気を抜く。
9 空気が入らないようにしっかりと縛って、常温で置く。
 わたしは10日前後おいてから取り出します。あまり早くに出すと渋が抜けてない時がありますので。
 ドライアイスは、生協の冷凍品に入れられているものを使っています。柿10キロに対し?グラム。目安があったと思うけど、わたしはテキトー。
 要するに、アルコールできっちり枝の部分を塞いで、呼吸を止めてしまえばいいのです。
 真空にするのは、空気を遮断するため。ドライアイスを入れるのも二酸化炭素を充満させて、柿が窒息するのを助ける補助の働きと思えば、不要かもしれません。失敗が怖くてやっぱり入れてしまうけど。
 窒息の原理がわかってからは、袋に入れる柿の重さを5キロずつ測ったり、焼酎を何ccかずつ計って振りまいたり、ドライアイスを必要量買いに行ったり、という手間が省けて、気軽に作れるようになりました。
 次は、出来上がった柿を冷凍保存できるかどうか試します。









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いただき物

2023-12-04 00:25:00 | 野菜・果物・料理など
 前回の記事に書いたムベの実
 どんな味なのかお訊ねがありましたので、その報告と一緒に、この秋いただいた食べ物をまとめてみました。



 アケビに似ているので、産直市でアケビとして売られていることもあります。
 が、花が全然違うんですね。確か白い花だったと思います。アケビは実が縦に割れますが、ムベの割れたのは見たことがありません。皮を剥くとー

 中は種がほとんど。


 アケビより種が大きく実がしっかりしている感じがします。
 わずかに白いのが食べられる部分で、ほんのりと甘く、ゼリーのような食感です。というか、感じる前に口の中で溶けてしまいました。味はアケビと同じ。


 種ごと口に入れて、種を吐き出します。アケビより少し大きくてしっかりした感じの種です。残った種?もちろん植えます。

 秋は実りの季節。果物もよくいただきます。ただし、どれも市場には出回らないクズ物ですが、クズというのはあまりにも失礼ですよね。味は正品と変わりません。呼び方も差別的ですが、食べ物が見かけ重視、という風潮は改めなければ。

 キーウィ。左のでっかいの。まだ食べごろになっていません。


 キイーウイは奇形果が多そうです。
 毎年キイーウイ畑に並べられている奇形果



 ウマオはこれを食べてみたいと言うんですけど、なかなか持ち主さんに会えません。会ったらお願いしてみます。

 外見の悪いのはこれも。
 サツマイモです。皮が大きくひび割れて痛々しいんですけど…


 これは弟が畑で試し堀りをしてその場でくれた物ですが、中身は食べられるんでしょうか。
 輪切りにすると歯車が並んでいるみたい。


 皮を剥いて、レンジでチンしてみました。味が悪くてもつぶして砂糖などを混ぜたら食べられるかな?と。
 一切れつまんで見たら、
 あら!美味しい。
 結局何もしないでつまみ食いで消えました。

 それから、猿に盗られる前に収穫できたみかんと紅まどんな。
 毎年色々な種類の柑橘をいただいていました。それが、去年から猿が来るようになって食べ尽くされました。
 スピードで猿に勝ったみかんたち。


 大きいのが紅まどんな、小さいのがみかん、とは限りませんよ。食べてみないと何なのか分かりませんでした。お店で見かけるのは左下の大きいの以上の大きさでしょうね。

 次は間引きした小さい人参です。


 人参を作っている人がいつも捨てていたそうなのです。うちが人参葉大好き家族と知って以来、くれるようになりました。が、量が半端ないの。
 娘宅二軒と、弟宅へ分配しました。

 洗っていたらこんな葉が。
 


 葉脈しか残っていません。食べたのは?
キアゲハかしら。だったら虫付きでもらっても良かったのに。
 小さな人参は、丸まま皿に並べ、バターを乗せてチンします。即席のにんじんグラッセになります。
 葉っぱは、先の部分は天ぷらに。衣をつけすぎないのがパリパリにさせるコツ。ちなみに上の方のはマコモダケの天ぷらです。


 残りは茹でて細かく刻んで味付けします。
ご飯に混ぜて人参葉ご飯、卵焼きに混ぜて千草焼き、豆腐と和えて白和え、スープや味噌汁にも。たくさんあっても用途はいっぱい。
おすすめの食材なんですが、お店にはあまり出ませんよね。

 もう少し大きくなって更に間引きをしたもの。葉はかなり硬くなっていますが、柔らかめに茹でて細かく刻んで人参ご飯にしました。
 肝心の人参がねー

 笑ってやって下さい。










 もちろん、食べましたよ。乱切りにすれば問題なしです。

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黄色いパイナップル

2023-11-16 11:29:00 | 野菜・果物・料理など
 おお!
 パイナップルが真っ黄っ黄になっていました。


 お店では見られないくらいオレンジがかった色です。こうなるのを待ってたの。
 ハウスの端っこに植えたパイナップル
 全部食べた後のクラウンざしで育てたものです。だから種類もいろいろです。1粒ずつ手でちぎって食べるのもあります。がどれがどれやらわからないので、なってからのお楽しみ。


 これがつぼみになるといいなぁ。そしたら今年もパイナップルが食べられそうです。





 食べては植え食べては植えしてたら、そのうち1年に1個は完熟パイナップルが食べられる。そんな皮算用をしています。

 6月12日パイナップルに蕾ができているのを見つけました。やった。


 7月12日花が咲き始めましたけど、これだけ?

 
 私としては、もうちょっとたくさん蕾をつけて欲しかったです。花のひとつひとつが実になるのですから。
 
 結局あれ以上は大きくなりませんでした。大きさは私の拳2個分位かな?


 
 二人の娘宅にわけたら、二人分がこれだけしかありませんでした。


 しかも2カ所ほど既に痛みかけていました。
 ここ数年、毎年のように収穫できています。甘くしようと欲張って長く置いた結果、ほとんど中が腐っていたり、支柱を立てなかったため、重みで熟さないままに倒れてしまったり、子供の握りこぶし位しか大きくならなかったり、なかなか美味しい実を食べられませんでしたが、最初に食べた完熟パイナップルの味が忘れられず、いつ成るともわからない苗を延々と植え続けています
 少し痛んではいましたが味は上々です。缶詰のパイナップル位甘いです。
 これこれ、この味を経験すると、買って食べるのが物足りなくなります。パイナップルは収穫してからは追熟しないそうなのです。
 そして嬉しいことに、いつの間にかもう一つ実がなっていました




 これが収穫できるのは来年かしら?毎年い一個の完熟パイナップル作戦は軌道に乗り出したみたい。

おまけ
 今年は記事にすることが出来ませんでしたので、とれたマンゴーの様子とポポー様子を少しだけ

 6月気がついたらこんなになっていました。小さいのはいずれ摘果するつもりでしたからいいのですけれど、大きいのがもったいない。


 その後マンゴーにネットをかけ、9月に収穫したのがこれです。大きさを比較するために小ぶりの坊ちゃんかぼちゃと卵を一緒に映しています。

 
 まずまずの大きさです。この時、もっと大きいのはまだ熟れてなくてネットの中にありました。その後次々と熟れて、それが市販されている高級マンゴーと同じ位の大きさでした。
 一部傷みかけたのや、小さい実でマンゴーゼリーをつくりました


 これをケーキのように切って食べます。本当は砂糖を加えるのさえもったいないのですが、人によってはフルーツアレルギーもありますから。

 それからぽぽーです。これも夏の間怪我をしたり、病気をしたりした間にどさっと落ちてしまいました。その後慌ててネットをかけ、きちんと収穫したのがこれです。四葉のクローバーみたいに繋がっていたのですが、一個外れてしまいました。


 大きさはこのくらいです。卵の倍位あるのが多かったですが、卵3個分位の特大サイズもありました。


 これがまた甘くて、甥っ子がこのこれをまるまる1つ食べてたら糖尿病になってしまうといった位です。一個でおなかいっぱいになります。
 
 さて、我が家の果物はもうおしまい。これからは、安くておいしいみかんを探し求めていく季節になりました。いや!忘れてました。一本だけ実がなっている渋柿を収穫しなければ。
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柿の季節

2023-11-11 23:49:00 | 野菜・果物・料理など
 今日は市の健康イベントに参加して、運動公園の近くを歩きました。そうしたら





 袋をかけた柿!?
 わたしは和歌山県の方のブログで知ってはいましたが、見たのは初めてです。多分、木になったまま、渋を抜いているのです。
 もう一ヶ所、同じことをしているところがありました。こちらの方が近くで見られました。


 こんな感じです。ここは全体を網で囲っていました。周囲だけでなく上も。



 もしかしたら、サルが来るのかもしれません。手間暇かけた大切な柿、取られたら大変です。
 柿はどんどん高級化しています。
 昔は柿といえば甘柿は富有柿、渋柿は…実家にあったのは小さな西条柿でしたが、こちらでは大きな愛宕柿が主流です。愛宕柿は生産高日本一です。
 最近出回っている甘柿は「太秋」富有柿の倍くらい大きく、梨のようなサクサクとした噛みごたえがあってとても甘いです。でもお値段もそれなりにーなのでわたしは流通に乗らないB品を買います。柿を食べ出したら一個ではすまないから。
 ところが、それよりも安く、上等の太秋柿より甘い柿を2.3年前に知って、産直市に出回るのを待っていました。




 右が太秋。B品ですがこれでも富有柿より一回り大きいのです。周囲の小さな柿がそれ。小さいのは富有柿の半分くらいしかありません。太秋柿の雄柿ということですが、わたしには、柿に雄、雌があること自体よくわかっていません。
 とにかく、袋いっぱい20個くらいぎっしり詰めて300円前後。とにかく糖度が高い。一度に三袋くらい買ってしまいます。食べ出したらやめられません。
 先日のねんりんピックの時、この小さな柿と太秋柿とがテントに並んでいて、観光物産協会の職員らしい若い娘さんが、選手の方に勧めていたのですが、ご夫婦らしいお客さんは何か腑に落ちないようで質問攻めでした。
 木から採ったばかりの柿が食べられるのか、渋いのではないか、本当に甘いのか、と。
 ははあん。わたしはピンときてお二人にこう言ったのです。
「寒い所から来られたんですか?」
すると奥様がポロシャツのさくらんぼの刺繍を指さされました。
「ああ、山形ですね。」
そこでわたしは説明したのです。寒い地方では渋柿が多いようですが、こちらでは甘い柿が木になるんですよ。
 お二人は半信半疑ながら太秋柿を買っていかれました。わたしは本当におすすめなのはこちらの小さな柿だと言ったのですが、地元のお嬢さんでさえこの雄柿は知らなかったのです。
 その太秋柿よりさらに大きいのが「太天」
こちらは渋柿ですが渋抜き加工をして売られています。



 上が太天 下左は横野。渋柿です。愛宕柿より甘くわたしは好きなのですが、どうも育てにくいらしく、作る農家が減っているようです。下右が昔ながらの富有柿。これでテニスボールくらいかな?太天がいかに大きいか
お分かりでしょう。わたし、これでもB品の小さめのを買ってきたのですから。
 
 これが横野柿でしようか。葉っぱが青々として元気です。


 向こうに見えるのはもう、耕作放棄されているかもしれません。葉っぱが落ちて実だけがたくさんなっていました。


 たくさんといえば、国道沿いにあったこの木。


 山柿でしょうか。陸橋に上がって写真を撮ってきました。


 すごい!

 誰も採らないのか、実が下に落ちていました。


 民家の庭先で。
 


 わたしは果物の中で3番目に柿が好き。(1番じゃないの)わたしが嫁いできた時からあった我が家の富有柿は枯れてしまいました。こんなに実をつける柿があるなんて羨ましい。


 




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