珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ウィーンアコースティックの会in横浜

2016-09-03 08:23:58 | オフ会
8月27日、福井からデーンちゃんさんを招き、Lotus Rootsさんと3人でウィーンアコースティックの会を行いました。B&WやJBLの様なメジャーなSPではないので、会といってもメンバー集めには苦労します(苦笑)。昨年の秋、越前大野のデーンちゃんさんを訪ねてから早11か月。年々、月日が経過するスピードが上がっています。Lotus Rootsさんを訪問したのは、ついこの間の5月でした。同じSPユーザー同士のオフ会は、好みのベースが似ているので、お互いのシステムの違いに敏感になります。なかなか面白い企画でした。まずは拙宅、続いて日吉へ移動してLotus Roots邸、そして感想戦という流れでした。

午前中、部屋の掃除をしていると、Lotus Rootsさんから電話が入りました。諸事情でデーンちゃんさんの横浜入りが遅くなるとの一報でした。飛行機から新幹線へ、移動手段を切り替えられたようです。それでも北陸新幹線の恩恵で、何とか、会の方は催行となりました。


デーンちゃんさんのギター好きを憶えていたので、アール・クルーなどフュージョン系をプログラムに入れました。オーディオファン必携?のしばじゅん、私も1枚だけ持ってます。やはりアコースティックギターが美しい「22才の別れ」を選びました。ジュディ・オングは最近中古レコードを2枚仕入れました。


デーンちゃんさんがお越しになるまでは、Lotus Rootsさん向けに、棚から一掴み的に聴いていただきました。Lotus Rootsさんの好きな女性ヴォーカルとクラシック中心です。デーンちゃんさんを迎えに行く間も留守番をお願いして、ベートーヴェンのピアノ協奏曲3番(ミケランジェリ)を聴いていただきました。


暑さが控えめだったこともあり、今年はいつもの夏よりオーディオを聴いたように思います。EDさんからお借りしているシーメンスのプリ管の音が、すっかり気にいったことも勿論理由の一つです。ウェルフロート導入、SPの足回りの整備、アンプの移動、アイソレーショントランス導入といった下積みの上に、プリ管による音の変化が上手く嵌った印象です。全般に音はすっきりして見通し感がよくなりました。低域の解像度も改善しました。同じメーカーのSP使いの仲間という安心感と共に、音への不満が減ったため、幾分気楽なホスト役でした。昨年10月にお越しいただいたLotus Rootsさんも音の変化を感じられていたようです。

さて貴重なウィンアコの会です。福井から横浜へ来られる機会は限られます。拙宅の会を切り上げ、1時間ほどかけて日吉のLotus Roots邸へ移動しました。Lotus Rootsさんも、この3か月で、あちこちら手を加えている様子でした。バーチ素材のウェルフロートボードや、ラダーケーブルを導入されました。同じ場所に留まっていられないのは、皆さん同じですね。一聴、音が前回より澄んだ印象を持ちました。両者の効果でしょうか。お部屋の大きさや形状とSPの大きさの関係でご苦労があるようですが、また一段登られました。デーンちゃんさんからは交差法の提案もあり、なるほどと思いました。


兄貴分SPの余裕のようなものを再度、実感しました。前回は昼間の訪問でしたが、夜間ですと照明も入り違った雰囲気になります。仕事疲れの中で聴くヴォーカルもまた格別のことでしょう。女性ヴォーカルには勿論癒されましたが、特にスティングの「エンジェルアイズ」に惹き込まれました。


暖まったアンプの音をもう少し聴いていたい気もしましたが、時間が時間です。最後は日吉駅前に移動し感想戦です。お宅の玄関を出たときの涼しさに、夏の終わりを感じました。いつもオフ会で使われている串焼きやさんが満席で、同じく駅前の居酒屋に流れました。乾杯のビールの後は、デーンちゃんさんに選んでいただいた日本酒「五凛」を飲みながら談義を続けました。実は、Lotus Rootsさんは福井にもゆかりがあります。この夏、ウィンアコの会in福井を企画されたようですが日程調整がつかなかったそうです。場所を変えての開催となりましたが、漸く実現となりました。


3人中2人が福井と関係あるという、稀有な感じも、ウィーンアコースティックらしくていいではありませんか(笑)。あらためて昨年訪問した越前大野が懐かしく感じられました。皆さん、楽しい会をありがとうございました。お互いもう少し年齢を重ねたところで、またできるといいですね。
コメント (6)
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