そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

GM破産

2009年06月02日 | 日めくり帖
6/2
「GMが破産申請したという負債総額16兆円と(破産法条の適用)」
「株式の60%を国有化シンボル産業地に落ちにけり()」
「新聞に納得させる皮肉ありアメリカ国花カーネーションと
(阿川弘之氏の本から)」
「フォードのみ自力経営したるのはT型フォードの思想のありか()」
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万葉集#3.0317-3.0321

2009年06月02日 |  / 万葉集
6/2
「有名な赤人歌う富士の山ここは長歌をじっくり読まん
(山部宿禰赤人が不盡山フジノヤマを望てよめる歌一首、また短歌)」
「天地の分かれし時ゆ神さびて高く貴き駿河なる富士の高嶺を
天の原振り放け見れば渡る日の影も隠ろひ照る月の光も見えず白雲も
い行きはばかり時じくそ雪は降りける語り継ぎ言ひ継ぎゆかむ不盡の
高嶺は(0317)」
「この長歌凄く平明リズムよくさすが山柿と思ほえるかな()」
「田子の浦ゆ打ち出て見れば真白くそ不盡の高嶺に雪は降りける(反し歌 0318)」
「なまよみの甲斐の国打ち寄する駿河の国と此方此方コチゴチの国のみ中ゆ
出で立てる不盡の高嶺は天雲もい行きはばかり飛ぶ鳥も翔びも上らず
燃ゆる火を雪もち滅ち降る雪を火もち消ちつつ言ひもかね名付けも知らに
霊クスしくも座す神かも石花海と名付けてあるもその山の堤める海ぞ
不盡川と人の渡るもその山の水の溢ちぞ日の本の大和の国の鎮めとも
座す神かも宝ともなれる山かも駿河なる不盡の高嶺は見れど飽かぬかも
(不盡山を詠める歌一首、また短歌0319)」
「石花セカの海西湖と精進湖を示すらし噴火の前はひとつのだったと
(貞観六年864年12/9の大噴火で二湖となる)」


「不盡の嶺に降り置ける雪は六月ミナツキの十五日モチに消ぬればその夜降りけり(反し歌 0320)」
「富士の嶺を高み畏み天雲もい行きはばかり棚引くものを(0321 右ノ一首ハ、高橋連蟲麻呂ノ歌集ノ中ニ出タリ。類ヲ以テ此ニ載ス。)」
「富士の嶺は高みかしこみ雲さえもはばかりゆきて棚引きにけり()」
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万葉集#3.0315-3.0316

2009年06月02日 |  / 万葉集
6/2
「暮れ春の頃に吉野へいでませる乞われて歌を奏上したり
(暮春之月、芳野の離宮トツミヤに幸せる時、中納言大伴の卿の勅ミコトノリを
 奉りてよみたまへる歌一首、また短歌、奏上ヲ経ザル歌)」
「吉野へと幸せる天皇スメロギの神亀といえば誰の御代かな
(神亀元年724年のこと)」
「大友の卿とは旅人なり奏上すれど採用されず()」
「み吉野の吉野の宮は山柄し貴くあらし川柄し清けくあらし天地と
長く久しく万代に変らずあらむ行幸の宮(#3.0315)」
「昔見し象の小川を今見ればいよよ清けく成りにけるかも(反し歌0316)」
「昔みた象の小川を今みたら益々もって清くなりたり()」
「象川はやがて合流宮滝で吉野の川と一緒になれる()」

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