珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

神奈川、オーディオの集い

2017-02-01 23:48:43 | オフ会
地元でのオーディオ交流の話題です。ここ数年、西日本を中心にオーディオ交流の範囲を広げてきましたが、案外、神奈川での交流は少ないことに気が付きます。それでもブログやコミュティを通じて、神奈川にお住いのオーディオファンの知り合いは確実に増えています。元々人は多いですし、都心に近いですからオーディオ的、音楽的な刺激を受けやすい環境にもあります。まだまだ見知らぬ、濃いオーディオマニアの方が沢山いらっしゃることでしょう。そして未知のサウンドも。そんな折り、年末にHarubaruさんから、神奈川でのオーディオクラブ発足の案内が届きました。

どうやら富山で開かれたオーディオの集いで盛り上り、トントン拍子で話が進んだようです。富山での集いに、なぜ神奈川の方が複数も参加しているの?、という疑問はさておき、Harubaruさんの行動力には毎度感心してしまいます。発起人はHarubaruさん、Kさん、Fさんのご3名です。記念すべき第1回の会合が1月28日の午後に行われました。フェーズメーションさんのご協力の下、第一部が試聴と技術解説、第二部が懇親会といった構成でした。20名ほどの参加者のうち、1/3の程度の方は既に面識のある方でしたが、初対面の方との交流もこれまた楽しみでした。

新横浜で市営地下鉄に乗り換え、会場のある新羽へ向かいました。先日、蝋梅を見に行った西方寺もすぐ近くです。地図を頼りにしばらく歩いていると鮮やかなブルーのシャッターが見えてきました。若干早めに会場入りすると、Harubaruさんが受付されていました。


試聴の会場は1年半ほど前に完成した石井式のオーディオルームです。水平方向の広大さも去ることながら、天井高さに驚きました。エアボリュームが半端ないです。何度か石井式のお部屋で実聴したことがありますが、間違いなく過去最大の容積です。


この日のメインのSPは、JBLのEVEREST DD66000です。これをモノラルパワーアンプMA-1000のバイアンプで駆動します。アンプは合計で4台です。いくらホーン型とは言え空間が空間でダブルウーファーですからアンプも問われます。


アナログプレイヤーも弩級のエアフォースワンでした。フェーズメーションはカートリッジ、フォノアンプ等、アナログ向けの商品が充実しています。それらの商品の魅力をアピールするべく、ベストの環境を整えたということでしょうか。試聴のもアナログの方が印象に残ったような・・・。


私もフェーズメーションの愛用者です。フォノアンプのEA-3Ⅱは導入して5年になりますが、まだまだ頑張ってもらわねばなりません。同社のフラッグシップEA-1000です。筐体二つのこのフォノアンプはアナログファンの定評がありますね。いつかは、と思うところではありますが。


カートリッジもフェーズメーションのPP-300を使って3年半になります。PP-2000は同社のカートリッジの最高峰です。比べてしまうと後戻りできない、とはよく言われます。敢えてそのような機会は持たないようにしています(苦笑)。


試聴はデジタルからアナログという流れで、休憩後は質問会、持ち込み音源の鑑賞となりました。大空間と相まって、オーケストラ系の再生が素晴らしかったです。音の立ち消えへの拘りが伝わってくる実演でした。質問会は皆さん熱心で、時間が押し気味となりました。デジタル再生、特にDACの今後について質問させていただきましたが、昨今のDACチップの変化の速さに戸惑いがあるようでした。アナログ向けが充実ている同社ですが、是非デジタルの方でも一目置かれる商品を出すことを期待しています。途中、心地よさにうたた寝する場面もありましたが、充実の3時間を過ごさせていただきました。

第2部は新羽駅近くの居酒屋「道楽」にて行われました。面識のない方でも趣味が共通だと話が続きますね。アルコールが入ればなおさらです。途中で自己紹介タイムを挟みながらの2時間はあっという間でした。当たり前ですが使われているシステムも音楽も様々。一つとして同じ音は無いでしょう。このクラブを通じて、新たに交流の輪が広がることを願っています。

コメント
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