お盆を過ぎて、横浜方面も涼しさが出てきました。夜間はできれば冷房ではなく夜風で涼しさを感じたいものです。ポツポツとそんな日が増えてきました。長かった夏休みも終わり、この一週間は仕事モードへの切り替えでした。5日間通して働くと、さすがにボケた頭もリセットされます。なんとか日常復帰した次第です。まだ残暑は続きますが、蝉の声が弱まり秋らしさも見えてくると、オーディオシーズンの開幕です。オーディオはインドア趣味ですが、なぜか季節感があります。
まだ酷暑が続いていたお盆明けの17日、チューバホーンさん宅での定点オフに行ってきました。パグ太郎さんを交えた、早春の杉並オフ以来です。いつもご一緒しているOさんは、夏風邪の為か、体調を崩され急遽不参加となりました(また次回、お願いいたします)。例によってボディの方もメンテいただきました。施術中のBGMは昭和歌謡だったりするのですが、この日は夏の甲子園の実況でした。ちょうど星稜と智弁和歌山の延長14回の熱戦でした。タイブレークあり、休養日ありと甲子園も時代と共に変わっています。
チューバホーンさんはプリ、パワーそれぞれ2機種持たれています。プリがマランツ7と是枝アンプ、パワーがSD05とクォードです。組み合わせは4パターン考えられるのですが、これまではマランツ7+クォード、是枝アンプ+SD05の組み合わせがほとんどだったと思います。音楽のジャンルに応じての使い分けですが、珍しく是枝アンプとクォードのカップリングでした。Oさんのリクエストがあった模様です。上流はいつものように、CECのトランスポートに+OさんDACです。
SPの足元は、私の最近の関心事の一つです。ランカスターの足元のボードは、オーディオ製品ではなく、お知り合いの方に作っていただいたそうです。当日、その方の手による、黒檀スペーサー8個を入手させていただきました。拙宅ではコルクテープを薄皮一枚挟んでほぼ直置きの状況が半年以上続きました。3点受けか4点受けか、コルクを挟むか挟まないか、等いろいろと遊べそうです。私は、弄ったら半年程度は放置するポリシー?ですが、そろそろ弄る時期です。後日、レポートします。
結果的にゲストが私のみとなったこともあり、POPS、ロック、ジャズが中心となりました。テレサテンのライブはCD2種類の聴き比べからスタートです。後発のリマスタリングの方は立体感やライブ感が削がれる印象です。矢野顕子と上原ひろみのライブは演奏そのもの×オーディオ再生の2面で楽しめます。この日の再生で、システムに最もフィットしていると感じたのがイーグルスです。「New Kid in Town」は、部屋中に広がりつつも、押出感十分でした。交差法のロックいいですね。
この日は持ち込み音源中心で、というメールを事前にいただいていました。通常のオフ会より多めにCDを持っていきました。テレサテンのお返しは、80年代後半の「別れの予感」です。拙宅でも岩崎宏美のカバーと併せてよく聴いています。カーペンターズ「Desperado」はイーグルスつながりです。他、Earth, Wind & Fire、三田寛子と、取り留めのない組み合わせで、かけていただきました。先日のライブに行ったばかりの前橋さんは、無伴奏ヴァイオリンソナタ、パルティータ第2番の冒頭をお願いしました。
前回が是枝アンプとSD05の組み合わせでしたので、温度感は上がった印象をです。クラシックよりカジュアル志向に感じました。クォードの個性が乗ったということでしょうか。或いは、2月と8月のコンディション差もあったかも知れません。この辺りは、Oさんのご感想も伺いたかったところです。プリとパワーの配分違いのデモも面白かったです。音楽の表情が変わりますね。パワーアンプのボリュームスルーを使わない実験、やってみようと思います。アドバイスありがとうございました。
最後は感想戦です。先の杉並オフで西荻をリクエストしていたこともあって、チューバホーンさんから、酒房「高井」を紹介いただきました。西荻は、沿線の中ではお洒落で優しい街のイメージがあります。まだ明るいうちから、生ビール、冷酒、美味しい料理と共にオーディオ談義を続けました。途中、チューバホーンさんとママさんがラジオの話で盛り上がってましたが、いきさつは、分からず・・・。ともあれ、雰囲気の良いお店に乾杯です。家が近かったら通いたくなるお店でした。
「高井」の後のもう1軒は、いわゆる焼き鳥やさんの「戎」でした。私の中では高円寺のイメージに近いお店です。先ほどの「高井」からは歩いてすぐです。西荻の幅の広さを実感しました。結局、21時近くまで飲んで、散会となりました。チューバホーンさん、暑い1日でしたが、楽しくてあっという間でした。また、時間が経過したところで、よろしくお願いします。早速使い始めた黒檀もいい感じです!