珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

pat_mthny7205さん、相互訪問

2012-09-23 10:03:27 | オフ会
ようやく秋らしくなった土曜日、GRFさんのブログを介して知り合ったpat_mthny7205さんと、相互のオフ会を行いました。車で30分ほどの距離ですので、1日での相互訪問となりました。GRFさんはご多忙で、今回は参加できませんでしたが、このようなきっかけを下さったことに感謝です。

午前の部は拙宅です。オフ会の選曲は難しいですね。なるべくご本人のブログの記事やいただいたコメントからストライクゾーンを探ったつもりでしたが、果たしでとうだったでしょうか?多分に砕けた選曲だったかも知れません。平行法をやっていますので、音の左右の広がりが感じられる曲を優先しましたが、この点でも偏りすぎたかなと、ちょっと反省。全体の2/3をデジタル、残り1/3をアナログで組んでみました。今のアナログ音源のラインナップからすると仕方ないところです。


移動途中、蕎麦屋で腹ごしらえして、pat_mthny7205さんのお宅へ。お住まいは昔私が住んでいた地域とも近く、懐かしさを感じながらの移動となりました。午後は日差しも出てきて、解放感のあるリビングは気持ちよかったです。採光に拘っているのがよくわかりました。ブログで見慣れた部屋に入る瞬間は、ヴァーチャルの世界からワープするような不思議な感覚があります。オフ会を重ねている方々も似たような感覚をお持ちでしょう。

システムは私のアプローチとは随分と異なります。ホーン式のユニット然り、デジタルのチャンネルデバイダ然り、マルチアンプ然りです。私はアナログもデジタルファイル再生も、最上流を弄っているわけですが、pat_mthny7205さんは、下流に注力されています。音の満たし方も異なります。拙宅は基本フラットで間接音重視ですが、内ぶりで直接音重視です。ある意味180度異なるといってもいいでしょう。オーディオの多様性を実感する1日となりました。


システムの中枢部です。ソニーのCDP→パイオニアN-50→マッキントッシュのプリから再度、デジタルに戻す辺りは、全くの想定外で俄かに理解できませんでした。デジタル直結だとボリュームコントロールができないとのことです。写真の右下に一部覗いているがA/Dコンバーターです。以下アキュフェーズのDF35→アンプ群となります。最下段のマッキントッシュのパワーアンプはウーハー用です。写真に写っていないアンプが他に2台あります。


午前中の選曲と違ってクラシックとヴォーカル主体で、落ち着いた曲を聴かせていただきました。音場の形成が普段聴いているそれと異なるので、慣れるのに1時間くらいかかりました。慣れてくると音楽に入れます。一連のヴォーカルを聴いて、声の出てくる位置の高さと奥行きが一貫していることに感心しました。ホーンからの直接音で形成されるものと思いますが、フラつきがちな拙宅との大きな違いです。ヴォーカルとの両立が課題と謙遜されていましたが、ピアノ、心地よかったです。

私の場合、SPはもちろんアンプも基本的にはメーカー品を手を加えずに使う立場です。ユニットにどの周波数領域を任せるかといった調整は、完成品を作るメーカー側に委ねているわけです。周波数に加え時間差の調整もあるので大変な作業となると想像します。完成品を買うことは?の愚問には、”ないでしょう”とのことでした。これを機に、実際に弄るかは別としてSPのからくりを学ぼうと思っています。ともあれ、pat_mthny7205さん、よき航海を!

一晩経って考えたのですが、自分が弄っているといえば、PCトランスポートの部分です。これは従来CDプレイヤーのメーカーに任せていた領域です。機器のどこかに自分で手を加えられる場所を持つことで、楽しみが広りますし、長く続けることにもつながると感じました。このような交流を行うと、自身のオーディオも多面的に振り返ることになります。
コメント (4)
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