そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

総角〔3〕

2008年09月07日 |  / 源氏物語
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「人の世の常なきことを話せれば時々答えされるがよけれ()」
「女房等いよいよ気配感じては皆奥の方へ行ってしまえる()」
「女君父の遺言思い出し川瀬の音に涙もよおす()」
「あっけなく夜は明け方になりましてお供の人等起き出すことに()」
「見苦しい早く帰ってほしいとて迷惑そうに恥ずかしがりて()」
「こんなにも早く帰るのは訳ありと思われかねるもっと自然に()」
「まだ知らぬ暁おきの別れには路さへまどふものにぞありける
(花鳥余情所引)」
「山里のあはれ知らるる声々にありあつめたる朝ぼらけかな(#154)」
「鳥の音もきこえぬ山と思ひしをよの憂きことは訪ね来にけり(#155)」
「夜もすがらたづさはりつる妹が袖なごり恋しく思ほゆるかな(古今六帖)」
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