そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#3.0368-3.0369

2009年06月13日 |  / 万葉集
6/13
「大船に真楫マカジ繁シジ貫き大王の命畏み磯廻するかも
(石上大夫が歌一首 #3.0368)」
「大君の命畏み磯見する船にいっぱい梶貫きて()」
「物部モノノフの臣の壮士ヲトコは大王の任マケの随マニマに聞くといふものぞ
(和ふる歌一首 #3.0369)」
「朝廷に仕えるものは大王の言われるままに受けるものかと()」
「この歌は説教口調で大夫うたいし歌と思モえなくもなし
(右、作者審カナラズ。但シ笠朝臣金村ノ歌集ノ中ニ出デタリ)」
「なんとなく主従の関係逆転す金村歌い国司答える()」
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万葉集#3.0366-3.0367

2009年06月13日 |  / 万葉集
6/13
「塩津から敦賀に抜けて船に乗る旅の途中の一首なりけり
(角鹿津にて船に乗れる時、笠朝臣金村がよめる歌一首、また短歌)」
「越の海の角鹿の浜ゆ大舟に真楫マカジ貫ヌき下ろし勇魚イサナ取り
海路に出でて喘きつつ我が榜ぎ行けば大夫の手結が浦に海未通女アマヲトメ
塩焼く炎ケブリ草枕旅にしあれば独りして見る験無み海神ワタツミの
手に巻かしたる玉たすき懸けて偲ひつ大和島根を(0366)」
「色々と歌いたれども旅にあり大和を思う長歌なりし()」
「越の海の手結の浦を旅にして見れば羨トモしみ大和偲ひつ(反し歌0367)」
「手結とは敦賀田結のことという何に触発されて読むのか()」
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