ゴールデン・リタイアーズ

S20年生、後期高齢ゾーン、人生最終コーナー「遊行期」の
徒然残日写真録

240115 煩悩脱却すべく武蔵寺写経会へ!年初の被災者冥福、当方夫婦和合を為書。隣接茶席で一服、気分爽快!!

2024年01月15日 | アフターセブンティ

 土曜日は帰服中の息子が大学時代の同期生、学籍簿のヤ行の親友4~5名と年1回の同窓会に出かけた。お互いのスケジュールを調整ながら再会しているようだ。うらやましいね。私などは同志社だったが、卒業してからの活動エリアが九州周辺になってしまったものだから大学時代の友人との交流はほぼなし。どこで働き始めるかによってえらい違いがでるものですね。11時ごろ太宰着のラインは入っていたが一向に帰ってこない。なんと駅にタクシーが1台もなく家まで歩いて帰ってきたらしい。私は10時半には床にはいっていた。妻がずっと待っていたようだ。玄関門扉のカギを息子はもっていなかったから。まあいろんなことがあるものだ。

 翌朝、私特製の野菜5種もりポタージュスープに牛乳をすこしいれてレンジであたためたのを息子に飲ませる。なかなかいけるよと息子の弁。味に不満げだった妻もうなずく。

9時過ぎ、7日にまちがっていってしまった武蔵寺の写経会にでかける。足元は電気カーペットで暖かいが身体は冷気につつまれて本堂での写経浄行会を20分ほどおこない写経堂へ移動、約1時間の般若心経の写経。

精神を統一していないと必ず間違う。1か所やってしまう。間違った字の右に●点を書き、欄外に正しい字を書く。写経の最後に願い事を書く。為、何何と。心身一如、夫婦和合、世界平和。能登大地震被災者の方々の早期復興・・・今回はいままで書いていなかった夫婦和合を入れた。

そのあといつものご住職による法話。最初に新年の写経会開催日の日程を前回、明確にしなかったこと、申し訳ありませんでしたとの弁。間違って7日に出かけたのが私をふくめて数人いたようで、対応していただいた身内の人が住職にお小言を言ったようだ。歳のせいかうっかりが増えてきました。おかしなそぶりにきずかれたら皆さんおっしゃってください!堂内メンバー、みな苦笑。

くばられたレジュメに徳川家康の「厭離穢土欣求浄土」大河、どうする家康にでていた旗頭。堪忍は無事長久の素、怒りは敵と思え!誠に貪瞋痴ですね。ぐっと反省。

12時15分に法話がおわり、今回特別にぜんざいとおつけものが供された。

しみじみといい甘さのぜんざいでしたね。息子たちと金龍でラーメンを食べる予定だったが行けない旨ラインで発信。

そのあと武蔵寺心字池そばの茶室で裏千家作法でお抹茶をいただけるチケットをゲット、レンタル農園友人のYさんとでむく。いつもと違う茶室からの心字池の景観。

茶室にも有馬藩ゆかりの掛け軸が掲げられていた。

甘いお菓子の後、結構なお手前でございました。今年はガサツな心根を落ち着かせるために茶の湯に親しんでみることにしましょうか。正月いただいたMさんの賀状に、混沌とした現生に、「和敬静寂」というワビ茶の精神でまいりましょうとあった。主人と客、お互いの人格を尊重しつつ、茶室茶道具などの清潔清浄環境をととのえましょうという意。

今回の写経会は誠に私にとってグッドタイミングな中身、半日となりました。感謝!!

コメント
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