6/30(金)、
野菜ソムリエコミュニティ奈良で
「ナント種苗株式会社 農場特別見学会」を行いました。
このイベントは昨年に続いて2回目。
今年は奈良県以外に大阪、京都、滋賀、そしてはるばる福井から野菜ソムリエが大集合!
総勢18名の野菜ソムリエさんが参加しました。
ナント種苗さんでは、
いまやおなじみとなりました生で食べれるカブ「もものすけ」、
紫色の白菜「紫白菜」
農林水産大臣賞受賞したスイカ「羅皇」をはじめ、
メロン、かぼちゃなどウリ科のタネを作ってらっしゃる種苗会社です。
まず、見学したのがスイカのハウス。
羅皇の進化形もデビューを心待ちにしているようです。
ブラックジャック。種なしスイカです。
そのほか、カット売り専用のスイカなどが展示されていました。
続いてメロンのハウス。
地面に這わせて、ツルの整枝不要。
しかも甘いネットメロンが続々。
こちら「サンライズ」。
見た目がちょっと黄色っぽい、ネットメロンです。
しかも露地栽培も出来ます。
こちらは「キューピット」。
見た目、大きさはプリンスメロンですが、赤肉。
糖度20度も超えることがある、甘~いメロンです。
「アニバーサリー」
「レノン」
「クラリス」
ナント種苗さんの地面に這わせて栽培できる高級メロンの1つです。
「マリアージュ」
「マリアージュ・ルフレ」
こちらはマリアージュでも、低温~中温、つまり少し低い温度でも栽培できるように
改良されたモノです。
こちらはマスクメロンと同じ立体栽培のメロン。
「アニバーサリー」
先ほどは地面に這わせて栽培されてましたが、今度は立体栽培です。
立体栽培で、1株に1個だとかなり高級感が出ますね。
「ベネチア秋冬Ⅱ」
「妃秋冬」
続いてトマトのハウス。
「風林火山」。
他社の大玉トマトとの作り比べをされてました。
カタチ、実のなる数、着色の仕方、裂果しやすいかなど、見てて勉強になりました。
トマトは気候の変化にデリケート。
最近の異常気象にはどの農家さんも頭を悩ませていて、
ちょっとした夕立でもトマトの実は割れます。
上の方に実がつくと、大体枝が弱ってきますが、
風林火山はまだまだ勢いがあります。
「花鳥風月」
こちらも他社のミニトマトとの作り比べをされていました。
「怪盗ルビー」
「怪盗オランジュ」
コチラは黄色です。
で、目玉なのがコチラのトマト。
「ゼブラミニトマト」とでもいいましょうか?
青いトマトの代表格「グリーンゼブラ」と、
紫色のトマト「トスカーナバイオレット」を足したようなトマトです。
試食させて頂きました。
食感はやや固め。
味は酸味が少なく、さわやかな甘みと旨味が口に広がります。
参加した野菜ソムリエさん同士で、
「どうやったら売れるだろうか?」
野菜談義で盛り上がりました(^^)
生はもちろん、
加熱しても、おいしそうです。
続いて、カボチャ、半結球レタスなどが植えられたハウスへ。
そして見学会のお楽しみの一つ、試食もさせて頂きますが、
続きは次回へ~。
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6/18(日)。
“大収穫”の野菜ソムリエコミュニティ奈良の畑作業!
まず、玉ねぎを収穫。
普通の玉ねぎ、赤玉ねぎ、
そして、「ケルたま」という
品種を育ててましたが、
てんこ盛りの収穫でした!
続いてジャガイモを収穫。
こちらはキタアカリ、メークイン、アンデスレッド、シャドークイーンの4種類を植えましたが、大収穫!
しかもキタアカリの収穫量は何と!15kg(*゚∀゚*)
更にミニトマト、甘長トウガラシなどを収穫しました。
その後、
ズッキーニ、カボチャの人工交配
エンドウ豆の採種作業
里芋などの除草作業(乾燥防止にエンドウ豆のツルを敷きました)
などを行いました。
ご参加の皆さん、ありがとうございましたm(__)m
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“大収穫”の野菜ソムリエコミュニティ奈良の畑作業!
まず、玉ねぎを収穫。
普通の玉ねぎ、赤玉ねぎ、
そして、「ケルたま」という
品種を育ててましたが、
てんこ盛りの収穫でした!
続いてジャガイモを収穫。
こちらはキタアカリ、メークイン、アンデスレッド、シャドークイーンの4種類を植えましたが、大収穫!
しかもキタアカリの収穫量は何と!15kg(*゚∀゚*)
更にミニトマト、甘長トウガラシなどを収穫しました。
その後、
ズッキーニ、カボチャの人工交配
エンドウ豆の採種作業
里芋などの除草作業(乾燥防止にエンドウ豆のツルを敷きました)
などを行いました。
ご参加の皆さん、ありがとうございましたm(__)m
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先日、とある農家さんと20年ぶりの再会が出来ました!
その農家さんは、
吉野は下市町梨子堂地区の
「辰誠園」の辰巳嘉直さん
なぜ、20年ぶりかというと、
辰巳さんは地元の農協にお勤めの頃、ボクが中学生でした。
辰巳さんもコダワリの果樹農家さんで、
その1つ、さくらんぼも作っておられます。
極力農薬と化学肥料を必要最低限に抑え、
糖度は20度を超えます。
中にはなんと、25度を超えるものも。
糖度27度!だろうと言われている
「紅秀峰」というサクランボを試食しました。
辰巳さん曰く、甘過ぎてしつこさが残るかもしれないとの事ですが、
甘味タップリで濃厚、果肉はシッカリしていて、思ったよりしつこさは少なくサッパリでした。
しかも1個でもボリュームがあります♪
他にも、紅さやか、紅きらり、紅香、ナポレオン、佐藤錦なども作られてます。
写真は「紅さやか」。
完熟させるとアメリカンチェリーよりも黒っぽい紫色になります。
甘みと酸味のバランスが取れていて、酸味もさわやか。
歯ごたえもあって見た目以上に食べやすいです。
そのほかの種類の写真&味は後日詳しくご紹介します。
糖度20度越えのヒミツですが、
カンタンに申しますと『腹八分目』で、
糖質オフならぬ『窒素オフ』で、
『完熟』収穫しているからです。
これは、辰巳さんが、生活者に知ってほしいとおっしゃってる事でもあります。
どういう意味か?
詳しく解説していきます。
・梨子堂地区は標高が高く、さくらんぼ畑は標高400mの山の高原(ほぼ、てっぺん)に位置する。
→長野県松本市に近い気候。寒暖の差が甘さを育む。
梨子堂地区の風景。
写真のとおり、遠くに景色が見通せます。
・畑がやせた土で傾斜地
→フルーツトマトと似た条件。水はけのよい(水気が少ない)やせた土地で育てる事で、
サクランボは地中深くに根を伸ばす事から根(土台)はしっかりし、甘くなる。
こちらの写真を見てください。
生えている草はイタドリ。
イタドリはやせた土に生えます。
そして土が石?交じりでパサパサです。
・サクランボが成長する為に最低限必要な分の肥料しか施さない。
いわば、「腹八分目」。
→サクランボの木が、養分が足りないと感じたら地中深くに根を伸ばし、土台がしっかりする。
その結果、子孫本能にチカラが入り、甘くなる。
・糖質オフならぬ『窒素オフ』
チッソをほとんどやらない栽培法。
→病気のリスクが減らせると同時に、さくらんぼの樹の子孫本能が強くなり、実に栄養分がいきやすくなる。
更にタネを守ろうとするから、実が甘くなる。
窒素は葉っぱの肥料です。
人間で例えたら「糖質」でしょうか?
糖質は成長に欠かせませんが、とりすぎたら虫歯やら糖尿病などの生活習慣病になりやすくなります。
窒素も同じで、やりすぎたら病気にかかりやすくなりますし、味も悪くなりやすいです。
最近「糖質オフ」が流行ってますが、我々人間が糖質オフにより健康体を保つのと同じく、
窒素オフをすることで健康なサクランボの樹を保たれているのです。
・完熟収穫
→たくさんの栄養分が実に行き渡り、しかも太陽の恵みが長く当たる為甘くなる。
また、辰巳さんのサクランボの樹は大産地・山形より低め。
これは、完熟収穫するため。
サクランボの実を1つ1つじっくり見極めるために、どの樹も脚立で収穫できる高さにしているそうです。
どなたでも喜んでもらえる為に、そして、サクランボの樹のために、
吉野・下市は梨子堂という地で、
サクランボを作られている辰巳さん。
こうした背景を知って頂くため、販売方法も直売のみにしているのだそうです。
夕方にお伺いし、
他にナシ畑や柿畑にもお邪魔する予定でしたが、
20年ぶりの再会ということもあり、
2人で話し込んでしまい、
日没にも雨にも気づかず、
サクランボ畑で立ちっぱなしで4時間半以上!
気がついたら21時30分でした(≧∇≦)
辰巳さん、ありがとうございましたm(__)m
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時期は終わりになろうとしていますが、梅の話題を。
菊井果樹園さんの有機JAS認定「南高梅」。
独自のオカラ堆肥を使い、農薬を使わず育てられた梅は、
ボリューム感を感じ、産毛が生えそろっているのにツヤがあります。
ちなみに、梅ジュース、梅シロップを作る際、
フォークや串で梅に穴をあけますが、
菊井さんの梅は穴あけ不要です。
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独自のオカラ堆肥を使い、農薬を使わず育てられた梅は、
ボリューム感を感じ、産毛が生えそろっているのにツヤがあります。
ちなみに、梅ジュース、梅シロップを作る際、
フォークや串で梅に穴をあけますが、
菊井さんの梅は穴あけ不要です。
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さて、ボクのブログのカテゴリー「吉野下市もんの野菜果物」で、
フルーツファーム・タケモト(竹本農園)さんのサクランボをご紹介しておりますが、
15日、畑を見学させて頂きました。
サクランボ畑は、約30年前に国の事業で山を開墾した畑地に位置しています。
赤土の傾斜地で寒暖の差があり、柿やスイカなどが作られています。
しかも、厳選した有機肥料と、冬季に作る秘伝の配合肥料で土作りをされています。
また、洗わずそのまま口にしても安心して食べれるよう農薬をできるだけ使用せず、
秘伝の栽培方法で育ててます。
除草剤を使用せず、雑草と共生した環境で果樹を育てております。
品種によって味と食べた感じが違うのと同じように、
樹の姿も違います。
例えば、普通の桜の木のようなものから、
枝垂れ桜のようなものなど、実に様々。
剪定の仕方、手入れの仕方も品種によって違うそうです。
で、見学時、収穫期を迎えようとしているのが、
写真の「紅秀峰」。「べにしゅうほう」と読みます。
国内トップブランドの「佐藤錦」よりも高級と言われることも。
吉野の寒暖の差と赤土の粘土質の傾斜地がはぐくんだ、
下市の「紅秀峰」のお味は・・・
食べた感じはメチャしっかり。
噛んでるうちに濃厚な甘味となんともいえない香りが口の中に広がります。
土づくりにこだわっているせいか、普通のさくらんぼよりシッカリした印象を受けました。
竹本さん、ありがとうございました。
フルーツ ファーム タケモト(竹本農園)
〒638-0035
奈良県吉野郡下市町栃原2329付近
【TEL & FAX】0747-52-1817
【mail】takemoto@lebia.net
【URL】http://www.lebia.net/sakuratokka.html
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サクランボ畑は、約30年前に国の事業で山を開墾した畑地に位置しています。
赤土の傾斜地で寒暖の差があり、柿やスイカなどが作られています。
しかも、厳選した有機肥料と、冬季に作る秘伝の配合肥料で土作りをされています。
また、洗わずそのまま口にしても安心して食べれるよう農薬をできるだけ使用せず、
秘伝の栽培方法で育ててます。
除草剤を使用せず、雑草と共生した環境で果樹を育てております。
品種によって味と食べた感じが違うのと同じように、
樹の姿も違います。
例えば、普通の桜の木のようなものから、
枝垂れ桜のようなものなど、実に様々。
剪定の仕方、手入れの仕方も品種によって違うそうです。
で、見学時、収穫期を迎えようとしているのが、
写真の「紅秀峰」。「べにしゅうほう」と読みます。
国内トップブランドの「佐藤錦」よりも高級と言われることも。
吉野の寒暖の差と赤土の粘土質の傾斜地がはぐくんだ、
下市の「紅秀峰」のお味は・・・
食べた感じはメチャしっかり。
噛んでるうちに濃厚な甘味となんともいえない香りが口の中に広がります。
土づくりにこだわっているせいか、普通のさくらんぼよりシッカリした印象を受けました。
竹本さん、ありがとうございました。
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