台風一過、秋晴れになった横浜です。
前回より風も少なく、やっと落ち着きました。
この間、特に買い物もせず、「防災食品」を食べてみました。
こんな機会でもないとなかなか食べることもないかな・・・。
思ったよりおいしかったです。
今日は「入力」と「出力」の話。
「出力」(例えばノートに考えを書くとか、問題を解くとか、発表するとか
テストをするとか)
毎回期待された数値の100%でないとしても自分なりの「結果」を出したい、と
思っている子どもが多いと思います。
でもなかなかうまくいかないのが現実で・・・。
ここ数年、この「出力」の前にどれだけ「input」(入力)できるかが
けっこう大事なのではないかと考え始めました。
では、どうやったら入力がうまくいくのか?
同じ教材でも提示の仕方・教え方でおどろくほど「結果」が違うことが
あると気づきました。
①図を使って説明すると分かりやすいはず
⇒かえって分からなくなる子がいる
②ことば中心の説明をする
⇒ことばは、聞くことに集中が必要・かつ、わからないことばだとさらに分からなくなる
(意味のある内容として把握できない)
③図もことばも両方あった方がよい子もいる
④図やことば、両方あることで情報が多すぎ、混乱する
(こんな子はイラストが多く、色使いがカラフルな教科書がつらいようです)
一斉授業の中では、子どもによってさまざまな「状況」が起きているのだと思います。
⑤どんな提示方法でも理解できてしまう子もいますが、
自分の「認知形式」に合っていないと「受け取ることができない」。
せっかく大人が説明しても図をかいても、ゆっくり繰り返して言っても、
「わかりにくい」
ときどき私も教えていて「あれっ?」と思うことがあります。
次からは違う問題提示・説明の仕方をしてみます。
その子の「得意な方法」がわかればしめたものです。
3けたから2けたの数を引く筆算をしていたときに
筆算だけだと分かりにくい子がいました。
この子は「お金」にするととたんに分かるので、
導入は「お金模型」を使ってみました。
100円玉を10円玉に両替して、それから使った分のお金を減らしていくと
「・・・わかった!」
教科書の線分図(よくテープみたいのでかいてある図です)がよくわからなくて
(重さだったら)はかりの上にものをのせる絵を描いたら
「わかった!」
この子は問題を絵にする練習を重ねていきました。
4年生後半ぐらいになったら「自分に合う方法」を見つけて
(それまでは大人が見つけるのを手伝って)
自分スタイルを試していけるとよいのでは、と思います。
「こうしたら、」「これがあれば」「これを使えば」
自分はできる・わかる
それは教室の中で大勢と違う方法かもしれないけれどうまくいくなら
使っていけばよいのです。
中学に進んだり、
それから先自分自身で学習していったりするときに
使える力になるように
そんなことを思っています。
始めのうちは、失敗があったり、「結果」がついてこないこともあったとしても
「自分スタイル」になってきたな、と実感できれば、
修正を加えつつ試していく
それを応援できる私でたい。
最近特にそう思ってきています。
個別学習塾びすぽうくのホームページへ(色のついているところをクリックしてください)
前回より風も少なく、やっと落ち着きました。
この間、特に買い物もせず、「防災食品」を食べてみました。
こんな機会でもないとなかなか食べることもないかな・・・。
思ったよりおいしかったです。
今日は「入力」と「出力」の話。
「出力」(例えばノートに考えを書くとか、問題を解くとか、発表するとか
テストをするとか)
毎回期待された数値の100%でないとしても自分なりの「結果」を出したい、と
思っている子どもが多いと思います。
でもなかなかうまくいかないのが現実で・・・。
ここ数年、この「出力」の前にどれだけ「input」(入力)できるかが
けっこう大事なのではないかと考え始めました。
では、どうやったら入力がうまくいくのか?
同じ教材でも提示の仕方・教え方でおどろくほど「結果」が違うことが
あると気づきました。
①図を使って説明すると分かりやすいはず
⇒かえって分からなくなる子がいる
②ことば中心の説明をする
⇒ことばは、聞くことに集中が必要・かつ、わからないことばだとさらに分からなくなる
(意味のある内容として把握できない)
③図もことばも両方あった方がよい子もいる
④図やことば、両方あることで情報が多すぎ、混乱する
(こんな子はイラストが多く、色使いがカラフルな教科書がつらいようです)
一斉授業の中では、子どもによってさまざまな「状況」が起きているのだと思います。
⑤どんな提示方法でも理解できてしまう子もいますが、
自分の「認知形式」に合っていないと「受け取ることができない」。
せっかく大人が説明しても図をかいても、ゆっくり繰り返して言っても、
「わかりにくい」
ときどき私も教えていて「あれっ?」と思うことがあります。
次からは違う問題提示・説明の仕方をしてみます。
その子の「得意な方法」がわかればしめたものです。
3けたから2けたの数を引く筆算をしていたときに
筆算だけだと分かりにくい子がいました。
この子は「お金」にするととたんに分かるので、
導入は「お金模型」を使ってみました。
100円玉を10円玉に両替して、それから使った分のお金を減らしていくと
「・・・わかった!」
教科書の線分図(よくテープみたいのでかいてある図です)がよくわからなくて
(重さだったら)はかりの上にものをのせる絵を描いたら
「わかった!」
この子は問題を絵にする練習を重ねていきました。
4年生後半ぐらいになったら「自分に合う方法」を見つけて
(それまでは大人が見つけるのを手伝って)
自分スタイルを試していけるとよいのでは、と思います。
「こうしたら、」「これがあれば」「これを使えば」
自分はできる・わかる
それは教室の中で大勢と違う方法かもしれないけれどうまくいくなら
使っていけばよいのです。
中学に進んだり、
それから先自分自身で学習していったりするときに
使える力になるように
そんなことを思っています。
始めのうちは、失敗があったり、「結果」がついてこないこともあったとしても
「自分スタイル」になってきたな、と実感できれば、
修正を加えつつ試していく
それを応援できる私でたい。
最近特にそう思ってきています。
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