6日の日曜日、ダイナミックオーディオで開催された試聴会「デジタルプレーヤーの今後を探る」に参加してきました。デジタルファイル再生は、当面の関心事ですので、この手の会には、なるべく参加しようと思っています。欧米ではUSB入力の無いCDプレイヤーの売れ行きは激減とのことでした。日本もいずれそうなるのでしょうか?今回の参加者の多くが、PCオーディオは未導入でした。年末のラトック主催の会では、全く逆の状況でしたので、少々意外な感じでした。
試聴は曲を Jennifer Warnes とEaglesにほぼ固定して、USB-DACやネットワークプレイヤーを変えながら聴く形式でした。休憩無しで2時間連続でしたので、終盤は集中力が低下気味。それでも、最新のデジタルファイル再生機器の音を楽しめて、中身の濃い試聴となりました。USB-DACは価格に応じて音のグレードが上がる傾向です。Ayre QB9 のすっきり感、Chord QDB76 の厚みのあるエネルギー感が印象に残りました。期待していた dCS Debussy DAC は不調で登板せず。次の機会を待ちましょう。
配線を取っ換え引っ換えの試聴会でしたので、音が鳴らないこともしばしば・・・。ショップの方が、そんな時に気を利かして行ったブラインドテストが興味深かったです。FLACとWAVファイルの比較だったのですが、会場のほとんどの皆さんはWAV支持でした。ブラインドなのでもっとばらけるとも思いましたが、案外、明確に分かれたので驚きでした。もちろん、これでWAVがFLACに優れると決め付けるのは早計です。再生ソフトや曲、ハード、部屋によって結果が異なるでしょうし、聴いた順番の影響(後に聞いた方の印象が残りますね)もあるかも知れません。
PCオーディオの場合、ファイルフォーマットに限らずPCの置き方、背景画面の色、LANケーブルなど様々な要素で音が変わるとのことです。大事なことは理屈に左右されず、自身の耳で良し悪しを判断して取捨することだと思います。先ほどのファイルフォーマットにしても、何度聴いてもFLACが良いという方がいればFLACを採用すればいいでしょう。50歩100歩なら、記憶容量を考えてFLACにする、大容量のNASがあるのでWAVにする・・・といった具合にです。PCオーディオの調整は、アナログプレーヤーの調整に似ているといった話が出ました。調整をPCオーディオの楽しみの一つと捉えるのもありだと思いました。
さて、肝心のデジタルプレーヤーの今後ですが、ショップの方でもまだ明確なものは掴めていないとのことでした。おそらくメーカー側も様々なシナリオを持って開発していることでしょう。デジタルファイル再生は、大きくは1)USB-DAC系、2)ネットワークプレイヤー系に分かれます。マーケットの広さは1)です。何しろデスクトップ、ノート、タブレットとPCは至るところにあります。そして iPod や iTunes で音楽を聴くオーディオファン予備軍がいます。個人的には1)で市場競争が進み、良質なDACがリーズナブルに購入できる状況を望んでいます。しばらくはD-07で音を追求しつつ、市場動向を見物しようと思います。
試聴は曲を Jennifer Warnes とEaglesにほぼ固定して、USB-DACやネットワークプレイヤーを変えながら聴く形式でした。休憩無しで2時間連続でしたので、終盤は集中力が低下気味。それでも、最新のデジタルファイル再生機器の音を楽しめて、中身の濃い試聴となりました。USB-DACは価格に応じて音のグレードが上がる傾向です。Ayre QB9 のすっきり感、Chord QDB76 の厚みのあるエネルギー感が印象に残りました。期待していた dCS Debussy DAC は不調で登板せず。次の機会を待ちましょう。
配線を取っ換え引っ換えの試聴会でしたので、音が鳴らないこともしばしば・・・。ショップの方が、そんな時に気を利かして行ったブラインドテストが興味深かったです。FLACとWAVファイルの比較だったのですが、会場のほとんどの皆さんはWAV支持でした。ブラインドなのでもっとばらけるとも思いましたが、案外、明確に分かれたので驚きでした。もちろん、これでWAVがFLACに優れると決め付けるのは早計です。再生ソフトや曲、ハード、部屋によって結果が異なるでしょうし、聴いた順番の影響(後に聞いた方の印象が残りますね)もあるかも知れません。
PCオーディオの場合、ファイルフォーマットに限らずPCの置き方、背景画面の色、LANケーブルなど様々な要素で音が変わるとのことです。大事なことは理屈に左右されず、自身の耳で良し悪しを判断して取捨することだと思います。先ほどのファイルフォーマットにしても、何度聴いてもFLACが良いという方がいればFLACを採用すればいいでしょう。50歩100歩なら、記憶容量を考えてFLACにする、大容量のNASがあるのでWAVにする・・・といった具合にです。PCオーディオの調整は、アナログプレーヤーの調整に似ているといった話が出ました。調整をPCオーディオの楽しみの一つと捉えるのもありだと思いました。
さて、肝心のデジタルプレーヤーの今後ですが、ショップの方でもまだ明確なものは掴めていないとのことでした。おそらくメーカー側も様々なシナリオを持って開発していることでしょう。デジタルファイル再生は、大きくは1)USB-DAC系、2)ネットワークプレイヤー系に分かれます。マーケットの広さは1)です。何しろデスクトップ、ノート、タブレットとPCは至るところにあります。そして iPod や iTunes で音楽を聴くオーディオファン予備軍がいます。個人的には1)で市場競争が進み、良質なDACがリーズナブルに購入できる状況を望んでいます。しばらくはD-07で音を追求しつつ、市場動向を見物しようと思います。
お早うございます。デジタルファイル再生はソフト販売含めて、そちらが先行のようですね。
個人的には単体DAC派ですが、プリにDACを持たせる方が、理にかなっている、音がいい、ってことになると、考えてしまいます。
LINNですか。これは、一段とグレードが上がりますね。昨年日本で発売されたLinn Akurate DS/K は異例?の売れ行きだそうです。Elipsaとの組み合わせ、夢が膨らみます。
当方は、しばらくDACに入力するデジタル信号の質をいかに安く、上げられるか?を追ってみようかと思います。
「欧米ではUSB入力の無いCDプレイヤーの売れ行きは激減」という事ですが、これは事実です。最近はCDプレーヤーだけでなく、プリアンプもUSB端子を装備している物が主流になりつつあります。現に私が愛用するMcIntoshから発表された新型プリアンプも2機種ともUSB入力を装備しています。DAC内蔵の賛否はありますが、今ではプリアンプにPHONO入力がある事に疑問を感じる人はいないと思うので、時間とともにDAC内蔵型プリアンプが常識になって行くのでしょう。
私は今はMacにiTunes→PS Audio Digital Link III→McIntosh C2300という形でデジタルオーディオを楽しんでいますが、将来的にはLinn Akurate DSクラスの中堅デジタルプレーヤーを買おうかな、と考えています。DSDマルチチャンネル対応のデジタルプレーヤーが一般的になれば一番なんですけどね。こればかりは夢かも知れません。