昨日は「台所換気扇でも掃除するか」とひとこと漏らしたおかげで大変だった。「換気扇掃除は夏しなさい」とTVでは言っていたがその通りで積年の油汚れが固まってしまって、ネジ一つ緩めることができない。やってみて初めて分かった。
(分解掃除後の換気扇・・途中経過撮影失念)
妻はきれい好きでなんでも徹底しないと気が済まない性分。私が「表面の見えるところしかしない」といつもお小言を頂いている。まず油落としの洗剤を外内部にふきつけて30分ばかりおく。もちろんガスレンジ界隈は新聞紙をひいておく。まず換気扇外側を外す。これもはめ込んであるねじを緩めるのに四苦八苦。やっと外して、換気扇との接続コードをはずして換気扇外側部分の内外をきれいにする。次が難題のファンはずし。
扇風機同様右側に回して緩めるのだが固くてだめ、レンチをだしてきてやっとこさ外れる。ファンモーターを引っ張り出して、ファンだけはずして内側にこびりついた油かすをきれいにしようとするが外れない。あきらめてドライバーやナイフをさしこんで削り落とす。いくばくか羽根も軽くなった感じ。換気扇がまわったら開く3連の排気板をはずして洗剤でふくが、なにせ20年もたった代物。がたがた。交換時期ですね。
ねじ穴がつぶれてしまっていたりで、もとに戻すのも四苦八苦。なんとか復旧。電源を入れてみる。幾分軽やかな感じで回ってくれた。9時半に始めて3時間余り、やっともとにもどすができた。いやはや疲れました。まあ年2回ほど掃除する習慣にしておけはもっと楽にできるのかもしれないですね。しかしお陰ですっきりしました。
さて、スッキリしないのが日本の現状。ほんとのこれから10年、日本は大丈夫かなと心配する。私が生きていたら85歳、しっかり見届けることができるのだが・・。東京が連日、新型コロナ感染者が月間最高を記録し、1日1000人を突破してしまいそうな勢い。これに対し菅総理は専門家の提言を聞いて、国民の命と健康を守るため打てることはすべて打ち尽くしますの一辺倒。有働キャスターがお孫さんに伝わるようなメッセージをお願いしますと食い下がっても全く同じ答弁。残念ながら血の通ったリーダーとはとても思えないのは私だけだろうか。
アメリカンファーストでいろいろ騒がせたトランプ大統領だがなんやかや言いながらもあれだけの熱狂的な支持者、ファンがいる。菅総理が安倍政治を踏襲しますと就任あいさつ、その安倍前総理が桜を見る会問題で嘘の上塗りのような空虚な答弁。安倍前総理をささえたのが元菅官房長官。推して知るべし。
日本学術会議の候補6名を任命拒否した理由を一切語らない。問答無用で自らに従わない人間を排除してゆく。近隣のどこかの国と全く変わらないことがしらっと進展している。ノンフィクション作家の保坂正康さんが「新しい形の管理社会が出現した」と警告している。軍部主導で国民をだまして戦争突入、300万人を死なせた歴史に学ぼうとしていないようだ。今や日本は三流国家に落ち込もうとしているのではないかと危惧する。
それはともかく昨日クリスマスイブのささやかな夕食ができなかったので本日実施。といってもどこかの政治家や有名人と称する人間たちの1人前3万円以上の高級ステーキ会食とは大違いの質素なもの。白ワインに唐揚げにフランスパンにナッツやハムの入ったサラダ。まあ年金生活者にはワンコインワインで十分。結構なお味でした。
しかしこんな時にも新型コロナウイルスに感染して病院やホテルや自宅で戦っている医師や看護師、家族の方々のご苦労は想像を絶する。なんとか快癒に向かうよう祈りたい。まずは我々老人は感染しないよう、はたまた感染者にならないよう自粛生活は絶対ですね・・・・
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