珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

インターナショナルオーディオショウ2013

2013-11-04 08:16:03 | オーディオ
小雨の土曜日に表題のオーディオショウに行ってきました。3連休と重なったせいか、まずまずの盛況でした。以前は朝から晩まで気合を入れて・・・といった感じでブースを往来してましたが、ここ数年は半日程度で気になるところを優先して回るようになりました。現在、関心ある製品はSPです。メインで使っているウィーンアコースティックBBGに替わるSPを考え始めています。といっても来年ではなくその次くらいでしょうか。アナログプレイヤー同様、1年半程度の見定め期間を置こうと思っています。エントランスで来場者カードを記入し、GUESTのカードをぶら下げて入場です。


毎回、楽しみにしているのが和田博巳さんとピーター・バラカンさんの音楽談義です。場所はいつものユキムのブースです。14:00~だったので余裕見て13:20分頃に入ったのですが、すでに立ち見席も埋まっていてびっくり。でも外せませんので結局、談義含めて15:00まで立ち続けました。紹介される曲のほとんど全ては知らない曲ですが、音楽をこよなく愛する二人の談義が楽しいです。バラカンさんが紹介したスチールギターでのバッハ/パルティータ(アーティスト失念)が良かったです。ORPHEUSのSACD/CDプレーヤーの調子が今一つで、代打でOracleのParis CD250(黄色の洒落たプレイヤー)が活躍していました。


先日の記事でも書いたように、部屋の音響対策としてイコライザーを使い始めました。ちょうどタイミングよくアキュフェーズが新製品DG58を出してきました。38→48→58と少しずつ進化していて、この製品への支持が窺えます。私の場合はDEQ2496で遊んでイコライザの位置づけを明確にしてから、こういった製品を導入する/しないを決めるつもりです。何せ80万円ですので。社員さんによる30分程度のデモがあったのですが、あまりピンと来ませんでした。本来はリスニングポジションで評価するものなので、広いブースで大勢にデモすること自体無理があったのかも知れません。


今年一番期待していたのが、ウィーンアコースティックの(ショウへの)復活です。J1帰り咲きといった感じです。一時期は代理店不在でJ2どころか圏外でしたので、少々奇跡的であります。やはり音楽の話が面白い山本浩司さんが講演している時間帯に覗いてみました。部屋の問題なのか低音の膨らみが気になったのですが、フラッグシップThe MusicではZEPの「胸いっぱいの愛を」をアナログで楽しみました。気になる新製品Imperial Grandは、今回のショウには間に合わなかったようです。担当の方とはおよその発売時期、価格など話をさせていただきました。正式発表を待ちましょう。


アトリウム空間は時間と共に表情が変わります。このショウならではのちょっとした楽しみです。この日は小雨だったのですが、下の方から夜の表情となってきました。


KT-120を使ったOctaveのプリメインアンプの新製品V110です。昨日、phile-webのミーティングin Tokyoでいたちょうさんと真空管の話しをしたのですが、EL34でも種類があるようです。しばらくはV40SEで種類の異なるEL34の音を楽しむ方向で、と思っています。


エソテリックはまたまた弩級のCD/SACDトランスポートとDACを出してきました。Grandiosoシリーズで4躯体のセパレートタイプです。ファイル再生派としてはP1はともかく、D1の出来栄えは気になるところです。


いつも地味な今井商事のブースから。ずっとセンターを確保していたALR/Jordan Classic1ですが、今回はAudience社の小型SP「Audience The One」に譲っていました。やはりphile-webミーティングで聞いたのですが、KYLYN(キリン)さんによると、The Oneのヴォーカル表現はなかなかだったようです。


EMTのMCカートリッジのプロトタイプが展示されていました。


密閉型のがっしりしたSPは注目度が高いようです。MAGICOに、


YG Acousticsです。価格も抜けていますが。


会場を後にする頃には、すっかり夜の表情になっていました。昨年も行われていた屋外でのレコード・CD販売企画を覗いて帰路につきました。いよいよ11月に入りました。今年もいっきに師走を迎え、慌ただしい年末になりそうです。


コメント (6)
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