季節の変わり目はいつも鼻の奥の血管がむずむずしてくしゃみ連発、水洟がすうっと落ちて涙目になりきわめてうっとおしい。春先、花粉症で苦労している友人などの姿をみて気の毒に思ったりしているわが身だがほんとに人間の体というのは精密にできすぎているのだろうね。
今日はシニア美術展の最終日、出品作品の引き取りもかねて午後1時、県立美術館にむけ出発。この美術展は第一期が洋画、彫刻、工芸、デザイン、第二期が日本画、書、写真となっており出品すれば全作品が展示され、優秀作は県知事賞ほかの賞が付与される。同時に最終日に審査員による出品作への講評がある。駐車場がすぐ満杯になるので早めにでかける。2時前到着、車をとめて展示作品を見る。133点出品され十数点が入賞する。残念ながら入賞はのがす。講評が楽しみでだしたようなもの。
4時まで時間があったので周辺をカメラ探索。歩いて20分ほどで博多ふ頭、ベイサイドプレイスに行けるとは知らなかった。
沿岸で釣り人がたくさんいる。カップルや親子、家族連れできている。のんびりした風景。
波にただようカモメが2~30センチの魚をゲットしたのが見えあわててシャッターを押す。いるんだね魚が。
競艇場。今日は休みかな
15時半駐車場にもどり休憩。
16時、案内があり審査員による講評が始まった。審査ポイントは作者の製作意図が明確か、それが的確な構図でプリントとして具現化されているか、物語性が感じられるかなどで審査したという。見慣れた定番の写真やきれいなだけの絵葉書写真、ピントが甘い写真、欲張って入れすぎた写真などは選ばれない。最優秀作品は雨あがりの朝の田園の長い細道に犬が1匹、朝の陽ざしをあびて影を足元に落とし横顔をみせている写真。長くのびる道がこの犬や飼い主の未来がどうなるのか考えさせられるような物語性がありしっとりした空気感が何とも言えないというのが選定理由とか。
シャッターを押すときの作品のできあがりイメージを描けるかどうかが重要と感じたね