いよいよ9月になりました。まだ残暑は厳しいですが、ぼちぼち自転車の頻度も以前のペースに戻りつつあります。タイヤの空気圧をチェックするなんて習慣はなかったわけですが、これも2、3週に一度、やるようになりました。今日も朝のひと時をポタリングに充てました。休日の早朝は車も少なく自転車に乗るには格好の時間です。こちらは近所のふるさと村の田園風景です。稲穂が垂れるほどになってきました。これからお彼岸まで夏と秋のせめぎ合いが続いて、オーディオ/音楽の秋へ突入・・・というのが今のところの青写真です。相互の訪問やライブ、コンサートにオーディオショウを楽しめればと思います。
久々にデジタル関係の話題です。8月は2度ほど雷に絡んだ停電ありました。従来のオーディオだと困ることもないのでしょうが、NASやCubox、ALIX PCを常時電源オンにしている立場からすると、起きて欲しくない事の一つです。これまでの経験で、LINUX環境やNASは案外タフなことは判っていますが、再設定の手間などもあって面倒です。UPS(無停電電源装置)を用意して万が一に備えるというのが答えかも知れませんが、そこまでは踏み切れていません。皮肉なもので手間が掛かるはずのアナログが、なんて便利なんだろうと思った次第です(うちにはまともに聴けるCDプレイヤーがありません)。
NASを組んでネットワークオーディオをやられている方の多くは、データの中継基地としてHUBを利用されていることでしょう。下図は拙宅のネットワーク構成です。3つのシステムから音源にアクセスする際、必ずHUBを経由するようになっています。今回はいつもお世話になっているGiuliaさんに倣ってHUBを更新したとう記事です。なお、電源やノイズ対策などの様子も含めて図を書いています。あくまでも概念図ですが、NASとHUBのLANケーブルは極端に短く、逆に無線ルーターとHUBの間のLANケーブルは長くしています。LANアイソレーターは結局、音楽データが通る経路には入れていません。
こちらが今回導入したHUBと電源です。このPLANEXの8ポートのHUBの値段は2000円以下です。USBバスパワーでも動作する小型のHUBですが、案外、重さがあってずっしり感があります。もちろん、音を良くするための導入ですからUSBバスパワーも付属のスイッチング電源もスルーします。鉄則に従い、質のいい外部電源を導入します。エルサウンドという選択肢もありましたが、フィデリックス製電源にしました。DCプラグの径には注意が必要です。一般的なφ5.5㎜ではなくφ3.4㎜を指定する必要がありました。HUB本体と電源の価格バランスは気になりますが、むしろHUBがあまりにも破格の値であることに感謝です。
こちらは今まで使っていたCoregaのHUB、CG-SW08GTXHGです。Voyage MPDを導入した2011年当時、ネット上で音のいいHUBとして紹介されていたこともあって購入しました。特に問題なく2年間使い続けられました。オーディオ用のKimberケーブルを奢ったりしましたが、BOXの中の電源構造までは踏み入れませんね、普通は。これまでMPDの音質向上を支えてくれたことに感謝しつつも、行き先を考えねばなりません。
さて肝心の効果ですが、使用後3週間ほどして、違いが判るようになってきました。メイン、2nd共通して感じられる傾向ですので、これはHUBの効果と言っていいと思います。エージングが効いたのがHUB本体なのかフィデリックスの電源だったかは?です。音の粒立ちがしっかりしますし、全体的にSN感も上がった印象です。これは以前、WadiaのiPodトランスポートを付属の電源から、専用電源に変えた際の変化と共通しています。電源対策→DDCやDAC再度へ供給されるデジタル信号の質の向上、という図式です。激変という言葉は抵抗もあって使わないのですが、お察しください。
複数のシステムを使っている場合、HUBの改善は一石二鳥で効いてリーズナブルです。ネットオーディオやMPDをやっているユーザーさん、LANケーブルもいいですが、まずはHUBに着目されてはいかがでしょうか?今回のHUB+電源導入で、ネットワークを構成する機器の電源対策もほぼ収束します。この秋は、少々計測という視点を入れて見ようかと、準備しているところです。
久々にデジタル関係の話題です。8月は2度ほど雷に絡んだ停電ありました。従来のオーディオだと困ることもないのでしょうが、NASやCubox、ALIX PCを常時電源オンにしている立場からすると、起きて欲しくない事の一つです。これまでの経験で、LINUX環境やNASは案外タフなことは判っていますが、再設定の手間などもあって面倒です。UPS(無停電電源装置)を用意して万が一に備えるというのが答えかも知れませんが、そこまでは踏み切れていません。皮肉なもので手間が掛かるはずのアナログが、なんて便利なんだろうと思った次第です(うちにはまともに聴けるCDプレイヤーがありません)。
NASを組んでネットワークオーディオをやられている方の多くは、データの中継基地としてHUBを利用されていることでしょう。下図は拙宅のネットワーク構成です。3つのシステムから音源にアクセスする際、必ずHUBを経由するようになっています。今回はいつもお世話になっているGiuliaさんに倣ってHUBを更新したとう記事です。なお、電源やノイズ対策などの様子も含めて図を書いています。あくまでも概念図ですが、NASとHUBのLANケーブルは極端に短く、逆に無線ルーターとHUBの間のLANケーブルは長くしています。LANアイソレーターは結局、音楽データが通る経路には入れていません。
こちらが今回導入したHUBと電源です。このPLANEXの8ポートのHUBの値段は2000円以下です。USBバスパワーでも動作する小型のHUBですが、案外、重さがあってずっしり感があります。もちろん、音を良くするための導入ですからUSBバスパワーも付属のスイッチング電源もスルーします。鉄則に従い、質のいい外部電源を導入します。エルサウンドという選択肢もありましたが、フィデリックス製電源にしました。DCプラグの径には注意が必要です。一般的なφ5.5㎜ではなくφ3.4㎜を指定する必要がありました。HUB本体と電源の価格バランスは気になりますが、むしろHUBがあまりにも破格の値であることに感謝です。
こちらは今まで使っていたCoregaのHUB、CG-SW08GTXHGです。Voyage MPDを導入した2011年当時、ネット上で音のいいHUBとして紹介されていたこともあって購入しました。特に問題なく2年間使い続けられました。オーディオ用のKimberケーブルを奢ったりしましたが、BOXの中の電源構造までは踏み入れませんね、普通は。これまでMPDの音質向上を支えてくれたことに感謝しつつも、行き先を考えねばなりません。
さて肝心の効果ですが、使用後3週間ほどして、違いが判るようになってきました。メイン、2nd共通して感じられる傾向ですので、これはHUBの効果と言っていいと思います。エージングが効いたのがHUB本体なのかフィデリックスの電源だったかは?です。音の粒立ちがしっかりしますし、全体的にSN感も上がった印象です。これは以前、WadiaのiPodトランスポートを付属の電源から、専用電源に変えた際の変化と共通しています。電源対策→DDCやDAC再度へ供給されるデジタル信号の質の向上、という図式です。激変という言葉は抵抗もあって使わないのですが、お察しください。
複数のシステムを使っている場合、HUBの改善は一石二鳥で効いてリーズナブルです。ネットオーディオやMPDをやっているユーザーさん、LANケーブルもいいですが、まずはHUBに着目されてはいかがでしょうか?今回のHUB+電源導入で、ネットワークを構成する機器の電源対策もほぼ収束します。この秋は、少々計測という視点を入れて見ようかと、準備しているところです。