横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

いつの間にか200回!です。

2016-10-04 12:11:04 | 発達や学習が心配
ブログを始めて、今回で200回!

長かった~。

ずっとgooブログひとすじです。

初めは、見てくださる方もぽつぽつでしたが、

このごろは、履歴をみると、なんと「初回」からずっとすべて

見てくださっている方もあり、

何度もなんども丹念に読んでくださっている方もあり、

うれしさいっぱいです!



200回記念にど~~んと何か、と

思っていたのですが、

いつものスタンスで。

今日は、「教室の机の並び」について。

子どものころ、「席替え」ってどきどきでしたよね。

昔はみーんな黒板を向いて並んでいました。

今教室をのぞくと(とくに小学校では)

「コの字がた」にふだんから並んでいる教室もあります。

子ども同士の話し合いをもとに授業を進めていく、

子どもどうし顔を見て話しをする。

という目的があります。

しかし・・・。

「配慮が必要な子ども」の中には、これがかえって

つらくなってしまうことも・・・。

以前「音楽の研究授業」のために机をなくし、

いすだけ丸く並べてみたことがありました。

配慮の必要な子がたくさんいるクラスだったので、

「お試し数回」のころから子どもたちは、もう「ふわふわ」。

研究授業ではありえない「机」を前においてから

「円」をつくる、という形にしました。

別のときも、「話し合い」隊形で「コの字型」に

机を並べたら、目の前の「空間」を見つめることがつらくて

泣いて、「先生、もどして」と訴えてきた子がいました。


3拍子のリズムをとる練習で、バンブーダンスをやってみました。なんと百均の「模造紙」で。
ふんでも痛くありません。

書字が読みにくい子どもの中には、「遠視」の場合もあります。

以前、そんな子どもたちは、配慮したつもりで、

「最前列」に座ってもらっていました。

逆に黒板が「近すぎて」見えずらい・・・

教室に入りにくい子の場合、

出入り口に近い席だと、授業の途中でもすっと

入りやすく、つらくなったら

先生に合図をして「出やすく」なる。

毎回「くじ引き」で席を決めると

「わくわく感」がありますが、配慮が行き届かないことも

あります。

「くじ引き」のときは、そおっと「裏工作」しておくという「技」も

ありますが(笑)。

支援級担任のときは、教室内に衝立などで「壁」を作り、

「壁」に向かって個別学習を行っていました。

結構落ち着きます。

光の刺激に弱い子は、「暗い席」にする。

そんな、ちょっとした「配慮」で落ち着いて勉強できる子もいるのです。



「座席」って教室の中の本当に大事な「環境」なんだと

しみじみ思います。



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コメント
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