珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ヒデさんを訪ねて白河へ

2016-09-24 11:48:39 | オフ会
しばらく出張や遠方でのオーディオ交流が続き、更新が遅れていました。横浜は一気に涼しくなり、慌ててタオルケットから掛布団に切り替えました。すっきりしない天気が続いてますが、秋晴れの高い雲が待ち遠しいです。前回の記事、PVジャズ喫茶キタサン訪問の翌日、白河のヒデさんを訪問してきました。taoさん、チューバホーンさん、seiboさん、Oさん、私の総勢5名での白河行きとなりました。井荻駅でseiboさんと私をピックアップいただき、チューバホーンのお車で東北道で北上です。前回は腰痛で急遽キャンセルとなったチューバホーンさんも、今回は万全でした。

ヒデさんと言えば、1に自転車、2にオーディオ、3にジャズ、4に女性ヴォーカル、次はとら食堂、ではないでしょうか?サウンドと共にこちらでの一杯を楽しみにしているオーディオ訪問者は多いと思います。この日も県外から白河入りした車で駐車場は満杯でした。


私は焼豚ワンタンメンをいただきました。澄んだスープは見た目も味もよし!ひたすら食べることに専念しました。ヒデさんは具が別の皿で提供される、特別仕様でした。こちらで修行した人が町田でお店を開いているようです。至近距離ですので行ってみようと思います。


ヒデさんのシステム、ざっと見た感じでは機器は変わっていないようでした。能率の良いホーンスピーカー(アバンギャルド)を、4台のパワーアンプ(レビンソン)で駆動します。5人適当に席を変えながら、切れのいい直接音を浴びることとなりました。


アヴァンギャルドDUO健在でした。この2年の間にチューニングも入ったようです。本国ではわかりませんが、日本だと、どうもジャズオーディオ、それも濃い方々のイメージが重なります。音を前に飛ばすなら、やっぱりホーンの一択なのでしょうか。


アヴァンギャルドの背後で上向きに置かれているのは、何とスーパーツィーターです。BOSSという中国製品です。数も位置も向きも、常識に捉われない奔放さは、ヒデさんらしいですね。オンオフのブラインドテストなどは勿論いたしません。


充実の上流機器です。プレイバックデザイン、トーレンスに、オクターブのプリです。こちらのトーレンス、実は、今回ご一緒のOさんが以前所有されていたプレイヤーそのものだそうです。Oさんは、嫁ぎ先の娘の働きぶりを見る想いだったのではないでしょうか。


ほぼジャズ、一部、女性ヴォーカルをかけていただきました。2年前より、一段と切れも、厚みも出ましたね。全般にCD再生でその傾向を感じました。個人的な嗜好で言えば、アナログの柔らかさが乗る分、レコードがフィットしました。トミー・フラナガンの「Communication : Live At Fat Tuesday's New York」のアナログ盤はずっと浸りたくなる1枚でした。しかし、圧巻は最後に聴かせていただいた、ロイ・ヘインズ トリオでしょう。私は脇の和室にいましたが、それでも異次元の音がビシバシと飛んで?きました。ヒデさんが求めている音、それを実現されている様子を再確認し、散会となりました。


ヒデさん、2年ぶりの力溢れるサウンドありがとうございました。取りまとめていただいたチューバホーンさんを始め、ご同行の皆さん、ありがとうございました。前日のキタサンさん、この日のヒデさん、ある意味180度違うサウンドかも知れません。それでも、ジャズをこよなく愛されていることに変わりありません。オーディオは音楽を聴く手段であること、そして手段は問われないこと、がよく分かりました。多少、体には応える週末でしたが、ジャズづいた非日常を楽しませていただきました。

※amazonでロイ・ヘインズ トリオをチェックしたら、お勧め商品にパッハベルのカノン(オルフェウス)、マーラー(クレンペラー)が出てきました。うーん、オーディオファン繋がってますねぇ!
コメント (6)
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