6月25日の土曜日、いたちょうさんとニッキーさんにお越しいただき、オフ会を行いました。いたちょうさんは、昨年2月以来1年3ヶ月ぶり、ニッキーさんはコロナ禍前の2017年以来ですので、実に7年ぶりのご来訪です。ニッキーさんがお越しになられた際は、プリアンプ導入前でした。その後、PCとDACが変わっていますし、バベルやウェルデルタによる振動対策、python player導入がありました。SPの配置やルームチューニングはほとんど変わってませんが、出音は随分変わったのではないかと想像します。
ゲストが2名の際は、私は左SPの前方に座ります。そこからシステムを眺めるとこんな感じになります。右奥のタチカワブラインドのアコウォールは、導入して12年が経過しました。音楽を聴く際には、若干隙間を残して閉めます。SP後方のヤマハの音調パネルも、すっかり定着しました。こちらも同じ時期に導入しています。いずれも干支が一回りしたわけでうすが、音調パネルの向きを調整したくらいで、使い方は変わっていません。普段は存在を忘れるくらいです。それだけ満足しているのかも知れません。
長津田駅でお二人をピックアップして、早速、オーディオ部屋に入っていただきました。まず最大の関心事項と思われるバベルを紹介しました。パワーアンプの揺れ方、設置の様子等を見ていただきました。イメージより高くない(薄い)という話もでました。前回、いたちょうさんが来られた時はN100は導入されていませんでしたので、MFPCの最新の状況も説明しました。GWオフで仮導入したATX電源(PCおよび外付けHDDへ電源供給)、外付けHDDは、正式にラインナップに加わりました。ノイズレベルが一段下がった印象があります。
デジタルを中心に聴いていただき、アナログで締める流れとしました。いたちょうさんとニッキーさんの世代は異なるので、選曲は考えどころでした。昭和歌謡に振るとニッキーさんに申し訳ないので、今回は敢えて洋楽から入ってみました。皆さん、オフ会も多数こなされていますし、ジャンルを問わず様々な音楽を耳にされています。こちらの杞憂だったようです。どんな選曲しても、音楽とサウンドを楽しんでいただけたようでした。もっとも「神田川」だけは、別世界だと、ニッキーさんより線引きされてしまいました(汗)。
サウンド面は、大きな変化があったようです。特に、昨年お越しのいたちょうさんがそのように感じられたので、バベルとMFPCの最新版が効いていたのではないかと思います。ニッキーさんは7年前との比較というより、純粋に今の音を聴く感覚だったかも知れません。この日、よく出たキーワードがありました。「音離れ」と「音の伸び」です。いずれも音楽をより楽しくする要素だと思います。何度かKYLIN(キリン)さんの音、という話が出ました。実は先日のkanataさんからも同様のコメントをいただいており、光栄です。
リンダ・ロンシュタット「What's New?」、ユーミンの「Corvett 1954 」は、デジタルとアナログで聴き比べました。差は少なかったようですが、アナログには何かホッできる部分があったそうです。カートリッジの「しっとり感」にも話が及びました。拙宅の場合、カートリッジはフェーズメーションPP-300一択です。こちらも使い始めて一回りが過ぎました。普段、他のカートリッジと比較する機会がないのですが、PP-300には「しっとり感」があるとのことでした。昭和歌謡の再生には向いているといそうですね。
オフ会終了後、青葉台の中華料理店「一品香」にて感想戦を持ちました。昼の振り返り、Philewebメンバーのその後、7月末のオーディオショウとその夜、といった話題で、楽しかったです。いたちょうさん、ニッキーさん、ありがとうぎざいました。
とても素晴らしい出音でした。
あれ以来、ため息しか出ませんが、とても良い刺激になりました。まだまだの感は否めませんが、こちらの是非、足をお運び下さい。
前回ご来訪から1年ちょっとでしたが、変化ははっきり出ていたようですね。昨年末の決断がいい方向に転じたようです。皆さんの感想も概ね共通しています。
アッコルドで聴く昭和歌謡と夜の赤羽、楽しみにしています。よろしくお願いします。