そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

椎本[16]

2008年09月04日 |  / 源氏物語
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「夕霧は匂宮と六番目の姫と思えど無視をされおり()」
「いろいろと取込があり中納言久しく宇治へ行くこともせず()」
「その年はいつもとちがい暑さ増し川のほとりとにわかに宇治へ()」
「朝涼みころに出かけて着く頃は日も眩くも照り始めたる()」
「中納言西の庇の間に入る姫等は移る自分の部屋に()」
「忍んでも気配でわかり男君心ならずも覗き見をする(障子の穴から)」
「のぞければ几帳が邪魔をしていたが『中が見える』と移動をしたり
(よく見えるようになった)」
「妹がまず出てきたり優雅なり姉も出てきて上品さ増す()」
「姉の方人懐っこく艶なりき弱々しくて気にかかりたり()」
「髪の毛も末が細まり翡翠色絹糸を撚るように見えたり()」
コメント
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