そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

総角〔14〕

2008年09月13日 |  / 源氏物語
9/13
「中納言内裏にいきて中宮のもとに行っては挨拶をする()」
「成人をされた御子たち多くいてなおこの若さ美しさ増す()」
「憧れの女一宮もさもあらん機会があればお側で声を()」
「中納言仰せこられし大層にしかしこられぬ夜ふけるまで()」
「御文も届きたるゆえさればこそ胸のつぶれる思いで待てる()」
「女房等大姫変に頑固にとなさっておられ悪くいいたり()」
「中宮のもとから容易に暇がでずようよう抜けて帰ってきたり()」
「世の中を何にたとへん朝ぼらけ漕ぎゆく舟の跡の白波(拾遺集)」
「久しくもお見えにならずば待ち焦がれわが身ながらも浅ましくあり()」
「供のもの咳払いして催促をあけやらぬうち早くお立ちと()」
「女房も蔭から姿拝したり貴いお方また格別と()」
「男君滅入る姫君思い出し見苦しきほどお焦がれになる()」
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総角〔13〕

2008年09月13日 |  / 源氏物語
9/13
「大姫は『三日目の夜は餅を食う』是非にと思い準備をなさる()」
「そんな時中納言から文ととも三日目グッズいろいろ届く()」
「さよ衣きてなれきとは言はずともかごとばかりはかけずしもあらじ(#163)」
「へだてなき心ばかりは通うとも馴れし袖とはかけじとぞ思ふ(#164)」
「参内をしていたけれど退出がおできにならずやきもきしたり()」
「溜息をしていたならば中宮がきてお小言を申し述べたり()」
「抜け出して宿直所で文を書き沈めるところ中納言くる()」
「相談をすれば薫も勘当を受けはせぬかと心配をいう()」
「聞きづらいお小言受けどそのような料簡はなし窮屈をいう()」
「気の毒に思ってもしもお咎めがあるなら私罪を背負うと()」
「時間すぎ夜も更けゆき迷いたり結局馬でお出かけになる()」
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