受験用の勉強と生涯学習の違いであろうと思っているのだが
受験業界では、いろいろな参考書や問題集を売る。当然であろう。そういうことでもって利潤を追求しているからである。
しかしである。
あまりにも、あちこち受験参考書や問題集を彷徨していると結局一冊あたりの読破回数が不足してあぶはちとらずになってしまう。
また、この冬休み直前の時期は、そういう受験の出版社が鵜の目鷹の目でもって、若い中高生を誘惑している。
のせられた中高生こそいい迷惑である。
事実、この時期は「直前***対策」とか「センター試験緊急対策」とかの、実に誘惑に満ちた宣伝が世の中を支配してくる。
ある意味、受験生の不安をあおって、なんらなかの経済活動に結びつけようというわけである。
ま、それも仕方なしであろう。
それでも私は、これまでやってきた参考書、問題集を高速でもう一度、復習してみることをお勧めしている。
よほどの天才なら、なんでもできるのだろうが、ほどほどの俊秀は回数を増やして、基礎力をつけることがいいと思っている。さらに、過去問である。これもやった方がいいと思っているから、自分でもセンター試験の過去問をやってきたのである。
つまり塾の生徒に教えている以上、自分でもやらなきゃ話にならないからである。
高校受験に至っては、さらに重要なことである。
しかしである。
生涯学習は別である。
これは受験のためにやっているのではないからである。
もっと言えば、論文なり、レポートを書く機会が多いから、参考文献の数は半端ではなくなる。
その一々に全部目を通していたら、永遠に書けないから、ここで家庭用の簡易コピーを活用している。
部分コピーをして、論文なり、レポートなりに書いていくのである。むろん、丸写しではダメである。そんなのは、先生方にすぐばれる。
ただし、全部が全部オリジナルとなると非常に困難である。
あくまでも先行研究として、その先行している碩学たちに言及していくのである。だから膨大な量になる。
ここらあたりが、受験用の勉強と生涯学習の違いであろうと思っている。
ま、私ごときがエラそうに言うことではないのだがねぇ~。
そんなことをふと思ったので、自分のために書き残しておきまする。
(ToT)/~~~