珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

チューバホーンさん宅訪問

2017-02-12 14:56:48 | オフ会
先週予定されていたK&Kさんご夫妻との丹沢縦走がまたしても天候悪化で延期となりました。日程調整し、2月下旬に再セットしました。3度目の正直となって欲しいものです。さて、昨日の建国記念日はチューバホーンさん宅での定点観測オフ会でした。定点観測という意味では、こちらの体の歪みもチェックいただきました。一時期悩まされた五十肩は昨年の後半、自然に消えていきました。それでも、あちらこちらにガタが出てきています。運動する習慣はそれなりにキープできていると思いますが、日常の姿勢の崩れはなかなか意識できません。その蓄積が歪みになるということでしょう。

施術後、いつものように2Fのオーディオ部屋へ移動しました。チューバホーンさんのシステムが大きく変わって、1年少しが経過しました。この間、コーナー型のタンノイ/ランカスターの足元を固めたり、Oさん製作のDACを導入したりと、着実に音を追い込まれてきました。その様子は相互交流を通じて覗っていましたが、この1か月で大きな変化がありました。プリアンプの入れ替えです。


サウンドパーツのプリアンプの特等席だったラック上段に、銘機マランツ#7が収まっています。taoさんやYさんとの交流を通じての導入に至った、とのことです。ただし、鳴らすまでは相応の手直しが必要でした。レストアのやり方もオリジナル志向か、現代志向かで異なります。箱が重要といった話もあり、ジャンク品でも買う価値があるとか(深そうですね)。マランツ#7との相性の問題もあり、クォードのパワーアンプは外部で改造中でした。SD05を代替のパワーアンプとして使いました。アナログはロクサン→フェーズメーションの昇圧トランス、デジタルはソニーMS-1→OさんのDACの流れです。


白井光子さんのブラームス歌曲集、ハイティンク/コンセルトヘボウのショスタコーヴィチ交響曲15番などの定番他、クラシック中心に聴かせていただきました。全体的にピアノが絡む作品が多かったですね。シュライアー/リヒテルの「冬の旅」は季節的にぴったりで、どんより感に浸りました。河村尚子さんのラフマニノフ、パガニーニの主題による狂詩曲作品43は初めて聴きました。若き河村さんの演奏に惹きつけられました。淋しい曲はより淋しく、熱い演奏はより熱く、元気な曲はより元気に・・・これはマランツ#7の片鱗でしょうか。ホールの空気感、ライブでの臨場感も素晴らしかったです。


クラシックだけでなくPOPSも聴けるよう追い込んだとは、チューバホーンさんの弁です。中島みゆきのオムニバス作品から「ファイト!」をかけていただきました。センターにビシッと中島みゆきが定位し、対峙する感じがよかったです。全般にヴォーカルが締まった印象です。


Lady GaGaの作品をボサノバア風にレンジしたアルバムです。アーティストは日本人、あるいはハーフですが、本家、公認だそうです。Lady GaGaを普段聴かないので、比較する面白さはありませんでしたが、リラックスさせていただきました。施術のBGMにもよさそうです。


オーディオ部屋を変えてからの積み重ねが詰まったサウンドでした。ショスタコーヴィチ交響曲15番が楽しい曲であることは承知していましたが、その楽しさが新鮮でした。参りましたね。細かい音に表情が感じられるので、楽しい!となります。プリアンプの差し替えは大きな判断ですが、これを即決?されたのも分かるような気がしました。先月のGRFさん宅でのMola Mplaといい、今回のマランツ#7といい、プリアンプの存在感を意識させるオフ会が続きました。プリ、パワーの配分を音を聴きながら決めていくのは楽しいでしょうね(苦しくもある?)。耳のいい訓練にもなりそうです。

オフ会の後は井荻の串焼処「まとい」にて、遅い遅い新年会です。オフ会から電話予約し、何とかカウンターの席を確保できました。創意工夫された串焼き、どれも美味しかったですが、とりわけ大山鶏のつくね、チーズ入りのピーマン巻きが一押しでした。これらを麦焼酎のお湯割りでいただきます。オーディオ談義、音楽談義、途中からはマスターも交えて話していたら、あっという間に時間が過ぎました。結局10時近くまで滞在し、アウェーの地、井荻から横浜へ戻りました。チューバホーンさん、体、耳、そして胃に心地よい充実の休日となりました。クォードのパワーアンプが落ち着かれたら、また定点観測させてください。


コメント (2)
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