珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

chibiさんとの相互交流

2023-11-08 22:31:44 | オフ会
10月29日の日曜日、chibiさんとの相互オフ会を行いました。chibiさんとは家が近いこともあって、ホーム&アウェー形式のオフ会を続けています。前回は、本年1月でした。この間、chibiさんのシステムには大きな変化がありました。プリアンプをNagraからFMアコースティックスに変えています。これでプリ、パワー共にFMアコースティックスとなりました。一方の拙宅は真空管の球の入れ替えがあったくらいです。目玉が無く恐縮でしたが、定点観測ということで・・・。まずは拙宅オフからスタートです。


双方、2時間ずつの相互オフですので、プログラムの方はやや慌ただしくなりました。デジタルを1時間強かけた後、残りをアナログに当てました。例によってJPOPSを多めにして、POS、ジャズ、クラシックの流れです。この日かけた再生では、アメリングの「音楽によせて」やアルゲリッチの「ピアノ協奏曲21番、第3楽章」(モーツァルト)が、空気感が出て好印象だったようです。アナログでは珍しくダイアー・ストレイツやレッド・ツェッペリンといった英国ロックを選んでみました。


午後3時を過ぎたところで拙宅オフはお開きとし、chibiさんのお宅へ向かいました。電車を2本つなぎ、Door to door で30分の移動時間です。到着後、早速、システムのあるリビングルームに通していただきました。観葉植物の間にSPやチューニング材を配置する光景は、すっかり馴染みとなりました。前回訪問時より、キソアコースティックのHB-1とHB-X1はスタックされています。 chibiさんのキソアコースティック仲間も、スタックに行かれる方が多いようです。スケール感や厚みを求めてのことでしょうか。


新顔のプリアンプFM255(中古)です。プリ導入の話は夏前に伺っていましたが、導入後は、修理、調整に手間がかかったようです。涼しくなるのを待って、ようやくオフ会でのお披露目となりました。キソアコースティックのお仲間はFMアコースティックスのアンプを組み合わせる方が多いようで、調整ノウハウも蓄積されているようです。ラック上段のバベルはクロック用です。このラック自体もウェルデルタ2段重ねで受けています。求める音が違っても、振動対策が共に望ましい方向に効く、というのは面白いです。


FMアコースティックスのパワーアンプにもバベルが使われています。アンプの脚をウェルデルタで受けて、さらにボードを介してバベルで受けています。1月の記事でも紹介させていただきましたが、使い方に変化は無いようです。パワーアンプの振動対策は、関心度高い事項の一つです。


今回もchibiさんのオーディオ仲間のトラウトマン大佐さんがチューニングしたPCを使ってのファイル再生でした。音源の充実ぶりが、chibiさんがこのPCを使い続ける理由にもなっています。PCに組み込まれたサウンドカードからアナログ信号を取り出すため、いわゆるDAコンバータ―が不要のシステムです。


この日はギターものが多かったですね。パコ・デ・ルシア、ウェス・モンゴメリー、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックとジャンルを跨いでビッグネームが続きました。モンゴメリー3兄弟の『GROOVE YARD』、正しくグルーヴ感溢れてました。SPがキソアコースティックということもあり、全体的にギターとの相性の良さを感じました。締めは斉藤和義の大阪城でのライブでした。何だかRCサクセションの「雨上がりの夜空に」の乗りでしたね。途中のトークでドキドキして、終了となりました。


1月のオフ会でも感じましたが、chibiさんの求める音、当方の求める音違いが、よりはっきりした印象を持ちました。SPのスタック+プリ・パワーのFMアコースティック化で、厚みのある音に磨きがかかったようです。chibiさんが言われるように、確かにきらびやかな部分もありましたが、これから調整なさることでしょう。やはりchibiさんはSPの音を浴びたい派ですね。SPの存在を消したい私とは明らかに別路線ですが、それでも音楽を楽しめるのがオーディオです。またの定点観測、よろしくお願いします。

終了後、いつもの「海賊船 」にて感想戦です。美味しい刺身、天ぷら、餃子、焼きそば等に加えて、音の感想をつまみに談義を続けました。chibiさん、楽しい相互オフありがとうございました。



コメント (4)
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