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「この鹽津琵琶湖の北の塩津なり津と思いしが山というなり
(笠朝臣金村が鹽津シホツ山にてよめる歌二首)」
「塩津山敦賀にぬける山なりし多分要所か陸と海との()」
「大夫マスラヲの弓末ユスエ振り起こし射つる矢を後見む人は語り継ぐがね
(歌1/2首3.0364)」
「儀式だが立派に放った金村を後々までも語り継げるか()」
「鹽津山打ち越え行けばあが乗れる馬ぞ躓く家恋ふらしも(歌2/2首3.0365)」
「われが乗る馬が躓く塩津山打ち越え行けど家を恋うらし()」
「この鹽津琵琶湖の北の塩津なり津と思いしが山というなり
(笠朝臣金村が鹽津シホツ山にてよめる歌二首)」
「塩津山敦賀にぬける山なりし多分要所か陸と海との()」
「大夫マスラヲの弓末ユスエ振り起こし射つる矢を後見む人は語り継ぐがね
(歌1/2首3.0364)」
「儀式だが立派に放った金村を後々までも語り継げるか()」
「鹽津山打ち越え行けばあが乗れる馬ぞ躓く家恋ふらしも(歌2/2首3.0365)」
「われが乗る馬が躓く塩津山打ち越え行けど家を恋うらし()」