珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

晩秋の白馬、トレッキング

2014-10-30 00:00:05 | その他
10月最後の週末、白馬方面のトレッキングを楽しんできました。学生時代以来の山仲間Oさんご夫妻、Oさんの元先輩、そして私の4名パーティです。珍しく今回は男女比半々の企画となりました。土曜日、やや遅めの集合後、長野自動車道を経由で白馬に向かいました。上田あたりからは槍穂連峰の姿も見ることができ、翌日への期待が膨らみました。更埴インターで降りた後は、長野オリンピックで作られた道路を使って白馬方面へ抜けました。写真は今回泊まった白馬みそら野地区のペンション、むぎわらぼうしです。オープンして30年、この地域の草分けだそうです。


ゴンドラ、リフトを使って一気に八方尾根を上がります。スキーシーズンも間もなくですが、往年のスキーブームは遥か昔のことのようです。小さなスキー場のいくつかは閉鎖になっていると聞きました。個々のゴンドラには他のスキー場のものが混ざっていました。


後ろを振り返ると妙高山、火打山です。他に雨飾山、高妻山、戸隠山など北信州の名山がばっちり見えました。


浅間山方面です。足元には白馬村の集落が見えます。


後立山連峰の盟主、鹿島槍ヶ岳の双耳峰が見事です。手前の五竜岳も立派な山容です。


トレッキングのお目当て、白馬三山です。最も奥が白馬岳で、学生時代に大雪渓から登りました。ちなみに山の名前は「しろうまだけ」で決して「はくばだけ」とは読みません。稜線に所々、新雪が見えますね。あと1カ月もすれば、稜線は白銀となり、麓にも雪が降ります。


八方池です。風が無ければもっとキレイな映り込みが見れるのですが。八方池までは木道が整備されていますが、ここから先は登山の装備が必要になります。我々はもう少し先の丸山ケルンまで足を延ばすこととなりました。


早速その恩恵です。降ったばかりの新雪を見ることができました。ただし、これはすぐに解けて根雪にはなりません。


丸山ケルンです。ここで軽い昼食をとり、しばしアルプスの眺めを楽しみました。トレッキングの主眼はピークを極めることではなく、眺めを楽しむことにあります。アルプスやヨセミテのイメージがありますが、日本でトレッキングを楽しむとしたら、北アルプスです。


景色を十分に楽しみ、再びリフト乗り場を目指します。何だかんだいって600メートルのアップダウンとなりました。点在する雲の影と山の紅葉がマッチしていて、何とも言えない雰囲気を醸し出していました。


信州でこの時期と言えば、新そばは外せません。小谷地区で新そば祭りが開かれていると、道の駅のチラシで知りました。向かったのは雨飾山方面の蛍という蕎麦屋です。古民家を利用した風情あるお店でした。


4人揃って、珍しいくるみのタレでいただきました。新そばの香りもよく、晩秋の信州の味覚を楽しみました。営業は11月16日までだそうです。冬の到来が近いことを改めて実感しました。


新そばを堪能した後は、長野方面へ抜ける途中の金熊温泉に寄って汗を流し東京へ戻りました。晩秋の信州を十分に楽しんだ2日間でした。北アルプスは新緑の季節も魅力です。次は少し南に下った木崎湖あたりから、初夏の鹿島槍を見てみたいと思っています。
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