横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

ワーキングメモリを”増設”したい・・・

2014-06-10 18:38:53 | 発達や学習が心配
ワーキングメモリを増設したい!

・・・これは、私の話です。
今週は、とてもせわしなく、やるべきことが
どんどん増えて、(締切のあるものばかりで)
すでにいっぱい、いっぱい。
聖徳太子のようにはいかず、
あわてているわりにはかどらず、
あわてれば あわてるほどミスも出て、
「やり直し」。結局仕事が片付く能率が落ちる・・・
という悪循環!

子どもや仕事の同僚と接するとき、ちょっといらっと
してしまうことがありますよね。
私の場合、この「ワーキングメモリ」がいっぱいいっぱいの
ときなんだろうな、と後で、思います。

この「あとで」がくせもの。

いらいらし始めたときに、深呼吸して
「あっ!今、私、自分の中の容量を超えた仕事をしてる」
と気づけば、子どもにも同僚にも、
「ごめんなさい。ちょっと10分待ってもらえますか?」
と返せるんですけどね。

自覚していないから、つい、いらいらを相手に出して
しまうんですよね。



子どもでも学校や家で、
「これやって」と言われてそれが終わらないうちに
次の指示が出ると嫌になってしまったり、混乱して
しまったりすることがあります。
以前、とても作業が丁寧で、完璧にこなしたい子どもが、
「さあ、国語はしまって。算数をやります。」

と言ったとたん、いらいらを出してしまうことが
ありました。観察していると、この子どものいらいらの
原因が、ほぼ、この
「途中で思考を止められる」
ということに気づきました。
そこで、
「終わるまで待っているね。でも終わったら、
みんなと一緒に算数をやろうね。」
と声かけしました。すると、本当に落ち着きました。
「一つのことがやり終わらないうちに他の作業は入れない」
この子どもにとって、大切なことだったのです。
そして、だんだん一つのことにかかる時間が減り、
みなとほとんど同じ時間で学習作業ができるように
なりました。
「あれも、これも」とつい、言いたくなりますが、
ちょっと我慢して、「今はこれ。」に絞ると
逆に能率が上がるのではないかな、と思います。

で、でも・・・・締め切りが・・・・。


個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)


最近、この「ミッケ」ワーキングメモリのトレーニングに使えないかな、
と思っています。いっぺんに探すものを増やしていくとか・・・。


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