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横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「時間切れ」が続くと・・・

2017-04-18 11:41:06 | 発達や学習が心配
風の音・・・すごかったですね。

今朝は暴風の中、子どもたち、学校に向かって

いきました。

桜も一気に散って、「新年度 始動!」ですね。

今日は、「時間切れ」の話。

低学年の担任をしていたとき、

国語の書きとりをしていて終わらず、

「算数」の時間になってもずっと止めない

子どもがいました。

「算数の時間だよ」と言っても、やり終わらないことで

気分が悪くなるらしく、気持ちの切り替えが難しかったです。

そこで、「終わるまで静かに見守る」ことにしました。

そうしたら・・・

気持ちも落ちついて、「次」への切り替えができました。

そして、だんだん、追いついてきました。




教室には、

いつも「時間切れ」

いつも「やり終わらない」

子どもがいます。

・・・・・

そんなことがずっと続くと、「達成感」がなくなり、

もやもやした気分が消えず、

何に対しても「やる気」が減退してしまう・・・

こんな子に「休み時間」まで続けさせると、そこで

「すっきり」できないままになってしまい、

次の時間の授業に向かう「気力」が

落ち、また作業が遅くなる・・・「悪循環」。

では、と「家」に課題を持ち帰らせると、宿題もあるし、

学校での「疲れ」も解消できていないので、もっともっと

つらくなってしまう・・・。

「ゆっくりの子」の合わせると、授業が進まず、

「待っていることが多い」子どもが退屈していまう。

なかなか難しいところです。

そこで「基本課題」が終わったら、後は問題を選択できる

ようにしてみたこともありました。



宿題の「量」も「多すぎる子」「ちょうどいい子」「足りない子」

いろいろです。やり終わらないうちに寝る時間になってしまう子も

いるでしょう。

だれもが「同じ量」「同じ内容」をこなさなくては不公平なのか、

これも難しいところです。

「達成感」をもつには、「やりきることができる量・内容」

の課題にすることが必要ですね。

また、子どもは、ずっと同じ状態ではないと思うので

少ない量からスタートしてできそうになってきたら徐々に

増やすという方法もとれるかもしれません。

今月末に家庭訪問がある地域もあるようです。

すでに授業が始まり、宿題もでているころだと思うので

心配があるときは先生に相談してみてはと思います。


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