習慣化ということでは、東大卒の女流棋士に励まされましたよ。すごい人が世の中にはおられるものである。
旅の効用は、日頃自分がなにを考えているのかということを確認できるということである。
なにしろ風景を見る、同行者と一緒に話をする、ガイドからの情報をいただくという以外やることがない。写真も撮っているけど、それもまた気ままに撮っているだけだ。なにも考えていない。デタラメに撮っているだけ。
移動の時には、居眠りをこいたりしているだけ。同行者には、お昼からビールを飲んでいる御仁もいる。ボキは飲まない。明るいうちには飲まない習慣になっている。それに飲んでもアルコールが肌にアワナイらしく、すぐ真っ赤になる。昼は特にそれがきつい。(友人たちは嘘だろうと言ってくるが)
それより昼からの飲酒が習慣化することの方が怖い。毎日でも飲みたくなったら危険度が増す。
なんでもそうだ。習慣化というのは、明と暗がある。良い方に行けば習慣というのはなかなか良い。しかし、悪い方にいったらオシマイである。人生がである。
女流棋士で東大経済学部を出た渡辺弥生さんのことを思い出した。史上初の東大卒女流棋士・渡辺弥生女流初段(39)は東大経済学部を卒業後、東大理科1類に合格。将棋と出会って中退し、29歳で女流棋士になった異色の経歴を持っている。
この人の受験術が実に良し。
以下スポーツ報知からの引用を紹介してみる。昨日の記事である。https://www.hochi.co.jp/entertainment/20181029-OHT1T50124.html
>文系受験の極意は数学にある、と断言する。「文系数学は易しいので点数を伸ばしやすいのに、他教科よりも点数に差が生まれやすいんです」。一方で、文系受験生が最も苦手意識を抱く教科でもある。どうすれば―。「私は『暗記』だと思っています。参考書の例題を全て暗記してしまうことですね。aとかbとかではなく、具体的な数字として覚え込んでしまえば苦手でも入ってきやすい。で、試験では暗記を応用して機械的に解く。暗記では対応できない難問は、みんな解けないので放っておきます。暗記する参考書のオススメは数研出版さんの『チャート式』シリーズですね」東大文科2類に現役合格。一応受けた早大政経学部、慶大法学部など難関私大も全て合格した。「英語も例文を暗記するようにしていました。慣れるために簡単な小説を原書で読むのもいいと思います」
数学に対する考え方は、いろいろと問題があるだろう。塾の研修会でもまったく同じ発言をしたら、他の講師に叱られた記憶があるからだ。数学専門の講師にである。数学専門の先生だと、これには異論があるのかもしれない。しかし、文系数学に限ってなら、渡辺女流の考え方もわかるような気がする。
受験を楽しんでやっておられるのがよくわかる。修行とか苦行ではないのである。
習慣化しているのである。勉強がである。もっとも、勉強という字も良くない。力みがみられる。この字には。強制のにおいがする。
強制されるとボキなんか逃げ出したくなる。
タノシミでやる。
これが一番のようである。
ま、惚け防止のためにやっている生涯学習である。こんな程度で良し。自己満足で良し。
あとはひたすら淡々として生きるたけである。旅に出て、バイトをやって生徒に喜ばれて、経営陣にも喜ばれて・・・それで良しそれで。
さ、今日もふらふらと出かけよう。
ヾ(*´∀`*)ノ