写真は冬瓜(7月末撮影)。
毎年自家採種している。
お盆に全て収穫した。
ボクが栽培している冬瓜は、日本の在来種で、大きくて白い粉が吹く品種。
そのため、冷蔵庫を占領する欠点がある。
今年の冬瓜は不作。
つるはあまり伸びず、果実はつるの先端についた。
例年の3分の1~3分の2の収穫。
冬瓜はウリ科の野菜の中では大器晩成型で、初期生育がゆったり。
特に今年の春の低温の影響が大きかった。
また、肥料も冬瓜は西瓜よりもやや多めのほうがいいようだ。
今年、西瓜と同じく牛糞と米ぬかのみで栽培。
肥料の分量も同じにしたが、
冬瓜にとっては肥料が少なかったかもしれない。
来年は少しだけ油粕を入れてみたい。
さて、こちらはプリンスメロン(8月上旬に撮影)。
こちらも自家採種し、自根栽培している。
メロンは西瓜以上に栽培が難しい。
甘やかしてもいけない。どちらかといえば捨てづくりがいい。
メロンも肥料は米ぬか、牛糞のみとし、分量も同じにした。
メロンも不作。
つるはあまり茂らないし、
しかも収穫したのは8月入ってから。
毎年は7月中旬には収穫できる。
やはり春の低温が原因。
メロンは特に低温に弱い。
ただ、毎年収穫1週間前に株が突然枯れるといったことに悩まされたが、
今年は完熟(メロンの果実のヘタの部分に離層が出来、ポロッと実が取れる)まで、
株はもった。
窒素を減らしたのが良かったのだろうか?
今年の反省を来年に生かしたい。