珠玉の音楽に囲まれて

オーディオのこと、音楽のこと、思いついたまま記していきます。
by 横浜のVienna Acousticsファン

ハーゲン・クァルテット in MUZA川崎

2015-10-17 11:02:29 | ライブ
しばらく記事が滞っていましたが、少し時間に余裕が出てきましたので、シルバーウィーク以降の過去ネタをアップしていきたいと思います。オーディオの方は、NASがトラブルでダウンして以降、しばらくどうしたものかと思っていました。あまり焦らず次のNASを選定するつもりです。一方でオーディオで音楽を聴けない日々はつまらないので、OlasonicのリーズナブルなCDトラスンポート NANO-CD1を導入しました。デジタル信号(光)をAIT-DACに入れるという点では、従来のCubox再生と同様です。久しぶりのCDとっかえ、ひっかえを楽しんでいます。電源とか制振、凝ってみるのも面白そうです。


シルバーウィーク明けの26日、ミューザ川崎で行われたハーゲン・クァルテットのコンサートに行ってきました。古典派のハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏を聴く、ゴージャスなプログラムです。この日は、三浦友理枝さんのラヴェル作品集の演奏会第2夜があり、既にチケットを手に入れていました。ところがPhilewebミーティング開催の案内発信後、ダブルブッキングに気付き、急遽、昼間開催のこちらに変更した次第です。個人的には室内楽への関心が高まっています。豊富なリリース実績かつ現役という点でも魅力あるハーゲン・クァルテットには、この世界の指南をお願いしたいと思っています。

実は今回が初ミューザで、正確な存在位置を知っていませんでした。川崎駅西口に降りるのはいつ以来でしょう。飲むなら決まって東口です。15年ほど前の川崎駅西口の姿を知っているので、かなりの変身ぶりに驚きました。大型商業施設方面と分かれて線路沿いに進んだ先にMUZAはありました。


音の良いホールとの評判ですね。地元にそのようなホールがあるのはとても有難いことです。弦楽四重奏を聴くならもっと小さいホールで、という気もしないでもないですが、ワクワクします。ちなみにハーゲン・クァルテットの出身地ザルツブルグは川崎と姉妹都市となっています。


ハーゲン・クァルテットのメンバーは3人が兄弟で、発足時は4人とも兄弟だったとか。4人の演奏者が個々に優れていてもアンサンブルとして魅力が出るかは別なのでしょうね。幼少の頃からお互いを知っているのは強みになりそうです。


ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲だけで、いくつあるのでしょう。とても予習してコンサートに臨める状況ではありませんでした。この日のプログラムは、
 ハイドン:弦楽四重奏曲 第58番 ハ長調 作品54-2
 モーツァルト:弦楽四重奏曲 第21番 ニ長調 K.575
 ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第14番 ハ短調 作品131
です。時代を下りながらの進行です。ハイドンとベートーヴェンの作風の違いは、さすがの私でもよく分かりました。ベートーヴェンの第14番は7楽章続けての40分の演奏でした(咳気味だったので堪えるのが大変でした)。

席はステージ斜め後方の2階席で、ちょうど4人を見下ろす位置でした。オーディオ目線では、前方の席で4つの弦楽器の配置や音色を、楽しめればよかったのでしょうが、それは次回の小ホールにとっておきます。会場でベートーヴェンの作品130を含むCDを購入しました(左)。右は夏に梅田の阪神百貨店のイベントで見つけた1枚です。このディヴェルティメントのチェロの響きが心地よく、今回のトリガーになったことは確かです。アンコールは無く、コンサート自体は16時には終わって、次のPhilewebミーティングまで間がありました。大型商業施設ラゾーナの丸善で本を調達後、余裕を持って有楽町に向かいました。


有楽町でのミーティング参加者はこれまで最多の18名でした。オーディオは勿論、HNの由来、近況の話題で盛り上がりました。皆さんのバックグランドは様々ですが、趣味だけでつながる集まりっていいものです。2次会まであっという間に時間が流れました。また来年もよろしくお願いします。
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