野際陽子さんが肺腺癌とやらで死去、3年ばかり癌との闘病を続けていたらしいがおくびにも出さず女優としての活動を続けていた強固な意志のヒトとしてマスコミの評価が高い。立教大学を卒業して役者を志すが受け入れられず一転超難関のNHKアナウンサーをめざし1000人に二人という狭き門を突破、フランスに留学したいため三倍の給与の広告会社に転職、30歳の時に1年フランス留学を果たす。
帰国時日本初のひざ上10センチのミニスカートで帰国、そしてテレビ女優として花開き、「キーハンター」で一躍、女優としての地位を確立する。人生のあらゆる局面で世間の目を気にせず意志ある女性として自らの道を切り開いてきた、英仏語が堪能でウイットに富みかつ凛としたたたずまいの女優!というわけである。
フランスへの思い入れがどのあたりにあったのか定かではないが・・・しかし肺がん闘病で、一時は酸素吸入樹なしでは生きられないときもあったようだがそんな過酷な戦いを周囲にもらさずやってのけるなんて大したもんである。
我が家のアジサイも時の経過とともに太陽と雨の恵みをうけつつ、微妙な色合いを発しつつ、七変化としての存在を高めている
絶妙な色合いはいったいどこからでてくるのか。凛としたたたづまいである。