今日からなんと2月!
早いものです!
例年この時期は「学力テスト対策」をしているのですが、
今年はないようです。
今日は、「音読」の話。
国語の時間よく「〇読み」をしていました。
「〇よみ」というのは、一文の最後の「まる」がきたら、次の人に交代、
という読み方です。
だいたい席順に当たっていくので、そろそろ自分かな、ということは
分かります。
でも、なぜか自分の番になったとき、
「どこを読んでいいか分からない。」という子どもがいます。
それもクラスに1人ではなく、何人も!
そして、毎回決まった子ども。
集中の問題があったり(ぼおっとしている間に進んでしまいますから)
漢字の読みが分からず、そこでとどまっているうちに自分の番
または、とても自信がなくて読めなくなってしまう
行を飛ばしてしまう(読み飛ばし)
眼で行を追っていくことが「読む速さ」に追いつかない
いろんな理由がありそうです。
わざと読めなくしているわけではないので、
叱られても「直りません」!
何か手立てをとらないとですね・・・。
とりあえず、
事前に「ルビ振り」をしておく。
一行スリットを使う。
読んでいるところを指でおさえながら聞く。
(そのためには、本を立てていると難しいですね・・・
本は机に置いて寝かせておかないと指やスリットは使えません)
以前紹介した黒い下敷きをずらしていくのもよいですね。
音読に自信がない子どもは、文の中のことばの切れ目が分かりにくい
こともあります。
例えば、
分かち書きが減る2年生の下巻あたりから
「一つ目の文では、雨のふり方を、高いところから水
がいきおいよくながれおちる「たき」にたとえてい
ます。」
のような文が読みにくくなってしまいます。
ことばが2行にまたがるところも視線がずれやすいです。
そこで、読みにくいところにスリット(斜線)を入れて
「一つ目の文では、雨のふり方を、たかいところ/から/水
が/いきおいよく/ながれおちる「たき」に/たとえて/い
ます。」
とするだけでもかなり違うと思います。
これも教室で「ドキドキする前」の準備があるとよいです。
音読は、自分はよめていないのに一斉で行うと、
「自分が読めている気分」になってしまってそのままスルーしてしまう
ことがあります。
音読の宿題がでたときも、読めていないところを適当に読んで終わった気分。
(家の方が聞いてあげるときは、読めないところは、叱らずに
「教えて」その場でルビを振ってしまうのがよいかと思います)
「意見」をずっと「いみ」と読んでいた子どももいました。
デイジーです。
カラオケのように読むところのハイライトをつけると読みやすくなります。
高学年になると音読の宿題も減り、
授業でも先生や上手な子どもが読むこともあり、
なかなか一人ひとり読む機会が減っていくと思います。
でも、音声化することで、「読めなかった漢字」に気づいたり
前後からことばの意味を類推したりする力がついていくと思います。
一単元の文字数がかなり多いので、一気に全文読もうとすると疲れます。
宿題にでていなくとも「1日1ページ」漢字の読みを確かめながら
ゆっくり読んでいくと相当な力になると思います。
ここで、「目がちかちかする」とか「いらいらする」お子さんは、
どの印刷物でもそうならば視知覚の課題がないか検査をとられても。
(一般的な眼科ではなく、オプトメトリストさんがいるところで)
「読めない」ことを責めるのではなく、どうしたら子どもが
教材に触れやすくなるか、授業で楽になるかを考える・・・・
ここ数年私が取り組んでいるところです。
「音読」は一人読みのとき、教室でとっても「目立ち」ます。
子どもの気持ちを考えると「事前」準備が大切だな、と思っています。
明日・・・・「節分」なんですね!
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
早いものです!
例年この時期は「学力テスト対策」をしているのですが、
今年はないようです。
今日は、「音読」の話。
国語の時間よく「〇読み」をしていました。
「〇よみ」というのは、一文の最後の「まる」がきたら、次の人に交代、
という読み方です。
だいたい席順に当たっていくので、そろそろ自分かな、ということは
分かります。
でも、なぜか自分の番になったとき、
「どこを読んでいいか分からない。」という子どもがいます。
それもクラスに1人ではなく、何人も!
そして、毎回決まった子ども。
集中の問題があったり(ぼおっとしている間に進んでしまいますから)
漢字の読みが分からず、そこでとどまっているうちに自分の番
または、とても自信がなくて読めなくなってしまう
行を飛ばしてしまう(読み飛ばし)
眼で行を追っていくことが「読む速さ」に追いつかない
いろんな理由がありそうです。
わざと読めなくしているわけではないので、
叱られても「直りません」!
何か手立てをとらないとですね・・・。
とりあえず、
事前に「ルビ振り」をしておく。
一行スリットを使う。
読んでいるところを指でおさえながら聞く。
(そのためには、本を立てていると難しいですね・・・
本は机に置いて寝かせておかないと指やスリットは使えません)
以前紹介した黒い下敷きをずらしていくのもよいですね。
音読に自信がない子どもは、文の中のことばの切れ目が分かりにくい
こともあります。
例えば、
分かち書きが減る2年生の下巻あたりから
「一つ目の文では、雨のふり方を、高いところから水
がいきおいよくながれおちる「たき」にたとえてい
ます。」
のような文が読みにくくなってしまいます。
ことばが2行にまたがるところも視線がずれやすいです。
そこで、読みにくいところにスリット(斜線)を入れて
「一つ目の文では、雨のふり方を、たかいところ/から/水
が/いきおいよく/ながれおちる「たき」に/たとえて/い
ます。」
とするだけでもかなり違うと思います。
これも教室で「ドキドキする前」の準備があるとよいです。
音読は、自分はよめていないのに一斉で行うと、
「自分が読めている気分」になってしまってそのままスルーしてしまう
ことがあります。
音読の宿題がでたときも、読めていないところを適当に読んで終わった気分。
(家の方が聞いてあげるときは、読めないところは、叱らずに
「教えて」その場でルビを振ってしまうのがよいかと思います)
「意見」をずっと「いみ」と読んでいた子どももいました。
デイジーです。
カラオケのように読むところのハイライトをつけると読みやすくなります。
高学年になると音読の宿題も減り、
授業でも先生や上手な子どもが読むこともあり、
なかなか一人ひとり読む機会が減っていくと思います。
でも、音声化することで、「読めなかった漢字」に気づいたり
前後からことばの意味を類推したりする力がついていくと思います。
一単元の文字数がかなり多いので、一気に全文読もうとすると疲れます。
宿題にでていなくとも「1日1ページ」漢字の読みを確かめながら
ゆっくり読んでいくと相当な力になると思います。
ここで、「目がちかちかする」とか「いらいらする」お子さんは、
どの印刷物でもそうならば視知覚の課題がないか検査をとられても。
(一般的な眼科ではなく、オプトメトリストさんがいるところで)
「読めない」ことを責めるのではなく、どうしたら子どもが
教材に触れやすくなるか、授業で楽になるかを考える・・・・
ここ数年私が取り組んでいるところです。
「音読」は一人読みのとき、教室でとっても「目立ち」ます。
子どもの気持ちを考えると「事前」準備が大切だな、と思っています。
明日・・・・「節分」なんですね!
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