5月になりました!🎏
ゴールデンウィーク・・・とは、いっても「学校」はあと1日平常授業
心なしが交通機関もすいています・・・。
今日は、「板書をノートに写す話」。
学生はもちろん、社会人になっても、聞いたことや見たことのメモをとることってあると思います。
小学校3年生ぐらいから先生が黒板に書いたものをノートに「写す」機会も増えます。
書く量も多くなり、「写すことで精いっぱい」の子は、先生の話が頭に入ってきません。
とっても真面目は子は、一生懸命書こうとして、給食を食べた後の授業は、もう疲労困憊。
4月いっぱいはがんばれたとしても、そろそろお疲れモードにはいるころ。
では、どうしたら?
平成の時代と違って、まずは、「全部写さなくても」と思います。
「写したい人」「写せる余裕がある人」は今まで通りで
「疲れちゃう」「聞き落としちゃう」「写している途中で黒板を消されてしまう」子は、
「大事なところだけ」。
(ここで、「どこが大事か分からない」と言っていた子もいましたので
とりあえず「先生が何回もいうところ」「教科書で太字になっているところ」「自分の考え」と伝えています)
そして、座席の位置によっても、板書写しの困難さが違うのです。
一番の前の正面だと「文字が近い」ので目の往復が少し楽ですが、
一番後ろの窓際や廊下側だと黒板までの距離が遠く、視界の中に「友達」や「掲示物」が入ってきてしまい、
「余分な刺激を排除」しなくてはなりません。
例えば、教科書の図を写すとしても
このぐらいだと近くで少し覚えては、写し、してなんとかなるとしても
視線が前後にかなり動きます。
こうなるとかなり「いったん記憶」することが必要になります。
左利きの人は、テストやプリントで左に「手本」がある場合、自分の手でかくれてしまうため、
さらに困難さがあります。
私は、左利きの子には、できるだけ手本や問題を右にしています。
(プリントだと半分に切って左右逆になるなど)
いったん目👀で見て記憶して思い出して再生(ノートに書く)
という脳機能のワーキングメモリ(脳科学辞典)も関係あります。
ワーキングメモリとは、子どもがよくするすごろくで考えてみます。
サイコロを振り、いくつ目がでたかを見て⇒それを覚えて⇒目の数だけ進むという作業で使うような機能。
大人では簡単に思えるかもしれませんが、まず「サイコロの出た目を覚える」という作業があり、
自分がいた場所を「0起点」として駒をもってサイコロの目の数だけ進むという作業があります。
一緒にしている人がサイコロで自分の駒に当ててしまい、どこにいたかもわからなくなることもよくあります。
どこにとまったかも「覚えなくては」いけません。
(こんなときは、止まった目のことばや絵を声に出して言うと覚えられます!)
でも、中には、足し算ができても、駒の動きと数え方が一致しない子どももいます。
数えていくうちにどこまで動いたかが曖昧になるようです。
・・・・板書を写すときは、図や漢字など多くの情報を「いったん記憶」しなくてはいけません。
また「先生が口頭で説明したこと」を書こうとしたら、いったん記憶し、頭の中で「漢字変換・文字変換」し、
「再生」しなくてはいけません。
漢字を思い出すのに時間がかかったり、記憶の容量が多いと覚えにくかったり、手先の課題があり、
鉛筆で書くことに困難さがあったり、また見る力に困難さがある場合もあり・・・・
いろいろな理由で「板書写し」が疲れたり、うまくいかなかったり、途中で終わったりする場合は、
それが積み重なることで学習意欲がしていまうことも。
だから、「書く量を制限」したり、機器を使ったりで「持続可能」(今はやりの?????)にする必要があるのですね。
写す場所(ノート)もマスより幅広(UL軸)の罫線ノートの方がよいこともあります。
5mm方眼は、疲労度が増します・・・。
新年度が始まり1か月たったところで子どものノート(大人の場合は手帳?)を見て
困難さがみられるようでしたら、思い切ってノート(手帳)を変えたり、
書くときにいったん小声で音声化したりなどと自分に合った方法を採り入れるのもよいかもしれないです。
6年生の「対称な図形です」
描くときに頂点に番号を振ったり、部分を色分けしたりすると描くときに楽になります。
おまけに言うと、「筆記用具」も重要です。
鉛筆や消しゴムを「自分の合ったもの」に変えただけで書くことの困難さが軽減した子どももいます。
ちょっとした手の感覚、1日・・・1週間・・・・1か月・・・違いがでてくるんです!
「書く」という作業がいかに繊細なことか。
ヨコハマ関内に新しくできた「ハイアットリージェンシー」に行ってきました。
入口の左はお酒を飲めるコーナー。円形の照明がおしゃれです!
エスニックな「カレー」が絶品でした!
横浜はしばらくホテルの新設が続くようです。
お近くの方はぜひいらしてくださいね。
赤レンガ倉庫ではビールフェアもしていました。
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のところをクリックしてください)お電話お待ちしています。
ゴールデンウィーク・・・とは、いっても「学校」はあと1日平常授業
心なしが交通機関もすいています・・・。
今日は、「板書をノートに写す話」。
学生はもちろん、社会人になっても、聞いたことや見たことのメモをとることってあると思います。
小学校3年生ぐらいから先生が黒板に書いたものをノートに「写す」機会も増えます。
書く量も多くなり、「写すことで精いっぱい」の子は、先生の話が頭に入ってきません。
とっても真面目は子は、一生懸命書こうとして、給食を食べた後の授業は、もう疲労困憊。
4月いっぱいはがんばれたとしても、そろそろお疲れモードにはいるころ。
では、どうしたら?
平成の時代と違って、まずは、「全部写さなくても」と思います。
「写したい人」「写せる余裕がある人」は今まで通りで
「疲れちゃう」「聞き落としちゃう」「写している途中で黒板を消されてしまう」子は、
「大事なところだけ」。
(ここで、「どこが大事か分からない」と言っていた子もいましたので
とりあえず「先生が何回もいうところ」「教科書で太字になっているところ」「自分の考え」と伝えています)
そして、座席の位置によっても、板書写しの困難さが違うのです。
一番の前の正面だと「文字が近い」ので目の往復が少し楽ですが、
一番後ろの窓際や廊下側だと黒板までの距離が遠く、視界の中に「友達」や「掲示物」が入ってきてしまい、
「余分な刺激を排除」しなくてはなりません。
例えば、教科書の図を写すとしても
このぐらいだと近くで少し覚えては、写し、してなんとかなるとしても
視線が前後にかなり動きます。
こうなるとかなり「いったん記憶」することが必要になります。
左利きの人は、テストやプリントで左に「手本」がある場合、自分の手でかくれてしまうため、
さらに困難さがあります。
私は、左利きの子には、できるだけ手本や問題を右にしています。
(プリントだと半分に切って左右逆になるなど)
いったん目👀で見て記憶して思い出して再生(ノートに書く)
という脳機能のワーキングメモリ(脳科学辞典)も関係あります。
ワーキングメモリとは、子どもがよくするすごろくで考えてみます。
サイコロを振り、いくつ目がでたかを見て⇒それを覚えて⇒目の数だけ進むという作業で使うような機能。
大人では簡単に思えるかもしれませんが、まず「サイコロの出た目を覚える」という作業があり、
自分がいた場所を「0起点」として駒をもってサイコロの目の数だけ進むという作業があります。
一緒にしている人がサイコロで自分の駒に当ててしまい、どこにいたかもわからなくなることもよくあります。
どこにとまったかも「覚えなくては」いけません。
(こんなときは、止まった目のことばや絵を声に出して言うと覚えられます!)
でも、中には、足し算ができても、駒の動きと数え方が一致しない子どももいます。
数えていくうちにどこまで動いたかが曖昧になるようです。
・・・・板書を写すときは、図や漢字など多くの情報を「いったん記憶」しなくてはいけません。
また「先生が口頭で説明したこと」を書こうとしたら、いったん記憶し、頭の中で「漢字変換・文字変換」し、
「再生」しなくてはいけません。
漢字を思い出すのに時間がかかったり、記憶の容量が多いと覚えにくかったり、手先の課題があり、
鉛筆で書くことに困難さがあったり、また見る力に困難さがある場合もあり・・・・
いろいろな理由で「板書写し」が疲れたり、うまくいかなかったり、途中で終わったりする場合は、
それが積み重なることで学習意欲がしていまうことも。
だから、「書く量を制限」したり、機器を使ったりで「持続可能」(今はやりの?????)にする必要があるのですね。
写す場所(ノート)もマスより幅広(UL軸)の罫線ノートの方がよいこともあります。
5mm方眼は、疲労度が増します・・・。
新年度が始まり1か月たったところで子どものノート(大人の場合は手帳?)を見て
困難さがみられるようでしたら、思い切ってノート(手帳)を変えたり、
書くときにいったん小声で音声化したりなどと自分に合った方法を採り入れるのもよいかもしれないです。
6年生の「対称な図形です」
描くときに頂点に番号を振ったり、部分を色分けしたりすると描くときに楽になります。
おまけに言うと、「筆記用具」も重要です。
鉛筆や消しゴムを「自分の合ったもの」に変えただけで書くことの困難さが軽減した子どももいます。
ちょっとした手の感覚、1日・・・1週間・・・・1か月・・・違いがでてくるんです!
「書く」という作業がいかに繊細なことか。
ヨコハマ関内に新しくできた「ハイアットリージェンシー」に行ってきました。
入口の左はお酒を飲めるコーナー。円形の照明がおしゃれです!
エスニックな「カレー」が絶品でした!
横浜はしばらくホテルの新設が続くようです。
お近くの方はぜひいらしてくださいね。
赤レンガ倉庫ではビールフェアもしていました。
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(線のところをクリックしてください)お電話お待ちしています。