珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ISABELLE ANTENA

2010-07-14 05:47:02 | POPS(洋)
シャンソンとは接点が無い私ですが、フランス語の女性ヴォーカルものを好んで聴いた時期があります。80年代の後半から90年代半ばにかけてです。Isabelle Antena もその当時聴いていた一人です。90年前後、昭和女子大人見記念講堂でのコンサートにも行きました。

こちらは最初に買った彼女のアルバム Hoping for Love(邦題は愛にレスポワール)です。何故このアルバムを買ったのか記憶が薄れていますが、当時はボサノバに開眼した頃で、おそらくレンタルCD屋でその方面のCDを探している中で見つけたものと思います。当時はカセットで聴いていましたが、今は勿論CDで聴いています。ボサノバとジャズが混在した構成で、フランス語独特の発音も気だるい雰囲気とマッチしています。彼女曰く、名盤『ゲッツ~ジルベルト』の路線を狙ったとのこと。私が特に気にっているのはボサノバ系では 南の海の魚 、ジャズ系では チュニジアの星 たちです。ほとんどの曲を自身で作るなどライターとしての才能も見せています。


一方、こちらはパリ版のシティポップスといった感じの5枚目のアルバム、JOUEZ LE CINQ(邦題はエスプリNo.5~左岸にて)です。一番気にっているのがメロディが美しい3曲目の 時を超えたレボリューション 、です。ジャズ風のギターの絡みもいいです。ピカソへのオマージュを表した パブロの微笑 、唯一のボサノバタッチの あなたの宇宙の中に はゆったりとした落ち着ける曲です。私の場合フランス語は全く駄目ですが、(勝手に)パリのエスプリを感じられるアルバムです。


同じころ聴いていたクレモンティーヌ、ジルカプランは、あらためて紹介します。
コメント
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