横浜・港南中央で学習や発達に特徴がある子どもを支援する塾 びすぽうく

”教室の”困った”を”わかった!”へ。子ども・保護者・学校の先生、みんなが元気になるために実践経験をもとにしたつぶやき

「理想」でいらいら・「あこがれ」でわくわく

2019-09-27 18:40:55 | 発達や学習が心配
朝夕、過ごしやすくなってきました。


もう青いどんぐりが落ちていて季節が移っているのを感じます。

秋・・・ですね。




今日はちょっと「内面」のお話。

大人の生活の中でも、子どもの学習でも、ときどき

いらいら」がひとりでに起こってきます。

どうしていらいらするんだろう・・・・・・?

もしかして、「理想」に届かない「現実」があるから?

「理想」の意味を調べてみると、

考えうる最も完全なもの

それ以望むところのない完全なもの

そうあってほしいと思う最高の状態

と書いてありました。

・・・そうか、「完全」はかなり難しい状態。

届かないわけです。

だから「昨日たくさん漢字を練習したから、当然百点とるぞ。」

と意気込んでテストに臨み、80点だと「がっかり・・・」。

ちょっと「期待」が大きかったのかもしれません。

それに対して

憧れ(あこがれ)」は、

理想とするものに強く心がひかれること

そうなりたいという強い望み


・・・・と少しトーンダウン。

素敵な芸能人や身近な友達や先輩・・・

少ししぐさや服装をまねしてみたり・・・

「近づきたい」という思い。

その人と同じ状態にならなくても、「近づけば」いいんです。

私の場合、「いつもゆったりと落ち着いて過ごしている(ように見える)ゆとりある人」にあこがれていました!



「理想」を追っているといらいらがたまります。


「憧れ」を考えているとわくわくしてきます。


そして、

「理想」は自分自身の心の中にあるので、失敗すると「許せない」。

「憧れ」は、自分の外にあって、目指しているので「前向きになれる」。


クラスで100点をとったり、徒競走で速かったりする友達がいたら、

「あこがれ」ますよね。

「自分も点数をあげたいな」「速く走れるようになりたいな」。

前向きな思考になります。

自分がその子と同じでないからっていらいらはたまらないと思います。

でも、

「~秒で走らねば」「~点とらねば」のようになってくると

達成できなかった自分に腹が立つ。

***そろそろ運動会シーズン。

「理想」でなく、「あこがれ」でいけるといい気分になれるかな~






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